JP2562907Y2 - ランプ搭載用支持捍の固着装置 - Google Patents

ランプ搭載用支持捍の固着装置

Info

Publication number
JP2562907Y2
JP2562907Y2 JP1214792U JP1214792U JP2562907Y2 JP 2562907 Y2 JP2562907 Y2 JP 2562907Y2 JP 1214792 U JP1214792 U JP 1214792U JP 1214792 U JP1214792 U JP 1214792U JP 2562907 Y2 JP2562907 Y2 JP 2562907Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long groove
groove
piece
lamp
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1214792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0560941U (ja
Inventor
正史 釜谷
玄 可児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PIA Corp
Original Assignee
PIA Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PIA Corp filed Critical PIA Corp
Priority to JP1214792U priority Critical patent/JP2562907Y2/ja
Publication of JPH0560941U publication Critical patent/JPH0560941U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562907Y2 publication Critical patent/JP2562907Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車輌の屋根に取り付け
られるランプ搭載用の支持捍に関し、特にランプハーネ
ス等紐状物を保護管理する装置である。
【0002】
【この考案が為された背景】近頃特に若者の間では複数
個のランプを車両の屋根に搭載することが流行してい
る。通常このランプを車輌の屋根に搭載するには、車輌
の屋根に適宜の手段で横桟を固定し、この横桟に複数の
ランプを固定する。この場合問題となるのは所謂コード
などの紐状ランプハーネスの存在で、上記横桟に巻きつ
けるかまたは横桟に適宜の手段で貼りつける等の方法が
採られる。
【0003】しかしこれらの方法は紐状ランプハーネス
が露呈し、外観を損うことは勿論車両はその走行時激し
い振動を伴う為、上記紐状ランプハーネスが弛み老化現
象を来し切断する等思わぬ不祥事を招く虞があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記ランプ
搭載用のランプ支持捍を提供するもであり、その紐状ラ
ンプハーネスはこれを支持捍内に保護できしかもその取
り付け作業は簡単であり且つ、車両の振動にも充分対処
できるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案構成上の特長は、
下面の長手方向軸線に沿ってその長さの全長に亘る長溝
を持つ扁平なほぼ筒状の支持捍と、軟質合成樹脂よりな
り上記長溝の幅よりやや大きい横幅と比較的狭い縦幅の
板状片と、この板状片の少なくとも一面の縦幅方向軸線
沿って穿った埋め込み溝と、板状片の横幅側面から夫々
の内方向に穿ちかつ上記長溝の両端対向面に嵌合できる
案内溝と、該案内溝の上面或いは下面の何れか一方或い
は双方に夫々の内方向の弾性力を持たせるようにした掛
け止め片とよりなり、該掛け止め片の複数個を上記支持
捍の長溝に摺動自在に嵌合させたランプ搭載用支持捍の
固着装置である。
【0006】而して上記支持捍は車両屋根の前方の幅方
向に適宜の手段で取り付けられ、ランプは通常複数個で
支持捍の上方にそれぞれ間隔を置いて複数個並べて固定
されている。さらに、上記掛け止め片はその複数個を上
記支持捍に嵌合させておく。即ち該支持捍の長溝の両端
対向面に掛け止め片の案内溝を嵌合させるものである
が、この案内溝の一方或いは双方を夫々の内方向の弾力
性を持たせるようにしたものであり、この嵌合操作が容
易であるばかりでなく車両の激しい振動でも掛け止め片
が濫りに滑動することが殆どないのである。
【0007】いま上記各ランプの多数の紐状ランプハー
ネスは該各ランプから支持捍内に入り、車両内の適宜の
電源と電気的に接続している。そこで、上記複数個の掛
け止め片を支持捍の長溝に沿って、それぞれが適当な間
隔となるように摺動させる。即ち上記ランプハーネスを
その下方から支える形となるので、ランプハーネスに弛
みが生じることがないのである。従って支持捍外部に露
出して風雨に晒されることもないのでその耐久性にも優
れたものとなる。
【0008】なおランプハーネスの本数が少ない場合車
両の振動でランプハーネスに所謂弛みが生じる確立が高
い。そこでかかる場合は上記板状片を反転させて支持捍
の長溝に嵌合させる。この結果板状片の上面の縦幅方向
に比較的小幅の埋め込み溝が存在しているので、この溝
に少ない本数のランプハーネスを埋め込むことで該ラン
プハーネスの弛みを防止できる。
【0009】また、上記支持捍の長溝に板状片を嵌合す
るには、該板状片が弾性力ある軟質合成樹脂材料で作ら
れ、上記長溝の幅よりやや大きい横幅と比較的狭い縦幅
となっているから、この板状片の長手方向と長溝の長手
方向を合せるように長溝の対向面間内に板状片を置き、
次いで該掛け止め片を90度回転させれば簡単に嵌合出
来る。従ってその操作が車両の屋根のような高所或いは
夜間でも容易に為し得るのである。
【0010】
【実施例の構成】本考案の実施例を図面のもので説明す
る。1は両端部が下方に折曲った帯状の支持捍である。
この支持捍1はその下面の長手方向軸線に沿って、その
長さの全長に亘る長溝2を持つ扁平なほぼ筒状をなして
いる。3は掛け止め片で、弾性力ある軟質合成樹脂材料
よりなり上記長溝2の幅よりやや大きい横幅4と比較的
狭い縦幅5の板状片6で構成される。
【0011】さらにこの掛け止め片3の少なくとも一面
の縦幅方向軸線沿って埋め込み溝7を穿ち、さらに掛け
止め片3の横幅側面から夫々の内方向に穿ちかつ、上記
長溝2の両端対向面に嵌合できる案内溝8を持ってい
る。また、この案内溝8の下壁9は上壁10方向の弾性
力を持たせるように例えば図示のように下壁9が上壁1
0方向に曲っている。なお図中符号11はランプ、12
は紐状のランプハーネスである。
【0012】
【作用考課の説明】この実施例の作用を説明するに当た
り、上記支持捍1は車両屋根の前方の幅方向に適宜の手
段で取り付けられ、ランプ11は通常複数個で支持捍1
の上方にそれぞれ間隔を置いて複数個並べて固定されて
いる。さらに、掛け止め片3はその複数個を上記支持捍
1に嵌合させておく。即ち該支持捍1の長溝2の両端対
向面に、掛け止め片3の案内溝8を嵌合させるものであ
るが、この時この実施例のものではこの案内溝8の下壁
9を上壁10方向に曲げたから下壁10は充分な弾性力
をもち、上記嵌合が容易であるばかりでなく車両の激し
い振動でも掛け止め片3が濫りに滑動することがない。
【0013】いま上記各ランプ11の多数の紐状ランプ
ハーネス12は、該各ランプ11から支持捍1内に入
り、車両内の適宜の電源と電気的に接続している。そこ
で、上記複数個の掛け止め片3を支持捍1の長溝2に沿
ってそれぞれが適当な間隔となるように摺動させる。即
ち上記ランプハーネス12をその下方から支える形とな
るので、ランプハーネス12に弛みが生じることがな
い。従って支持捍外部に露出して風雨に晒されることも
ないのでその耐久性にも優れたものとなる。
【0014】なお、図示のものはランプハーネス12が
比較的多数本の場合を示した。しかし通常はランプ11
が支持捍1の左右両端部など2個の場合が多く、この場
合はランプハーネス12の本数も少ない。しかもこの本
数が少ない方が車両の振動でランプハーネス12に所謂
弛みが生じ易い。そこでこの実施例ではかかる場合上記
掛け止め片3を反転させて支持捍1の長溝2に嵌合させ
る。この結果掛け止め片3の上面の縦幅方向に比較的小
幅の埋め込み溝7が存在するのでこの溝7に少ない本数
のランプハーネス12を埋め込むことで該ランプハーネ
ス12の弛みを防止できる。
【0015】上記支持捍1の長溝2に掛け止め片3を嵌
合するには、該掛け止め片3が弾性力ある軟質合成樹脂
材料で作られ、上記長溝2の幅よりやや大きい横幅4と
比較的狭い縦幅5となっているから、この掛け止め片3
の長手方向と長溝2の長手方向を合せるように長溝2の
対向面間内に掛け止め片3を置き、次いで該掛け止め片
3を90度回転させれば簡単に嵌合出来る。従ってその
操作が車両の屋根のような高所或いは夜間でも容易に為
し得るのである。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の1部切欠正面図
【図2】第1図の切断部分の拡大断面図
【図3】板状片6を支持捍に差込む状態を示した斜視図
である。
【符号の説明】
1 支持捍 2 長溝 3 掛け止め片 7 埋め込み溝 11 ランプ 12 ランプハーネス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面の長手方向軸線に沿ってその長さの全
    長に亘る長溝を持つ扁平なほぼ筒状の支持捍と、軟質合
    成樹脂よりなり上記長溝の幅よりやや大きい横幅と比較
    的狭い縦幅の板状片と、この板状片の少なくとも一面の
    縦幅方向軸線沿って穿った埋め込み溝と、板状片の横幅
    側面から夫々の内方向に穿ちかつ上記長溝の両端対向面
    に嵌合できる案内溝と、該案内溝の上面或いは下面の何
    れか一方或いは双方に夫々の内方向の弾性力を持たせる
    ようにした掛け止め片とよりなり、該掛け止め片の複数
    個を上記支持捍の長溝に摺動自在に嵌合させたランプ搭
    載用支持捍の固着装置
JP1214792U 1992-01-29 1992-01-29 ランプ搭載用支持捍の固着装置 Expired - Lifetime JP2562907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1214792U JP2562907Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 ランプ搭載用支持捍の固着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1214792U JP2562907Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 ランプ搭載用支持捍の固着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0560941U JPH0560941U (ja) 1993-08-10
JP2562907Y2 true JP2562907Y2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=11797382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1214792U Expired - Lifetime JP2562907Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 ランプ搭載用支持捍の固着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2562907Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0560941U (ja) 1993-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69919826D1 (de) Fahrzeugklimaanlage mit verbesserter Luftmischung
ITRM950063A0 (it) Veicolo fuori-strada con struttura di tetto in due parti.
IT1232900B (it) Sedile per veicoli con abitacolo climatizzato
ATE511003T1 (de) Brennstoffeinspritzsystem mit druckluftunterstützung
JP2562907Y2 (ja) ランプ搭載用支持捍の固着装置
DE69919987D1 (de) Spannkabelzelt mit mehreren spitzen
AU740621B2 (en) Structure for mounting door inside belt weather strip for automobiles
US6997661B2 (en) Attachment for decorative objects for vehicles
KR100569955B1 (ko) 강성 보강과 노이즈를 저감시킬 수 있는 자동차용 도어커텐 장착 구조
KR0133994Y1 (ko) 자동차의 와이어 고정용 가이드 브래킷
JP3705684B2 (ja) 車室内用照明装置の取付構造
KR0135483Y1 (ko) 차량의 헤드라이닝 리어 마운팅 체결부재
JPS584310Y2 (ja) シヤ−シ−基板取付装置
JPH0145004Y2 (ja)
KR920003235B1 (ko) 차량용 차양막장치
DE3474254D1 (en) Fixation of a guide rail to a supporting section fixed to a ceiling
KR970004123Y1 (ko) 자동차용 커튼레일 장착구조
KR19980013602U (ko) 자동차의 루프몰딩 장착 구조
KR960002768Y1 (ko) 농업용 비닐하우스의 비닐필름 고정고리
FR2763552B1 (fr) Vehicule ferroviaire avec un plan de chargement bas
ITMI913368A0 (it) Poggiatesta per autoveicoli a ridotti costi di montaggio
KR950017412U (ko) 코드를 삽입한 리브구조를 가지는 항공기 타이어
JPH0717257A (ja) ベルトモールのクリップ構造
ITTO930499A1 (it) Poggiatesta veicolare con sellatura posteriore sul finestrato
KR970035229A (ko) 자동차의 윈도우글라스용 웨더스트립 장착구조