JP2562300Y2 - 記録媒体の再生装置および記録装置 - Google Patents

記録媒体の再生装置および記録装置

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JP2562300Y2
JP2562300Y2 JP6182692U JP6182692U JP2562300Y2 JP 2562300 Y2 JP2562300 Y2 JP 2562300Y2 JP 6182692 U JP6182692 U JP 6182692U JP 6182692 U JP6182692 U JP 6182692U JP 2562300 Y2 JP2562300 Y2 JP 2562300Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、記録媒体を収納して
再生および記録する記録媒体の再生装置および記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶媒体であるディスクをカートリッジ
内に収容するものが提案されている。図6はその一例を
示すものである。同図において、90はディスクであ
り、このディスク90は例えば光磁気手段等によってデ
ータが既に記録された記憶媒体である。なお、情報圧縮
技術によって所定時間分の情報量が記録される。
【0003】92は、プラスチック製の再生専用のカー
トリッジであり、このカートリッジ92内にディスク9
0が収納される。カートリッジ92の下面には、その中
央にディスク90のクランピングプレート91を露出す
るための孔93が形成される。
【0004】ディスク90は、例えばポリカーボネート
樹脂等で形成される。また、クランピングプレート91
は、磁性体の板例えば金属板で形成される。
【0005】また、カートリッジ92には、その下面に
シャッター窓94が形成される。そして、シャッター窓
94を開放あるいは閉鎖するためのシャッター95がカ
ートリッジ92にスライド可能に取り付けられる。な
お、96はラベルであり、このラベル96はカートリッ
ジ92の上面に貼付される。
【0006】そして、図6に示すディスク90を再生す
るためのディスク装置には、例えばカートリッジ92を
収納するホルダとホルダに収納されたディスク90を載
置するターンテーブルを配する。
【0007】また、図7に示すように、ディスク90を
ターンテーブル4に載置する場合には、例えばターンテ
ーブル4の突部6をディスク90の孔90aに嵌入す
る。ターンテーブル30の載置面5にディスク90の当
接面90bが当接することによりディスク90の位置決
めが行なわれる。
【0008】この場合、突部6にはマグネットMが配さ
れ、このマグネットMの磁気力でクランピングプレート
91をターンテーブル4側に確実に吸引する。これによ
って、ディスク90を固定(チャッキング)する。な
お、図7Aは図6のディスク90のチャッキング状態を
示す図である。
【0009】また、ターンテーブル4は、チャッキング
時にマグネットMが配された突部6とクランピングプレ
ート91との間に若干の隙間ができるように構成され
る。このようにすることにより、小さな磁力で大きな引
込力、保持力が得られる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ディスク装
置のホルダ内にゴミ等、特にチャッキングをマグネット
Mで行なうため金属粉等Tが侵入してターンテーブル4
のマグネットMが配された突部6とクランピングプレー
ト91との間の隙間に付着することが考えられる。この
場合にそのままディスク90をターンテーブル4に載置
すると、ディスク90は図7Bに示すように傾いた状態
となり、チャッキング精度が悪くなる。
【0011】そして、ディスク装置には、シャッター窓
94(ディスク90)に対応するように光学ピックアッ
プが配される。この光学ピックアップ等を介してディス
ク90に記録されたデータを読み出すのであるが、この
光学ピックアップがディスク90から正確なデータを得
るためには、ディスク90が所定の位置状態つまりディ
スク90が水平状態(図7Aに示す状態)になるように
配する必要がある。
【0012】従って、ディスク90が少し(例えばミク
ロ単位)でも傾いた位置状態(例えば、図7Bに示す状
態)、つまりチャッキング精度が悪い場合には、ディス
ク90からの情報の読み出しが出来なくなることがあ
る。
【0013】そこで、この考案は、記録媒体である例え
ばカートリッジに収容されたディスクとこのディスクを
載置するテーブルとのチャッキング精度を良好にするこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この考案においては、記
録媒体を収納するホルダと、ホルダに収納される記録媒
体を載置するテーブルと、記録媒体をホルダに収納する
ローディング時を検出する検出手段と、テーブルをクリ
ーニングするクリーニング機構とを備え、検出手段が記
録媒体のローディングを検出することによってテーブル
を回転させると共に、クリーニング機構を記録媒体のロ
ーディングと連動するように構成するものである。
【0015】
【作用】記録媒体である例えばディスク90をホルダ7
に収納するローディング時に、クリーニング機構10が
作動する。クリーニング機構10によってテーブル(タ
ーンテーブル)4をクリーニングする。ディスク90を
ホルダ7に収納してディスク90をターンテーブル4に
載置つまりチャッキングする。ターンテーブル4に金属
粉のゴミ等Tが付着されている場合であっても、クリー
ニング機構10によってターンテーブル4のゴミ等Tが
除去されるので、チャッキング時にはターンテーブル4
にゴミ等Tが付着しておらず、ゴミ等Tによってディス
ク90が傾くことなく、チャッキング精度を良好にでき
る。そのため、ディスク90からの情報の読み出しある
いは書き込みが出来なくなるという事態が発生せず、良
好に再生装置および記録装置を使用することができる。
【0016】また、検出手段19がクリーニング機構1
0の作動を検出すると、ターンテーブル4がクリーニン
グ機構10のクリーニング時に回転する。そのため、ク
リーニング効果が実質的に増すため、ターンテーブル4
のゴミ等がより完全に除去でき、チャッキング精度の低
下をさらに防止できる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図5を参照しながら、この考案
の一実施例について説明する。図1はディスク装置のク
リーニング機構の要部を示す図である。なお、このディ
スク装置は、図6にディスク90を再生する際に使用す
るものである。
【0018】同図において、1はディスク装置のシャー
シであり、このシャーシ1にはモータ2がビス3によっ
て固着される。4はターンテーブルであり、このターン
テーブル4はモータ2のモータ軸2aに固着される。な
お、モータ2はカートリッジ92が後述するホルダ7に
収納された場合に、ディスク90とターンテーブル4と
が対応する部位に配される。
【0019】ターンテーブル4には載置面5が形成され
ており、この載置面5は図7に示すディスク90の当接
面90bに略対応する大きさの円形をなしている。ま
た、載置面5には、その同心状に突部6が形成される。
この突部6にはマグネットMが配されており、また、図
7に示すディスク90の孔90aに略対応する大きさに
形成される。なお、ターンテーブル4は、図7Aに示す
ように、突部6とクランピングプレート91との間に若
干の隙間ができるように構成される。
【0020】7はホルダであり、このホルダ7はシャー
シ1に対して昇降可能に配される。ホルダ7は、上板7
a、下板7bおよび一対の側板7c(図では一方のみを
示す)によって枠状に形成される。また、ホルダ7は、
図6に示すカートリッジ92の形状つまり厚さ、横幅に
対応する大きさのホールド部8が枠状に形成される。
【0021】ホルダ7には、その一端側に断面八字状の
挿入部9が形成される。また、ホルダ7には、その下板
7bのターンテーブル4に対応する部位に切欠7dが形
成される。そして、切欠7dは、ホルダ7が降下した際
のターンテーブル4の逃げとして形成されている。
【0022】また、ホルダ7には、その上板7aにガイ
ド溝7eが形成される。このガイド溝7eは後述するク
リーニング部材10の支持部11に対応する横幅をもっ
て形成される。また、ガイド溝7eは、カートリッジ9
2がホールド部8に収納されたときにクリーニング部材
10がスライドする距離よりも長くなるように形成され
る。
【0023】10はクリーニング部材であり、このクリ
ーニング部材10はカートリッジ92がホールド部8に
挿入される際にターンテーブル4の載置面5の上面をク
リーニングする。クリーニング部材10は、支持部11
とハケ部12と連接部13から構成される。
【0024】支持部11は、板状に形成されてホルダ7
の上板7aと下板7bとに亘って配される。また、支持
部11は、常にはその先端がターンテーブル4の直前に
位置している。つまり、支持部11は、その先端がホル
ダ7の下板7bの他端側の面(切欠7dの挿入部9側の
面)と当接し、また、支持部11の中央付近がホルダ7
の上板7aの他端側の面(ガイド溝7eの挿入部9側の
面)と当接する。
【0025】連接部13は、略L字状に形成されてお
り、支持部11の中央よりホルダ7の長手方向(カート
リッジ92の挿入方向)に沿って連接される。連接部1
3は、図1に示すように、常にはその上面がホルダ7の
上板7aと当接し、またその先端が挿入部9付近の手前
に位置するように設定される。そして、カートリッジ9
2の挿入時に連接部13は、その先端がカートリッジ9
2の先端と当接する。
【0026】14はバネであり、このバネ14はホルダ
7の上板7a側の挿入部9とクリーニング部材10の支
持部11の基端とに掛装される。バネ14は、常にクリ
ーニング部材10を挿入部9側に付勢している。
【0027】なお、7fは係止部であり、この係止部7
fはカートリッジ92のホールド部8内での位置決めを
するものである。係止部7fは、左右一対の側板7cに
それぞれ対向するように突設される。また、図示しない
が、ホルダ7にはカートリッジ92をホールド部8に係
止するための係止部材が配される。
【0028】15はカートリッジ92のローディングま
たはアンローディングを検出するプレートであり、この
プレート15はスライド可能に配される。また、プレー
ト15は、ターンテーブル4に対向するように配される
と共に、後述する頭部16のテーパ面16aが常にはク
リーニング部材10の支持部11の端部11aに対応
し、かつ端部11aのスライド方向に位置するように配
される。
【0029】頭部16は、プレート15の長手方向と直
交する方向に延設される。また、頭部16には、その両
側にテーパ面16a,16bが、先端に当接面16cが
形成される。テーパ面16a,16bは、当接面16c
からこの当接面16cの横幅よりも長い基端に向かって
テーパ状に形状される。そして、常には、テーパ面16
aと支持部11の端部11aとが当接する。また、当接
面16cは、ターンテーブル4の載置面5の直径よりも
若干長くなるように設定される。
【0030】プレート15には、その端縁付近に長孔1
5aが形成される。この長孔15aは、プレート15の
長手方向に沿って形成される。また、長孔15aは、プ
レート15がスライドする距離つまり支持部11の端部
11aによってテーパ面16aから当接面16cへとプ
レート15を押し上げる距離と略同一の長さに設定され
る。
【0031】17は係合片であり、この係合片17は図
示しないメカシャーシのプレート15の長孔15aに対
応する部位より突設される。そして、係合片17がプレ
ート15の長孔15aに嵌入され、プレート15の移動
を規制する。
【0032】18はバネであり、このバネ18はプレー
ト15とメカシャーシとの間に掛装される。バネ18
は、常にプレート15をホルダ7側に付勢している。
【0033】19は検出スイッチであり、この検出スイ
ッチ19はカートリッジ92のローディングまたはアン
ローディングを検出して検出信号を後述するサーボ回路
23(図5参照)に供給するものである。検出スイッチ
19には、操作部19aを有する可動端子19bと固定
端子19cとを備え、可動端子19bと固定端子19c
とが接触することによって検出スイッチ19がオンする
ように構成される。
【0034】検出スイッチ19は、その操作部19aが
常にプレート15の基端部15bと当接するように配さ
れる。そして、検出スイッチ19は、プレート15がク
リーニング部材10の支持部11の端部11aによって
押し上げられて端部11aと当接面16cとが当接する
場合にのみ、可動端子19bが固定端子19cに接触す
るように構成される(図2参照)。従って、この場合以
外は、検出スイッチ19はオフとなっている。
【0035】ディスク装置の再生信号処理の一例につい
て説明する。図5はディスク装置の再生信号処理に関す
るブロック図である。
【0036】同図において、2はディスク90用のモー
タである。EFM変調したデジタル再生信号のTma
x、つまり最大反転間隔の時間長を常に測定し、常に線
速度を一定にディスク90を回転させるようにモータ2
の回転が制御されている。
【0037】非接触式の光学ピックアップ21からの出
力は、RFアンプ22で増幅した後、サーボ回路23へ
供給されてフォーカス誤差信号およびトラッキング誤差
信号等のサーボ信号が形成される。そして、それぞれの
サーボ信号が光学ピックアップ21、光学ピックアップ
21用の送りモータ24およびモータ2に供給される。
【0038】RFアンプ22で出力される主信号はその
まま信号処理系25に供給されて従来周知の種々の処理
が施された後、デジタルオーディオ信号がD/Aコンバ
ータ26に供給される。そして、このデジタルオーディ
オ信号がD/Aコンバータによってアナログオーディオ
信号に変換されて出力端子27に供給される。
【0039】28はシステムコントローラであり、この
システムコントローラ28は入力キー29が操作される
ことによってディスク装置に所定の動作をさせるもので
ある。つまり、システムコントローラ28は、入力キー
29の操作信号に基づいて信号処理系25およびサーボ
回路23の動作を制御している。
【0040】また、システムコントローラ28は、サブ
コードから読み取った再生の累積時間およびプログラム
ナンバー等を表示部30に表示させる。
【0041】本例においては、カートリッジ92をホル
ダ7の挿入部9に対向させた状態(図1の2点鎖線に示
す状態)でカートリッジ92をホールド部8に挿入して
いくと、クリーニング部材10は、図2に示すように、
バネ14の付勢力に抗して係止部7f側にスライドす
る。
【0042】すると、プレート15が支持部11の端部
11aの規制を受けるので、バネ18の付勢力に抗して
プレート15が押し上げられる。これによって、検出ス
イッチ19がオンとなり、ターンテーブル4はクリーニ
ング前つまりハケ部12が載置面5と当接する直前より
回転駆動する。
【0043】そして、端部11aとプレート15の当接
面16cとが当接している間、つまりハケ部12が載置
面5をクリーニングしている間、ターンテーブル4が回
転する。つまり、ハケ部12の移動によって、例えばマ
グネットMを配した突部6の上面に付着している金属粉
のゴミ等T(図7B参照)を除去する。
【0044】さらに、クリーニング部材10がスライド
すると、端部11aが当接面16cを経てテーパ面16
bに移動するので、プレート15はバネ18の付勢力に
よって押し下げられる。これによって、検出スイッチ1
9がオフとなり、ターンテーブル4の回転が停止する。
【0045】そして、カートリッジ92がホールド部8
に収納された状態では、図3に示すようにカートリッジ
92の先端が係止部7fと当接して位置決めされる。ま
た、この状態では、カートリッジ92が図示しない係止
部材によって係止される。なお、クリーニング部材10
は、図3に示すように、カートリッジ92が係止された
状態で係止する。
【0046】図3に示す状態で、ホルダ7は、図示しな
い昇降手段によって降下して図4の2点鎖線の位置から
実線の位置へ移動する。この移動によってターンテーブ
ル4とカートリッジ92に収容されたディスク90とが
チャッキングする(図7A参照)。
【0047】そして、例えば図示しないプレイ釦を操作
してプレイ状態とすると、入力キー29の操作信号に基
づいてサーボ回路23の動作を制御するので、ターンテ
ーブル4の載置面5(図7A参照)がディスク90の当
接面90bと当接した状態でモータ2を回転制御する。
これと同時に、送りモータ24が作動して光学ピックア
ップ21をスライドさせる。
【0048】そして、光学ピックアップ21からの出力
は、図5に示すように、RFアンプ22、信号処理系2
5およびD/Aコンバータ26を介してアナログオーデ
ィオ信号に変換されて出力端子27に供給される。一
方、表示部30には、再生の累積時間およびプログラム
ナンバー等が表示される。
【0049】なお、図示しないスキップ釦を操作するこ
とによって曲順をフォワードスキップあるいはバックス
キップさせることができる。また、ストップ釦(図示せ
ず)を操作することによって再生が停止する。
【0050】そして、図示しないイジェクト釦を操作す
ると、ホルダ7が図4の実線に示す位置から2点鎖線に
示す位置へと上昇する。この上昇と同時にたとえばカー
トリッジ92をホールド部8に係止している係止部材
(図示せず)の係止状態が解除されてクリーニング部材
10がバネ14の付勢力によって自動的に挿入部9側に
スライドする。この際にも、図2に示すように、ハケ部
12がターンテーブル4の載置面5の上面をクリーニン
グする。なお、この場合、係止部材とカートリッジ92
との係止を解除するための操作釦を配してもよい。
【0051】クリーニング部材10がスライドすると、
これに押されてカートリッジ92が自動的にホールド部
8より排出される(図2参照)。
【0052】クリーニング部材10が図1に示す位置に
まで復帰すると、カートリッジ92は図示しないキャビ
ネットの投入口で水平状態のまま保持される。
【0053】本例によれば、クリーニング部材10をカ
ートリッジ92のローディングつまり挿入に連動するよ
うに構成したので、チャッキングする直前の適切な時期
にクリーニングつまりターンテーブル4のマグネットM
を配した突部6の上面に付着している金属粉のゴミ等T
をハケ部12で除去できる。従って、本例によれば、チ
ャッキング時にはターンテーブル4の載置面5、特にマ
グネットMを配した突部6の上面にゴミ等Tが付着して
おらず、ゴミ等Tによってディスク90が傾くことがな
く、チャッキング精度を良好にできるので、ディスク9
0からの情報の読み出しが出来なくなるという事態が発
生せず、良好にディスク装置を使用することができる。
【0054】また、本例によれば、カートリッジ92が
クリーニング部材10のスライドと共に移動するので、
クリーニング部材10をカートリッジ92の排出装置と
して兼用できる。
【0055】また、本例によれば、クリーニング時にタ
ーンテーブル4が回転するので、クリーニング回数を実
質的に増すことができる。従って、本例によれば、載置
面5に付着しているゴミ等をより完全に除去することが
できるので、チャッキング精度をさらに良好にできる。
【0056】なお、上述実施例においては、クリーニン
グ機構を構成するクリーニング部材10を記録媒体であ
るディスク90を収容したカートリッジ92の挿入およ
び排出に連動するように構成した例を示したが、クリー
ニング機構はこれに限定されず、例えばクリーニング用
の操作釦を設けてこの操作釦を操作することによって作
動するように構成したものについても同様に適用でき
る。
【0057】また、上述実施例においては、再生専用の
ディスク装置を示したが、録音用または録音再生用のも
のについても同様に適用することができる。
【0058】さらに、上述実施例においては、カートリ
ッジ92をホルダ7に収納するディスク装置を示した
が、ディスク装置はこれに限定されず、例えばディスク
のみを装着できるようにしたものにも同様に適用でき
る。
【0059】この考案は、記録媒体を載置するテーブル
を有する再生装置あるいは記録装置であれば、ディスク
装置に限らず、同様に適用できる。
【0060】
【考案の効果】この考案によれば、テーブルをクリーニ
ングするクリーニング機構を配したので、テーブルにゴ
ミ等が付着されている場合であっても、クリーニング機
構によってテーブルのゴミ等を除去することができる。
従って、この考案によれば、載置時にはテーブルにゴミ
等が付着しておらず、ゴミ等によってディスクが傾くこ
となく、チャッキング精度を良好にできるので、記録媒
体からの情報の読み出しあるいは書き込みが出来なくな
るという事態が発生せず、良好に再生装置および記録装
置を使用することができる。
【0061】また、この考案によれば、検出手段によっ
てクリーニング機構と連動してテーブルを回転するよう
に構成したので、テーブルがクリーニング時に回転する
ため、クリーニング回数を実質的に増すことができる。
従って、この考案によれば、テーブルのゴミ等をより完
全に除去することができるので、チャッキング精度をさ
らに良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部を示す図である。
【図2】実施例の使用状態を示す図である。
【図3】実施例の使用状態を示す図である。
【図4】実施例の使用状態を示す図である。
【図5】実施例の再生信号処理に関するブロック図であ
る。
【図6】ディスクを示す図である。
【図7】図6のディスクのチャッキング状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
4 ターンテーブル 5 載置面 7 ホルダ 10 クリーニング部材 11a 端部 12 ハケ部 15 プレート 16a,16b テーパ面 16c 当接面 18 バネ 19 検出スイッチ 90 ディスク 90b 当接面 92 カートリッジ M マグネット T ゴミ等

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納するホルダと、 上記ホルダに収納される上記記録媒体を載置するテーブ
    ルと、 上記記録媒体を上記ホルダに収納するローディング時を
    検出する検出手段と、 上記テーブルをクリーニングするクリーニング機構とを
    備え、 上記検出手段が上記記録媒体のローディングを検出する
    ことによって上記テーブルを回転させると共に、上記ク
    リーニング機構を上記記録媒体のローディングと連動す
    るように構成することを特徴とする記録媒体の再生装
    置。
  2. 【請求項2】 記録媒体を収納するホルダと、 上記ホルダに収納される上記記録媒体を載置するテーブ
    ルと、 上記記録媒体を上記ホルダに収納するローディング時を
    検出する検出手段と、 上記テーブルをクリーニングするクリーニング機構とを
    備え、 上記検出手段が上記記録媒体のローディングを検出する
    ことによって上記テーブルを回転させると共に、上記ク
    リーニング機構を上記記録媒体のローディングと連動す
    るように構成することを特徴とする記録媒体の記録装
    置。
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