JP2564607Y2 - 直動転がり案内ユニット - Google Patents

直動転がり案内ユニット

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JP2564607Y2
JP2564607Y2 JP8610992U JP8610992U JP2564607Y2 JP 2564607 Y2 JP2564607 Y2 JP 2564607Y2 JP 8610992 U JP8610992 U JP 8610992U JP 8610992 U JP8610992 U JP 8610992U JP 2564607 Y2 JP2564607 Y2 JP 2564607Y2
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track
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diameter
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寛 植木
達夫 持舘
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Nippon Thompson Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、工作機械、産業用ロ
ボット、各種精密加工装置、試験装置等の諸装置の直接
往復運動機構に適用され、軌道レールと該軌道レールに
跨るように配置されたスライダとの間に多数の転動体を
介在させてスライダが軌道レール上を摺動し得るように
構成した直動転がり案内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】直動転がり案内ユニットは、軌道レール
と該軌道レールに跨るように配置されたスライダとの間
に多数の転動体を介在させて、スライダが軌道レール上
を摺動し得るように構成したものであって、比較的長い
距離に亘って高精度の前後進を案内するものであり、従
来、例えば、図6及び図7に示すようなものが開示され
ている。図6は従来の直動転がり案内ユニットの一例を
示す一部破断の斜視図であり、図7は図6の線A−Aに
おける断面図である。図6に示すように、直動転がり案
内ユニットは、主として、長手方向両側壁面11に軌道
溝9を形成した軌道レール1と、該軌道レール1を跨い
で摺動可能に取り付けられたスライダ20から構成され
ている。
【0003】スライダ20は、軌道レール1に対して相
対摺動可能であり且つ各軌道溝9に対向する位置に軌道
溝8を形成したケーシング2、対向する軌道溝8、9間
に嵌合され且つ相対移動可能な多数の転動体であるボー
ル4、及びケーシング2の摺動方向即ち長手方向両端に
それぞれ取り付けたエンドキャップ5を有している。エ
ンドキャップ5の外側端面には、軌道レール1とスライ
ダ20との間のシールを達成する側面シール19が取り
付けられていると共に、軌道レール1とスライダ20間
の摺動面に潤滑剤を供給するためのグリースニップル1
8が取り付けられている。更に、ケーシング2からボー
ル4が脱落するのを防ぐため、保持バンド13が多数の
ボール4を囲むようにケーシング2に取り付けられてい
る。また、ケーシング2からのボール4の脱落防止を確
実なものにすると共に、ケーシング2と軌道レール1の
長手方向両側壁面11及びケーシング2の下面をシール
するため、下面シール3がケーシング2の下面12にね
じ16で取り付けられている。
【0004】スライダ20は、軌道レール1に跨った状
態に載置され、軌道レール1の軌道溝9に沿って循環す
る複数のボール4の介在で自在に摺動するものである。
即ち、軌道レール1の軌道溝9を走行する負荷域のボー
ル4は、エンドキャップ5内に形成された図示しない方
向転換路に導かれ、更にケーシング2の上方で軌道溝8
と平行に形成されたリターン通路孔17に移動し、多数
のボール4は無限循環路内を無限循環するものである。
このように、スライダ20に形成された軌道溝8と軌道
レール1の軌道溝9との間に位置する負荷されたボール
4の転動により、軌道レール1とスライダ20とが摺動
自在に相対運動することができる。
【0005】軌道レール1には、幅の中心線上に所定間
隔で複数個のボルト挿通孔6が形成されている。この直
動転がり案内ユニットを工作機械等の直線往復運動機構
に適用する場合、軌道レール1を2列に平行に並べ、ボ
ルト挿通孔6にボルトを挿入して各軌道レール1をベー
スに固定し、更に各軌道レール1上に複数のスライダ2
0を跨架して、該スライダ20にスライドテーブルを固
定する。スライドテーブルには諸装置が設置される。そ
して、スライドテーブルに設置した諸装置は軌道レール
1の長さ方向に前後進させることができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記直動転
がり案内ユニットは従来から様々な装置に適用されてい
るが、適用される装置によって、要求されるスライドテ
ーブルの高さは異なる。スライドテーブルの高さは、ス
ライドテーブルの厚さによっても決定されるが、直動転
がり案内ユニットの断面高さH、即ち軌道レール1の下
面7からケーシング2の上面10までの高さHにも左右
される。従って、所望の高さのスライドテーブルを得る
ためには、何種類もの直動転がり案内ユニットの中から
最適な断面高さHを有する直動転がり案内ユニットを選
択する必要がある。
【0007】しかしながら、従来の直動転がり案内ユニ
ットにおいては、一本の軌道レールと一個のスライダの
組合せから得られる断面高さは一つのみであった。この
ため、何種類もの断面高さHの直動転がり案内ユニット
を用意するということは、軌道レールとスライダの組立
体をその数だけ製作しなければならないということであ
り、部品点数が増加し、これが製造コストを引き上げる
原因のひとつになっていた。また、従来の直動転がり案
内ユニットよりも更に断面高さの低い、つまり最小高さ
の直動転がり案内ユニットの出現が切望されていた。
【0008】そこで、この考案は、部品の共通化を図る
ことによって、一組の軌道レールとスライダで複数の断
面高さを実現できると共に、断面高さを極力低く設定す
ることができる直動転がり案内ユニットを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この考案は、長手方向両側壁面に長手方向に形成した軌
道溝と高さ方向に貫通した複数個のボルト挿通孔とを備
え且つ前記ボルト挿通孔に挿入されるボルトによってベ
ースに固定される軌道レール、該軌道レールに対して相
対摺動可能であり且つ前記軌道溝に対向する軌道溝を備
えたケーシング、対向する前記軌道溝間を相対移動可能
に転動する多数の転動体及び前記ケーシングの長手方向
両端に取り付けられたエンドキャップを有する直動転が
り案内ユニットにおいて、前記軌道レールの前記軌道溝
は前記各側壁面に1条列に形成され且つ高さ方向中央か
ら偏倚した位置に形成され、前記ボルト挿通孔はボルト
頭部が嵌合する大径孔部とボルトねじ部が嵌合する小径
孔部とから構成され、前記大径孔部が上下面に形成され
ていることを特徴とする直動転がり案内ユニットに関す
る。
【0010】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記軌道レールに形成した隣り合う前記ボルト挿通
孔は互いに前記大径孔部と前記小径孔部とが上下逆に形
成されているものである。
【0011】又は、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記ボルト挿通孔は前記ボルト頭部が嵌合する前記
大径孔部が上下面に形成され、前記各大径孔部間は前記
小径孔部で連通したものである。
【0012】更に、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記軌道レールの高さは前記軌道レールの前記軌道
溝の直径の値よりも大きく且つ直径の2倍の値よりも小
さく設定したものである。
【0013】
【作用】この考案による直動転がり案内ユニットは、上
記のように構成されており、次のような作用をする。即
ち、ボルト挿通孔は、軌道レールの上面側及び下面側の
何れかの側からでもボルトを挿入することができ、ボル
ト挿通孔に挿入したボルトによって軌道レールをベース
に固定できる。即ち、軌道レールの何れかの面をベース
に当接させて軌道レールをベースに固定でき、軌道レー
ルをベースに2通りの形態で固定することができる。し
かも、軌道レールに形成した軌道溝は、軌道レールの上
面から軌道溝の中心までの距離h1 が下面から軌道溝の
中心までの距離h2 よりも小さく(h1 <h2 )なるよ
うに形成されているので、一本の軌道レールをベースに
固定する時に、上下面のどちらをベースに当接させて固
定するかによって、軌道レールにスライダを跨架した時
の全高さを、二種類の高さに設定することができる。
【0014】このように、この直動転がり案内ユニット
は、軌道レールを共通化したことによって部品点数を減
らし、二種類の高さのものを得ることができる。また、
下面から軌道溝までの距離h2 を従来の直動転がり案内
ユニットの断面高さと同一に設定したとすれば、この考
案の軌道レールを逆転して軌道レールの上面をベースに
当接させてベースに固定した場合に、従来の直動転がり
案内ユニットに比べて、軌道レールにスライダを跨架し
た状態の全高さをより一層低くすることができ、スペー
ス上厳しい条件の機器に効果的に適用できる。
【0015】軌道レールとして、隣り合うボルト挿通孔
同士で、ボルト挿通孔の大径孔部と小径孔部とが上下逆
に形成してあるものを用いる場合、例えば、軌道レール
の下面をベースに当接させて固定する時には、上面側に
形成された大径孔部からボルトをボルト挿通孔に挿入し
て固定すればよい。逆に、軌道レールの上下面を逆転し
て上面をベースに当接させて固定する時には、下面側に
形成された大径孔部からボルトをボルト挿通孔に挿入し
て固定すればよい。その時は、ボルトが挿入されるボル
ト挿通孔は一個置きとなるので、ボルトを挿入していな
いボルト挿通孔には埋め栓をしておけばよい。
【0016】また、軌道レールとして、ボルト挿通孔
が、軌道レールの上面側及び下面側にそれぞれ形成され
た大径孔部と、該大径孔部間に形成された小径孔部とか
ら構成されているものを用いる場合、軌道レールの上下
面どちら側をベースに当接させて固定してもよく、どの
ボルト挿通孔にもボルトを挿入することができるので、
どのボルト挿通孔に挿入するかは、軌道レールにスライ
ダを跨架した状態の全高さの関係で、適宜選択すればよ
い。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この考案による
直動転がり案内ユニットの一実施例を説明する。図1は
この考案による直動転がり案内ユニットの軌道レールを
示す断面図、及び図2は図1の線C−Cにおける断面図
である。以下、各図における部品について、図6及び図
7に示す部品と同一の部品には同一の符号を付してい
る。
【0018】軌道レール1は長手方向側壁面にそれぞれ
1条列の軌道溝9を有している。各軌道溝9は半径Rの
円弧で形成されており、各円弧に形成された軌道面にボ
ール4が接触して転動する。軌道レール1の高さh3
半径Rの関係は、2R<h3<4Rである。即ち、軌道
レールの高さh3 は1条列の軌道溝9しか構成できない
高さに設定してある。即ち、軌道レール1の高さh
3 は、軌道レール1の軌道溝9の直径の値よりも大きく
且つ直径の2倍の値よりも小さく設定されている。ま
た、軌道レール1の一方の面7(以下、下面という)か
ら軌道溝9の中心までの距離をh2 、軌道レール1の他
方の面14(以下、上面という)から軌道溝9の中心ま
での距離をh1 とすると、軌道溝9は、h2 >h1 の関
係を有する位置に形成されている。
【0019】ボルト挿通孔6は、軌道レール1の長手方
向に沿って幅の中心線上に所定の間隔で形成されてい
る。ボルト挿通孔6は、ボルトのボルト頭部が嵌合する
大径孔部21と、ボルトねじ部が嵌合する小径孔部22
とから成り、隣り合うボルト挿通孔6は互いに大径孔部
21と小径孔部22とが上下逆向きに形成されている。
従って、軌道レール1の上面14には、大径孔部21と
小径孔部22が交互に並ぶことになる。同様に、下面7
についても小径孔部22と大径孔部21が交互に並ぶこ
とになる。
【0020】図2に示す軌道レール1をベースに固定す
るに当たって、下面7をベース15に当接させて固定す
る場合には、上面14側に形成された大径孔部21から
ボルトをボルト挿通孔6に挿入して固定すればよい。逆
に、軌道レール1の上下面を逆転して上面14をベース
15に当接させて固定する場合には、下面7側に形成さ
れた大径孔部21からボルトをボルト挿通孔6に挿入し
て固定すればよい。いずれにしろ、ボルトが挿入される
ボルト挿通孔6は一個おきということになる。軌道レー
ル1が固定されると、次に、スライダ20がその軌道レ
ール1を跨ぐように軌道レール1に対して摺動可能に配
置される。
【0021】図4及び図5は、この考案による直動転が
り案内ユニットの断面図である。図4は軌道レール1の
下面7をベース15に当接させて固定した場合を示して
いる。また、図5は軌道レール1の上面14をベース1
5に当接させて固定した場合を示している。ボルト挿通
孔6は、ボルト23のボルト頭部24が嵌合する大径孔
部21と、ボルトねじ部26が嵌合する小径孔部22と
から成る。また、ボルト頭部24の上方のボルト挿通孔
6には、穴を埋めるため、埋め栓25が埋め込まれてい
る。図4と図5とは、ボルト挿通孔6が互いに大径孔部
21と小径孔部22とが上下逆向きに形成されている。
両者とも軌道レール1とケーシング2は同じものを用い
ている。
【0022】従って、ケーシング2は、図5に示すよう
に、軌道レール1とケーシング2との間に少なくとも所
定間隔H3 が確保されるように形成されていなければな
らない。下面7をベース15に当接させて固定した場
合、図4に示すように、軌道レール1とケーシング2と
の間隔は(h2 −h1 +H3 )となる。このように、下
面7をベース15に当接させるか上面を当接させるかに
よって、軌道レール1とケーシング2との間隔が異なっ
てくる。この直動転がり案内ユニットでは、側面シール
19は、2種類を用意することが好ましい。
【0023】また、この直動転がり案内ユニットの全高
さ、即ち、ベース15からケーシング2の上面10まで
の高さについて見てみると、図4の場合は高さがH1
あり、図5の場合は高さがH2 である。そして、両者の
間にはH1 >H2 の関係がある。このように、軌道レー
ル1とケーシング2を共通化したので、軌道レール1と
スライダ20を組み立てた時に、2種類の高さに設定す
ることができる。図4に示す高さの高いタイプを、従来
の直動転がり案内ユニットと同一高さに設定すれば、図
5に示す高さの低いタイプは、従来の直動転がり案内ユ
ニットよりも更にh2 −h1 だけ高さが低くなる。
【0024】図3は、この考案による直動転がり案内ユ
ニットの軌道レールの別の例を示す縦断面図である。ボ
ルト挿通孔6は、下面7側及び上面14側に形成された
大径孔部21と、該大径孔部21,21間に形成された
小径孔部22とから構成されている。この場合、ボルト
は上面14側からでも下面7側からでもボルト挿通孔6
に挿入することができるので、どのボルト挿通孔6にボ
ルトを挿入するかは適宜選択すればよい。
【0025】
【考案の効果】この考案は、上記のように構成されてい
るので、次のような効果を有する。即ち、この直動転が
り案内ユニットは、軌道レールの上下面のうち、どちら
の面をベースへ当接させて固定するかによって、ケーシ
ングの上面からベースまでの全高さとして、2種類の高
さを得ることができるように構成されている。場合によ
っては、側面シールを設定高さの相違によって2種類作
製することになるが、軌道レール、エンドキャップ、ケ
ーシング等の構成部品を共通化することができ、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0026】また、この直動転がり案内ユニットは、例
えば、ベースからケーシング上面までの高さの高い位置
設定の方を、従来の直動転がり案内ユニットの高さと同
一に設定する。そして、ベースからケーシング上面まで
の高さの低い位置設定の方を、高さの低いタイプの機種
の直動転がり案内ユニットに適合させることによって、
この考案の軌道レールを2種類のタイプに適合でき、適
用範囲の拡大を図ることができる。
【0027】また、前記軌道レールの高さは、前記軌道
レールの前記軌道溝の円弧の直径よりも大きく、円弧の
直径の2倍よりも小さく設定することにより、従来の直
動転がり案内ユニットよりも更に低い高さに設定するこ
とができ、スペース上厳しい場所にも容易に適用させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による直動転がり案内ユニットの軌道
レールの一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の軌道レールの線C−Cにおける縦断面図
である。
【図3】この考案による直動転がり案内ユニットの軌道
レールの別の実施例を示す断面図である。
【図4】この考案による直動転がり案内ユニットにおけ
る軌道レールの一方の面をベースに当接させて固定した
状態を示す断面図である。
【図5】この考案による直動転がり案内ユニットにおけ
る軌道レールの他方の面をベースに当接させて固定した
状態を示す断面図である。
【図6】従来の直動転がり案内ユニットの一例を示す一
部破断の斜視図である。
【図7】図6の線A−Aにおける断面図である。
【符号の説明】
1 軌道レール 2 ケーシング 4 転動体(ボール) 5 エンドキャップ 6 ボルト挿通孔 7 軌道レールの下面 8,9 軌道溝 11 長手方向側壁面 14 軌道レールの上面 15 ベース 21 大径孔部 22 小径孔部 23 ボルト 24 ボルト頭部 26 ボルトねじ部

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向両側壁面に長手方向に形成した
    軌道溝と高さ方向に貫通した複数個のボルト挿通孔とを
    備え且つ前記ボルト挿通孔に挿入されるボルトによって
    ベースに固定される軌道レール、該軌道レールに対して
    相対摺動可能であり且つ前記軌道溝に対向する軌道溝を
    備えたケーシング、対向する前記軌道溝間を相対移動可
    能に転動する多数の転動体及び前記ケーシングの長手方
    向両端に取り付けられたエンドキャップを有する直動転
    がり案内ユニットにおいて、前記軌道レールの前記軌道
    溝は前記各側壁面に1条列に形成され且つ高さ方向中央
    から偏倚した位置に形成され、前記ボルト挿通孔はボル
    ト頭部が嵌合する大径孔部とボルトねじ部が嵌合する小
    径孔部とから構成され、前記大径孔部が上下面に形成さ
    れていることを特徴とする直動転がり案内ユニット。
  2. 【請求項2】 前記軌道レールに形成した隣り合う前記
    ボルト挿通孔は互いに前記大径孔部と前記小径孔部とが
    上下逆に形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の直動転がり案内ユニット。
  3. 【請求項3】 前記ボルト挿通孔は前記ボルト頭部が嵌
    合する前記大径孔部が上下面に形成され、前記各大径孔
    部間は前記小径孔部で連通することを特徴とする請求項
    1に記載の直動転がり案内ユニット。
  4. 【請求項4】 前記軌道レールの高さは前記軌道レール
    の前記軌道溝の直径の値よりも大きく且つ直径の2倍の
    値よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1に記
    載の直動転がり案内ユニット。
JP8610992U 1992-11-24 1992-11-24 直動転がり案内ユニット Expired - Lifetime JP2564607Y2 (ja)

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JPH0643343U JPH0643343U (ja) 1994-06-07
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