JP2561530B2 - 分包品の自動集積装置 - Google Patents

分包品の自動集積装置

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JP2561530B2
JP2561530B2 JP1015300A JP1530089A JP2561530B2 JP 2561530 B2 JP2561530 B2 JP 2561530B2 JP 1015300 A JP1015300 A JP 1015300A JP 1530089 A JP1530089 A JP 1530089A JP 2561530 B2 JP2561530 B2 JP 2561530B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、粉末若しくは液体の薬剤や砂糖や調味料
等を樹脂フイルム等のシート材で包装した分包品が多列
式の包装機で包装された後、その多列式分包包装機から
送られてくる分包品を、所定数集積し、次工程の包装容
器に収納する工程へ間欠移動するバケツトコンベヤのバ
ケツトに移送させる分包品の自動集積装置に関する。
<従来の技術とその課題> 従来、多列式分包包装機から送られてくる分包品の自
動集積装置は、各列で同時に包装されてシユート上を搬
送されてくる分包品を、各列で同時に所定数集積し、そ
して、各列同時に次工程へ間欠移動するバケツトコンベ
ヤのバケツトに移送する構成となつている。なお、この
バケツトコンベヤは、分包包装機の列数に対応した数の
バケツトが間欠移動し、自動集積装置で集積した所定数
の分包品を、包装容器に収容する次工程に搬送するもの
である。
そして、各列でシユート上を搬送されてくる分包品に
充填量による重量不足や重量過多等の不良品が発生して
いる場合には、その不良品が発生した時と同時に包装さ
れた各列の分包品も同時に集積する前にシユート上から
除くようにし、集積される分包品に不良品を混入させな
いようにしている。
したがつて、従来の自動集積装置では、多列式分包包
装機からシユート上を搬送されてくる分包品に一つでも
不良品が混入されていると、不良品でない列の分包品も
同時にシユート上から除かれる構成としており、例え
ば、八列の分包包装機から八列で分包品がシユート上を
搬送されてくる場合、その一つの列の一つの分包品に不
良品が生じていると、その不良品と同時に包装された他
の七列の計七個の分包品もシユート上から排除されるこ
ととなる。
そのため、従来の自動集積装置では、不良品でない分
包品も集積前にシユート上から排除されることから、集
積時の作業効率が低く、また、シユートから排除される
分包品の数が多くなることから、その排除された分包品
の後処理に手間がかかることとなつていた。
この発明は、上述の課題を解決するもので、多列式分
包包装機に接続された複数列のシユートから排除される
分包品を、不良品だけとして、シユートから排除される
分包品の数を減らすことができ、排除された分包品の後
処理の手間を低減することができるとともに、集積時の
作業効率を向上させることができる分包品の自動集積装
置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> この発明に係る分包品の自動集積装置は、多列式分包
包装機で包装された分包品を各列で所定数集積し、列数
に対応する数のバケツトを間欠移動させているバケツト
コンベヤに、各列で集積した分包品を移送する分包品の
自動集積装置であつて、 前記多列式分包包装機の列数に対応して設けられると
ともに、前記多列式分包包装機で包装された分包品を搬
送させる搬送手段を備えたシユート、 該各シユートにそれぞれ配設される不良品検出セン
サ、 前記各シユートに設けられて前記不良品検出センサか
らの信号に基づいて不良品を前記各シユート毎に排除す
る不良品排除手段、 前記各シユートの後方に並列状態で設けられ、各分包
品を集積する集積部、 前記各シユートの後端に配設され、各シユートの後端
に移送された分包品を保持して前記各集積部に移動させ
る移動手段、 前記各集積部に配置され、集積される分包品の数をそ
れぞれ検出する計数センサ、 前記各集積部と停止状態にある前記各バケツトとの間
に配設され、集積された分包品を移送させる移送路、 前記各集積部から前記各移送路まで移動可能に配設さ
れ、前記各計数センサの信号に基づいて前記各集積部に
分包品が所定数集積された際、それぞれ前記移送路内の
待機位置まで前記集積部で所定数集積された分包品を随
時移送し、さらに、前記バケツト停止時、前記待機位置
から分包品を前記バケツト内にそれぞれ移送するプツシ
ヤ、 とを備えて構成されていることを特徴とする。
<発明の作用・効果> この発明に係る分包品の自動集積装置では、まず、多
列式分包包装機で包装された複数列の分包品が搬送手段
を介して各シユートを搬送される。そして、各列の分包
品が、各不良品検出センサで検査され、不良品であつた
場合には、その列の不良品排除手段によつて、シユート
外に排除され、不良品でなかつた場合には、搬送手段を
介してシユート後端まで移送される。
そして、各シユートの後端に移送された分包品は、移
動手段によつて各集積部に順次集積される。
その後、各集積部における各計数センサによつて、所
定数の分包品が集積されたならば、所定数の分包品を集
積させた集積部に配置されているプツシヤが作動し、所
定数集積された分包品が移送路の待機位置まで移送され
る。
その時、バケツトコンベヤのバケツトが停止している
場合には、集積部で集積された分包品が、移送路内の待
機位置を経て、プツシヤによりバケツト内まで移送され
ることとなる。また、その時、バケツトコンベヤが移動
中の場合には、プツシヤの移動が停止されて、集積され
た分包品が移送路内の待機位置で停止されることとな
り、その後、バケツトコンベヤの移動が停止された時、
移送路内のプツシヤが再び作動し、待機している集積さ
れた分包品が、停止しているバケツト内に移送されるこ
ととなる。
すなわち、この発明に係る自動集積装置では、各集積
部で所定数の分包品が随時集積された際、バケツトコン
ベヤの停止時には、プツシヤによつて、集積された分包
品をバケツト内に直接移送することができ、また、バケ
ツトコンベヤの移動時には、移送路内の待機位置で、集
積された分包品を一旦待機させ、この後のバケツトコン
ベヤが停止した時に、待機されていた分包品をバケツト
内に移送することができる。
そのため、多列式分包包装機で包装された複数列の分
包品の中で不良品が発生して、その不良品だけをシユー
トから排除しても、随時、各集積部で集積した分包品を
間欠移動するバケツトコンベヤのバケツト内に支障なく
移送することができ、従来の自動集積装置のように、不
良品が発生した時と同時に包装された各列の分包品を同
時にシユートから排除しなくとも良く、すなわち、不良
品以外をシユートから排除しなくとも良いことから、シ
ユートから排除された分包品の数を減少させることがで
き、その後処理に手間がかからず、また、不良品以外は
必ず集積されることから、集積時の作業効率を向上させ
ることができる。
したがつて、この発明に係る分包品の自動集積装置で
は、多列式分包包装機に接続された複数列のシユートか
ら排除される分包品を、不良品だけとして、シユートか
ら排除される分包品の数を減らすことができ、排除され
た分包品の後処理の手間を低減することができるととも
に、集積時の作業効率を向上させることができる。
<実施例> 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜9図に示す自動集積装置1は、順次八個ずつの
分包品Bを包装している図示しない多列式分包包装機に
接続される八列のシユート2を備えている。
これらの各シユート2には、前部から順に、それぞれ
不良品検出センサ5と不良品排除手段7とが配置されて
いる。そして、各シユート2は、底壁2bと側壁2cとを備
えるとともに、それぞれの底壁2b中央に長手方向に沿う
スリツト2aが形成され、前方のシユート2A・2Bのスリツ
ト2aには、各分包品Bを搬送させる搬送手段として、チ
エーン4によつて循環移動する複数の逆L字形のフツク
3が上方に突出して配設されている(第1・2図参
照)。各分包品Bは、このフツク3に押されてシユート
2A・2B上を搬送することとなる。
各不良品検出センサ5は、重量計測器であり、分包品
Bの重量を計測し、その値に対応した電気信号を制御装
置Cに入力するものである。そして、制御装置Cは、そ
の分包品Bの重量が所定範囲外である場合に、その分包
品Bが不良品排除手段7の部位を通過する際、不良品排
除手段7を作動させるようにする。各重量計測器5の計
量皿5aは、分包品Bの搬送方向に沿う間隙を有して対向
する二部材から形成され、フツク3とチエーン4とを通
過できるように構成されている(第1・3図参照)。
重量計測器5の前方のシユート2Aの上方には、フツク
3の移動速度より速く循環移動するフツク6aを備えた送
給装置6が配設されている。送給装置6のフツク6aは、
各シユート2Aのスリツト2a内に嵌挿可能として各フツク
3を間にするように二枚ずつ配置され、これら各列のフ
ツク6aは、連結杆6bで連結され、連結杆6bの左右両端を
それぞれ保持して循環移動するチエーン6cによつて一体
的に移動するように構成されている(第1・2図参
照)。この送給装置6は、重量計測器5上に分包品Bを
配置するとともにその分包品Bの重量を計測する時間を
確保するために配設されるもので、各シユート2A上の分
包品Bを、1ピツチ先のフツク3に当接するように早送
りするものである。そして、この送給装置6により、早
送りされる分包品Bは、1ピツチ先のフツク3に当接し
た後、その後に移動してくるフツク3に押されるまで、
重量計測器5の計量皿5a上に停止することとなる。な
お、送給装置6により、分包品Bが1ピツチ先のフツク
3に当接する際、フツク3が逆L字形に形成されてお
り、分包品Bのシユート2A・2B外への飛び出しを防ぐこ
とができる。
各不良品排除手段7は、第1・4図に示すように、シ
ユート2Bの各列の延長線上でそれぞれ独立して作動する
シヤツタであり、上面中央に分包品Bの搬送方向に沿う
凹溝7aが形成されるとともに、それぞれエアシリンダ8
のピストンロツド8aが接続されている。このシヤツタ7
は、この部位を不良品が通過する際、そのタイミングを
みはからつて制御装置Cから電気信号が図示しない電磁
弁に出力されてエアシリンダ8が作動し、ピストンロツ
ド8aが下方へ移動することにより、軸47を中心に下方へ
回動するものである。そして、このシヤツタ7の下方に
は、第1・5図に示すように、不良品排出シユート9及
び各シユート2Bと直交する方向に駆動される不良品排出
コンベヤ10が配設されており、各シヤツタ7から排除さ
れた不良品は、不良品排出シユート9・不良品排出コン
ベヤ10を経て自動集積装置1側方の回収箱11に収容され
る。
各シヤツタ7の上方には、各シヤツタ7上で不良品で
ない分包品Bを搬送させるための搬送手段として、送給
装置12が配設され、この送給装置12は、各シヤツタ7の
凹溝7a内に嵌挿されて循環移動する複数のフツク12aを
備えている。各フツク12aは、送給装置6のフツク6aと
同様に二枚ずつから形成され(第1・4・5図参照)、
そのフツク6aより移動速度が遅く、シユート2A・2Bのフ
ツク3と同じ移動速度としている。なお、各列のフツク
12aは、連結杆12bで連結されるとともに連結杆12bの左
右両端を保持して循環移動するチエーン12cにより一体
的に移動するように構成されている。
各シヤツタ7後方のシユート2Cには、各シヤツタ7前
方のシユート2A・2Bと同様な、各分包品Bを搬送させる
搬送手段として、チエーン14により循環移動するフツク
13が、スリツト2aから上方へ突出して配設されている
(第1・5図参照)。
各シユート2Cの後端には、第1・6・7図に示すよう
に、左右方向へ並列的に九つの側壁15bを垂設されて、
各列に対応した凹溝15aを備えた上下動可能な昇降台15
が配設されている。この昇降台15は、下降位置に配置さ
れた際、凹溝15aの底面をシユート2Cの底壁2bと一致さ
せ、また、上昇位置に配置された際、後述の各吸引ノズ
ル17に昇降台15上の各分包品Bを吸着可能とする高さに
配置されるように構成されている。
昇降台15の後端には、それぞれの凹溝15a内に下方か
ら突出して後述する平板22に固定されるストツパ16が配
設されている。
昇降台15の各凹溝15aの上方には、図示しない真空ポ
ンプ等に電磁弁を介して接続された吸引ノズル17が配設
されている。各吸引ノズル17は、第6・7図に示すよう
に、左右両端の摺動スリーブ部18aを介してガイドロツ
ド19に案内されて前後方向に移動する連結杆18に固定さ
れ、昇降台15と集積部21との上方を一体的に往復移動す
るように構成されている。
また、昇降台15の各凹溝15aの上方には、第1・6・
7図に示すように、反射型の第1光電スイツチ20が図示
しない装置1のフレームに固定されており、各第1光電
スイツチ20は、昇降台15上に分包品Bが配置されたこと
を検知し、その電気信号を制御装置Cに入力するもので
ある。
各シユート2C後方には、下方に位置する平板22が水平
方向に配置されている。そして、平板22には、第6・8
図に示すように、左右方向へ並列的に九つの側壁26が垂
設され、各シユート2C後方で底部を平板22に規制される
とともに左右両側を側壁26で規制されて分包品Bを搬送
させる移送路23が形成されている。各移送路23の後部に
は、移送路23と直交する方向に移動するバケツトコンベ
ヤ50が配置されており、バケツトコンベヤ50は、八個分
のバケツト51を間欠移動するように作動され、停止時、
各バケツト51がそれぞれ移送路23の後部に停止するよう
に構成されている。なお、隣合う側壁26間の距離は、分
包品Bの幅寸法より僅かに大きい寸法に形成されてい
る。また、八個分のバケツト51を移動させるバケツトコ
ンベヤ50の移動サイクルは、図示しない多列式分包包装
機における各列の分包品Bを包装するサイクルと略同じ
か若しくは速く移動するように構成されている。
そして、各移送路23の前部が集積部21となり、各集積
部21の後部には、第1・6図に示すように、上方の装置
1のフレームFに固定されて各移送路23に上方から挿入
される第1ストツパ34が配設されている。各第1ストツ
パ34は、第6図に示すように、各集積部21に分包品Bが
集積される際、それら分包品Bの後端を揃えるために配
設されるもので、エアシリンダからなり、そのピストン
ロツド34aが平板22の孔22aに嵌合する態様に構成されて
いる。そして、各第1ストツパ34は、各集積部21に所定
数の分包品Bが集積された際、相互に独立的に、移送路
23を開くようにピストンロツド34aを上方へ移動させる
ように作動する。
各集積部21の上方には、分包品Bを吸着させた吸引ノ
ズル17が集積部21上方に配置されてその分包品Bの吸着
を解除した際、分包品Bの左右両側を下方に押圧する二
つずつのフオーク27が配置されている。各フオーク27
は、第8図に示すように、各列の二つずつが連結片38に
より連結され、連結杆28に上方への移動を許容されて保
持されている。この連結杆28の左右両端は、上下往復移
動する昇降ロツド29に保持されている。なお、各列のフ
オーク27が連結杆28に対して上方への移動を許容されて
保持されている理由は、各集積部21に集積される分包品
Bの数が相違することとなつて、集積された各分包品B
の高さが各集積部21で異なることとなつても、各フオー
ク27が確実に各分包品Bを押圧することができるように
するためである。
これらのフオーク27に接続される昇降ロツド29、吸引
ノズル17に接続される連結杆18、フツク13・3に接続さ
れるチエーン14・4、及び送給装置12・6は、それぞれ
図示しないチエーンやカム等の機械的な機構によつて、
相互に一定のサイクルで循環動作するように構成されて
いる。また、同様に、吸引ノズル17に接続される図示し
ない電磁弁も一定のサイクルで開閉するように構成され
ている。
また、各集積部21の上方には、第1・6図に示すよう
に、反射型の第2光電スイツチ30が図示しない装置1の
フレームに固定されている。各光電スイツチ30は、集積
部21に集積される分包品Bをカウントする計数センサと
しての機能を奏するもので、吸引ノズル17により集積部
21上方に分包品Bが配置された時、制御装置Cに分包品
B有りの電気信号を出力し、制御装置Cは、第1光電ス
イツチ20からの分包品B有りの電気信号が入力されてい
た場合に、第2光電スイツチ30からの信号を確認して集
積部21に分包品Bが集積されたことをカウントすること
となる。なお、吸引ノズル17の分包品Bの保持・移送中
に分包品Bが落下したような場合、すなわち、制御装置
Cに第1光電スイツチ20から分包品B有りの電気信号が
入力されて第2光電スイツチ30から分包品B有りの電気
信号が入力されない場合には、制御装置Cにより各列式
分包包装機・自動集積装置1・バケツトコンベヤ50の作
動が全て停止され、吸引ノズル17の分包品Bの保持・移
送に支障のないように、昇降台15の上昇する高さやフオ
ーク27の高さ等を調整できるように構成されている。
そして、各移送路23の中央には、第1・6・8・9図
に示すように、前後方向に延びるスリツト24が形成さ
れ、各集積部21の前方にスリツト24を挿通可能に上下方
向に延びるプツシヤ31が配置されている。
各プツシヤ31は、それぞれ水平方向に配置されるエア
シリンダ32のピストンロツド32aに連結固定され、各エ
アシリンダ32は、それぞれベース42に固定され、各ベー
ス42は、それぞれ上下方向に配置されるエアシリンダ33
のピストンロツド33aに連結固定されている。そのた
め、各プツシヤ31は、各集積部21の前方に停止している
際には、集積部21に集積される分包品Bの前端を揃える
機能を奏するとともに、エアシリンダ32・33の作動によ
つて、集積部21の前方位置から後方のバケツトコンベヤ
50の位置まで水平方向に移動し、その後、下降し、その
状態で前方へ移動し、さらに、集積部21の前方位置に上
昇するような、所謂ボツクス移動(長方形の外形線上に
沿うような移動)をそれぞれ独立して行なうことができ
るように構成されている。
なお、これらのエアシリンダ32・33や第1ストツパ34
は、各集積部21において、制御装置Cがバケツトコンベ
ヤ50に移送することができる数(実施例では12個)の分
包品Bをカウントした時、制御装置Cから、まず、ピス
トンロツド34aを上昇させるように第1ストツパ34に接
続されている図示しない電磁弁にオンされる信号が出力
され、その後、プツシヤ31をボツクス移動させるように
エアシリンダ32・33に接続されている図示しない電磁弁
にオンさせる信号が出力されて、それぞれ作動されるも
のである。また、制御装置Cは、バケツトコンベヤ50が
移動中の時には、バケツトコンベヤ50が停止するまで、
各分包品Bがバケツトコンベヤ50に収容される直前で、
プツシヤ35aを一旦停止させるように、エアシリンダ32
に接続されている図示しない電磁弁をオフさせる信号を
出力する。
そして、プツシヤ31が一旦停止される位置が各分包品
Bの待機位置Tとなる。この各待機位置Tにおける移送
路23の後部には、第1・6・9図に示すように、装置1
のフレームFに固定されて各移送路23に上方から挿入さ
れる第2ストツパ35が配設されている。これらの各第2
ストツパ35は、第1ストツパ34と同様に分包品Bの後端
を揃えるために設けられ、エアシリンダからなり、その
ピストンロツド35aが平板22の孔22bに嵌合される態様で
構成されている。そして、各第2ストツパ35は、バケツ
トコンベヤ50が移動中の時には、そのピストンロツド35
aを下方に突出させて移送路23を閉じ、また、バケツト
コンベヤ50が停止している時には、そのピストンロツド
35aを上方へ移動させて移送路23を開かせるように、第
2ストツパ(エアシリンダ)35に接続された図示しない
電磁弁を介して制御装置Cにより制御されている。
つぎに、この実施例の自動集積装置1の作動態様につ
いて説明する。
まず、図示しない多列式分包包装機で包装された八列
の分包品Bが、各フツク3に押されて各シユート2A上を
搬送されてくる(第1図参照)。
そして、送給装置6の配設部位に各分包品Bが搬送さ
れてくると、フツク3の移動速度より速く移動するフツ
ク6aによつて、各分包品Bが、重量計測器5の計量皿5a
前部に位置している1ピツチ先のフツク3後部に当接す
るように早送りされ、計量皿5a上で後から移動してくる
フツク3に押されるまで停止することとなり、その間に
重量計測器5により計量され、制御装置Cに重量に対応
した電気信号が入力される。
その後、再びフツク3に押されてシユート2B上を搬送
された各分包品Bは、送給装置12の配設部位まで搬送さ
れてくると、凹溝7a内を通過可能な送給装置12のフツク
12aにより、シヤツタ7上を搬送することとなる。その
際、重量計測器5によつて計量された分包品Bが所定範
囲内であれば、エアシリンダ8は作動しないが、計量さ
れた分包品Bが所定範囲外の重量の不良品Dの場合に
は、シヤツタ7上を通過する際、制御装置Cによつてエ
アシリンダ8のピストンロツド8aが下方へ移動しシヤツ
タ7が開く。すると、不良品Dは不良品排出シユート9
と不良品排出コンベヤ10とを経て回収箱11に収容され
る。そして、所定時間経過後、制御装置Cによつてピス
トンロツド8aが上方へ移動してシヤツタ7が閉じ、次の
分包品Bを通過可能に待機することとなる。
各シヤツタ7上を通過した各分包品Bは、送給装置12
とフツク13とにより、シユート2C上を搬送されて、シユ
ート2C後方のストツパ16により昇降台15の凹溝15a上で
停止されることとなる。この時、不良品Dを排除した列
を除いた列の凹溝15a上に分包品Bが停止することとな
る。
そして、昇降台15が上昇するとともに、第1光電スイ
ツチ20が凹溝15a内の分包品Bの有無を検知して制御装
置Cへ分包品Bの有無の信号を出力する。また、図示し
ない真空ポンプ等に電磁弁を介して接続された各吸引ノ
ズル17がその電磁弁をオンされて吸引を開始し、凹溝15
a内の各分包品Bが各吸引ノズル17に吸着される。
その後、各吸引ノズル17を連結保持している連結杆18
がガイドロツド19を案内されて移動することにより、各
吸引ノズル17が集積部21上方に一体的に移動する(第6
図参照)。
その後、各吸引ノズル17に接続されている電磁弁がオ
フされ、各吸引ノズル17の吸引が停止されるとともに、
昇降ロツド29の下方への移動により連結杆28を介して各
フオーク27が一体的に下方へ移動し、集積部21上に分包
品Bが集積される(第1・6・8図参照)。この時、不
良品Dを排除した列を除いた列の集積部21にだけ分包品
Bが集積されることとなる。また、各吸引ノズル17が集
積部21上方に配置された際、第2光電スイツチ30が各吸
引ノズル17に吸着されている分包品Bの有無を検知して
その有無の電気信号を制御装置Cに入力する。さらにま
た、昇降ロツド29が下方へ移動する際、昇降台15も同時
に下方へ移動し、次に搬送されてくる分包品Bを受け入
れることができるように待機する。また、昇降ロツド29
と昇降台15とが下方へ移動した後、連結杆18がガイドロ
ツド19に案内されて移動し、各吸引ノズル17が昇降台15
上方に復帰する。なお、昇降ロツド29の上昇は、次のサ
イクルで昇降台15が上昇する際、同時に行なわれる。
そして、制御装置Cは、第1光電スイツチ20から分包
品B有りの電気信号を入力されていた場合に、第2光電
スイツチ30からの分包品B有りの電気信号を確認して集
積部21に分包品Bが集積されたことをカウントする。
その後、順次既述の工程が繰り返され、集積部21に12
個の分包品Bが集積されたならば、その12個の分包品B
を集積させた集積部21においてのみ、まず、制御装置C
からその部位の第1ストツパ34に接続されている図示し
ない電磁弁にオンさせる信号が出力されて、ピストンロ
ツド34が集積部21後方の移送路23を開き、その後、制御
装置Cからエアシリンダ32に接続されている図示しない
電磁弁にオンさせる信号が出力され、プツシヤ31がスリ
ツト24を介して移送路23を後方へ移動し、集積された12
個の分包品Bが移送路23を後方へ搬送される。
この時、バケツトコンベヤ50が停止している場合に
は、制御装置Cにより移送路23後端の第2ストツパ35が
そのピストンロツド35aを上方へ移動させて移送路23を
開かせており、さらに、プツシヤ31が移送路23後端まで
移動できるように制御装置Cがエアシリンダ32を停止さ
せないことから、プツシヤ31によつて、集積された分包
品Bがバケツトコンベヤ50のコンベヤ51内に移送される
こととなる。
また、この時、バケツトコンベヤ50が移動中の場合に
は、制御装置Cにより、第2ストツパ35がそのピストン
ロツド35aを下方へ延ばして移送路23を閉じており、ま
た、エアシリンダ32を介してプツシヤ31が移動途中で停
止されることから、集積された分包品Bが待機位置Tで
停止されることとなる。そして、バケツトコンベヤ50が
停止したならば、制御装置Cにより、第2ストツパ35が
そのピストンロツド35aを上方へ移動させて移送路23を
開けて、エアシリンダ32が再び作動されることから、プ
ツシヤ31が待機位置Tにある分包品Bをバケツトコンベ
ヤ50のコンベヤ51内に移送させることとなる。
そして、バケツト51内に集積された分包品Bが移送さ
れると、プツシヤ31が、制御装置Cによるエアシリンダ
33・32の作動により、下方へ移動した後、前方へ移動
し、その後上昇して、集積部21の前方位置に復帰するこ
ととなる。また、バケツトコンベヤ50が移動し、八個分
のバケツト51が移動して、各移送路23後部に空のバケツ
ト51が停止されることとなる。そして、集積部21に12個
の分包品Bを集積された列が、既述の工程を経て、順次
バケツト51内に分包品Bを移送させることとなる。
なお、12個の分包品Bが集積されていない集積部21で
は、12個の分包品Bが集積されるまで、制御装置Cによ
り、エアシリンダ32・33や第1ストツパ34が作動され
ず、プツシヤ31が集積部21の前方に配置される態様を維
持することとなる。
したがつて、実施例の自動集積装置1は、多列式分包
包装機で包装された八列の分包品Bの中で不良品Dが発
生して、その不良品Dだけをシユート2から排除して
も、随時、各集積部21で集積した分包品Bを間欠移動す
るバケツトコンベヤ50のバケツト51内に支障なく移送す
ることができ、従来の自動集積装置のように、不良品が
発生した時と同時に包装された各列の分包品を同時にシ
ユートから排除しなくとも良く、すなわち、不良品D以
外をシユート2から排除しなくとも良いことから、シユ
ート2から排除される正常な分包品Bの数を零にするこ
とができ、その不良品Dの後処理に手間がかからず、ま
た、不良品D以外は必ず集積されることから、集積時の
作業効率を向上させることができ、既述の発明の作用・
効果の欄で述べたと同様な効果を奏する。
なお、実施例では、集積される分包品Bを揃えるため
に各移送路23に第1・2ストツパ34・35を設けたものを
示したが、集積する分包品Bの数が少なく、荷崩れし難
い形状の分包品Bであれば、これらのストツパ34・35を
設けなくとも良い。
また、実施例では、不良品Dを排除する排除手段とし
て開閉するシヤツタ7を示したが、吸引ノズル17のよう
な吸引手段により不良品排除手段を構成し、搬送中の不
良品Dを吸着して排除するように構成しても良い。
さらに、実施例では、不良品Dを検出するセンサとし
て重量計測器5を示したが、分包品Bの重量により不良
品Dが決定されない場合、例えば、分包品Bに適切にラ
ベル等が貼着されているか否かにより不良品が決定され
るような場合には、イメージセンサ等を利用することが
できる。
また、実施例では、シユート2後端に昇降台15を設け
たものを示したが、吸引ノズル17を下方へ移動できるよ
うに構成すれば、上方へ移動する昇降台15は不要とな
る。
さらに、実施例では、集積部21での分包品Bを計数す
るセンサとして、光電スイツチ30を使用するものを示し
たが、近接スイツチ等を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す自動集積装置の概
略断面図、 第2図は、同実施例の断面図であり、第1図のII−II部
位を示し、 第3図は、同実施例の断面図であり、第1図のIII−III
部位を示し、 第4図は、同実施例の断面図であり、第1図のIV−IV部
位を示し、 第5図は、同実施例の断面図であり、第1図のV−V部
位を示し、 第6図は、同実施例の集積部付近を示す拡大断面図、 第7図は、同実施例の断面図であり、第1図のVII−VII
部位を示し、 第8図は、同実施例の断面図であり、第1図のVIII−VI
II部位を示し、 第9図は、同実施例の端面図であり、第1図のIX−IX部
位を示す。 1…自動集積装置、2…シユート、3・12・13…搬送手
段、(3・12a・13…フツク)5…(不良品検出セン
サ)重量計測器、7…不良品排除手段)シヤツタ、17…
吸引ノズル、21…集積部、23…移送路、30…(計数セン
サ)光電スイツチ、31…プツシヤ、50…バケツトコンベ
ヤ、51…バケツト、B…分包品。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多列式分包包装機で包装された分包品を各
    列で所定数集積し、列数に対応する数のバケツトを間欠
    移動させているバケツトコンベヤに、各列で集積した分
    包品を移送する分包品の自動集積装置であつて、 前記多列式分包包装機の列数に対応して設けられるとと
    もに、前記多列式分包包装機で包装された分包品を搬送
    させる搬送手段を備えたシユート、 該各シユートにそれぞれ配設される不良品検出センサ、 前記各シユートに設けられて前記不良品検出センサから
    の信号に基づいて不良品を前記各シユート毎に排除する
    不良品排除手段、 前記各シユートの後方に並列状態で設けられ、各分包品
    を集積する集積部、 前記各シユートの後端に配設され、各シユートの後端に
    移送された分包品を保持して前記各集積部に移動させる
    移動手段、 前記各集積部に配置され、集積される分包品の数をそれ
    ぞれ検出する計数センサ、 前記各集積部と停止状態にある前記各バケツトとの間に
    配設され、集積された分包品を移送させる移送路、 前記各集積部から前記各移送路まで移動可能に配設さ
    れ、前記各計数センサの信号に基づいて前記各集積部に
    分包品が所定数集積された際、それぞれ前記移送路内の
    待機位置まで前記集積部で所定数集積された分包品を随
    時移送し、さらに、前記バケツト停止時、前記待機位置
    から分包品を前記バケツト内にそれぞれ移送するプツシ
    ヤ、 とを備えて構成されていることを特徴とする分包品の自
    動集積装置。
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