JP2560257Y2 - スキーキャリヤ - Google Patents

スキーキャリヤ

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JP2560257Y2
JP2560257Y2 JP1990096496U JP9649690U JP2560257Y2 JP 2560257 Y2 JP2560257 Y2 JP 2560257Y2 JP 1990096496 U JP1990096496 U JP 1990096496U JP 9649690 U JP9649690 U JP 9649690U JP 2560257 Y2 JP2560257 Y2 JP 2560257Y2
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JP
Japan
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ski
ski carrier
holder
carrier
skis
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JP1990096496U
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広幸 芳賀
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、乗用車の例えばルーフ等に装着されるスキ
ーキャリヤに係り、特にスキー板を車両から下ろしたと
きにこれを立て掛けて保持できるようにしたスキーキャ
リヤに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、スキー板を携行するために車両に装着されるス
キーキャリヤとしては、例えば第3図に示すものが広く
用いられている。
このスキーキャリヤ1は、車両のルーフR上で、車幅
方向に平行に架け渡された長尺のスキーキャリヤ本体2,
2を有しており、このスキーキャリヤ本体2,2は脚部3を
介して、フック状の先端(図示せず)をルーフRの側縁
部に掛止した帯状の取付け部材4により固定されてい
る。
このスキーキャリヤ本体2,2には複数の担持部5,5が設
けられていて、この担持部5,5を利用して、図示するよ
うにスキーキャリヤ2,2間にスキー板6を車長方向に架
け渡して積載するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のようなスキーキャリヤ1にあって
は、キャリヤ1上に複数のスキー板6を積載固定して携
行する場合、これらの複数のスキー板をキャリヤ1上に
一組ずつ順番に持ち上げて、固定したり、或いはこれを
一組づつ下ろしたりすることになる。この際、スキー板
6を寝かした状態で地表に置くと、汚れてしまったり、
積荷・積下し作業の邪魔になったりする。そこで、スキ
ー板6を車両やスキーキャリヤ1に一時的に立て掛け
て、作業することが一般的に行われている。
しかし、車両等に対してスキー板6を単に立て掛けた
だけでは、ちょっとしたはずみに立て掛けたスキー板6
が滑動して転倒し、該スキー板6やこれにぶつかった車
体などが傷ついてしまうという問題があった。
本考案は、以上の点に鑑み、スキー板の積載又は積下
ろしの際などにおいて、一時的にスキー板を安定して立
て掛けることにより、このスキー板を起立状態で倒れる
ことがないように確固に保持できるようにしたスキーキ
ャリヤを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、本考案にあっては、車体上に装着される
スキーキャリヤ本体の一部に回動可能に設けられたホル
ダーと、重ね合わせたスキー板を受容し得るようにこの
ホルダーに形成されたスリットを備えており、路面に下
ろしたスキー板を該ホルダーにて起立状態で保持し得る
ようにしたスキーキャリヤにより、達成される。
〔作用〕
本考案のスキーキャリヤによれば、スキーキャリヤ本
体の一部から外方に張り出すように、スキー板の両側面
を挟持するようスリットを形成したホルダーが設けられ
ている。したがって、このホルダーにスキー板を挿し入
れるように立て掛けると、この立て掛けた方向は勿論,
該方向と直交する方向へのスキー板の動きも規制される
ことになり、立て掛けたスキー板がこれらの方向に動く
ことがないので、該スキー板が転倒することが有効に回
避される。
〔実施例〕
以下、本考案に係るスキーキャリヤの好適な実施例を
図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、下記の実
施例は本考案を好適に実施するための説明例であるか
ら、種々の好ましい技術的限定が付されているが、本考
案の範囲はとくに特定的な記載がないかぎり、これらの
態様のみに限定されるものではない。
第1図は本考案に係るスキーキャリヤの第1の実施例
を示すもので、この実施例においては、スキーキャリヤ
10は車体の特にルーフR上に装着されているが、これが
例えばトランクリッドの上部等に装着される場合もあ
る。
スキーキャリヤ本体12は長尺の板材で形成され、車幅
方向に沿ってルーフRの両端部に架け渡すように通常2
本平行に配置される。このスキーキャリヤ本体12にはス
キー板を固定するための複数の担持部15が備えられてい
る。この担持部15は、バネアクション等で内方に付勢さ
れた2つの担持片15a,15bからなる公知の構造のものが
採用されており、これらの担持片15a,15bは、例えば図
示のように車両の前後方向に沿って延びるように向きを
揃えられて、複数のスキーキャリヤ本体間に架け渡され
たスキー板11,11を重ね合わせて、これらを両側から挟
んで固定するようになっている。
上記スキーキャリヤ本体12の両端部はそれぞれ脚部1
3,13に支持されている。これらの脚部13,13はルーフR
のやや曲面状をなす表面に密着するように仕上げられた
底面を有し、該ルーフRの表面とスキーキャリヤ本体12
との間に所定の間隔をあけて、該スキーキャリヤを保持
している。さらに、脚部13からは帯状取付け部材14が延
出していて、その一端が脚部13内に伸縮可能に挿入さ
れ、所定の長さに調節して固定用ネジ等により固定でき
るようになっており(図示せず)、また他端はフック状
に形成されて、図示するようにルーフRの側縁部に配設
されたサイドウィンドウモールの縁部に掛止されてい
る。
さらに、本スキーキャリヤ10には、ホルダー16が設け
られている。
このホルダー16は、本実施例にあっては、図示のよう
に、スキーキャリヤ本体12と脚部13との接続部を覆い得
る略エルボー形状のカバー体でなっており、その一端部
がスキーキャリヤ本体12の一方の脚部13に対してピン17
により回動可能に取り付けられている。このホルダー16
は、これを回動させて図示のように起立状態とした時、
スキーキャリヤ本体12の端部から外方へ突出すると共
に、この外方へ向いた部分がスリット16aを有するよう
に形成されて、全体として凹状を呈している。このスリ
ット16aは、これにスキー板が起立状態にて挿入される
ことにより該スキー板が倒れないように保持するもので
あるから、スリット16aの幅は少なくとも、重ね合わせ
た2枚のスキー板の板厚よりやや広く形成されている。
本実施例のスキーキャリヤ10は以上のように構成され
ており、次にこのスキーキャリヤ10を用いて複数のスキ
ー板を携行する場合を例に、その作用を説明する。
先ず、スキーキャリヤ10に複数のスキー板を載置する
には、該スキーキャリヤの各担持部15に一組ずつ順番に
スキー板11を載置することになる。その際、最初の一組
11を載置する前に次に載せるスキー板11′を車両に立て
掛けておくことができると、作業がし易く便利である。
そこで、ホルダー16を第1図に実線で示すように起立
状態にし、重ね合わせたスキー板11′の下端を路面に置
いて、先端部を立て掛けるようにしてホルダー16のスリ
ット16aに挿し入れる。この状態にあっては、スキー板1
1′はホルダー16のスリット16aに収められることになる
から、該スキー板11′は、これを立て掛けた方向は勿
論、図において車両の前後方向への動きも規制されるこ
とになり、転倒することがないよう安定して保持される
ことになる。かくして、スキー板11′が転倒することに
伴ってこれが車両ボディや人に衝突する事態を回避でき
る。
こうして、全てのスキー板をスキーキャリヤ本体12上
に載置固定したあと、ホルダー16を矢印方向に軸回りに
回動させることにより、鎖線で示すようにスキーキャリ
ヤ本体12と脚部13との接続個所を含む屈曲部を上方から
覆うこととなる。このように、ホルダー16はカバー体と
して利用し得るから、ホルダー16の不使用時にはこれを
折り畳んでスキーキャリヤ本体12から不要な突出部を無
くすことができ、車両の走行上も安全が図られるととも
に、外観上の見栄えも良い効果を期待できる。
第2図は、本考案に係るスキーキャリヤの第2の実施
例を示している。図中第1図と同じ符号を付した箇所は
前記第1の実施例と同一構造であるから、重複する説明
は省略する。
本実施例では、スキーキャリヤ本体12の少なくとも一
方の端部13にはこれと一体的に軸受け13aが形成されて
いる。この軸受け13aにはホルダー21の基部が回転軸を
介して回動自在に軸着されており、図示されているよう
に、この軸受け13aの回転軸を中心にしてホルダー21を
回動させることにより、先端側が車体の車幅方向に沿っ
て外方へ張り出すようになっている。このホルダー21は
図示するように、長手方向に沿った断面が交互に反対向
きに形成された3つのコ字状部21a,21b,21cをなすプレ
ート体で形成されており、該3つのコ字状部のうち21a
及び21cは、後述するように各担持部15,15の両側部を含
む上部に密着して、これらを覆う蓋体をなすように構成
されている。
さらに、ホルダー21の先端側のコ字状部21aの外端面
にはスリット22が形成されており、これにより、ホルダ
ー21の張出し端部は凹所となっている。このスリット22
の間隙は重合された2枚のスキー板を受容し得るに充分
な間隔を有するよう形成されている。
本考案の第2の実施例は以上のように構成されてお
り、次にその作用を説明する。
前例と同様に、本スキーキャリヤ20に、複数組のスキ
ー板11を載置固定しようとする場合、スキーキャリヤ本
体12の各担持部15に順番に各スキー板を載置することに
なる。
ここで、最初に載置されるスキー板を固定する前に次
に載置固定するスキー板を車両に一時的に立て掛けてお
くと、作業をし易く便利である。そこで、先ず、ホルダ
ー21を回動させて第2図に示されているように車体の外
方へ張り出させる。次いで、ホルダー21の最先端に形成
されているスリット22に、図示のように重ね合わせた一
組のスキー板11′を挿入して立て掛けることにより、ス
キー板11′を起立状態で保持する。
さらに、全てのスキー板をスキーキャリヤ本体12上に
載置固定した後は、ホルダー21を折り畳むように矢印方
向へ回動させる。これにより、第2図の鎖線で示すよう
に、ホルダー21はスキーキャリヤ本体12に収納されて、
車両の安全な走行が図られる。加えて、該ホルダー21
は、スキーキャリヤ本体12上の各担持部15,15の上部開
口を塞ぐこととなり、各担持部15,15に固定されたスキ
ー板をより確実に保持することができる。
なお、前記2つの実施例では、ホルダー16,21をスキ
ーキャリヤ本体12の一端部に形成した場合を説明した
が、スキーキャリヤ本体の両端部にそれぞれ設けること
もできる。
さらに、前記実施例のいずれのホルダーもスキーキャ
リヤ本体12に収納自在に形成されているが、これに限ら
ず、スキーキャリヤ本体12の端部から常に張り出してい
るように形成すれば、簡単な構成ながら本考案の目的を
達成できることは明らかである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のスキーキャリヤによれ
ば、スキー板を立て掛けることにより、このスキー板を
起立状態で転倒することがないように保持できるので、
スキー板の載置,取り外しを容易且つ安全に行うことが
できる使い勝手のよいスキーキャリヤを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスキーキャリヤの第1の実施例を
示す概略斜視図である。 第2図は本考案に係るスキーキャリヤの第2の実施例を
示す概略斜視図である。 第3図は従来のスキーキャリヤの一例を示す斜視図であ
る。 10……スキーキャリヤ、11……スキー板、12……スキー
キャリヤ本体、13……脚部、14……取付け部材、15……
担持部、16,21……ホルダー、21a,21b,21c……コ字状
部。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体上に装着されるスキーキャリヤ本体の
    一部に回動可能に設けられたホルダーと、重ね合わせた
    スキー板を受容し得るようにこのホルダーに形成された
    スリットを備えており、 上記ホルダーが上記スキーキャリヤ本体から車体の外方
    へ張り出すように回動し、上記ホルダーのスリットにス
    キー板を起立状態で立て掛けて保持することを特徴とす
    るスキーキャリヤ。
  2. 【請求項2】前記ホルダーが、スキーキャリヤ本体に対
    して回動自在に軸着され、これにより該ホルダーがスキ
    ーキャリヤ本体に重ね合わされて収納可能であることを
    特徴とする、請求項1に記載のスキーキャリヤ。
  3. 【請求項3】前記ホルダーが、スキーキャリヤ本体に収
    納された状態で該スキーキャリヤ本体に設けられたスキ
    ー板を固定する担持部を覆う蓋状に形成されていること
    を特徴とする、請求項2に記載のスキーキャリヤ。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3403477C2 (ja) 1984-02-01 1988-04-14 Herbert 7853 Steinen De Huettlin

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034930U (ja) * 1973-07-24 1975-04-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3403477C2 (ja) 1984-02-01 1988-04-14 Herbert 7853 Steinen De Huettlin

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