JP2563611B2 - 便器装置 - Google Patents

便器装置

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JP2563611B2
JP2563611B2 JP1268433A JP26843389A JP2563611B2 JP 2563611 B2 JP2563611 B2 JP 2563611B2 JP 1268433 A JP1268433 A JP 1268433A JP 26843389 A JP26843389 A JP 26843389A JP 2563611 B2 JP2563611 B2 JP 2563611B2
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由隆 森川
富夫 有川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トイレ室内の暖房に使用するものでさらに
詳しくは温風発生手段を搭載した便器装置に関するもの
である。
従来の技術 従来のこの種の便器装置は、第7図,第8図に示すよ
うに、温風発生装置30を内装し、この装置に連絡する温
風吹き出し口31を設けたケース32とこのケース前面に回
動自在に枢着した便座33と便蓋34とを備え、温風発生装
置30と温風吹き出し口31は便器35に取付け時には、便器
35の後方両脇に配備され、便器35の取付け穴36を介して
便器35の後部上面に固定するようになっていた(例え
ば、実開昭58−62999号公報)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ケース前面に便
座と便蓋が回動自在に枢着され、温風発生装置と温風吹
き出し口が便器後方両脇に張り出した形状に配備されて
おり、このためトイレスペースが減少し、掃除性及び施
工性が改善できなかった。すなわち便器後方両脇の張り
出し部をなくすためには、温風発生装置をケースの大き
さを増大させケース中央部に内蔵させる方法または、便
蓋内に内蔵させる方法が考えられる。しかしながら、ケ
ース中央部に内蔵させる方法は、便蓋および便座を開い
たときの角度が規制され、その結果、便座の自立が困難
になるという課題を有していた。また、便蓋内に内蔵さ
せる方法は、ケース前面に回動軸を有する場合、便蓋の
厚みが増大することにより使用者が着座時において背中
部を圧迫し着座を阻害するため便蓋回動軸の略中心部を
便座回動軸の略中心部と分割し、後方上側に位置させる
必要があり、構成部品が多く複雑になるという課題を有
していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、トイレ
スペースの拡大をはかると共に便蓋の厚みが増大しても
便蓋が開いた状態において使用者の着座を阻害させない
便器装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の便器装置は、便器
と、その便器の後方上面に載置された本体と、その本体
の両側面に配置し、かつ両側面の略中心部を軸として回
動自在に枢着される便座と便蓋とを備え、便蓋に暖房用
の温風発生手段を内蔵させ、便蓋の回動部両側面に外向
きの制風手段と温風吹出口を設けると共に前記本体内に
便座と便蓋の回転抑制手段を設けたものである。
作用 上記構成によって、使用者の着座を阻害させることな
く便座と便蓋の開いた角度がケース前面の形状によって
規制されなくなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第1図〜第3図において、1は洋式便器でこの便器
上面の後部の取付穴を介してボルトとナット等で本発明
の便器装置の本体2が衆知の方法(従来例第8図と同
等)により固定されている。本体2の両側面の略中心部
に暖房便座(以下、便座と呼ぶ)3と温風発生手段5を
内蔵した便蓋4が支持軸6により、回動自在に枢着して
いる。便蓋回動部7は便座回動部8より外側に取り付け
られている。便蓋4の構成は、便器当接面側9に凹部10
を形成し、蓋11とにより箱状となし、吸い込み口12とフ
ィルター13を便蓋後端面14に凹部10の中心に偏平タイプ
のモーターファン15を配置して吹き出し方向を便器1の
後方へ向くように配置している。続いて便器1の両側面
方向に風を分流させ、その終端は便蓋回動部7へ流出す
る風洞16を構成しており、ヒータ17はニクロム線や半導
体式ヒータ等からなり、サーモスタット18や温度ヒュー
ズ19等の安全装置と組み合わせ、その風路途中に適時配
置されている。さらに便蓋後端面14の両側に前記風路の
風洞16に連通しかつ外向きに開口する回動部7と温風吹
き出し口20を形成している。そして回動部側には、便座
回動部8を介して連通した支持軸6が挿通固定され、本
体2内に設けた回転抑制手段21とにより支持軸6を支持
する構成としている。回転抑制手段21は第4図に示すよ
うにオイルダンパ27とクラッチ機構28と自立機構29で構
成し、各部品を搭載することにより大きくなった便蓋4
の回転モーメントを抑制し、便蓋4を閉じるときは衝撃
を吸収し、開けるときはスムーズに持ち上げられる。ま
た開いた角度が便器面に対して約90度程度になると支持
軸6と連動して回転する回転板29Aに設けた凸部29Bが固
定板凸部29Cに当接して自立させる目的で用いられるも
のである。なお、本実施例では、支持軸6は便蓋回動部
7に固定された便蓋4の回動と連動して回転する構成と
しているが、この構成とは逆に本体1側に支持軸6を固
定し、回転抑制手段21を便座および便蓋回動部7,8に設
けることも可能である。次に温風吹き出し口側には温風
の風向きを抑制する制風手段(ルーバー)22を便蓋回動
部7に対して周方向に任意な位置で固定している。本実
施例ではルーバー22は一方向に風向きが抑制される構成
で、従って便蓋4の回動状態によって風向きが自然に変
更される。第5図に示すように便蓋4が閉じた状態、つ
まり便座4に使用者が着座していない状態のとき温風が
トイレ室内の床面26に向け吹き出すルーバー22とすれば
第6図に示すように便蓋4が開いた状態つまり、便座3
に使用者が着座している状態においては、人体側方へ吹
き出すことになり局部暖房として利用できる。またルー
バー22を回転させ非着座時(第5図)に便器1後部のロ
ータンク23や水道管24等の方向へ向けることにより積極
的に凍結を防止する目的にも利用できる。
またこれら目的を総合的に果たすためには、制風手段
であるルーバー22の形状を放射状に形成するか一方向規
制のルーバー22をモーター等(図示せず)で自動的に回
転させるように構成すればよい。なお、この温風発生手
段5は便蓋後端面14付近に設けたルームサーモや室温セ
ンサー等の室温検知手段25と連動して作動するようにし
ているため省エネルギーとなる他、上述した効果がより
発揮されるのである。
上記構成において、本体2の両側面の略中心部に便座
3と温風発生手段5を内蔵した便蓋4が同軸の支持軸6
で回動自在に枢着されていることと本体2内に便座3と
便蓋4の回転抑制手段21を設けることにより、回動支点
が後方へ位置し、便蓋4の開いた角度を必ずしも便器面
に対して鈍角にする必要はなく、使用者の着座を阻害す
ることがない。また便器側方への張り出しがなくなる作
用もあり、トイレスペースが拡大し、掃除性および施工
性が改善できる。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明の便器
装置によれば次の効果が得られる。
(1) 本体の両側面の略中心部に便座と便蓋が同軸の
支持軸で回動自在に枢着されており、本体内に便座と便
蓋の回転抑制手段を設けているため、回動支点が後方へ
位置し、便蓋の開いた角度を必ずしも便器面に対して鈍
角にする必要はなく、使用者の着座を阻害することがな
い。
(2) 便器側方への張り出しがなくなるため、トイレ
スペースが拡大し、掃除性および施工性が改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における便器装置の斜視図、
第2図は同便器装置の要部透視平面図、第3図は同便器
装置の要部透視側面図、第4図は同便器装置の回転抑制
手段の要部断面図、第5図は同便器装置の非着座時(便
蓋閉時)の側面図、第6図は同便器装置の着座時(便蓋
開時)の側面図、第7図は従来の便器装置の斜視図、第
8図は同便器装置の一部切欠き側面図である。 1……便器、2……本体、3……便座、4……便蓋、5
……温風発生装置、7……便蓋回動部、20……温風吹出
口、21……回転抑制手段、26……制風手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−76626(JP,A) 特開 昭59−77821(JP,A) 実開 昭62−193499(JP,U) 実開 昭62−116996(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器と、その便器の後方上面に載置された
    本体と、その本体の両側面に配置され,かつ両側面の略
    中心部を軸として回動自在に枢着される便座および便蓋
    とを備え、前記便蓋に暖房用の温風発生手段を内蔵さ
    せ、前記便蓋の回動部両側面に外向きの制風手段と温風
    吹出口を設けると共に、前記本体内に便座と便蓋の回転
    抑制手段を設けてなる便器装置。
JP1268433A 1989-10-16 1989-10-16 便器装置 Expired - Fee Related JP2563611B2 (ja)

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JPH03128018A JPH03128018A (ja) 1991-05-31
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