JP2564239B2 - 折畳み式携帯コンピュータ - Google Patents

折畳み式携帯コンピュータ

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JP2564239B2
JP2564239B2 JP5028586A JP2858693A JP2564239B2 JP 2564239 B2 JP2564239 B2 JP 2564239B2 JP 5028586 A JP5028586 A JP 5028586A JP 2858693 A JP2858693 A JP 2858693A JP 2564239 B2 JP2564239 B2 JP 2564239B2
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和男 川崎
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KAWASAKI MUTSUKO
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携行時には小型偏平に
折り畳み、使用時には使いやすい大きさの立体形状に展
開するようにした折り畳み式携帯コンピュータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯コンピュータは、ラップトッ
プ型とノート型が一般的で、それらは、コンピュータの
メインボードとキーボードを一体の筐体に収納した本体
と、キーボードのキートップ面に表示面を合せるように
折り重ねて、蓋状に開閉するようにした偏平ディスプレ
イを、2つ折にする構造をなしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の2つ折式の構造
は、折り畳まれたとき、キーボードの寸法と偏平ディス
プレイーの寸法が同じ程度であると、効率良く小型化さ
れる。2つ折式は、重ね合わされるもの同士の大きさが
相違する場合、折り畳み形状は、縦横寸法の大きい方が
優先される。
【0004】従来は、偏平ディスプレイの方が、縦横共
に寸法が小さく、しかも縦横比は、キーボードと同様に
横長であったので、この形状の相違は、問題にならなか
った。しかし、最近の偏平ディスプレイは、液晶表示式
の大面積、多画素数のものが使用できるようになるとと
もに、コンピュータの画像表示仕様が多画素数のものを
要求するようになり、かつ、縦横比もほぼ正方形、もし
くは縦長のものが要求されるようになってきた。
【0005】そのため、従来は、キーボードの方が縦寸
法が大きかったのが、偏平ディスプレイの方の縦寸法が
大となり、折り畳み状態の縦寸法(奥行寸法)は、偏平
ディスプレイが優先するようになってきた。
【0006】1方、最近の携帯用コンピュータの性能
は、従来のデスクトップ型と遜色のないものとなり、事
務所や家で使用するパーソナルコンピュータも、デスク
トップ型を別途に使用しないで、携帯用コンピュータに
CRTディスプレイを接続して、デスクトップ型と同様
の使い勝手が望まれている。しかし、従来の2つ折型
は、偏平ディスプレイの蓋部分を開かないと、キーボー
ドのキートップが操作できないため、偏平ディスプレイ
を使用しないときでも、偏平ディスプレイを開いた状態
にしなければならず、使用しない偏平ディスプレイが立
っているのは邪魔になる。
【0007】本発明は、上述の課題に鑑み、大型で縦長
の偏平ディスプレイの使用を容易にするとともに、折り
畳んだ状態でキートップの操作を可能とする折り畳み式
の携帯コンピュータを提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、偏平な
コンピュータ本体と偏平なキーボード部と偏平なディス
プレイ部の3要素からなる折り畳み式のコンピュータで
あって、コンピュータ本体の前端とキーボード部が回転
自在に枢着され、キーボード部の上端がディスプレイ部
の側端に上下に摺動自在に連結され、さらにディスプレ
イ部の下端とコンピュータ本体の後方が回転自在に枢着
されて、偏平なコンピュータ本体と偏平なキーボード部
と偏平なディスプレイ部とがリンク機構を構成するよう
に連結されていることにより、上述の課題は解決され
る。
【0009】
【作用】キーボード部がディスイプレイ部に沿うように
移動自在であるため、偏平なコンピユータ本体と偏平な
キーボード部と偏平なディスプレイ部を、折り畳み時に
は3つ重ねに折り畳んで偏平形状とし、使用時には、キ
ーボード部とディスプレイ部とを所要の角度をなして、
立体構造に組み立てることができる。また、折り畳まれ
た時、キーボードのキートップ面が外向きになるように
しておくと、折り畳んだ状態でキー操作が可能となり、
CRT等の外部表示装置を接続して、デスクトップと同
様にも使用できる。
【0010】
【実施例】図1乃至図4は、本発明の折り畳み式携帯コ
ンピュータの一実施例を示すものである。メインボード
等を収納した各3要素であるコンピュータ本体(1)
と、キーボード部(2)と、ディスプレイ部(3)は、
それぞれ厚さを極力薄くした偏平構造をなしている。
【0011】コンピュータ本体(1)の前端部(4)の厚さ
(d)は、ほぼ中央より後方の後端部(5)の厚さ(D)より
薄く、かつ厚みは底面側(6)の方に片寄っており、この
前端部(4)の先端は、中央部に切欠(7)を設けた蝶番用
の軸受(8)となっている。
【0012】キーボード(2)の背面(9)には、前記切欠
(7)に合致して軸受(8)の間に嵌込まれ、軸受(8)に挿
通した軸杆(10)により回転自在に連結される軸受け突起
(11)が固着されている。
【0013】キーボード部(2)の上端には、背面側に若
干突出した段部(12)から左右方向に突出した係合ピン(1
3)が設けられ、この係合ピン(13)は、ディスプレイ部
(3)の左右の枠杆(14)の内側に設けた縦溝(15)に係合し
ている。
【0014】ディスプレイ部(3)は、左右の枠杆(14)の
前面(16)より、前記コンピュータ本体(1)の前端部(4)
の厚さ(d)だけ後方に引っ込んで、表示枠(17)が設けら
れ、その表示枠(17)の裏面に液晶ディスプレイ装置(18)
が設けられている。
【0015】左右の枠杆(14)は、表示枠(17)よりも下方
に二股脚状に突出しており、この左右の枠杆(14)の下端
は、コンピュータ本体(1)の後部(5)を左右に跨いで、
コンピュータ本体(1)の後部(5)の側面に、枢支ピン(1
9)を介して回動自在に枢支されている。
【0016】枢支ピン(19)は、拡径頭部(20)が枠杆(14)
下端の拡径孔(21)に嵌合し、途中のねじ(22)がねじ孔(2
3)に螺合し、先端のピン(24)がコンピュータ本体(1)の
側面に設けた孔(25)に嵌合して、ディスプレイ部(3)を
コンピュータ本体(1)に枢着している。
【0017】しかして、コンピュータ本体(1)とキー
ボード部(2)とディスプレイ部(3)は、少なくとも
1個所、すなわちディスプレイ部(3)に沿うように
動自在にして、リンク機構を構成するように連結され
る。すなわち、コンピュータ本体(1)の前端(4)と
キーボード部(2)の裏面(9)下方が蝶番の様に、軸
受(8)と突起(11)と軸杆(10)により、回転自
在に枢着され、しかも、キーボード部(2)の上端のピ
ン(13)とディスプレイ部(3)の両側枠杆(14)
の縦溝(15)が上下に摺動自在に連結され、さらに、
ディスプレイ部(3)の両枠杆(14)を下方に脚状に
延出した下端とコンピュータ本体(1)の後部(5)の
側面を、枢支ピン(19)により回転自在に枢着して、
偏平なコンピュータ本体(1)と偏平なキーボード部
(2)と偏平なディスプレイ部(3)とが、連結され
る。
【0018】このように、リンク機構のように連結され
たコンピュータ本体(1)、キーボード部(2)、ディ
スプレイ部(3)の3要素は、図1に示す折り畳まれた
状態から、図3に示す各3要素が3角形を形成する形状
を経て、図4に示す使用状態に展開される。
【0019】図4におけるキーボード部(2)は、図1に
示す、各キートップ(26)が左右方向に密着した収納状態
から、各キートップ(26)が使用するに適する間隔に広げ
られた使用状態に、左右方向に引き伸ばされている。な
お、左右方向にキーボードを伸縮させる詳細に関して
は、本出願人による特願平3−315010号を参照さ
れたい。
【0020】図5は、図1の折り畳んだ状態で、キーボ
ード部(2)のキートップ(26)を、使用状態に左右方向に
引き伸ばし、かつ所要のインターフエイス用ケーブル(2
7)を介して、外付けCRT又は、他のコンピュータのキ
ーボードインターフエイスに接続して、デスクトップ型
コンピュータとして使用するか、又はデスクトップ型コ
ンピュータのキーボードとして使用する状態を示してい
る。
【0021】図6は、キーボード部(2)とディスプレイ
部(3)の連結の他の実施例を示すものである。ディスプ
レイ部(3)の左右枠杆(14a)には、外側に縦溝(15a)を備
え、その縦溝(15a)には、溝(15a)に案内されて摺動自在
の滑子(28)が嵌込まれ、この滑子(28)は、外側の当て板
(29)に固着され、当て板(29)は、前方に突出する耳片(3
0)を備え、この耳片(30)が、キーボード部(2)の上端と
係合ピン(31)を介して回転自在に枢着されている。以
上、実施例を図面により説明したが、具体的な構成は実
施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲における変更や追加等があっても本発明に含まれ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以下の様な効果を奏すること
ができる。 (a) キーボードの縦寸法に関わりなく、ディスプレイ
の縦寸法を決めることが出来る。 (b) 各々が偏平なコンピュータ本体とキーボード部と
ディスプレイ部の3つの要素を連鎖状に連結して折り畳
み、かつ立体に展開されるので、キーボードの角度やデ
ィスプレイの角度の選択が容易となる。 (c) 各々が偏平なコンピュータ本体とキーボード部と
ディスプレイ部の3つの要素を3つ重ねで小さく折り畳
み、使用する時大きな立体的な形に展開できる。 (d) 左右方向に伸縮するキーボードと組合わせると、
更にコンパクトに折り畳むことが出来る。 (e) 折り畳んだ時キートップを外向きにしておくこと
により、折り畳んだ状態で、キー操作ができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す折り畳み状態の正面斜
視図である。
【図2】図1の実施例の分解斜視図である。
【図3】図1の折り畳み状態から使用状態に移行する途
中の状態を示す左側面図である。
【図4】同実施例の使用状態を示す正面斜視図である。
【図5】同実施例の折り畳んだままで使用する状態を示
す斜視図である。
【図6】移動自在に連結する部分の他の実施例を示す図
3と同様の左側面図である。
【符号の説明】
(1)コンピュータ本体 (2)キーボード
部 (3)ディスプレイ部 (4)前端部 (5)後端部 (6)底面側 (7)切欠 (8)軸受 (9)背面 (10)軸杆 (11)軸受け突起 (12)段部 (13)係合ピン (14)(14a)枠杆 (15)(15a)縦溝 (16)前面 (17)表示枠 (18)液晶ディス
プレイ装置 (19)枢支ピン (20)拡径頭部 (22)ねじ (23)ねじ孔 (24)ピン (25)孔 (26)キートップ (27)ケーブル (28)滑子 (29)当て板 (30)耳片 (31)係合ピン (d)(D)厚さ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平なコンピュータ本体と偏平なキーボ
    ード部と偏平なディスプレイ部の3要素からなる折り畳
    み式のコンピュータであって、コンピュータ本体の前端
    とキーボード部が回転自在に枢着され、キーボード部の
    上端がディスプレイ部の側端に上下に摺動自在に連結さ
    れ、さらにディスプレイ部の下端とコンピュータ本体の
    後方が回転自在に枢着されて、偏平なコンピュータ本体
    と偏平なキーボード部と偏平なディスプレイ部とがリン
    ク機構を構成するように連結されてなる折り畳み式携帯
    コンピュータ
  2. 【請求項2】 コンピュータ本体の前端とキーボード部
    の裏面下方が回転自在に枢着され、キーボード部の上端
    とディスプレイ部の両側端が上下に摺動自在に連結さ
    れ、ディスプレイ部の両側端を下方に脚状に延出した下
    端とコンピュータ本体の後方が回転自在に枢着されて、
    偏平なコンピュータ本体と偏平なキーボード部と偏平な
    ディスプレイ部とが連結されてなる請求項1に記載の折
    り畳み式携帯コンピュータ。
  3. 【請求項3】 キーボード部の上端とディスプレイ部の
    両側端が、キーボード部の上端左右外向きに設けた係合
    突起を、ディスプレイ部の左右の枠杆内側に設けた縦溝
    に、縦溝に案内されて上下方向に摺動自在に係合して連
    結されている請求項2に記載の折り畳み式携帯コンピュ
    ータ。
  4. 【請求項4】 キーボード部の上端とディスプレイ部の
    両側端が、キーボード部の上端を、ディスプレイ部の左
    右の枠杆外側に設けた縦溝に案内されて上下方向に摺動
    自在に係合された連結部材に、回転自在に枢着して連結
    されている請求項2に記載の折り畳み式携帯コンピュー
    タ。
  5. 【請求項5】 キーボード部が、各キートップを左右方
    向に密着させた状態と、各キートップを左右方向に所要
    の間隔離した使用状態とに、左右方向に伸縮しうるキー
    ボードでなる請求項1乃至4いずれかに記載の折り畳み
    式携帯コンピュータ。
  6. 【請求項6】 キーボード部が、キートップを外に向け
    て折り畳まれる請求項1乃至5のいずれかに記載の折り
    畳み式携帯コンピュータ。
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