JP2560321Y2 - 電動ポンプのキャプタイヤーケーブル係止装置 - Google Patents
電動ポンプのキャプタイヤーケーブル係止装置Info
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- JP2560321Y2 JP2560321Y2 JP1970691U JP1970691U JP2560321Y2 JP 2560321 Y2 JP2560321 Y2 JP 2560321Y2 JP 1970691 U JP1970691 U JP 1970691U JP 1970691 U JP1970691 U JP 1970691U JP 2560321 Y2 JP2560321 Y2 JP 2560321Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric pump
- cable
- locking device
- locking
- ear cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電動ポンプのキャプタ
イヤーケーブル係止装置、特に可搬式水中電動ポンプを
電源に接続するキャプタイヤーケーブルや、そのポンプ
に附設されるフロート式水位検出器を繋留するキャプタ
イヤーケーブルの係止装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】電動ポンプ等のキャプタイヤーケーブル
は従来、図５および図６に示されるような金属クリップ
１’が用いられ、図７に見られるように脚部を拡げたの
ち、図８に見られるようクリップゴム２’を介してキャ
プタイヤーケーブル６’を上記金属クリップ１’に挟着
して、ポンプハンドル８’等にボルト・ナットで固定さ
せるのが普通である。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法によれ
ば、部品点数も、取り付けの作業工数も多くてコスト高
となり、また、キャプタイヤーケーブルに常時締付圧が
懸って危険であり、更に取り外しにも手数が掛かり、メ
ンテナンス性が悪いという欠点がある。 【０００４】本考案の目的は、部品点数も、取り付けの
作業工数も少なくてコストダウンが得られ、また、キャ
プタイヤーケーブルへの締付圧も少なく安全で、更に取
り外しも簡単に行えて、メンテナンス性の良いキャプタ
イヤーケーブル係止装置を提供することにある。 【０００５】 【問題を解決するための手段】本考案に係る電動ポンプ
のキャプタイヤーケーブル係止装置においては、電動ポ
ンプに附設せられた金属板製ハンドルの板面に、ケーブ
ル嵌挿孔を穿設し、該ケーブル嵌挿孔の両端より側方へ
入り込んだ係止溝を設けて両係止溝間に係止爪を形成さ
せた。 【０００６】 【実施例】以下実施例の図面により説明をする。 【０００７】１は電動ポンプの上面２に附設せられた金
属板製のハンドルであって、平行状に導下される２条の
縦板３ａ，３ｂがその上端部を横板４で連結されるよう
になし、両縦板３ａ、３ｂの下方部をその板面と直交す
る方向に折曲げてポンプ上面２への取付部５ａ，５ｂに
形成し、かつ、横板４の外周をウレタン樹脂等で被層し
て握部６を形成させたものである。 【０００８】本考案においては上記ハンドル１の縦板２
ａまたは２ｂを利用して、キャプタイヤーケーブル係止
装置を構成させる。 【０００９】７はケーブル嵌挿孔であって，金属板製ハ
ンドル１における主として縦板２ａまたは２ｂの板面の
長手方向に延びるよう穿設されている。８ａおよび８ｂ
はケーブル嵌挿孔７の両端より側方へ入り込んだ係止
溝、９は両係止溝８ａおよび８ｂ間に形成された係止爪
であり、その先端部が板面上から突出するように折曲げ
られている。 【０００８】そして電動ポンプから導出されたキャプタ
イヤーケーブル１０の根部から適宜上方部分を二つ折と
して、該折曲げ部１０ｔをケーブル嵌挿孔７から嵌挿さ
せ、二又状となった部分１０ａ，１０ｂをそれぞれ係止
溝８ａ、８ｂに係入させると共に、前記折曲げ部１０ｔ
を係止爪９に係止させるのである。 【０００９】取り外し時には、折曲げ部１０ｔを係止爪
９の係止から解放し、二又状部分１０ａ，１０ｂを係止
溝８ａ、８ｂからそれぞれ解放させて引っ張れば、キャ
プタイヤーケーブル１０を容易にケーブル嵌挿孔７から
抜き取ることができる。 【００１０】 【考案の効果】本考案装置は電動ポンプに附設せられた
金属板製ハンドルを利用して設けられるものであるか
ら、従来のように専用に作られたクリップを必要とせ
ず、クリップゴム等の介装材も必要がなく、かつ、ボル
ト・ナットを用いないため、部品点数も、取り付けの作
業工数も少なく、ローコストな係止装置を得ることがで
きる。しかも、ボルト・ナットで締め付けるものと異な
り、キャプタイヤーケーブルへの締付圧力が作用しない
ため、通常の使用状態ではケーブルに負担が懸からず安
全である。また、取り外し作業も迅速・簡単に行えて、
メンテナンス性が良いという利点がある。
イヤーケーブル係止装置、特に可搬式水中電動ポンプを
電源に接続するキャプタイヤーケーブルや、そのポンプ
に附設されるフロート式水位検出器を繋留するキャプタ
イヤーケーブルの係止装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】電動ポンプ等のキャプタイヤーケーブル
は従来、図５および図６に示されるような金属クリップ
１’が用いられ、図７に見られるように脚部を拡げたの
ち、図８に見られるようクリップゴム２’を介してキャ
プタイヤーケーブル６’を上記金属クリップ１’に挟着
して、ポンプハンドル８’等にボルト・ナットで固定さ
せるのが普通である。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法によれ
ば、部品点数も、取り付けの作業工数も多くてコスト高
となり、また、キャプタイヤーケーブルに常時締付圧が
懸って危険であり、更に取り外しにも手数が掛かり、メ
ンテナンス性が悪いという欠点がある。 【０００４】本考案の目的は、部品点数も、取り付けの
作業工数も少なくてコストダウンが得られ、また、キャ
プタイヤーケーブルへの締付圧も少なく安全で、更に取
り外しも簡単に行えて、メンテナンス性の良いキャプタ
イヤーケーブル係止装置を提供することにある。 【０００５】 【問題を解決するための手段】本考案に係る電動ポンプ
のキャプタイヤーケーブル係止装置においては、電動ポ
ンプに附設せられた金属板製ハンドルの板面に、ケーブ
ル嵌挿孔を穿設し、該ケーブル嵌挿孔の両端より側方へ
入り込んだ係止溝を設けて両係止溝間に係止爪を形成さ
せた。 【０００６】 【実施例】以下実施例の図面により説明をする。 【０００７】１は電動ポンプの上面２に附設せられた金
属板製のハンドルであって、平行状に導下される２条の
縦板３ａ，３ｂがその上端部を横板４で連結されるよう
になし、両縦板３ａ、３ｂの下方部をその板面と直交す
る方向に折曲げてポンプ上面２への取付部５ａ，５ｂに
形成し、かつ、横板４の外周をウレタン樹脂等で被層し
て握部６を形成させたものである。 【０００８】本考案においては上記ハンドル１の縦板２
ａまたは２ｂを利用して、キャプタイヤーケーブル係止
装置を構成させる。 【０００９】７はケーブル嵌挿孔であって，金属板製ハ
ンドル１における主として縦板２ａまたは２ｂの板面の
長手方向に延びるよう穿設されている。８ａおよび８ｂ
はケーブル嵌挿孔７の両端より側方へ入り込んだ係止
溝、９は両係止溝８ａおよび８ｂ間に形成された係止爪
であり、その先端部が板面上から突出するように折曲げ
られている。 【０００８】そして電動ポンプから導出されたキャプタ
イヤーケーブル１０の根部から適宜上方部分を二つ折と
して、該折曲げ部１０ｔをケーブル嵌挿孔７から嵌挿さ
せ、二又状となった部分１０ａ，１０ｂをそれぞれ係止
溝８ａ、８ｂに係入させると共に、前記折曲げ部１０ｔ
を係止爪９に係止させるのである。 【０００９】取り外し時には、折曲げ部１０ｔを係止爪
９の係止から解放し、二又状部分１０ａ，１０ｂを係止
溝８ａ、８ｂからそれぞれ解放させて引っ張れば、キャ
プタイヤーケーブル１０を容易にケーブル嵌挿孔７から
抜き取ることができる。 【００１０】 【考案の効果】本考案装置は電動ポンプに附設せられた
金属板製ハンドルを利用して設けられるものであるか
ら、従来のように専用に作られたクリップを必要とせ
ず、クリップゴム等の介装材も必要がなく、かつ、ボル
ト・ナットを用いないため、部品点数も、取り付けの作
業工数も少なく、ローコストな係止装置を得ることがで
きる。しかも、ボルト・ナットで締め付けるものと異な
り、キャプタイヤーケーブルへの締付圧力が作用しない
ため、通常の使用状態ではケーブルに負担が懸からず安
全である。また、取り外し作業も迅速・簡単に行えて、
メンテナンス性が良いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案装置を備えた電動ポンプのハンドルの正
面図である。 【図２】本考案装置を備えた電動ポンプのハンドルの外
側面図である。 【図３】図２のＡ−Ａ線における横断面の端面図であ
る。 【図４】本考案装置の使用例を示した斜視図である 【図５】従来におけるキャプタイヤーケーブル挟着用ク
リップの側面図である。 【図６】図１のＢ−Ｂ線における横断平面図である。 【図７】図１の金属クリップの脚部を拡げた状態を示す
平面図である。 【図８】従来の金属クリップを用いてキャプタイヤーケ
ーブルを挟着させた状態を示す側面図である。 【符号の説明】 １ 金属板製ハンドル ７ ケーブル嵌着孔 ８ａ 係止溝 ８ｂ 係止溝 ９ 係止爪
面図である。 【図２】本考案装置を備えた電動ポンプのハンドルの外
側面図である。 【図３】図２のＡ−Ａ線における横断面の端面図であ
る。 【図４】本考案装置の使用例を示した斜視図である 【図５】従来におけるキャプタイヤーケーブル挟着用ク
リップの側面図である。 【図６】図１のＢ−Ｂ線における横断平面図である。 【図７】図１の金属クリップの脚部を拡げた状態を示す
平面図である。 【図８】従来の金属クリップを用いてキャプタイヤーケ
ーブルを挟着させた状態を示す側面図である。 【符号の説明】 １ 金属板製ハンドル ７ ケーブル嵌着孔 ８ａ 係止溝 ８ｂ 係止溝 ９ 係止爪
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 電動ポンプに附設せられた金属板製ハンドル（１）の板
面に、ケーブル嵌挿孔（７）を穿設し、該ケーブル嵌挿
孔（７）の両端より側方へ入り込んだ係止溝（８ａ、８
ｂ）を設けて両係止溝（８ａ、８ｂ）間に係止爪（９）
を形成させたことを特徴とする、電動ポンプのキャプタ
イヤーケーブル係止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1970691U JP2560321Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 電動ポンプのキャプタイヤーケーブル係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1970691U JP2560321Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 電動ポンプのキャプタイヤーケーブル係止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04108330U JPH04108330U (ja) | 1992-09-18 |
| JP2560321Y2 true JP2560321Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=31905934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1970691U Expired - Fee Related JP2560321Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 電動ポンプのキャプタイヤーケーブル係止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560321Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4544716B2 (ja) * | 2000-08-24 | 2010-09-15 | 株式会社鶴見製作所 | 電動ポンプのケーブル係止装置 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP1970691U patent/JP2560321Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04108330U (ja) | 1992-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |