JP2560255Y2 - コンテナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置 - Google Patents

コンテナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置

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JP2560255Y2
JP2560255Y2 JP7779888U JP7779888U JP2560255Y2 JP 2560255 Y2 JP2560255 Y2 JP 2560255Y2 JP 7779888 U JP7779888 U JP 7779888U JP 7779888 U JP7779888 U JP 7779888U JP 2560255 Y2 JP2560255 Y2 JP 2560255Y2
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JP
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chassis
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light
container
stop position
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JP7779888U
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藤原  潔
久夫 岡田
裕 大村
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンテナクレーンでコンテナをコンテナ車
のシャーシ上に載せる場合或いはシャーシ上から取り上
げる場合におけるコンテナ車の停止位置決め装置に関す
る。
〔従来技術〕
コンテナクレーンでコンテナをコンテナ車のシャーシ
上に載せる場合或いはシャーシ上から取り上げる場合、
シャーシがコンテナクレーンのスプレーダに対応してい
つも定位置となるように、コンテナ車を停止させる必要
がある。ところで、従来、例えば実開昭49−49678号に
開示されるように、一対の投受光器と、投光器の光を反
射する反射鏡と、停止位置の指示を出す指示装置とから
構成された停止位置指示装置が知られている。この停止
位置指示装置は、ストラドルキャリア側に反射鏡を、コ
ンテナクレーン側に投受光器を配設し、反射鏡を介して
投光器の光が受光器に検知された際に、停止位置にきた
ものとして指示装置で指示するようにしている。
しかし、上記の停止位置指示装置は、ストラドルキャ
リアの反射鏡面が投受光器に対して常に平行に停止すれ
ば問題はないが、平行度に若干でもずれが生じると、そ
れが停止位置に対して停止許容範囲内であっても、反射
鏡を介して受光することができなくなるという問題があ
った。また、反射鏡が汚れて投光器の反射し難くなって
いたり、移動するコンテナ車に反射鏡を取付けているた
め、荷役作業中に破損等を頻繁に引き起こし易く、反射
鏡のメンテナンスが煩雑であるという問題があった。ま
た、更に、反射鏡付きのストラドルキャリアを常に使用
する必要があり、使用するストラドルキャリアに制限が
あるという問題があった。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、コンテナ車のシャーシを荷役作業に
要する適正な停止位置に常に停めることを可能にし、も
って荷役作業効率を大幅に向上し、かつメンテナンスも
容易なコンテナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置
を提供することにある。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するため、本考案は、コンテナクレー
ンのスプレーダ下方に進入してきたコンテナ車のシャー
シ後端部が停止位置にくるのを検知する複数対の発光器
及び受光器と、該受光器からの信号に基づいて前記停止
位置にシャーシ後端部があるのを知らせる表示装置とを
有するコンテナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置
であって、前記複数対の発光器及び受光器を進入してき
たシャーシ後端部により受光される光信号が遮断される
ようにシャーシ両側となる位置にそれぞれ対向して配設
すると共に、その内の一対の発光器及び受光器をシャー
シ後端部停止位置両側に配置し、該一対の発光器及び受
光器のシャーシ進行方向前後に他の前記発光器及び受光
器を密接にまとめて連設したことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を説明す
る。
第1図(a)、第1図(b)及び第2図において、1
は、トラクターヘッド2及びシャーシ3からなるコンテ
ナ車で、4はコンテナクレーンのスプレーダであり、こ
のスプレーダ4にはコンテナ5が吊持されている。
上記シャーシ3の前,後両部の両側方には、クレーン
脚構造物11a,11bを介してコンテナ短辺方向ガイド6が
設けられ、そのうちのシャーシ3後部側に位置するコン
テナ短辺方向ガイド6,6には、コンテナクレーンのスプ
レーダ4下方に進入してきたコンテナ車1のシャーシ3
後端部が停止位置にくるのを検知するビームセンサ7が
設けられている。
即ち、上記ビームセンサ7は、第3図にも示したよう
に、上記コンテナ短辺方向ガイド6,6の一方に線状の赤
外線を発する赤外線発光器7aが、また他方に、赤外線を
電気信号に変換する赤外線受光器7bが複数対となって設
けられている。これら複数対の赤外線発光器7a及び赤外
線受光器7bは、進入してきたシャーシ3の後端部により
受光される光信号が遮断されるようにシャーシ両側とな
る位置にそれぞれ対向して配設され、その内の一対の赤
外線発光器7a及び赤外線受光器7bはシャーシ後端部停止
位置両側に配置され、その一対の赤外線発光器7a及び赤
外線受光器7bのシャーシ進入方向前後に他の赤外線発光
器7a及び赤外線受光器7bがそれぞれ密接にまとめて連設
された構成になっている。
なお、第3図中8は、光軸9を通すためにコンテナ短
辺方向ガイド6,6に穿設した透孔である。また、ビーム
センサ7の光軸9は、シャーシ3の高さが一定の場合は
第4図のように水平とし、一定でない場合は第5図のよ
うに傾斜させると好適である。
更に、光軸間隔を小さくするために発光器7a,受光器7
bを半ピッチずらして両方向に設けても良い。
そして、上記トラクターヘッド2−側方の運転者等か
らわかる位置には赤外線受光器7bに対応した数のランプ
を有する表示装置10が設けられ、該表示装置10は、赤外
線受光器7bに接続され、赤外線発光器7aから赤外線受光
器7bに受光される光信号がシャーシ後端部により遮断さ
れた場合点灯するようになっている。
このように構成されるため、コンテナ5の下方にコン
テナ車1が移動してシャーシ3の後端部がビームセンサ
7に付設したコンテナ短辺方向ガイド6,6内に位置する
と、表示装置10の点灯するランプによりシャーシ3後端
部の位置がわかり、シャーシ3後端部が所定位置に到達
した時点でコンテナ車1を停止させる。
これにより、シャーシ後端部が停止位置にくると、赤
外線発光器7aからの光信号が遮られるため、進入方向に
対してシャーシ3が停止許容範囲内で傾いて進入し平行
度にずれがあっても、確実にシャーシ後端部を検知し、
コンテナクレーンのスプレーダ4に対応した定位置にシ
ャーシ3を位置決めでき、コンテナ5をシャーシ3上に
円滑に吊降ろすことができる。勿論、シャーシ3上から
コンテナ5をコンテナクレーンで吊上げる場合も同様に
円滑に行ない得る。
上記発光器としては赤外線発光器に限らず、線状の光
信号を発するものであればよく、紫外線などを用いるも
のであってもよいことは言うまでもない。また、受光器
としては、フォトダイオードなどを組み込んだものを使
用するのが好ましい。
なお前記表示装置とは、コンテナ車の運転者などがわ
かる位置に設置されたランプに限らず、受光器からの信
号を電波発信装置を介してコンテナ車のラジオや無線機
で受信してブザーを鳴らす装置や、コンテナ車に取付け
られたLEDに表示するものなど、コンテナ車の運転者な
どに知らせることが可能な装置を意味するものである。
〔考案の効果〕
上述したように本考案は、コンテナクレーンのスプレ
ーダ下方に進入してきたコンテナ車のシャーシ後端部が
停止位置にくるのを検知する複数対の発光器及び受光器
と、該受光器からの信号に基づいて前記停止位置にシャ
ーシ後端部があるのを知らせる表示装置とを有するコン
テナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置であって、
前記複数対の発光器及び受光器を進入してきたシャーシ
後端部により受光される光信号が遮断されるようにシャ
ーシ両側となる位置にそれぞれ対向して配設すると共
に、その内の一対の発光器及び受光器をシャーシ後端部
停止位置両側に配置し、該一対の発光器及び受光器のシ
ャーシ進行方向前後に他の前記発光器及び受光器を密接
にまとめて連設したので、以下のような優れた効果を奏
するものである。
すなわち、一対の発光器及び受光器を、進入してきた
シャーシ後端部により光信号が遮断されるように、シャ
ーシ後端部の停止位置両側に配置したことにより、シャ
ーシ後端部が停止位置に来ると、進行方向に対してシャ
ーシが停止許容範囲内で傾いて進入し平行度に多少のず
れがあっても、何ら支障なくシャーシ後端部で光信号を
遮断できるため、シャーシ後端部を確実に検知し適正な
停止位置に停止することができる。従って、シャーシ上
のコンテナ乗せ位置を適正かつ容易に決定し、シャーシ
とクレーン間のコンテナ移載作業の効率を大幅に向上で
きる。
また、発光器及び受光器を対向してシャーシ両側の位
置に配置して、シャーシ後端部により光信号が遮断され
ることによってシャーシ後端部の位置を検知するように
したから、コンテナ車のシャーシに反射鏡等の装備を特
別設ける必要はなく、そのため装備の破損や汚れが発生
することなく、メンテナンスも容易である。
更に、停止位置両側に配置した一対の発光器及び受光
器のシャーシ進行方向前後に他の前記発光器及び受光器
を密接にまとめて連設し、所定範囲内で複数の光信号を
密に送ることができるようにしたから、シャーシ後端部
が所定範囲内で複数の光信号を次々に遮断することによ
って、シャーシ後端部が停止位置に次第に接近するのを
検知することができると共に、誤って停止位置を通り過
ぎた場合にもそれを直ちに検知することができるため、
正確な停止位置にシャーシ後端部を確実に停止するよう
にコンテナ車を運転調整することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案のコンテナクレーンに配設したコ
ンテナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置の平面説
明図、第1図(b)は第1図(a)のX−X方向からの
コンテナクレーンの正面図、第2図は側面説明図、第3
図は要部拡大説明図、第4図及び第5図はそれぞれ第3
図における矢印A方向からのビームセンサ取付状態を示
す説明図である。 1……コンテナ車、3……シャーシ、4……スプレー
ダ、6……コンテナ短辺方向ガイド、7……ビームセン
サ、7a……発光器、7b……受光器、10……表示装置、11
a,11b……クレーン脚構造物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−49678(JP,U) 実開 昭61−110688(JP,U) 実開 昭62−47903(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナクレーンのスプレーダ下方に進入
    してきたコンテナ車のシャーシ後端部が停止位置にくる
    のを検知する複数対の発光器及び受光器と、該受光器か
    らの信号に基づいて前記停止位置にシャーシ後端部があ
    るのを知らせる表示装置とを有するコンテナ車のシャー
    シ後端部の停止位置決め装置であって、前記複数対の発
    光器及び受光器を進入してきたシャーシ後端部により受
    光される光信号が遮断されるようにシャーシ両側となる
    位置にそれぞれ対向して配設すると共に、その内の一対
    の発光器及び受光器をシャーシ後端部停止位置両側に配
    設し、該一対の発光器及び受光器のシャーシ進行方向前
    後に他の前記発光器及び受光器を密接にまとめて連設し
    たコンテナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置。
JP7779888U 1988-06-14 1988-06-14 コンテナ車のシャーシ後端部の停止位置決め装置 Expired - Lifetime JP2560255Y2 (ja)

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JPH01180492U JPH01180492U (ja) 1989-12-26
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