JP2561485Y2 - 筆記具の軸筒 - Google Patents
筆記具の軸筒Info
- Publication number
- JP2561485Y2 JP2561485Y2 JP2129592U JP2129592U JP2561485Y2 JP 2561485 Y2 JP2561485 Y2 JP 2561485Y2 JP 2129592 U JP2129592 U JP 2129592U JP 2129592 U JP2129592 U JP 2129592U JP 2561485 Y2 JP2561485 Y2 JP 2561485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- barrel
- writing instrument
- slip member
- opening edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、キャップを着脱する筆
記具の軸筒に関する。
記具の軸筒に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のキャップ着脱式筆記具の軸筒は、
キャップと互いに一部を係合させて、いわゆるパッチン
嵌合するような構造となっている。
キャップと互いに一部を係合させて、いわゆるパッチン
嵌合するような構造となっている。
【０００３】従って、キャップは軸筒と嵌合するとき
に、軸筒の方向へ押圧されて、キャップの開口端縁が軸
筒に衝合することになるので、軸筒に対し衝撃が加わっ
て、軸筒先端のペン先からインクが飛び散る等の問題が
あった。
に、軸筒の方向へ押圧されて、キャップの開口端縁が軸
筒に衝合することになるので、軸筒に対し衝撃が加わっ
て、軸筒先端のペン先からインクが飛び散る等の問題が
あった。
【０００４】また、従来の筆記具の軸筒は、手の汗など
で滑りやすくなるという問題もあった。
で滑りやすくなるという問題もあった。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、軸筒
の滑りの問題と、キャップの嵌合時に軸筒の受ける衝撃
によるインクの飛び散り等の問題を同時に解決できる筆
記具軸筒の提供を目的とする。
の滑りの問題と、キャップの嵌合時に軸筒の受ける衝撃
によるインクの飛び散り等の問題を同時に解決できる筆
記具軸筒の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の筆記具の軸筒は、軸筒本体１の外周部に滑
り止め部材２を取付け、その滑り止め部材２にキャップ
３の開口端縁４が衝合する弾性鍔部５を設けたことを特
徴とするものである。
に、本考案の筆記具の軸筒は、軸筒本体１の外周部に滑
り止め部材２を取付け、その滑り止め部材２にキャップ
３の開口端縁４が衝合する弾性鍔部５を設けたことを特
徴とするものである。
【０００７】
【作用】軸筒本体１の外周部に滑り止め部材２を取付け
たので、手が汗で濡れたような場合でも滑りを防ぐこと
ができる。また、キャップ３を軸筒本体１に嵌合した場
合に、滑り止め部材２に設けた弾性鍔部５にキャップ３
の開口端縁４が衝合するので、軸筒本体１に加わる衝撃
が弱められる。
たので、手が汗で濡れたような場合でも滑りを防ぐこと
ができる。また、キャップ３を軸筒本体１に嵌合した場
合に、滑り止め部材２に設けた弾性鍔部５にキャップ３
の開口端縁４が衝合するので、軸筒本体１に加わる衝撃
が弱められる。
【０００８】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について詳説す
る。まず、軸筒本体１は図２に示すように先端面６から
ペン先７を突出し、先端面６の外周縁部に突条８を周設
し、突条８の少し後方の側面に溝部９を周設し、溝部９
の後端位置に段部１０を設けている。
る。まず、軸筒本体１は図２に示すように先端面６から
ペン先７を突出し、先端面６の外周縁部に突条８を周設
し、突条８の少し後方の側面に溝部９を周設し、溝部９
の後端位置に段部１０を設けている。
【０００９】次に図３に示す滑り止め部材２は、ゴム製
でスリーブ状を呈し、その後端外周面に弾性鍔部５を突
設している。この滑り止め部材２は、図２に示すよう
に、軸筒本体１における前記溝部９に嵌着され、その弾
性鍔部５の後面を段部１０に当接させている。
でスリーブ状を呈し、その後端外周面に弾性鍔部５を突
設している。この滑り止め部材２は、図２に示すよう
に、軸筒本体１における前記溝部９に嵌着され、その弾
性鍔部５の後面を段部１０に当接させている。
【００１０】キャップ３は図４に示すように内筒１１を
備え、その内筒１１の開口端の内周縁部に、前記軸筒本
体１の突条８と弾性変形を利用して係合し又は係合解除
する凸部１２を設けている。
備え、その内筒１１の開口端の内周縁部に、前記軸筒本
体１の突条８と弾性変形を利用して係合し又は係合解除
する凸部１２を設けている。
【００１１】キャップ３の内筒１１の凸部１２における
係合部位からキャップ３の開口端縁までの距離ｂは、軸
筒本体１の突条８における係合部位から滑り止め部材２
の弾性鍔部５の前面までの距離ｃより大きく設定され、
且つ軸筒本体１の突条８における係合部位から段部１０
までの距離ａより小さく設定されている。即ち、寸法は
ａ〉ｂ〉ｃの関係にある。従って、軸筒本体１にキャッ
プ３を嵌合して突条８と凸部１２を係合させた状態で
は、キャップ３の開口端縁４が弾性鍔部５に衝合して僅
かに圧縮した状態となる。
係合部位からキャップ３の開口端縁までの距離ｂは、軸
筒本体１の突条８における係合部位から滑り止め部材２
の弾性鍔部５の前面までの距離ｃより大きく設定され、
且つ軸筒本体１の突条８における係合部位から段部１０
までの距離ａより小さく設定されている。即ち、寸法は
ａ〉ｂ〉ｃの関係にある。従って、軸筒本体１にキャッ
プ３を嵌合して突条８と凸部１２を係合させた状態で
は、キャップ３の開口端縁４が弾性鍔部５に衝合して僅
かに圧縮した状態となる。
【００１２】
【考案の効果】本考案は上記のように、軸筒本体１の外
周部に滑り止め部材２を取付け、その滑り止め部材２に
キャップ３の開口端縁４が衝合する弾性鍔部５を設けた
ので、手の汗等による滑りの問題と、キャップ３の嵌合
時の衝撃によるインクの飛び散り等の問題とを同時に解
決できる効果がある。
周部に滑り止め部材２を取付け、その滑り止め部材２に
キャップ３の開口端縁４が衝合する弾性鍔部５を設けた
ので、手の汗等による滑りの問題と、キャップ３の嵌合
時の衝撃によるインクの飛び散り等の問題とを同時に解
決できる効果がある。
【図１】軸筒本体にキャップが嵌合した状態の断面図で
ある。
ある。
【図２】軸筒本体の一部切断側面図である。
【図３】滑り止め部材の斜視図である。
【図４】キャップの断面図である。
１ 軸筒本体 ２ 滑り止め部材 ３ キャップ ４ 開口端縁 ５ 弾性鍔部 ６ 先端面 ７ ペン先 ８ 突条 ９ 溝部 １０ 段部 １１ 内筒 １２ 凸部
Claims (1)
- 【請求項１】 軸筒本体１の外周部に滑り止め部材２を
取付け、その滑り止め部材２にキャップ３の開口端縁４
が衝合する弾性鍔部５を設けたことを特徴とする筆記具
の軸筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129592U JP2561485Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 筆記具の軸筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129592U JP2561485Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 筆記具の軸筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572478U JPH0572478U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2561485Y2 true JP2561485Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12051159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2129592U Expired - Fee Related JP2561485Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 筆記具の軸筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561485Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP2129592U patent/JP2561485Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0572478U (ja) | 1993-10-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970805 |
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