JP2562310Y2 - ジョイントコネクタ付電気接続箱 - Google Patents

ジョイントコネクタ付電気接続箱

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JP2562310Y2
JP2562310Y2 JP1990099724U JP9972490U JP2562310Y2 JP 2562310 Y2 JP2562310 Y2 JP 2562310Y2 JP 1990099724 U JP1990099724 U JP 1990099724U JP 9972490 U JP9972490 U JP 9972490U JP 2562310 Y2 JP2562310 Y2 JP 2562310Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車種、グレードなどによって異な
るオプション回路の改廃、変更に対応するためのジョイ
ントコネクタを備えた電気接続箱の改良に関する。
〔従来の技術〕
この種の電気接続箱として、出願人は先に第6図に示
すような構造のものを提案した(実開平1-116516号公
報)。
図において、Aは電気接続箱、Bはジョイントコネク
タを示す。電気接続箱Aは、メインカバー1およびアン
ダーカバー5に複数のブスバー3と絶縁基板4とを重ね
てなる積層ブスバー配線板を収納して構成される。ブス
バー3群は回路構成に応じて所望のパターンに形成さ
れ、絶縁基板4の配設溝4aに位置決め配設される。各ブ
スバー3は、その中間または端部などに起立連成された
タブ6を有し、タブ6は直接または雌−雌中継端子2を
嵌挿して、上記カバー1または5に設けたコネクタ挿着
部7,ヒューズキャビティ8,リレーキャビティ9などの結
合部に導出される。
これらの結合部および前記積層ブスバー配線板は、車
種によりほぼ一定した基本回路部分を構成するものであ
り、自動車の仕向地やグレード別によって改廃、変更さ
れるオプション回路はジョイントコネクタBで対応す
る。
このジョイントコネクタBは、メインカバー1(また
はアンダーカバー5)と絶縁基板4の余剰スペースSを
利用して形成されている。すなわち、カバー1に絶縁ハ
ウジング10を設け、基板部13の両側に複数のタブ14を起
立連成してなるジョイント端子12を設け、そのタブ14群
をタブ挿通孔11からハウジング10内に突出させ、基板部
13を絶縁板15を介してカバー1と上記配線板との間に挾
持して構成されており、オプション回路を構成する外部
の電線w(第7図参照)が接続される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記先願考案にかかる電気接続箱では、ジョイントコ
ネクタBと内部の積層ブスバー配線板とは電気的に独立
して形成されているから、第7図に示すように、該コネ
クタBに出力電源をとる際に、基本回路部分のコネクタ
挿着部7から電線16を接続するか、あるいは別の電源線
をコネクタBに接続する必要があった。そのため、電源
接続用の端子(タブ)が必要となり、コネクタ極数が増
えてコストアップを招き、余剰スペースの有効利用率が
減少するという不満があった。
本考案は、上記の問題点に着目してなされたもので、
ジョイントコネクタに外部の電源接続線を要しない電気
接続箱を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を達成するため、本考案にあっては、複数
のブスバーと絶縁基板を重ねてなる配線板をメインカバ
ーとアンダーカバーに収納し、ブスバーに起立連成され
たタブ群を前記メインカバーおよび(またはアンダーカ
バー)に設けたコネクタ挿着部やヒューズキャビティ等
の結合部内に導出させてなる電気接続箱において、前記
メインカバーおよび(または)アンダーカバーに絶縁ハ
ウジングを設けると共に、基板部に複数のタブを起立連
成すると共にブスバー連結部を形成してなるジョイント
端子を設け、該ブスバー連結部を前記メインカバーおよ
び(または)アンダーカバーに設けられた窓を介して前
記配線板のブスバーと接続すると共に該ジョイント端子
のタブ群をカバーの内側から前記絶縁ハウジング内に突
出させ、前記基板部を絶縁板を介してカバーと前記配線
板間で挾持してなるジョイントコネクタを形成したこと
を特徴とする。
〔作用〕
ジョイント端子の基板部には、ブスバー接続部を設
け、このブスバー接続部をメインカバーおよび(また
は)アンダーカバーに設けられた窓を介して積層ブスバ
ー配線板のブスバーと電気接続箱内部で接続したので、
ジョイントコネクタに外部の電線を接続して電源をとる
必要がなく、コネクタの極数を減らし、或いはジョイン
ト端子のタブを全て外部の回路(電線)に接続すること
ができ、スペースの利用率が向上し、コストの低減にも
役立つ。
以下、上記構成および作用を実施例を示す図面に基い
て具体的に説明する。
〔実施例〕
第1図に本考案によるジョイントコネクタ付電気接続
箱の分解斜視図、第2図に同上のジョイント端子の拡大
斜視図、第3図にジョイントコネクタ部分の組立断面
図、第4図にジョイントコネクタと積層ブスバー配線板
の要部の配線図を示した。これらの図において、従来と
同等の構成部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略
する。
ジョイント端子12は、基板部13の両側にそれぞれ等ピ
ッチで5本のタブ14を有する10極端子として形成されて
おり、一端にクランク曲げによりブスバー接続部17が連
成されている。
このブスバー接続部17は、メインカバー1に開口した
窓21を介して最上層のブスバー31の一端に同じくクラ
ンク曲げにより連成された接続板部18とレーザー光線L
の照射などの既知の手段により永久接続されている(第
3図参照)。
第5図に示すジョイント端子12は、ブスバー接続部1
7′を両側に一対の弾性カール腕19を有する雌端子とし
て形成したものであり、ブスバー31のタブ状の接続板
部18と直ちに嵌挿、接続することができる。
なお、第3図において、ジョイント端子12を電気接続
箱内のブスバー31と接続する必要がない場合には、ブ
スバー31と反対側の絶縁ハウジング10と絶縁板15の間
の切欠20からブスバー接続部17を逃がしておけばよい。
このような使いわけにより、たとえばジョイント端子12
をハイグレード用とローグレード用に選択的に使用する
ことができる。
上記構成によれば、第4図に示されるように、ジョイ
ント端子12は電気接続箱内部のブスバー31と接続され
ているから、外部から電源線を接続する必要がなく、10
極のタブ14を全て外部の回路(電線)wと接続すること
ができる。コネクタ挿着部7またはヒューズキャビティ
8のタブ6についても同様である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ジョイント端
子を電気接続箱内部のブスバーと接続したので、従来必
要とされた外部の電線と端子が不要となり、コストを低
減することができるほか、オプション回路の改廃、変更
を容易、迅速に行なうことができ、余剰スペースの利用
度を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、 第1図はジョイントコネクタ付電気接続箱の分解斜視
図、 第2図はジョイント端子の拡大斜視図、 第3図はジョイントコネクタ部分の組立断面図、 第4図はジョイントコネクタと積層ブスバー配線板の要
部の配線図、 第5図はジョイント端子の他の態様を示す要部の斜視
図、 第6図は従来のジョイント付電気接続箱の分解斜視図、 第7図は同上の要部の配線図である。 A……電気接続箱、B……ジョイントコネクタ、1……
メインカバー、2……中継端子、3(31)……ブスバ
ー、4……絶縁基板、5……アンダーカバー、6……タ
ブ、7……コネクタ挿着部、8……ヒューズキャビテ
ィ、9……リレーキャビティ、10……絶縁ハウジング、
12……ジョイント端子、13……基板部、14……タブ、15
……絶縁板、16……電線、17,17′……ブスバー接続
部、18……接続板部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のブスバーと絶縁基板を重ねてなる配
    線板をメインカバーとアンダーカバーに収納し、ブスバ
    ーに起立連成されたタブ群を前記メインカバーおよび
    (またはアンダーカバー)に設けたコネクタ挿着部やヒ
    ューズキャビティ等の結合部内に導出させてなる電気接
    続箱において、前記メインカバーおよび(または)アン
    ダーカバーに絶縁ハウジングを設けると共に、基板部に
    複数のタブを起立連成すると共にブスバー連結部を形成
    してなるジョイント端子を設け、該ブスバー連結部を前
    記メインカバーおよび(または)アンダーカバーに設け
    られた窓を介して前記配線板のブスバーと接続すると共
    に該ジョイント端子のタブ群をカバーの内側から前記絶
    縁ハウジング内に突出させ、前記基板部を絶縁板を介し
    てカバーと前記配線板間で挾持してなるジョイントコネ
    クタを形成したことを特徴とするジョイントコネクタ付
    電気接続箱。
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JPH0458032U JPH0458032U (ja) 1992-05-19
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JPH01116516U (ja) * 1988-02-01 1989-08-07

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