JP2563516Y2 - 散布機装着自走車両 - Google Patents

散布機装着自走車両

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JP2563516Y2 JP1990073376U JP7337690U JP2563516Y2 JP 2563516 Y2 JP2563516 Y2 JP 2563516Y2 JP 1990073376 U JP1990073376 U JP 1990073376U JP 7337690 U JP7337690 U JP 7337690U JP 2563516 Y2 JP2563516 Y2 JP 2563516Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、散布機装着自走車両に係り、詳しくは専
用型田植機の有効利用を図ることができる散布機装着自
走車両に関するものである。
【従来の技術】
水田稲作の中期(田植後、45〜60日経過後)防除とし
て粒状薬剤の散布が行なわれる。第8図〜第11図は水田
における粒状薬剤の従来の散布状況に関する。 第8図は人力手回し散粒機102を使用する粒状薬剤の
散布状況を示す図である。作業者100は、人力手回し散
粒機102を首から吊り下げ、人力手回し散粒機102のハン
ドルを手で回しつつ、歩行して、粒状薬剤を散布する。 第9図は背負動力散布機104を使用する粒状薬剤の散
布状況を示す図である。一方の作業者100は、背負動力
散布機104を背中に背負って一方の畦畔106に立ち、他方
の作業者100は、背負動力散布機104から延ばされた散布
ホース108の先端を把持して、他方の畦畔106に立つ。そ
して、この状態を保持しつつ、両作業者100は、それぞ
れの畦畔100を歩行して、散布ホース108の噴口から粒状
薬剤を散布する。 第10図は走行式動力散布機110を使用して粒状薬剤の
散布状況を示す図である。走行式動力散布機110は、粒
状薬剤を貯蔵する薬剤タンク112と、薬剤タンク112内の
粒状薬剤を搬送するための風を生成する送風機114を備
え、薬剤タンク112内の粒状薬剤は、薬剤タンク112の下
部の吐出・調量装置116により調量されて、噴管118へ導
出され、送風機114からの風に搬送されて、散布ホース1
08へ送られる。一人の作業者100は、散布ホース108の先
端を把持して、走行式動力散布機110の走行に合わせて
歩行する。粒状薬剤は散布ホース108の各吐出口から散
布される。 第11図はヘリコプター120を使用した薬剤散布の状況
を示す図である。ブーム122が、ヘリコプター120の前端
下部に取付けられて、左右方向へ延ばされ、複数個のノ
ズル124が、ブーム122に長手方向へ等間隔に吊設され
る。ヘリコプター120は水田の上空を飛んで、ノズル124
から薬液が散布される。 一方、小型動力散布機を手押し式又は自走式台車に載
設して、粒状薬剤を散布するものもある。 また、公知の乗用型田植機は田植え以外の特別の用途
を有していなかった。
【考案が解決しようとする課題】
第8図の粒状薬剤の問題点は次の通りである。 (a) 作業者100は、3〜6kgの粒状薬剤を積み込んだ
人力手回し散粒機102を首から長時間吊るすので、首が
痛くなる。 (b) 作業者100は、歩行しつつ、手で人力手回し散
粒機102のハンドルを回し続ける必要があり、散布幅も
狭いので。手間と時間がかかる。 (c) 人力手回し散粒機102のハンドルの回転速度及
び作業者100の歩行速度にむらが生じ、粒状薬剤の散布
にむらが生じ易い。 第9図の薬剤散布の問題点は次の通りである。 (a) 背負動力散布機104の薬剤タンクは満量時9〜1
8kgにも達し、背負動力散布機104を背負う作業者100の
労力が増大している。 (b) 散布ホース108の先端を保持するために、もう
一人の作業者100が必要であり、人手がかかる。 (c) 風向きにより作業者100が薬剤を浴び易く、健
康上好ましくない。 (d) 風速が3m/sec以上となると、粒状薬剤が飛散す
るので、散布の実施は困難であり、散布時期の制約が大
きい。 (e) 薬剤の飛散による公害問題が起こり易い。 第10図の薬剤散布の問題点は次の通りである。 (a) 広範囲の水田の一斉防除に使用されるもので、
個々の農家がそれぞれの都合により防除作業を行なうこ
とは困難である。 (b) 作業者は、走行式動力散布機110の運転、薬剤
タンクタンク112への薬剤補給、薬剤運搬、散布ホース1
08の中持ち、散布ホース108の先端持ち等に、計9人位
が必要となり、人手がかかる。 (c) 風向きによっては、作業者が薬剤を浴び、健康
を害する虞れがある。 (d) 第9図の背負動力散布機104を使用するときよ
り、散布時間の制約が大きく、早朝5時〜8時の間に限
られる。 第11図の薬剤散布の問題点は次の通りである。 (a) 広範囲の水分の一斉防除に使用されるもので、
個々の農家がそれぞれの都合により防除作業を行なうこ
とは困難である。 (b) 一般民家へ薬剤が飛躍し易く、公害問題となり
易い。 また、小型動力散布機を手押し式又は自走式台車に載
設したものでは、前述の第8図〜第11図の散布作業で指
摘された問題点は解消されるが、粒状薬剤の散布流量は
台車の走行速度に比例していない。したがって、均一散
布を行なうときは、散布作業中の農業用トラクタの走行
速度を一定に保持して運転する必要があり、運転操作が
煩雑になる。 最近の乗用型田植機は高度制御技術を装備し、高価と
なっているにもかかわらず、田植え以外の用途にはほと
んど使用できず、1年当りの乗用型田植機の稼動日は3
〜5日と少なく、機械の償却面から農家経営を圧迫して
いる。 この考案の目的は、乗用型田植機の有効利用を図るこ
とができ、かつ粒体の散布流量を走行速度に合わせるこ
とができ、更に粒体の種類に応じて粒体の散布密度を調
整することができる散布機装着自走車両を提供すること
である。
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して
説明する。 駆動輪(16,18)により自走可能でかつ後部に植付装
置(24)を着脱自在に装着され、前記駆動輪(16,18)
の回転速度に比例する回転速度で回転するPTO軸(20)
を有する田植機の田植機台車(12)に、前記植付装置
(24)に代えて、この田植機台車(12)の後部に着脱自
在に装着される散布機(26)が、粒体(30)を貯蔵する
タンク(28)と、このタンク(28)から導出された前記
粒体(30)を搬送する風を生成すべく前記PTO軸(20)
により増速機(42)を介して駆動される送風機(40)
と、前記PTO軸(20)からの動力とは別系統の回転駆動
手段(36)により前記粒体(30)を前記噴頭(44)に至
る噴管(34)へ導出する回転部材(86)を備える調量装
置(32)と、前記PTO軸(20)の回転速度を検出する近
接センサ(54)からの入力に基づいて前記回転駆動手段
(36)を作動する制御器(38)に配設されて前記粒体
(30)の種類に応じて前記回転駆動手段(36)による前
記回転部材(86)の回転の速度を変化させる調整部材
(78)とを有してなる。
【作用】
この考案では、田植機台車(12)を、散布機装着自走
車両として利用する場合、田植機台車(12)から植付装
置(24)を取外し、植付装置(24)の代りに田植機台車
(12)に散布機(26)を装着する。また回転部材(86)
は回転による連行により散布機(26)内の粒体(30)を
導出するので、回転部材(86)による粒体(30)の導出
流量はPTO軸(20)からの動力とは別系統の回転駆動手
段すなわち直流モータ(36)の回転速度にほぼ比例す
る。一方、PTO軸(20)は、田植機台車(12)の駆動輪
(16,18)の回転速度すなわち田植機台車(12)の走行
速度に比例した回転速度で回転する。更に粒体(30)の
種類に応じて調整部材(78)を操作し、これにより、PT
O軸(20)の回転速度と回転部材(86)の回転速度との
比が変化し、田植機台車(12)の走行速度が等しいにも
かかわらず、回転部材(86)の回転速度が変化する。し
たがって、粒体(30)の導出流量、すなわち粒体(30)
の散布流量も変化する。
【実施例】
以下にこの考案を第1図〜第7図の実施例について説
明する。 第2図は乗用型田植機10の側面図である。田植機台車
12は、運転手が乗り込んで乗用型田植機10の運転操作を
行なう運転席14を備え、前輪16及び後輪18の駆動により
自走可能になっている。PTO軸20は、田植機台車12の前
後方向に延びて、前輪16及び後輪18の回転に同期して回
転し、PTO軸20の後端部は田植機台車12の後部に達して
いる。油圧リンクアーム22は、上部中央及び左右側方に
配設され、前端部を田植機台車12の後部に結合してい
る。植付装置24は、油圧リンクアーム22の後端部に着脱
自在に装着され、前輪16及び後輪18の回転に同期した回
転動力を、PTO軸20を介して受けて、稲の苗を一定間隔
で植付ける。 第3図は第2図の植付装置24を取り外した状態の側面
図である。 第1図は第3図の田植機台車12に散布機26を装着した
状態の側面図である。散布機26について説明すると、散
布機26は油圧リンクアーム22の後端部に着脱自在に装着
され、薬剤タンク28は、内部に粒状薬剤30を貯蔵し、下
部を、調量装置32を介して噴管34の上部に結合する。調
量装置32は回転駆動手段としての直流モータ36を含み、
噴管34は前後方向へ延びている。送風機40は、薬剤タン
ク28の前側に配設され、増速機42からの回転動力により
駆動されて、風を生成する。送風機40は下部の風吐出口
ににおいて噴管34の前端部へ接続され、噴管34内へ導入
された風は、調量装置32を介して薬剤タンク28の下部か
ら導出されて来る粒状薬剤30を噴管34の後端へ搬送す
る。噴頭すなわち多口噴頭44は、左右水平方向へ延び、
中央部を噴管34の後端部へ接続され、下面側において長
手方向へ等間隔に複数個の吐出口46を備える。カウンタ
軸48はユニバーサルジョイント50を介してPTO軸20へ接
続され、Vベルト52は、垂直方向へ掛けられて、回転動
力をカウンタ軸48から増速機42へ伝達する。近接センサ
54は、カウンタ軸48の前端部の近傍に、カウンタ軸48に
無接触で配設される。 第4図は田植機台車12の駆動部の構成図である。エン
ジン56の回転動力は、中間軸58を介して前側ディファレ
ンシャル装置60へ伝達され、さらに前側ディファレンシ
ャル装置60から伝動軸62を介して後ろ側ディファレンシ
ャル装置64へ伝達される、前側ディファレンシャル装置
60及び後ろ側ディファレンシャル装置64は左右の前輪16
及び後輪18へ回転動力を分配する。エンジン56と中間軸
58との間の接続は運転席14(第1図〜第3図)の手動操
作のテンションクラッチ66により制御される。中間軸58
の回転動力はまた、伝動軸68及びクラッチ70を介してPT
O軸20へ接続され、クラッチ70は、運転席14に配設され
て、手動操作により断接される。前輪16、後輪18及びPT
O軸20は共通の中間軸58へ接続されているので、それら
の回転は相互に同期しているとともに、それらの回転速
度は相互に比例関係にある。したがって、PTO軸20の回
転速度は田植機台車12の走行速度に比例する。 第5図は散布機26の構成図である。磁石72は、カウン
タ軸48の前端部の周部に固定され、カウンタ軸48と一体
的に回転する。近接センサ54は、磁石72の接近及び離反
に伴う磁束密度の変化からカウンタ軸48の回転速度を検
出する。制御器38は、制御器38内の電気素子への電力の
供給をオン、オフするメインスイッチ74、及び直流モー
タ36の回転及び停止を制御する手動アクションスイッチ
76の他に、複数個の回転速度比を選択する回転速度比設
定ダイヤル78を有している。電圧変換器80は、バッテリ
82から電力を受け、制御器38及び回転速度センサ84から
の入力に基づいた電圧を直流モータ36に印加する。回転
速度センサ84は直流モータ36の回転速度を検出する。 第6図は第5図のVI-VI線に沿う垂直断面図である。
調量装置32に備えられる回転部材としてのロール86は、
薬剤タンク28の下部から噴管34へつながる通路へほぼ半
部を張り出すように通路の両側に配設され、直流モータ
36(第5図)の駆動により回転することにより薬剤タン
ク28の下部の粒状薬剤30を連行し、噴管34へ導出する。
ロール86の1回転により薬剤タンク28から噴管34へ導出
される粒状薬剤30の量は等しいので、薬剤タンク28から
噴管34への導出流量はロール86の回転速度に比例する 第7図は直流モータ36の回転速度制御回路図である。
近接センサ54は、磁石72の回転に伴う磁束密度の変化か
らカウンタ軸48、すなわちPTO軸20の回転速度を検出す
る。比較器88は近接センサ54の出力を方形波に変換し、
シュミット回路89は比較器88の出力波形を成形する。回
転速度比設定ダイヤル78は、手動操作されて、シュミッ
ト回路89の出力を比例定数器90a〜90dへ選択的に送る。
比例定数器90a〜90dはシュミット回路89の出力パルスの
周波数にそれぞれの比例定数を掛けた電圧を出力し、比
例定数器90a〜90dにおいて設定されている比例定数はそ
れぞれ異なったものになっている。リレースイッチ92
は、回転速度比設定ダイヤル78により選択された比例定
数器90a〜90dの1個の出力電圧を電圧変換器80へ送り、
電圧変換器80は、バッテリ82から電力を受け、リレース
イッチ92からの入力に基づいて直流モータ36に印加する
電圧を変更する。直流モータ36の回転速度は電圧変換器
80からの印加電圧にほぼ比例する。直流モータ36の回転
速度は回転速度センサ84により検出され、回転速度セン
サ84の検出値が増幅器94を介して電圧変換器80へフィー
ドバックされ、電圧変換器80は直流モータ36の目標回転
速度と実際の回転速度との差に基づいて直流モータ36の
印加電圧を修正する。 実施例の作用について述べる。 乗用型田植機10の田植機台車12へ散布機26を装着して
自走する自走車両として使用する場合は、乗用型田植機
10(第2図)から植付装置24を取外し(第3図)、油圧
リンクアーム22の後端部へ代りに散布機26を取付ける
(第1図)。また、カウンタ軸48はユニバーサルジョイ
ント50を介してPTO軸20へ接続する。 テンシヨンクラッチ66及びクラッチ70を接にするとと
もに、制御器38のメインスイッチ74及び手動アクション
スイッチ76をオンにする。こうして、前輪16及び後輪18
が駆動されて、田植機台車12が前進する。PTO軸20は、
田植機台車12の前輪16及び後輪18の回転速度、すなわち
田植機台車12の走行速度に比例した回転速度で回転す
る。送風機40は、カウンタ軸48、Vベルト52及び増速機
42を介してPTO軸20からの回転動力を受け、田植機台車1
2の走行速度に関係した回転速度で駆動されて、風を生
成する。この結果、風力は田植機台車12の走行速度の上
昇に連れて増加する。 一方、調量装置32の直流モータ36は、PTO軸20の回転
速度に比例した電圧を印加されて、回転し、これによ
り、ロール86は、田植機台車12の走行速度にほぼ比例し
た回転速度で回転し、薬剤タンク28の下部の粒状薬剤30
を連行して、噴管34へ導出する。こうして、粒状薬剤30
は、田植機台車12の走行速度にほぼ比例する流量で噴管
34へ導出され、送風機40からの風に搬送されて、多口噴
頭44の各吐出口46から散布される。すなわち、田植機台
車12の走行速度が上昇するに連れて粒状薬剤30の散布流
量も増加し、粒状薬剤30の散布密度は田植機台車12の走
行速度に関係なく一様となる。 回転速度比設定ダイヤル78は粒状薬剤30の種類に応じ
て回転操作され、これにより、PTO軸20の同一の回転速
度に対する調量速度32のロール86の回転速度が変化し、
田植機台車12の走行速度と粒状薬剤30の散布流量の比が
変更される。こうして、粒状薬剤30の散布密度は粒状薬
剤30の種類に応じて変更される。 図示の実施例では、粒体として粒状薬剤30が説明され
ているが、この考案では、粒状薬剤30以外の粒状肥料、
種子等、他の粒体の散布にも適用可能である。
【考案の効果】
この考案では、乗用型田植機の田植機台車を、散布機
装着自走車両に利用することができるので、従来稼動効
率の低かった乗用型田植機の有効利用を図ることができ
るとともに、散布機の構成自体に関しても、噴管の高さ
や、各部分品の配置等について、散布機本来の制約を離
れた自由な設計の採用が可能となる。 また、回転してタンク内の粒体を連行、導出する回転
部材は、PTO軸からの動力とは別系統の回転駆動手段す
なわち直流モータにより回転されるので、田植機台車の
走行中の粒体の散布流量は、田植機台車の走行速度の増
減に合わせて増減し、作業者は田植機台車の走行速度の
補正に煩わされることなく、粒体の均一散布を図ること
ができる。 更に、調整部材を操作することにより、田植機台車の
走行速度に対する回転部材からの粒体の導出流量を変更
することができる。この結果、田植機台車の走行速度に
対する回転部材からの粒体の導出速度を粒体の種類に応
じて選択することにより、粒体の散布密度を粒体の種類
に応じて適切に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の実施例に関し、第1図は第
3図の田植機台車に散布機を装着した状態の側面図、第
2図は乗用型田植機の側面図、第3図は第2図の植付装
置を取り外した状態の側面図、第4図は田植機台車の駆
動部の構成図、第5図は散布機の構成図、第6図は第5
図のVI-VI線に沿う垂直断面図、第7図は直流モータの
回転速度制御回路図、第8図〜第11図は水田における粒
状薬剤の従来の散布状況に関し、第8図は人力手回し散
粒機を使用する粒状薬剤の散布状況を示す図、第9図は
背負動力散布機を使用する粒状薬剤の散布状況を示す
図、第10図は走行式動力散布機を使用した粒状薬剤の散
布状況を示す図、第11図はヘリコプターを使用した薬液
散布の状況を示す図である。 12……田植機台車、16……前輪(駆動輪)、18……後輪
(駆動輪)、20……PTO軸、24……植付装置、26……散
布機、28……薬剤タンク(タンク)、30……粒状薬剤
(粒体)、32……調量装置、34……噴管、36……直流モ
ータ(回転駆動手段)、38……制御器、40……送風機、
44……多口噴頭(噴頭)、78……回転速度比設定ダイヤ
ル(調整部材)、86……ロール(回転部材)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動輪(16,18)により自走可能でかつ後
    部に植付装置(24)を着脱自在に装着され、前記駆動輪
    (16,18)の回転速度に比例する回転速度で回転するPTO
    軸(20)を有する田植機の田植機台車(12)に、前記植
    付装置(24)に代えて、この田植機台車(12)の後部に
    着脱自在に装着される散布機(26)が、粒体(30)を貯
    蔵するタンク(28)と、このタンク(28)から導出され
    た前記粒体(30)を搬送する風を生成すべく前記PTO軸
    (20)により増速機(42)を介して駆動される送風機
    (40)と、前記PTO軸(20)からの動力とは別系統の回
    転駆動手段(36)により前記粒体(30)を前記噴頭(4
    4)に至る噴管(34)へ導出する回転部材(86)を備え
    る調量装置(32)と、前記PTO軸(20)の回転速度を検
    出する近接センサ(54)からの入力に基づいて前記回転
    駆動手段(36)を作動する制御器(38)に配設されて前
    記粒体(30)の種類に応じて前記回転駆動手段(36)に
    よる前記回転部材(86)の回転の速度を変化させる調整
    部材(78)とを備える散布機装着自走車両。
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