JP2562643B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents
吸収冷凍機Info
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- JP2562643B2 JP2562643B2 JP63019739A JP1973988A JP2562643B2 JP 2562643 B2 JP2562643 B2 JP 2562643B2 JP 63019739 A JP63019739 A JP 63019739A JP 1973988 A JP1973988 A JP 1973988A JP 2562643 B2 JP2562643 B2 JP 2562643B2
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- Japan
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- indoor unit
- refrigerant
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- absorption refrigerator
- absorber
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は室内機と室外機とを有する空冷式吸収冷凍機
に係り、特に複数の室内機を有しているものの構造およ
び制御に関するものである。
に係り、特に複数の室内機を有しているものの構造およ
び制御に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、此種の空冷式吸収冷凍機においては、発生器お
よび蒸発器を室内側に設置し、凝縮器および吸収器を室
外側に設置すると共に、この凝縮器および吸収器で発生
する熱を空気との熱交換によって機外へ排出するもの
〔例えば、特公昭46−11234号公報参照〕がある。
よび蒸発器を室内側に設置し、凝縮器および吸収器を室
外側に設置すると共に、この凝縮器および吸収器で発生
する熱を空気との熱交換によって機外へ排出するもの
〔例えば、特公昭46−11234号公報参照〕がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、前述した吸収冷凍機においては以下の問題点
があった。
があった。
発生器と凝縮器とを接続するダクトや、蒸発器と吸収
器とを接続するダクトの径が大きく壁に大きな穴をあけ
なければならなかった。また、発生器を室内側に設置し
ているので、発生器内の熱が室内に漏れることがあっ
た。更に、複数の部屋の空気を同時または個別に温度調
節することができないという問題点も生じていた。
器とを接続するダクトの径が大きく壁に大きな穴をあけ
なければならなかった。また、発生器を室内側に設置し
ているので、発生器内の熱が室内に漏れることがあっ
た。更に、複数の部屋の空気を同時または個別に温度調
節することができないという問題点も生じていた。
本発明は前述した従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、1台の室外機と複数台の室内機とを備え
て、複数の部屋における空気の調温が可能となる吸収冷
凍機を提供するものである。
ものであり、1台の室外機と複数台の室内機とを備え
て、複数の部屋における空気の調温が可能となる吸収冷
凍機を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は前述した従来技術の課題を解決するために、
吸収冷凍機において、発生器および凝縮器を有する室外
機と、前記蒸発器および吸収器を有する複数の室内機
と、室外機の発生器から凝縮器へ至る冷媒蒸気通路と、
凝縮器から各室内機の蒸発器へ至る冷媒液管と、蒸発器
から吸収器へ至る冷媒蒸気通路と、室外機の発生器から
各室内機の吸収器へ至る濃液管と、各室内機の吸収器か
ら室外機の発生器へ至る稀液管とを備えたものである。
吸収冷凍機において、発生器および凝縮器を有する室外
機と、前記蒸発器および吸収器を有する複数の室内機
と、室外機の発生器から凝縮器へ至る冷媒蒸気通路と、
凝縮器から各室内機の蒸発器へ至る冷媒液管と、蒸発器
から吸収器へ至る冷媒蒸気通路と、室外機の発生器から
各室内機の吸収器へ至る濃液管と、各室内機の吸収器か
ら室外機の発生器へ至る稀液管とを備えたものである。
また、前記吸収冷凍機において、室外機の発生器と各
室内機の吸収器との間のそれぞれの濃液管および稀液
管、および室外機の凝縮器と各室内機の蒸発器との間の
それぞれの冷媒液管に制御弁を有しているものである。
室内機の吸収器との間のそれぞれの濃液管および稀液
管、および室外機の凝縮器と各室内機の蒸発器との間の
それぞれの冷媒液管に制御弁を有しているものである。
更に、前記吸収冷凍機において、室内機の設置されて
いる室内の温度に応じて、この室内機の運転、この室内
機への冷媒および吸収液の循環量、あるいは前記発生器
の加熱量のうち1つあるいは複数が制御されるものであ
る。
いる室内の温度に応じて、この室内機の運転、この室内
機への冷媒および吸収液の循環量、あるいは前記発生器
の加熱量のうち1つあるいは複数が制御されるものであ
る。
(ホ)作用 本発明の吸収冷凍機は前述のように構成されているの
で、1台の室外機を有した吸収冷凍機で、複数の部屋の
温度を調節することが可能になり、また、それぞれの室
内機に蒸発器と吸収器とが設けられ、冷媒蒸気通路で接
続されているため、室内機と室外機とを冷媒蒸気を流す
ための径が大きい管路で接続する必要が無くなり、室外
機とそれぞれの室内機とを稀液管、濃液管および冷媒液
管の何れも液が流れる管で接続すれば良く、構成の大幅
な簡略化を図ることが可能になる。
で、1台の室外機を有した吸収冷凍機で、複数の部屋の
温度を調節することが可能になり、また、それぞれの室
内機に蒸発器と吸収器とが設けられ、冷媒蒸気通路で接
続されているため、室内機と室外機とを冷媒蒸気を流す
ための径が大きい管路で接続する必要が無くなり、室外
機とそれぞれの室内機とを稀液管、濃液管および冷媒液
管の何れも液が流れる管で接続すれば良く、構成の大幅
な簡略化を図ることが可能になる。
また、特許請求の範囲第2項に記載の吸収冷凍機にお
いては、各制御弁の開度を調節することによって、室外
機の発生器の運転を継続しつつ、それぞれの室内機への
吸収液循環量および冷媒循環量をそれぞれの室内機毎に
制御することが可能になる。
いては、各制御弁の開度を調節することによって、室外
機の発生器の運転を継続しつつ、それぞれの室内機への
吸収液循環量および冷媒循環量をそれぞれの室内機毎に
制御することが可能になる。
更に、特許請求の範囲第3項に記載の吸収冷凍機にお
いては、室内機の設置されている室内の温度に応じて室
内機の運転、この室内機への冷媒および吸収液の循環
量、あるいは前記発生器の加熱量のうち1つあるいは複
数が制御し、発生器の運転を極力停止させることなく、
各室内機の設置されている部屋における室内空気の温度
調節を個別に行うことが可能になる。
いては、室内機の設置されている室内の温度に応じて室
内機の運転、この室内機への冷媒および吸収液の循環
量、あるいは前記発生器の加熱量のうち1つあるいは複
数が制御し、発生器の運転を極力停止させることなく、
各室内機の設置されている部屋における室内空気の温度
調節を個別に行うことが可能になる。
(ヘ)実施例 本発明の一実施例を図面と共に説明する。図は本発明
の吸収冷凍機の概略構成説明図である。図において、
(1)は室外機、(2)(3)はそれぞれ第1・第2の
室外機である。(4)は発生器、(5)はこの発生器内
のバーナーへの燃料供給路、(6)はこの燃料供給路に
設けられている燃料制御弁、(7)はダクト(8)を介
して発生器(4)と接続されている凝縮器、(8)は冷
媒管(冷媒液管)(9)の途中に設けられている冷媒用
ポンプ、(10)は凝縮器(7)内の冷媒液面を検知しつ
つ前記冷媒用ポンプ(8)の運転を制御する液面検知器
である。(11)は濃液管(12)途中に設けられた濃液ポ
ンプ、(13)は稀液管(14)途中に設けられた熱交換
器、(15)は冷却水回路、(16)はこの冷却水回路と凝
縮器(7)とを送風によって冷却するファンである。
の吸収冷凍機の概略構成説明図である。図において、
(1)は室外機、(2)(3)はそれぞれ第1・第2の
室外機である。(4)は発生器、(5)はこの発生器内
のバーナーへの燃料供給路、(6)はこの燃料供給路に
設けられている燃料制御弁、(7)はダクト(8)を介
して発生器(4)と接続されている凝縮器、(8)は冷
媒管(冷媒液管)(9)の途中に設けられている冷媒用
ポンプ、(10)は凝縮器(7)内の冷媒液面を検知しつ
つ前記冷媒用ポンプ(8)の運転を制御する液面検知器
である。(11)は濃液管(12)途中に設けられた濃液ポ
ンプ、(13)は稀液管(14)途中に設けられた熱交換
器、(15)は冷却水回路、(16)はこの冷却水回路と凝
縮器(7)とを送風によって冷却するファンである。
(17)(18)は吸収器、(19)(20)は吸収器とダク
ト(21)(22)を介して接続されている蒸発器、(23)
(24)は蒸発器内の冷媒液を再び蒸発器へ送る冷媒循環
用ポンプ、(25)(26)は稀液管(14A)(14B)途中に
設けられた稀液ポンプ、(27)(28)は室外機(2)
(3)の設置されている室内温度を検出する温度検知
器、(29)(30)は蒸発器(19)(20)内の冷媒液面を
検知し、かつ、冷媒循環用ポンプ(23)(24)の運転を
制御する液面検知器、(31)(32)は蒸発器(19)(2
0)の熱と室内空気との熱を熱交換させるファンであ
る。
ト(21)(22)を介して接続されている蒸発器、(23)
(24)は蒸発器内の冷媒液を再び蒸発器へ送る冷媒循環
用ポンプ、(25)(26)は稀液管(14A)(14B)途中に
設けられた稀液ポンプ、(27)(28)は室外機(2)
(3)の設置されている室内温度を検出する温度検知
器、(29)(30)は蒸発器(19)(20)内の冷媒液面を
検知し、かつ、冷媒循環用ポンプ(23)(24)の運転を
制御する液面検知器、(31)(32)は蒸発器(19)(2
0)の熱と室内空気との熱を熱交換させるファンであ
る。
(33)(34)(35)(36)は冷却水用管(37)(38)
(39)(40)の途中に設けられている冷却水用制御弁、
(41)(42)は冷媒管(9A)(9B)途中に設けられてい
る冷媒用制御弁、(43)(44)は稀液管(14A)(14B)
途中に設けられている稀液用制御弁、(45)(46)は濃
液管(12A)(12B)途中に設けられている濃液用制御
弁、(47)は室内機の設置されている室内温度に応じて
制御弁(33)(34)(35)(36)(43)(44)(45)
(46)の開度を制御する第1のコントローラ、(48)は
蒸発器(19)(20)内の冷媒液量に応じて制御弁(41)
(42)の開度を制御する第2のコントローラである。
(39)(40)の途中に設けられている冷却水用制御弁、
(41)(42)は冷媒管(9A)(9B)途中に設けられてい
る冷媒用制御弁、(43)(44)は稀液管(14A)(14B)
途中に設けられている稀液用制御弁、(45)(46)は濃
液管(12A)(12B)途中に設けられている濃液用制御
弁、(47)は室内機の設置されている室内温度に応じて
制御弁(33)(34)(35)(36)(43)(44)(45)
(46)の開度を制御する第1のコントローラ、(48)は
蒸発器(19)(20)内の冷媒液量に応じて制御弁(41)
(42)の開度を制御する第2のコントローラである。
本発明の構成は以上であり、以下動作について説明す
る。
る。
本発明の吸収冷凍機では室外機(1)と室内機(2)
(3)とを接続する管(37)(38)(39)(40)(9A)
(9B)(12A)(12B)(14A)(14B)に制御弁(33)
(34)(35)(36)(41)(42)(45)(46)(43)
(44)が設けられているのでこの各制御弁を開閉するこ
とによって第1の室内機(2)と第2の室内機(3)と
を個別に運転することが可能となる。
(3)とを接続する管(37)(38)(39)(40)(9A)
(9B)(12A)(12B)(14A)(14B)に制御弁(33)
(34)(35)(36)(41)(42)(45)(46)(43)
(44)が設けられているのでこの各制御弁を開閉するこ
とによって第1の室内機(2)と第2の室内機(3)と
を個別に運転することが可能となる。
また、本発明の吸収冷凍機では温度検知器(27)(2
8)で検知した温度の高低に応じて第1のコントローラ
(47)が室内機(2)(3)の運転を増減〔ファン(3
1)(32)の回転数を増減〕、そして、稀液管(14A)
(14B)や濃液管(12A)(12B)や冷媒管(9A)(9B)
に設けられている制御弁(43)(44)(45)(46)(4
1)(42)における開度を増減し、更に、燃料制御弁
(6)における開度を増減させて室内空気の調温を行な
う。このため、本発明の吸収冷凍機においては、特に、
室内空気を快適な温度に調温することができる。
8)で検知した温度の高低に応じて第1のコントローラ
(47)が室内機(2)(3)の運転を増減〔ファン(3
1)(32)の回転数を増減〕、そして、稀液管(14A)
(14B)や濃液管(12A)(12B)や冷媒管(9A)(9B)
に設けられている制御弁(43)(44)(45)(46)(4
1)(42)における開度を増減し、更に、燃料制御弁
(6)における開度を増減させて室内空気の調温を行な
う。このため、本発明の吸収冷凍機においては、特に、
室内空気を快適な温度に調温することができる。
更に、本発明の吸収冷凍機では、負荷等によりもし仮
に蒸発器(19)(20)内の液面が所定以下になったり
〔この場合、冷媒循環用ポンプ(23)(24)がキャビテ
ーションを起こす可能性がある〕前記液面が所定以上に
なったり〔この場合、冷媒液が他の部分で不足したり、
吸収液の濃度が濃くなったりする不都合が起き易い〕し
ないように、蒸発器(19)(20)内の冷媒液面に応じて
前記冷媒循環用ポンプ(23)(24)を発停させ〔前記冷
媒循環ポンプ(23)(24)の吐出量をインバーター制御
しても良い〕ると共に、第2のコントローラ(48)が制
御弁(41)(42)の開度を制御して蒸発器(19)(20)
内の冷媒液面を所定範囲内に保っている。
に蒸発器(19)(20)内の液面が所定以下になったり
〔この場合、冷媒循環用ポンプ(23)(24)がキャビテ
ーションを起こす可能性がある〕前記液面が所定以上に
なったり〔この場合、冷媒液が他の部分で不足したり、
吸収液の濃度が濃くなったりする不都合が起き易い〕し
ないように、蒸発器(19)(20)内の冷媒液面に応じて
前記冷媒循環用ポンプ(23)(24)を発停させ〔前記冷
媒循環ポンプ(23)(24)の吐出量をインバーター制御
しても良い〕ると共に、第2のコントローラ(48)が制
御弁(41)(42)の開度を制御して蒸発器(19)(20)
内の冷媒液面を所定範囲内に保っている。
また、前述のような制御に加えて、本発明の吸収冷凍
機では凝縮器(7)の液面に応じて、冷媒用ポンプ
(8)を発停させると共に、第2のコントローラ(48)
が制御弁(41)(42)の開度や燃料制御弁(6)の開度
を制御して凝縮器(7)内の冷媒液面を所定範囲内に保
っている。
機では凝縮器(7)の液面に応じて、冷媒用ポンプ
(8)を発停させると共に、第2のコントローラ(48)
が制御弁(41)(42)の開度や燃料制御弁(6)の開度
を制御して凝縮器(7)内の冷媒液面を所定範囲内に保
っている。
本発明の吸収冷凍機において、室内機(2)(3)の
制御としてファン(31)(32)の回転数のみを制御して
いるが、第1のコントローラ(47)が稀液ポンプ(25)
(26)や冷媒循環用ポンプ(23)(24)の吐出量を室内
温度に応じて制御するように構成しても良い。
制御としてファン(31)(32)の回転数のみを制御して
いるが、第1のコントローラ(47)が稀液ポンプ(25)
(26)や冷媒循環用ポンプ(23)(24)の吐出量を室内
温度に応じて制御するように構成しても良い。
更に、本発明の吸収冷凍機においては、温度検知器
(27)(28)の検出温度つまり負荷〔温度検知器(27)
(28)の検出する温度と所定時間後の検出した温度との
差を負荷としても良い〕の総和に応じて第1のコントロ
ーラ(47)が発生器(4)への加熱量を制御している。
例えば、第1の室内機(2)の負荷が80%、第2の室内
機(3)の負荷が40%〔第1・第2の室内機(2)
(3)の能力等の同じものを用いていると仮定して〕で
ある場合、第1のコントローラ(47)は負荷の総和120
%に応じて、この総和の半分、つまり60%の加熱量を発
生器(4)へ与えるように燃料制御弁(6)の開度を制
御している。このように制御している吸収冷凍機におい
ては、適切な燃料の量での運転が可能となる。
(27)(28)の検出温度つまり負荷〔温度検知器(27)
(28)の検出する温度と所定時間後の検出した温度との
差を負荷としても良い〕の総和に応じて第1のコントロ
ーラ(47)が発生器(4)への加熱量を制御している。
例えば、第1の室内機(2)の負荷が80%、第2の室内
機(3)の負荷が40%〔第1・第2の室内機(2)
(3)の能力等の同じものを用いていると仮定して〕で
ある場合、第1のコントローラ(47)は負荷の総和120
%に応じて、この総和の半分、つまり60%の加熱量を発
生器(4)へ与えるように燃料制御弁(6)の開度を制
御している。このように制御している吸収冷凍機におい
ては、適切な燃料の量での運転が可能となる。
(ト)発明の効果 本発明の吸収冷凍機は上記のように構成されているた
め、特許請求の範囲第1項に記載されている吸収冷凍機
によれば、1台の室外機を有した吸収冷凍機で、複数の
部屋の温度を調節することができ、また、それぞれの室
内機に蒸発器と吸収器とが設けられ、冷媒蒸気通路で接
続されているため、室内機と室外機とを冷媒蒸気が流れ
るような径が大きい管路で接続する必要が無くなり、室
外機とそれぞれの室内機とを稀液管、濃液管および冷媒
液管の何れも液が流れる管で接続すれば良く、構成の大
幅な簡略化を図ることができる。
め、特許請求の範囲第1項に記載されている吸収冷凍機
によれば、1台の室外機を有した吸収冷凍機で、複数の
部屋の温度を調節することができ、また、それぞれの室
内機に蒸発器と吸収器とが設けられ、冷媒蒸気通路で接
続されているため、室内機と室外機とを冷媒蒸気が流れ
るような径が大きい管路で接続する必要が無くなり、室
外機とそれぞれの室内機とを稀液管、濃液管および冷媒
液管の何れも液が流れる管で接続すれば良く、構成の大
幅な簡略化を図ることができる。
また、特許請求の範囲第2項に記載の吸収冷凍機によ
れば、前記吸収冷凍機の効果に加えて、各制御弁の開度
を調節することによって、室外機の発生器の運転を継続
しつつ、それぞれの室内機への吸収液循環量および冷媒
循環量をそれぞれの室内機毎に制御することができる。
れば、前記吸収冷凍機の効果に加えて、各制御弁の開度
を調節することによって、室外機の発生器の運転を継続
しつつ、それぞれの室内機への吸収液循環量および冷媒
循環量をそれぞれの室内機毎に制御することができる。
また、特許請求の範囲第3項に記載の吸収冷凍機によ
れば、前記吸収冷凍機の効果に加えて、室内機の設置さ
れている室内の温度に応じて室内機の運転、この室内機
への冷媒および吸収液の循環量、あるいは前記発生器の
加熱量のうち1つのあるいは複数が制御し、発生器の運
転を極力停止させることなく、発生器の発停に伴う吸収
冷凍機の冷凍能力の大幅な変動を回避して、各室内機の
設置されている部屋における室内空気の温度調節を個別
に行い、室内空気温度を快適な温度に保つことができ
る。
れば、前記吸収冷凍機の効果に加えて、室内機の設置さ
れている室内の温度に応じて室内機の運転、この室内機
への冷媒および吸収液の循環量、あるいは前記発生器の
加熱量のうち1つのあるいは複数が制御し、発生器の運
転を極力停止させることなく、発生器の発停に伴う吸収
冷凍機の冷凍能力の大幅な変動を回避して、各室内機の
設置されている部屋における室内空気の温度調節を個別
に行い、室内空気温度を快適な温度に保つことができ
る。
図は本発明の吸収冷凍機の概略構成説明図である。 (1)……室外機、(2)……第1の室内機、(3)…
…第2の室内機、(4)……発生器、(7)……凝縮
器、(8)……冷媒用ポンプ、(12),(12A),(12
B)……濃液管、(14),(14A),(14B)……稀液
管、(16)……ファン、(17),(18)……吸収器、
(23),(24)……冷媒循環ポンプ、(25),(26)…
…稀液ポンプ、(27),(28)……温度検知器、(3
1),(32)……ファン、(33),(34),(35),(3
6)……冷却水用制御弁、(37),(38),(39),(4
0)……冷却水用管、(41),(42)……冷媒用制御
弁、(43),(44)……稀液用制御弁、(45),(46)
……濃液用制御弁、(47)……第1のコントローラ、
(48)……第2のコントローラ。
…第2の室内機、(4)……発生器、(7)……凝縮
器、(8)……冷媒用ポンプ、(12),(12A),(12
B)……濃液管、(14),(14A),(14B)……稀液
管、(16)……ファン、(17),(18)……吸収器、
(23),(24)……冷媒循環ポンプ、(25),(26)…
…稀液ポンプ、(27),(28)……温度検知器、(3
1),(32)……ファン、(33),(34),(35),(3
6)……冷却水用制御弁、(37),(38),(39),(4
0)……冷却水用管、(41),(42)……冷媒用制御
弁、(43),(44)……稀液用制御弁、(45),(46)
……濃液用制御弁、(47)……第1のコントローラ、
(48)……第2のコントローラ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−156163(JP,A) 特開 昭60−78262(JP,A) 特開 昭63−176964(JP,A) 実開 昭57−148671(JP,U) 実開 平1−82464(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】発生器、凝縮器、蒸発器、および吸収器を
配管接続して冷凍サイクルを構成した吸収冷凍機におい
て、前記発生器および凝縮器を有する室外機と、前記蒸
発器および吸収器を有する複数の室内機と、室外機の発
生器から凝縮器へ至る冷媒蒸気通路と、凝縮器から各室
内機の蒸発器へ至る冷媒管と、蒸発器から吸収器へ至る
冷媒蒸気通路と、室外機の発生器から各室内機の吸収器
へ至る濃液管と、各室内機の吸収器から室外機の発生器
へ至る稀液管とを備えたことを特徴とする吸収冷凍機。 - 【請求項2】室外機の発生器と各室内機の吸収器との間
のそれぞれの濃液管および稀液管、および室外機の凝縮
器と各室内機の蒸発器との間のそれぞれの冷媒管には開
度の調節が可能な制御弁を有している特許請求の範囲第
1項記載の吸収冷凍機。 - 【請求項3】室内機の設置されている室内の温度に応じ
て、この室内機の運転、この室内機への冷媒および吸収
液の循環量、あるいは前記発生器の加熱量のうち1つあ
るいは複数が制御される特許請求の範囲第1項あるいは
第2項記載の吸収冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63019739A JP2562643B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63019739A JP2562643B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 吸収冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01196464A JPH01196464A (ja) | 1989-08-08 |
JP2562643B2 true JP2562643B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12007706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63019739A Expired - Lifetime JP2562643B2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 吸収冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562643B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3247948B1 (en) * | 2015-01-08 | 2024-05-01 | Bry-Air (Asia) Pvt. Ltd. | Split type adsorption air conditioning unit |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57148671U (ja) * | 1981-03-16 | 1982-09-18 | ||
JPS58156163A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | 三洋電機株式会社 | 分離型空気調和機 |
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1988
- 1988-01-29 JP JP63019739A patent/JP2562643B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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