JP2564100B2 - 鉄道車両ブレーキ制御装置において使用される積空切換弁装置 - Google Patents
鉄道車両ブレーキ制御装置において使用される積空切換弁装置Info
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Description
積空型ブレーキ制御方式に関し、特に、空載車両重量範
囲において、ブレーキシリンダ圧力の負荷調整を行うた
めのプロポーショニングバルブを用いた積空切換弁装置
に関するものである。
しくは荷重状態に無関係なブレーキシュー力を発生し、
従って、車輪の滑りを生ぜしめるのに充分な空載車両ブ
レーキ率を越えることなしに、積載車両に対し所望の高
いブレーキ率を達成するのは困難である。車輪の滑り
は、ブレーキ力が減少しブレーキ遅れが生ずるという見
地、及び車輪が滑りになじみ易くなるという見地から望
ましくない。
を招来することなく積載車両のブレーキ率を高めるため
の特殊なブレーキ設備が必要とされている。この種のブ
レーキ設備においては、車両の積載状態に応じてブレー
キシュー力が自動的に調節される。この種の特殊なブレ
ーキ設備は2つの主たる範疇に分類される。即ち、二容
量積空ブレーキ設備及び多容量もしくは連続可変ブレー
キ設備である。
通り2つの設定即ち、1つは「空載」ブレーキについて
の設定と、他方は「積載」ブレーキについての設定とが
あり、「空載」設定と、「積載」設定との間の切換点は
所定の或る車両重量、通常は許容全積載重量の20%の
車両重量に選択されている。この切換点を任意に選択す
ることと関連して車両重量が、「空載」重量範囲の上限
にある場合には、所定の車両は一般に減少したブレーキ
圧力により制動不足に陥る。その理由は、車輪の滑りを
生ずることなく最大ブレーキ力を維持することが可能な
「積載」重量範囲の下端において上記の場合と本質的に
同じ粘着力が働き得るからである。
レーキ圧力は、一般に、車両の全積載範囲に亙り実際の
積載量もしくは荷重に応じ比例化されている。しかし、
比例ブレーキ圧力は、通常、列車が担うことができる最
大走行圧力(110psi)から発展することができる
最大ブレーキ圧力(非常時)に従って選択されるもので
ある。従って、比較的軽度のブレーキをかける場合、或
は比較的低い走行圧力(70psi)から最大制動を行
う場合には、プロポーショニングされたブレーキ圧力
は、必要粘着力により支持することができるブレーキ圧
力よりも遥かに小さくなる場合が有り得る。従って、可
変荷重型ブレーキ設備及び単一容量ブレーキ設備では、
或る種のブレーキ条件下で最適なブレーキ効率が実現で
きなくなり、最大ブレーキ条件下で空載車両の車輪滑り
を阻止できなくなる。
は、向かい合う等しい受圧領域を持つバランスピストン
を含む積空弁装置が開示されている。同バランスピスト
ンは、供給逆止弁に接続されていて、この供給逆止弁を
介してブレーキ圧を車両制御弁からブレーキシリンダに
接続したり、或は、ブレーキシリンダから解放したりす
る。バランスピストンの一方の受圧領域は、車両の積載
量がどのような状態の下でも上流部のブレーキ圧力がか
けられるが、向かい合う他方の受圧領域は車両が“空
載”状態か“積載”状態かにより加圧されたり減圧され
たりする。“空載”状態では、バランスピストンの前後
間に圧力差が発生され、それによって、ある一定の割合
(パーセント)でブレーキシリンダ圧が減少されるプロ
ポーション(比例)モードのブレーキ制御が行われる。
プロポーショニングばねは、“空載”の状態中に上述の
比例割合を実際の車両の積載量に従って変化させるため
に、バランスピストンに作用する。
は、車両制御弁での適切な均一圧力を維持し、それによ
って、ブレーキ管圧の過度な減少が、所望の空載ブレー
キシリンダ圧を越えたブレーキシリンダ圧力を発生する
のを防ぐために、釣合容器が必要となるので、ある操作
状況の下では、ブレーキ制御における“積載”状態から
“空載”状態への切換中に、ブレーキシリンダ圧力の好
ましくない低下がおこりえる。例えば、“積載”と“空
載”との切換時に、車両制御弁より供給される上流部の
ブレーキシリンダ圧力の増大が終了すると、上流部のブ
レーキ圧の既に排気された釣合容器への接続により、バ
ランスピストンの前後間の圧力差が、プロポーショニン
グばねに抗して供給逆止弁を閉じておくことができない
程の低下を、上流部の圧力に生じさせる。前述の上流部
ブレーキ圧力の十分な低下は、例えば、積空切換弁と車
両制御弁との間の管容積が釣合容器の容積と比べて比較
的小さいところで、起こりえる。その結果として起こる
プロポーショニングばねによる供給逆止弁の解放は、ブ
レーキシリンダ圧を釣合容器に連通し、ブレーキシリン
ダ圧を低下させるという前述の好ましくない結果にな
る。
装置の切換中におけるブレーキシリンダ圧力の不注意な
減少を防ぐことである。
“空載”状態への切換を監視するための視覚的表示装置
を提供することである。
が“空載”状態にあることを指示すると共に、“空載”
状態中に上流部圧力を調整するという2つの機能を遂行
することが可能な単一の弁装置を提供することである。
リンダと、圧力下の流体をこのブレーキシリンダに接続
したり、或は、ブレーキシリンダから解放したりするブ
レーキ制御弁とを含む鉄道車両用ブレーキ制御装置に使
用される積空切換弁装置が提供される。この積空切換弁
装置には、車両のばね上部材とばね下部材との間の距離
を測る負荷検出手段が含まれており、この距離が所定の
距離より長いか短いかに依存して切換弁装置の空載設定
と積載設定が行われる。切換弁装置の入口は制御弁に接
続され、出口はブレーキシリンダに接続される。弁部材
は、ブレーキシリンダ圧を導く入口および出口の間に配
置される。この弁部材に接続されるバランスピストン
は、切換弁装置の積載設定における入口での圧力を受け
る向かい合う等しい受圧領域を有する。積空弁手段は、
積載設定において受圧領域の一方を減圧するために、負
荷検出手段に接続され、それによって、バランスピスト
ンの前後間に、弁部材を閉じる方向への不均衡な流体圧
力が与えられる。さらに、積空弁手段は、空載設定にお
いて、入口を釣合容器に接続する。
れ、上流部のブレーキ圧力が所定値を越えたときを除い
て、上流部のブレーキ圧力が釣合容器に接続されるのを
防ぐ。調整弁は、積空切換弁自体が“空載”設定になっ
た時を可視的に指示しえる視覚表示装置を含んでいる。
は、添付図面を参照しての以下の詳細な説明から明らか
となるであろう。
キシリンダ装置2と、慣用のABDW型ブレーキ制御弁
装置のような貨車ブレーキ制御弁装置3との間に積空切
換弁装置1が介設してある。周知のように、このような
制御弁装置3は、列車ブレーキ管4内の空気圧力の減少
に応答し、圧力等化原理に基づいて動作する。補助容器
5はブレーキ管4内の圧力にまで空気を充填されてい
て、制御弁装置3による制御下でブレーキ管圧力の減少
に応答し且つ該ブレーキ管圧力減少の大きさに依存する
量の空気をブレーキシリンダ装置2に供給する。ブレー
キ管圧力の全制動減少が行われる時には、ブレーキシリ
ンダ装置2と補助容器5中の圧縮空気の間には圧力等化
が存在する。
シリンダ供給管8により制御弁装置3に接続されている
入口7と、送出管10によりブレーキシリンダ装置2に
接続されている出口9と、管12により釣合容器13に
接続されている通路11と、大気中に開口している通気
管14、52とが設けられている。
れている孔15を備えており、各通路11及び52はブ
シュ16の段付き孔17に接続されており、該段付き孔
17の小径孔部にはスプール弁18が軸方向に配置され
ている。スプール弁18の周面を囲繞して環状の溝19
及び20が設けられており、溝20は、スプール弁18
の中心通路22に至る接続ポート21を有している。ス
プール弁18の周面を囲繞する環状のOリングシールは
各環状溝を封止している。
において孔15から空洞23に接続され、空洞23は、
調整弁85を収容すると共に、通気管14に接続されて
いる。空洞23内のブッシュ86は、調整弁85のピス
トン弁87を受け入れており、同ピストン弁87は、ブ
ッシュ86の開放端中にあるばね座89において案内可
能に支えられるステム88を有する。制御ばね90は、
ばね座89とピストン弁87の頭部との間に捕捉されて
いる。制御ばね90は、ピストン弁87を図示の非作動
位置に片寄らせており、この非作動位置においては、ピ
ストン弁87の頭部に支持された一対のOリングシール
91,92は、通路11aのポートとブッシュ86の底
部との間で同ブッシュ86と接触する。ブッシュ86に
は、ストッパ用肩部93が設けられていて、ピストン弁
87は、その作動位置において肩部93と係合可能であ
る。ピストン弁87の作動位置においては、Oリングシ
ール91,92が通路11aおよび通気管14のポート
間でブッシュ86と接触する。
フラム型の作動ピストン26が締着されていて、その一
側に作動室28が、そして他側には通気室29が画成さ
れている。作動室28は、スプール弁の左側の端に隣接
する接続ポート30を介してスプール弁18の中心通路
22と連通すると共に、分岐通路7aを介して入口7と
連通している。
して、作動ピストン26の押し棒32が突出している。
端部分27の延長部33には、検知腕もしくはセンサ腕
34が回動可能に支持されており、該センサ腕34に
は、上記押し棒32がピン24により連結されていて、
捩れ式戻しばね35の抵抗に抗し作動ピストンの作動に
応答してセンサ腕34の回転を行うようになっている。
図示の引込み位置においては、作動ピストン26は、孔
15を囲繞する本体部分6の領域によって形成されるス
トッパと係合し、そしてセンサ腕34の調節ねじ37は
鉄道車両81の車両本体82上で、台車側枠80のよう
なばね下部材或は切換弁装置1が取り付けられているば
ね上部材から変位している(図2を参照されたい)。
尚、図1において基準線Xは車両の全積載重量における
車両本体82に対する台車側枠80の位置を表す。ま
た、基準線Yは車両の完全空荷状態重量における車両本
体82に対する台車側枠80の位置を表す。切換点Z
は、車両の空荷状態重量と車両の積載状態重量との間に
遷移が生ずる車両重量を表すように選択される。
大径部には軸方向に整列してバンランスピストン(釣合
いピストン)38が配設されており、該ピストン38
は、環状の溝56と、その周面を囲繞するOリングシー
ル61とを有している。互いに等しい対向加圧面積を有
するバンランスピストン38及び圧力制御弁39は、共
働してプロポーショニングバルブ41を構成する。この
プロポーショニングバルブ41は、プロポーショニング
動作モードか或は非プロポーショニング動作モードで動
作するように制御可能である。圧力制御弁39は、環状
の弁要素39aとステム70とを有する逃し逆止弁62
から構成され、該ステム70は、弁要素39aに形成さ
れている開口71を貫通して、例えばロールピン40に
よりバランスピストン38に連結されている。逃し逆止
弁62は更に環状の弁座72を備えており、この弁座7
2は、弁要素39aと弁座43との係合に続き、バラン
スピストン38によって左方に引っ張られた場合に該弁
要素39aの右側面と係合するようになっている。逃し
逆止弁62と弁要素39aとの間には、逆止弁の弁座7
2を開方向に偏倚するように作用する偏倚ばね63が配
設されている。尚、このばね63の強さは、空所42内
の空気圧力及び弁座72によって囲繞される面積の関数
である。この場合、ばね63の強度は、ブレーキの解除
中、戻しばね35の支援を必要とすることなくブレーキ
シリンダを排気することができる(この状態は戻しばね
35が故障した場合にのみ生ずる)ように、(空載時
に)空所42内に発生する最大圧力を弁座72の面積に
乗じた積よりも裕度を以て大きくなければならない。
填後入口7内の圧力にピストン38の面積を乗じた積に
対応する力よりも弱くなければならない。この制約条件
により、バルブ41が空載位置に移動し且つ弁要素39
aが弁座43に座着する時に逆止弁弁座72は確実に閉
ざされる。圧力制御弁39の弁要素39aの左側部は、
孔15と該孔15が作動室28とは反対側で開口してい
る空所42との間に固定されている環状の弁座(固定弁
座)43と係合/離脱するように構成されている。弁座
43の一側で入口7が孔15内に開口しており、そして
弁座43の他側で空所42内に出口9が開口している。
従って、弁要素39aが弁座43と係合すると、制御弁
装置3とブレーキシリンダ装置2との間における圧縮空
気の流れは遮断され、他方、弁要素39aが弁座43か
ら離脱するとこの圧縮空気流路が形成される。ブシュ1
6には、弁座43の一側で孔15を、バランスピストン
38が動作する段付き孔57に連通するポート55が設
けられている。
存してOリング61は、ポート55と、バランスピスト
ン38の周面に設けられた環状溝56との間の連通関係
を実現するか又はそれを遮断する。スプール弁(積空弁
手段)18とバランスピストン38との間に形成される
バランス室46は、バランスピストン38に形成されて
いる接続ポート53により環状溝56に連通している。
の間でバランス室46内にはプロポーショニングばね4
7が配置されている。車両の空荷領域に亙って比例ブレ
ーキシリンダ圧力に対して所望の可変作用を与えること
に加えて、このプロポーショニングばね47は、作動室
28内で作用する空気圧力に起因してスプール弁18に
作用する差圧に反作用し、車両の縦揺れ及び横揺れ振動
に際しスプール弁を安定化する作用をする。バランスピ
ストン38の実効圧力面積に比較し、スプール弁18の
圧力面積が小さいことにより、該圧力と関連してばね4
7がバランスピストン38に及ぼすことができる力が制
限される。
の間の面積関係に因り、上記制限される力は最終ブレー
キシリンダ圧力の百分率値、例えば68%をとる。
て閉鎖される。該カバー48は凹部73を備えており、
同凹部73は、弁要素39aがプロポーショニングばね
47の作用下で当接するストッパとしての機能をする。
ピストン26に連結されている。この空動き接続は、ス
プール弁18の一端に固定されているステム49によっ
て形成される。尚、スプール弁18の他端には、作動ピ
ストン26に形成されている孔36内に突出する頭部5
0が形成されている。
6がセンサ腕34の引込み位置においてその制限ストッ
パと接触し且つスプール弁18が図示のように最も右側
の位置にある時に、孔36に設けられている肩部の座金
51から軸方向に離間している。頭部50と座金51と
の間のこの間隔は、線Xで表されるように、車両の全積
載重量状態において、鉄道車両側枠から引込むセンサ腕
34の距離調節ねじ37に対応する。従って、作動ピス
トン26は、センサ腕34が全積載車両の側枠と係合す
るのに充分な移動範囲に亙って回転するまで、スプール
弁18の運動を惹起することなく図示の位置から左方に
自由に運動することができる。このようにして、センサ
腕34は、スプール弁部材18の対応の移動を必要とす
ることなく図示の位置へと完全に引込まされて、それに
よりスプール弁18及びブシュ16を収容する本体部分
6の長さを制限することができる。
レーキ管圧力を減少することにより制動を行う場合に
は、制御弁装置3は、補助容器5からの空気をブレーキ
シリンダ供給管8に供給する。供給管8に供給された空
気は、入口7、開いた圧力制御弁39、出口9及び管1
0を介してブレーキシリンダ装置2に直接供給されると
共に、入口7及び分岐通路7aを介して作動室28に供
給され且つポート55、溝56及びポート53を介して
バランス室46に供給される。
スピストン38の一側に作用して、該バランスピストン
38の他側に作用するブレーキシリンダ空気圧に対し反
作用をする。逆止弁要素29aの両側の等受圧領域も、
空所42内のブレーキシリンダ圧力を受ける。従って、
プロポーショニングバルブ41は、実効空気負荷により
強制的に平衡化されるが、偏倚ばね63及びプロポーシ
ョニングばね47によって、圧力制御弁39の弁要素2
9aを開状態に維持するように偏倚される。その結果、
プロポーショニングバルブ41は非プロポーショニング
動作モード、即ち、供給管8を介してブレーキシリンダ
装置2に供給される圧力を減少しないモードで動作する
ように設定されることになる。
作動室28に供給される対応の圧力が作動ピストン26
に作用する。この圧力の作用力が戻しばね35の対抗力
を克服すると、センサ腕34は、押し棒32により、調
節ねじ37が台車側枠80に当接するまで、端部分27
の延長部33との枢支接続部を中心に回動せしめられ
る。
体に対する台車側枠80の位置が線X及びZによって表
される完全積載点と切換点との間に在る限り、座金51
は、作動ピストン26と共に移動してステム49の頭部
50を掴み、スプール弁18を、センサ腕34の回転度
数に対応する制限された距離だけ左方向に引っ張る。前
記の限られた移動範囲内でのスプール弁18の最初の動
きは、インジケーター弁が作動する空洞に通じる通路7
bを、通路11と釣合容器13に通じる管12とから隔
てる。スプール弁18の動きの前記限られた距離内で
は、釣合容器13は、管12,通路11,溝19,付加
した通路11a,インジケーター弁のブッシュ86,そ
して、通気管14を介して排気させられていて、制御ば
ね90が調整弁85のピストン弁87を図示されるよう
な非作動位置に保ち、流路が付加通路11aと通気管1
4との間に確立される。スプール弁18のこの制限され
た距離の運動は、該スプール弁18の積載状態移動範囲
内にあり、この範囲においては、釣合い容器13は、通
路11、環状溝19及び通気管14を介して通気状態に
なる。プロポーショニングばね47がスプール弁18の
この左方向移動で徐々に大きく弛緩するが、スプール弁
18の荷重移動範囲全体に亙り圧力制御弁39の弁要素
39aをその開位置に維持するのに充分な力が該ばね4
7によって与えられる。従って、この非プロポーショニ
ング動作モードにおいては、ブレーキシリンダ圧力は制
御弁装置3を介して供給管8に供給される圧力に対応す
る。
弁要素39aは固定弁座43から離脱すると共に、偏倚
ばね63の作用により逃し逆止弁62の弁座(可動弁
座)72からも離脱し、それにより、この期間中、弁要
素39aの摩耗は阻止される。
レーキ解除が要求される場合には、ブレーキ管圧力を周
知の仕方で増して制御弁装置3により供給管8に空気を
供給する。先に説明したように、圧力制御弁39がその
開位置に維持されている間、ブレーキシリンダ装置2内
の空気は、出口9、開いた圧力制御弁39、入口7及び
ブレーキシリンダ給気管8を介して放出される。
じ37が、台車側枠に当接する前に線Zで表される積空
切換点を越えて振れるように充分に荷重センサ腕34が
回転できる場合には、このことは、車両重量が、車両空
載状態にあることを意味する。従って、作動ピストン2
6は、スプール弁18を更にその空載移動範囲へと左方
に引っ張り、それにより、通気通路52とバランス室4
6との間に整合が達成される。空所42からバランス室
46へと空気が流れることができるようにするために、
ブシュ16には単一のポート55を設けるのが好まし
い。他方、バランス室46を通気通路52に接続するブ
シュ16内のポートの数及び/又は大きさは、バランス
室46が通気通路52に接続されたならばバランス室4
6内の圧力が迅速に欠乏するように、単一ポート55の
大きさよりも大きい。この結果、バランスピストン38
には、左方向に不平衡空気荷重が加わり、バランスピス
トン38は左方向に運動して、ステム70及びロールピ
ン40を介し逃し逆止弁62を連動する。この逃し逆止
弁62の左方向運動中、偏倚ばね63は弁要素39aを
弁座43と係合するように左方に押す。前記弁要素39
aの弁座43との係合後は、バランスピストン38の左
方向への移動が継続してプロポーショニングばね47の
圧縮を強め、逃し逆止弁62が弁要素39aとの係合状
態に引っ張られるのを可能にする。その結果、圧力制御
弁39が閉じ、プロポーショニングバルブ41のプロポ
ーショニング動作モードが確立する。プロポーショニン
グバルブ41の閉位置への運動で、バランスピストン3
8上のOリング61はポート55の左手側に変位され
て、通気状態にあるバランス室46に対する圧力の供給
を遮断する。更に、車両積載状態によって設定されるス
プール弁18の位置で、圧力制御弁39の閉弁時におけ
るプロポーショニングばね47の圧縮度が決定される。
プロポーショニングばね47の負担率は、所望により、
空荷車両状態に対し多かれ少なかれ感度を有する、即
ち、応答することができるように選択することができ
る。
に通じる付加した通路7bに合わされる。それゆえ、ブ
レーキ制御弁装置3によってブレーキシリンダ供給管8
に供給される空気は、ピストン弁87の正面に接続され
る。制御ばね90は、ブレーキシリンダ供給管8内の圧
力、即ちピストン弁87の表面での有効圧力が、スプー
ル弁18が“空載”範囲に移動する圧力を少なくとも越
えるまで、好ましくは、均等化された最終ブレーキシリ
ンダ圧(例えば、最小70ポンド/平方インチのブレー
キ管の充気に対して50ポンド/平方インチ)以下の圧
力を越えるまで、ピストン弁87の作動を防止するよう
に選択される。このようなことが起きると、ピストン弁
87は、Oリングシール91,92の両方が通路11a
および通気管14のポート間に配置される、最上方の作
動位置に移動する。そのときのみ、ブレーキシリンダ供
給管8からの空気は、入口7,分岐した通路7a,作動
室28,接続ポート30,中心通路22,接続ポート2
1,溝20,付加した通路7b,調整弁85,通路11
a,通路11そして管12を通じて、釣合容器13に接
続される。
ム88がブッシュ86内の通常引っ込んでる位置から突
出するため、積空切換弁装置1が“空載”設定にあると
いう視覚的表示を与える。
シリンダ供給管8の上流の圧力が、何等かの理由によっ
て、例えば、ブレーキシリンダ供給管8内の圧力の継続
する増加が無い場合に、釣合容器13による均一化によ
って、制御ばね90の反発力に打ち勝つことができる値
以下に低下した場合、制御ばね90には、ピストン弁8
7を下方の中間位置へ、即ちOリングシール91が付加
通路11aのポートの一方の側へ、そして、Oリングシ
ール92が他方の側へ配置されるような中間位置に強制
する作用がある。このことは、釣合容器13を、大気と
ブレーキシリンダ供給管8とから効果的に孤立させ、前
者は、プロポーショニングばね47が弁要素39aを開
いたり、有効ブレーキシリンダ圧を不用意に減少させる
のを防ぐために、バランスピストン38の前後間に十分
な圧力を維持する作用がある。ピストン弁87のこの中
間位置では、ステム88は、切換弁が“空載”設定にあ
ることの視覚的な表示として、露出したままである。
シリンダ供給管8内のブレーキ圧がさらに増加したと仮
定すると、ピストン弁87の面で有効なその増加された
圧力は、同ピストン弁を、作動位置に付勢し、付加した
通路7bと付加通路11aとの接続が復活する。ブレー
キシリンダ供給管8内の上流部の増加した圧力は、再
び、釣合容器13と同時にブレーキシリンダ装置2とも
接続され、そのような増加した圧力は、バランス室46
内の圧力減少とは反対に、バランスピストン38の側面
に作用する空所42内の圧力を失う傾向を打ち消す。車
両積載状態の“積載”から“空載”への変遷する間に、
意に反するブレーキシリンダ圧の喪失を防ぐため、調整
弁85の動作によって、プロポーショニングモードにお
いてバランスピストン38にかかる圧力差が、完全に維
持される。
れている。即ち、比例した全ブレーキに続いて、ブレー
キシリンダ圧がプロポーショニングばね47の圧縮力と
プロポーショニングバルブ41の有効比率によって調整
され、そして、相互連結された釣合容器と補助容器の圧
が、減少されたブレーキ管圧に、実質的に、等しくな
る。初期充気の70ポンド/平方インチから、この平均
化が約48ポンド/平方インチと約52ポンド/平方イ
ンチとの間で起こり、その結果として、ブレーキシリン
ダ圧の過度な減少が、“空載”車両のブレーキシリンダ
圧における前述の好ましくないさらなる不相応な増加を
発生させることを防ぐ。
グ局面の間、供給管8を介するブレーキシリンダ装置2
への空気の供給は、存在し得る特定の空載車両荷重状態
に従いプロポーショニングばね47によって及ぼされる
力で相殺される。即ち、バランスピストン38と圧力制
御弁39における空気差分に従いプロポーショニングバ
ルブ41の作用によって減少される。ここで、弁要素3
9aの閉位置においては、弁座43により画成される領
域内の弁要素39aの直径とバランスピストン38の直
径との間の差によって決定される差圧領域が供給管8内
の空気圧を受けることに注意されたい。このようにし
て、階段ブレーキもしくは階段制動を増加したい場合に
は、ブレーキシリンダ供給圧の更なる増加に応答し、右
方に作用する差圧がプロポーショニングバルブ41に作
用して弁要素39aを開弁する。
ね47は、調節ねじ37が台車側枠に当接するのに要求
されるセンサ腕回転度により決定される空載移動範囲に
おけるスプール弁18の実際の位置に依存してプロポー
ショニングバルブ41に可変力を及ぼす。例えば、調節
ねじ37が車両空載重量範囲荷おける切換点を丁度越え
た所で台車側枠に当接する場合には、プロポーショニン
グばね47の圧縮度は、空載移動範囲へのスプール弁1
8の左方向運動が最小であることに起因して最大圧縮度
に接近する。他方、空載範囲の他端になるまで調節ねじ
37が台車側枠に当接しないような車両重量である場合
には、プロポーショニングばね47の圧縮度は、スプー
ル弁18が空載移動範囲内へと更に左方に運動すること
に起因し相当に減少する。このように、プロポーショニ
ングばね47によりプロポーショニングバルブ41に及
ぼされる力は、空載車両ブレーキ範囲内で比例化された
ブレーキシリンダ圧力が、小さい車両重量よりも大きい
車両重量に対して大きくなるように、車両荷重の度合い
で変化することになる。
ョニングばね47の作用によって空載両ブレーキ用に調
節された鉄道車両の実際の重量に依存して所定の制動に
対し異なったレベルの比例ブレーキシリンダ圧力が実現
される。
解除が要求されると、ブレーキ管圧力を周知の方法で増
加して、ブレーキ制御弁装置3によりブレーキシリンダ
供給管8を排気する。その結果、釣合容器13内の空気
は、管12,通路11,付加通路11a,調整弁85の
ブッシュ86,付加通路7b,溝20,中心通路22,
接続ポート30,作動室28,分岐通路7a,入口7を
通って排気される。その結果として生じる、ピストン弁
87の正面へ作用する圧力の減少によって、制御ばね9
0が、ピストン弁を、非作動位置にリセットする。この
非作動位置においては、上述の流路を介する釣合容器1
3の排気が遮断される。また、この非作動位置では、ピ
ストン弁87が通気管14、管12,通路11,付加通
路11aを介して釣合容器13を同時に排気する。
5はセンサ腕34を引き戻し、同時に作動ピストン26
を肩部座金51がスプール弁18の左側面に係合するま
で右方向に移動せしめる。作動室28内の圧力が制御弁
装置3を介して減少し続けるのに伴い、戻しばね35の
ばね力により作動ピストン26が右方向に運動し続ける
と、スプール弁18も右方向に運動し、バランスピスト
ン38と接触することになる。この集合体が更に右方向
に運動すると、逃し逆止弁62のロールピン40及びス
テム70を介して、逃し逆止弁の弁座72が弁要素39
aから離脱する。但し弁要素39aは圧力制御弁39に
おける圧力及び面積差により弁座43と係合した状態に
留どまる。
シリンダ装置2及び空所42内でそれまで捕捉されてい
た圧力は、開いた逃し逆止弁、弁要素39aの開口7
1、入口7、供給管8及び制御弁装置3を介して逃され
る。空所42及びブレーキシリンダ装置2内の圧力が充
分に減少すると、作動ピストン26、スプール弁18及
びバランスピストン38を介して作用する戻しばね35
は、弁要素39aをその弁座43から引き離し、それに
より圧力制御弁39を経てブレーキシリンダ圧力の最終
的な解放が行われる。
した結果、図1に示されるように、作動ピストン26が
完全解除位置に達すると、スプール弁18は、釣合容器
13に捕捉されたピストン弁87の正面の圧力を最終的
に排気すると同時に、バランス室46の排気を遮断する
ように位置付けられる。
を介して作用するプロポーショニングばね47は弁要素
39aをストッパ78に押し付け、バランスピストン3
8は、ブシュ16のポート55がバランスピストンの環
状溝56及び接続ポート53と連通するように段付き孔
17内で軸方向に整列し、それにより、続いて行われる
制動に応答してバランス室46を再加圧する状態にな
る。
の間にある本発明の積空切換弁装置が作動していない状
態で示された組み立て断面図である。
本体即ちばね上部材と、車両本体の振れに従って車両荷
重の関数として積空切換弁装置の検出腕が係合し得る車
両側枠即ちばね下部材とを含む鉄道車両の概要を示す図
である。
3…ブレーキ制御弁装置、 4…ブレーキ管、 7…入
口(第一通路手段)、 7a…分岐通路7a(第一通路
手段)、 7b…通路(第四通路手段)、 8…ブレー
キシリンダ供給管(入口)、 10…送出管(出口)、
11a…通路(第三通路手段)、 12…管(第二通
路手段)、 13…釣合容器、 18…スプール弁、
23…空洞、 26…作動ピストン、34…センサ腕
(検出腕)、35…戻しばね、 37…調整ねじ、 3
8…バランスピストン、 41…プロポーショニングバ
ルブ、 47…プロポーショニングばね(ばね)、 8
0…台車側枠(ばね下部材)、 85…調整弁(調整弁
手段)、 87…ピストン弁、90…制御ばね、 91
…Oリングシール(シール手段)、 92…Oリングシ
ール92(シール手段)、 93…ストッパ用肩部(停
止手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 選定された圧力まで充填されたブレーキ
管と、ブレーキシリンダ装置と、前記ブレーキシリンダ
装置に加圧下の流体を供給し、また、前記ブレーキ管内
の流体圧力の変化に従って前記ブレーキシリンダ装置か
ら前記加圧下の流体を解放するブレーキ制御弁装置とを
含む鉄道車両ブレーキ制御装置において使用され、鉄道
車両のばね下およびばね上部材の一方に接して搭載され
る積空切換弁装置であって、 (a)前記ばね下およびばね上部材の間の距離を計測す
るため同ばね下およびばね上部材の他方に係合可能であ
って、前記積空切換弁装置の空載設定および積載設定
を、前記距離が前記空載設定および前記積載設定の間の
切換点に対応する所定距離よりも長いか短いかに応じ
て、行う負荷検出手段と、 (b)前記ブレーキ制御弁装置に接続する入口と、前記
ブレーキシリンダ装置に接続する出口と、 (c)前記入口および出口の間にあって加圧下の流体を
案内する弁部材と、 (d)前記積空切換弁装置の前記積載設定において前記
入口での流体圧力を受けるため向かい合う等しい受圧領
域を有し、前記弁部材と接続されているバランスピスト
ンと、 (e)釣合容器と、 (f)前記バランスピストンを横切って前記弁部材の閉
鎖方向への圧力差をもたらすために、前記積空切換弁装
置の前記空載設定において前記受圧領域の一方を減圧さ
せるように前記負荷検出手段によって操作されると共
に、前記空載設定においては前記入口を前記釣合容器に
更に接続する積空弁手段と、 (g)前記入口での圧力が所定値よりも低いときに、前
記釣合容器と前記入口との間の流体圧力の連通を遮断す
るための調整弁手段と、を含む積空切換弁装置。 - 【請求項2】 前記負荷検出手段は、 (a)引き込まれた位置から前記ばね下およびばね上部
材の前記他方との係合状態に向かって移動できる検出腕
と、 (b)前記検出腕を前記引き込まれた位置へ付勢するた
め、同検出腕に接続された戻しばねと、 (c)前記戻しばねに抗して、前記検出腕を、前記引き
込まれた位置から前記ばね下およびばね上部材の前記他
方との係合状態へ向かって、移動させるために、前記入
口での有効な流体圧力、即ち、前記検出腕が前記空載設
定と前記積載設定との間の切換点にあるときに、前記所
定値よりも低い前記入口での流体圧力を受けると共に、
前記検出腕に接続される作動ピストンと、を含む請求項
1記載の積空切換弁装置。 - 【請求項3】 さらに、 (a)前記作動ピストンと前記入口との間に流体圧力の
連通を可能にする第一通路手段と、 (b)前記調整弁手段を有する空洞と、 (c)前記釣合容器に接続される第二通路手段と、 (d)前記空洞に接続される第三および第四通路手段と
を備え、 (e)前記積空弁手段は、前記作動ピストンに接続さ
れ、前記空載設定において前記第二通路手段と前記第三
通路手段との間および前記第一通路手段と前記第四通路
手段との間に流体圧力の連通を与えるスプール弁部材を
含む、請求項2記載の積空切換弁装置。 - 【請求項4】 前記調整弁手段は、 (a)シール手段を有するピストン頭部を含んで前記空
洞内に作動可能に配置され、前記ピストン頭部の面が前
記第四通路手段における圧力流体を受けるピストン弁
と、 (b)前記ピストン弁を、前記シール手段が前記第三通
路手段と前記第四通路手段との間に配置される非作動位
置へ、偏倚させる制御ばねと、 (c)前記シール手段が前記第四通路手段とは反対の前
記第三通路手段の側方に配置される位置に、前記ピスト
ン弁を係合可能にする停止手段と、を含む請求項2記載
の積空切換弁装置。 - 【請求項5】 前記弁部材の解放を行う方向に前記バラ
ンスピストンに作用するばねを更に含む請求項2記載の
積空切換弁装置。
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