JP2563157Y2 - 自動製氷装置 - Google Patents

自動製氷装置

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JP2563157Y2
JP2563157Y2 JP1991043425U JP4342591U JP2563157Y2 JP 2563157 Y2 JP2563157 Y2 JP 2563157Y2 JP 1991043425 U JP1991043425 U JP 1991043425U JP 4342591 U JP4342591 U JP 4342591U JP 2563157 Y2 JP2563157 Y2 JP 2563157Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば冷蔵庫の冷凍室
内に設置される自動製氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような自動製氷装置は、製氷皿を駆
動する駆動部及びこの駆動部を制御する制御回路部を備
えている。そして前記駆動部を機体内に設け、前記駆動
部を制御回路部を介して制御することにより、前記製氷
皿を水平状態から反転させてその内部の氷塊を離脱さ
せ、貯氷箱内に落下させる。そしてこの離脱後に再度製
氷皿を水平状態に戻して待機させる。この待機状態で再
び製氷皿に水を補給して前述したサイクルを繰り返すこ
とにより順次自動的に氷塊を得るようになっている。そ
して従来においては、製氷皿を駆動する制御回路部が機
体の外部に別個のケースに収納されて設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このように
駆動部を制御する制御回路部が機体の外部に設けられて
いると、自動製氷装置の全体の構成が大型になってしま
う。この種の自動製氷装置は冷蔵庫の冷凍室内に設置さ
れるものであり、したがって全体の構成が大型になる
と、冷凍室内の余剰のスペースが狭くなり、他の冷凍食
品などを収納する際に、冷凍室内を有効に利用すること
ができなくなってしまう。
【0004】本考案は、前記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、構成の小型化を図って
冷凍室内のスペースを有効に利用することができる自動
製氷装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の自動製氷装置
は、前記目的を達成するために、機体内に、製氷皿を駆
動する駆動部およびこの駆動部を制御する制御回路部が
設けられ、前記駆動部を前記制御回路部を介して制御す
ることにより、前記製氷皿を水平状態から反転させてそ
の内部の氷塊を離脱させ、かつこの離脱後に再度製氷皿
を水平状態に戻して待機させるものにおいて、前記駆動
部は少なくとも初段歯車と終段歯車とを備える減速歯車
機構を含んでいて、その終段歯車を境とする初段歯車の
反対側における機体内のデッドスペースに前記制御回路
部を組み込むようにしたものである。
【0006】
【作用】前記構成の自動製氷装置によれば、機体内部の
デッドスペースに制御回路部を組み込んで組み立てたの
で、全体の構成が小型となり、冷凍室内が広く使えるよ
うになる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例による自動製氷装置
を図面に基づいて説明する。まず、図中1は自動製氷装
置であり、この自動製氷装置は冷却器を備える冷蔵庫の
冷凍室内に収納されている。2は自動製氷装置1の上部
の製氷皿である。この製氷皿2は可撓性を有する合成樹
脂からなり、両端に支持板3,4を有し、底部には複数
に区画された製氷凹部5…を有している。この製氷皿2
の長手方向両端には支軸6,7が設けられており、この
支軸6,7は製氷皿2を支持するフレーム8に水平に支
持されている。このフレーム8は前記製氷皿2の下方に
位置する部分に大きな開口部8aを有している。また、
このフレーム8には製氷皿2の回動を規制するアングル
形状のストッパ9が設けられ、製氷皿2が180度反転
回動した際にこのストッパ9に当接するようになってい
る。
【0008】前記フレーム8の開口部8aの下方には上
面が開口された貯氷箱10が設けられ、この貯氷箱10
が冷凍室に対して挿脱可能となっている。フレーム8の
一側部には機体11が設けられている。この機体11内
には駆動部12が設けられ、この駆動部12は、モータ
13と、このモータ13の伝達軸14の先端部に設けら
れたウォームギア15と、初段、中段、終段の3種類の
歯車16a,16b,16cからなる歯車機構とを備
え、前記歯車機構の初段の歯車16aがウォームギア1
5に噛合し、終段の歯車16cの出力軸17cが機体1
1から突出して製氷皿2の支軸6に連結されている。前
記ウォームギア15はモータ13の起動に応じて200
0〜3000rpmで回転するが、機体11のほぼ中央
に位置する終段の歯車16cの回転は減速されてほぼ2
〜3rpmで回転するようになっている。そして高速で
回転するウォームギア15に、騒音や摩耗防止の目的で
グリースが塗布されている。終段の歯車16cの出力軸
17cにはカム20が取り付けられている。このカム2
0はほぼ半円形状に形成され、円弧形状のカム面20a
と非円弧形状のカム面20bとを有している。
【0009】機体11には第1の軸22及び第2の軸2
3が設けられ、第1の軸22には第1のボス24が第2
の軸23には第2のボス25がそれぞれ回転自在に設け
られている。
【0010】第1のボス24の周面の一部には検知棒2
6が取付けられ、この検知棒26が機体11から突出し
て前記貯氷箱10内に延出している。さらに第1のボス
24の周面の他の一部からは第1のアーム27が突出
し、この第1のアーム27の先端部が貯氷量検出部28
(フォトインタラプタ)内に介在した状態となってい
る。また第2のボス25は図示しないスプリングを介し
て図1中の時計回りの回動方向に弾性的に付勢され、こ
の第2のボス25の周面に連動バー30と第2のアーム
31と支持バー32とがそれぞれ略90度ずつの角度を
ずらして設けられている。
【0011】前記連動バー30の先端部は、前記カム2
0の円弧形状のカム面20aの一端側の端部に前記スプ
リングの付勢力で弾性的に接触し、前記第2のアーム3
1の先端部は製氷皿位置検出部33(フォトインタラプ
タ)内に介在した状態となっている。前記支持バー32
の先端部は前記検知棒26の基端側の下方に延出し、こ
の支持バー32により検知棒26がほぼ水平に支持され
ている。
【0012】ここで、図1に示すように、機体11内
で、かつ歯車機構における終段の歯車16cを境とする
初段の歯車16aの反対側の部分のデッドスペースに制
御回路部35が設けられている。この制御回路部35は
半導体などの各種の電子部品を備えるPC板などからな
り、この制御回路部35に前述した貯氷量検出部28と
製氷皿位置検出部33が接続されている。
【0013】こうして構成された自動製氷装置において
は、まず、製氷皿2の各製氷凹部5…内に図示しない給
水ノズルを通して水が一定量収容されて、それが自動製
氷装置1の周囲の冷気により冷却されて凍結し、氷塊A
となる。凍結の完了は製氷皿2に設けられた図示しない
温度センサにより検知され、この検知の信号が制御回路
部35に送られ、これに基づいてモータ13が起動す
る。そしてモータ13の回転力がウォームギア15から
減速歯車16a,16b,16cを介して出力軸17c
に伝わり、この出力軸17cが低速で回転する。
【0014】この出力軸17cには製氷皿2が連結され
ているから、出力軸17cの回転に応じて製氷皿2が
に反転する。そして製氷皿2がほぼ180度まで反転
すると、この製氷皿2の上面の一端側の一方の隅部がス
トッパ9に当接する。この当接後にも出力軸17cの回
転が進み、したがって製氷皿2がひねられ、このひねり
により各製氷凹部5…内の氷塊A…が剥離し、その下方
の貯氷箱10内に排出される。
【0015】出力軸17cが回転する際には、これと一
体にカム20が図1に示す矢印方向に回転し、製氷皿2
が反転動作している間はこのカム20の円弧形状のカム
面20aが連動バー30の先端部に接触していて、製氷
皿2がほぼ180度にまで反転してこの製氷皿2がひね
られる時点に前記円弧形状のカム面20aが連動バー3
0から離脱し、この離脱に応じて第2のボス25が前記
スプリングの付勢力で図1中の時計方向に一定角度回動
する。この回動により第2のアーム31の先端部がフォ
トインタラプタで構成された製氷皿位置検出部33から
離脱し、この離脱に基づいて製氷皿2がほぼ180度反
転して氷塊Aが排出されたことが検知される。そしてこ
の検知の信号が制御回路部35に送られ、これに基づい
てモータ13が逆転するように制御される。そしてモー
タ13の逆転により前記各部材が元の位置に復帰し、水
平状態で待機する製氷皿2内に再び水が補給され、この
水がその周囲の冷気により冷却される。このようなサイ
クルが順次繰り返され、これに伴い貯氷箱10内に順次
氷塊Aが貯留されて増量する。
【0016】ところで、カム20の円弧形状のカム面2
0aが連動バー30の先端部から離脱して第2のボス2
5が一定角度回動した際には、このボス25に一体的に
設けられた支持バー32が検知棒26の下方に変位す
る。
【0017】ここで貯氷箱10内の氷塊Aの貯留量が満
量以下であれば、支持バー32の変位に伴い検知棒26
が第1のボス24と一体に第1の軸22を支点に自重で
回動してその先端部が貯氷箱10内の下方に変位し、ま
た、第1のボス24の回動により第1のアーム27の先
端部がフォトインタラプタで構成された貯氷量検出部2
8から離脱する。これに対し、貯氷箱10内に氷塊Aが
満量にまで貯留されている場合は、検知棒26の先端部
がその氷塊Aに当たってその下方への変位が阻止され、
したがって第1のアーム27が貯氷量検出部28から離
脱せず、これに基づいて貯氷箱10内の氷塊Aの満量が
検知され、この検知の信号が制御回路部35に送られ
る。そしてこの信号の入力に基づいて製氷の一サイクル
が終了して製氷皿2が水平状態に復帰した時点にその動
作回路が開放され、次のサイクルへの移行が停止され
る。
【0018】このような製氷の制御を行う制御回路部3
5は機体11内のデッドスペースに組み込まれており、
このため自動製氷装置1の全体の構成が小型となり、し
たがってこの自動製氷装置1が設置される冷蔵庫の冷凍
室内における余剰のスペースが広がり、これによりこの
冷凍室内に他の冷凍食品などを収納する際に、冷凍室内
を有効に利用することができる。
【0019】また、機体11に設けられた駆動部12の
ウォームギア15は前述したように高速で回転するため
にこのウォームギア15に塗布されたグリースがその周
囲に飛散する恐れがあるが、制御回路部35は機体11
の中央部を隔てて前記ウォームギア15の反対側に配設
されており、このためにウォームギア15の周囲にグリ
ースが飛散しても制御回路部35までには達せず、した
がって制御回路部35がグリースで汚損されるようなこ
とがない利点がある。
【0020】
【考案の効果】本考案は、前述の如く構成したから、構
成の小型化を図って冷凍室内のスペースを有効に利用す
ることができ、また制御回路部を機体内における終段歯
車を境とする初段歯車の反対側のデッドスペースに設け
るようにしたから、グリースの飛散の恐れがある初段歯
車から制御回路部が遠ざかって配置し、したがって制御
回路部がグリースで汚損されるようなことがなく、常に
所定の特性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自動製氷装置の要部断
面図。
【図2】同上自動製氷装置の側断面図。
【図3】同上自動製氷装置の平断面図。
【符号の説明】
2…製氷皿、11…機体、12…駆動部、35…制御回
路部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体内に、製氷皿を駆動する駆動部およ
    びこの駆動部を制御する制御回路部が設けられ、前記駆
    動部を前記制御回路部を介して制御することにより、前
    記製氷皿を水平状態から反転させてその内部の氷塊を離
    脱させ、かつこの離脱後に再度製氷皿を水平状態に戻し
    て待機させるものにおいて、前記駆動部は少なくとも初段歯車と終段歯車とを備える
    減速歯車機構を含んでいて、その終段歯車を境とする初
    段歯車の反対側における機体内のデッドスペースに前記
    制御回路部を組み込んだ ことを特徴とする自動製氷装
    置。
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SE375569B (ja) * 1974-01-28 1975-04-21 Mekantransport Ab
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