JP2560206Y2 - 粉粒体充填包装装置 - Google Patents

粉粒体充填包装装置

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JP2560206Y2
JP2560206Y2 JP5835192U JP5835192U JP2560206Y2 JP 2560206 Y2 JP2560206 Y2 JP 2560206Y2 JP 5835192 U JP5835192 U JP 5835192U JP 5835192 U JP5835192 U JP 5835192U JP 2560206 Y2 JP2560206 Y2 JP 2560206Y2
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JP
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screw feeder
filling
air
compressed air
granular material
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JP5835192U
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JPH0614001U (ja
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眞 土井
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Nisshin Seifun Group Inc
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Nisshin Seifun Group Inc
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  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば小麦粉、セメント
等の粉粒体を所定の袋等に充填するために使用される充
填包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スクリューフィーダーと圧縮
空気を併用して袋へ粉粒体を充填包装する装置がある。
【0003】この充填包装機は上・下2段のスクリュー
フィーダーを備え、上段スクリューフィーダーで貯留部
(ホッパー)内の粉粒体を排出し、下段のスクリューフ
ィーダーへ供給すると、下段スクリューフィーダーは袋
に投入する。
【0004】この時、圧縮空気がスクリューフィーダー
軸の中心部を通り、その先端より噴出し、スクリューフ
ィーダーによる押出し作用と圧縮空気による流動作用と
を併用して充填ノズル装置の後端ノズル(ラッパ管)を
経由して袋へ投入する。
【0005】場合によっては、スクリュー中心部に加え
てラッパ管の大径周辺部分より圧縮空気を吹込み、ラッ
パ管内の粉粒体の通過を容易にすることもある。いずれ
にしても圧縮空気の併用が必須である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】供給する圧縮空気制御
は、単に供給圧縮空気源圧力を適当な値に制御する方法
でなされていた。この様な制御においては、ラッパ状部
分内でつまりなどの事故が発生した場合、圧縮空気の押
しだし供給負荷が増加すると、供給空気圧が一定に制御
されているので、あたかもバルブで締切った様になり、
結果的に供給空気量が減少し、粉体中の空気の混合比が
低下し、つまりをさらに悪化させる。
【0007】これに対し、スクリューを駆動するモータ
ーの電流値を監視し、供給空気圧を増減させる方法等が
考案されている。この方法に於いては、モーター電流値
の変動はラッパ部のつまりのみならず、ノズル先端部の
充填負荷等他の要因によっても起き、不要な制御を行う
ことが多い。又、モーターの電流値は容易に増減しやす
く、信号の平滑化等が必要なため、充分な制御の応答性
を得ることは難しい。
【0008】供給空気の圧力を一定に保つことは通常機
械式の減圧弁又は調圧弁を使用しているが、これは圧縮
空気源例えばコンプレッサーから低圧で一定圧力の空気
を確保する装置である。
【0009】スクリューフィーダーの回転が一定でも粉
体の状況変化や性質によってモーター負荷が増える事が
あるが、この時供給空気を増やす必要があるが、空気の
供給圧力を一定にするとラッパ管での負荷が高くなるこ
とで、空気の供給量が減ってしまう。したがって、モー
ター負荷が益々増えて、ついには停止してしまうことも
ある。
【0010】本考案は上述の点にかんがみてなされたも
ので、ラッパ管に粉粒体が詰まったとき、供給圧縮空気
の量が減少して、粉粒体の流動化をますます悪化させる
ようなことがなく、たとえラッパ管が詰まりかかった時
でも圧縮空気の量が減少せずしたがって充填が続行出来
る様に、圧縮空気の量を常に一定に保つ弁機構を備えた
粉粒体充填包装装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案はスクリューフィーダーと空気を併用して袋
へ粉粒体を充填包装する装置において、一定速度で回転
するスクリューフィーダーと、該スクリューフィーダー
に対して供給する空気量を常に一定に制御する弁機構と
を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】圧縮空気が常に一定量ラッパ管に供給され続け
るので、粉粒体の供給量が変動しても粉粒体の量に見合
った空気が供給される事によりラッパ管に粉粒体が詰ま
ることなく、その流動化が促進され、袋への充填包装作
業が順調に行われる。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本考案の粉粒体充填包装装置の概略
構成を示す断面図である。
【0015】図1において、1は充填装置本体を示し、
2は本体上部の粉粒体貯留部(以下ホッパーという)、
3は撹拌羽根、4は前記ホッパー2の下部に配置された
上段スクリューフィーダーであり、回転によって前記ホ
ッパー2からの粉粒体を先端側の落口5に送給して、下
段スクリューフィーダー6の手前側端部に粉粒体を連続
的に落下供給する。
【0016】ここで前記上段スクリューフィーダー4
は、ホッパー2から供給される粉粒体を先端方向に送る
順巻きの部分と、先端部分での粉のオーバーフローを防
止するための逆巻きの部分とを有している。
【0017】前記下段スクリューフィーダー6の先端
は、充填装置本体1の側面に固定的に設けられた後端ノ
ズル7(以下ラッパ管7という)の根元開口に対向して
臨むようにされている。スクリューフィーダー6の軸は
中空軸となっており空気供給管を兼ねている。スクリュ
ー軸6のラッパ管側端部はノズル状にしてあり、この部
分より補助空気がラッパ管に向けて出る。
【0018】このラッパ管7は、金属製からなる連結管
8,弾性体からなる可撓性スリーブ9を介して先端ノズ
ル10(以下吹込管10という)に連結されて充填ノズ
ル装置を構成しており、さらにこの吹込管10は、計量
機16の吊フック16aによって吊持された計量台15
をもった計量装置の支持フレーム14に組付支持され
て、この計量台15上に載置された包装用の袋(図示せ
ず)の充填口に嵌挿され、所定の粉粒体の吹込充填をな
すようになっている。
【0019】充填装置本体1の下段スクリューフィーダ
ー6の後端にロータリジョイント17が固定されてい
る。
【0020】空気源(図示せず)から供給される圧縮空
気が流量定値制御弁20を経て、配管18によりロータ
リジョイント17に入り、ここから下段スクリューフィ
ーダー6の軸中心を通って、充填ノズル装置の後端ノズ
ル(ラッパ管)7,先端ノズル(吹込管)10を通って
袋内に送入される。
【0021】下段スクリューフィーダー6が回転してい
るときだけ開になる電磁弁19が配管18の途中に配置
されている。
【0022】流量定値制御弁20は流量指示計20a,
流量設定弁20b,導圧孔20c,導圧孔20d,流量
制御弁20e,ダイヤフラム20f,スプリング20g
等の部材を含んでいる。
【0023】空気源から供給される圧縮空気の圧力は導
圧孔20cを経てダイヤフラム20fの上面に作用し、
導圧孔20dを経てダイヤフラム20fの下面に作用
し、その差圧とスプリング20gとのバランスで制御弁
20dを動かす。
【0024】ラッパ管部分での粉の滞留が生じて流量定
値制御弁20に入る空気量が減少して縮流部20hの前
後の差圧は小となると、この差圧が(スプリングを補助
として)流量制御弁20eを上昇させるので、吐出空気
量が増加する。この結果滞留が解消すると空気量が増大
するので差が大となり弁20を下降させる。このように
して一定量の圧縮空気が充填ノズル装置に送られる。
【0025】
【考案の効果】本考案の粉粒体充填包装装置に対し圧縮
空気が流量定値制御弁を経て送られてくるので、圧縮空
気の量が常に一定である。したがって、スクリューフィ
ーダーにより送られてくる粉粒体の量に関係なく、この
粉粒体をスクリューフィーダーと圧縮空気の協同作用に
よりスムースに充填ノズル装置に送り、更に袋へ充填包
装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の粉粒体充填包装装置の概略構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 充填装置本体 20 流量定値制御弁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリューフィーダーと空気を併用して
    袋へ粉粒体を充填包装する装置において、一定速度で回
    転するスクリューフィーダーと、該スクリューフィーダ
    ーに対して供給する空気量を常に一定に制御する弁機構
    とを有することを特徴とする粉粒体充填包装装置。
JP5835192U 1992-07-28 1992-07-28 粉粒体充填包装装置 Expired - Lifetime JP2560206Y2 (ja)

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JP5835192U JP2560206Y2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 粉粒体充填包装装置

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Publication Number Publication Date
JPH0614001U JPH0614001U (ja) 1994-02-22
JP2560206Y2 true JP2560206Y2 (ja) 1998-01-21

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