JP2558832B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JP2558832B2 JP63232493A JP23249388A JP2558832B2 JP 2558832 B2 JP2558832 B2 JP 2558832B2 JP 63232493 A JP63232493 A JP 63232493A JP 23249388 A JP23249388 A JP 23249388A JP 2558832 B2 JP2558832 B2 JP 2558832B2
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守進 三浦
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、エレベータドアの開閉を手動で行なう単
式自動方式のエレベータ制御装置に関する。
(従来の技術) 一般に単式自動方式のエレベータ制御装置は乗場呼
び、かつ呼びの内の最初に発生した1つの呼びのみを登
録して応答し、その呼びへのサービスが終了するまでは
他の呼びの登録を禁止する方式である。また、エレベー
タがある階に停止してドアを開いている間はその階の利
用者を優先とするため、乗場呼びの登録を禁止してい
る。
そして、ドアが閉じられた時から後は他のかご呼び及
び乗場呼びのいずれにも応答することができるようにな
り、次に最初に押された呼びを登録して応答する。
このようなエレベータ制御装置において、エレベータ
ドアが自動ドアの場合、通常、利用者はドアを閉める操
作をせず、直接かご呼び登録ボタンを押すか、あるいは
ドアを閉じるスイッチを操作し、続いてかご呼びを登録
する操作を行なうため、ドアが閉じる前、すわわち、乗
場呼びの登録が禁止されている間にかご呼びを登録する
ことができる。
これに対して、ドアの開閉を手動で行なう単式自動方
式のエレベータ制御装置の場合には、通常、第6図に示
すように利用者はドアを開き(時点a)、かごに乗り込
み(時点b)、ドアを閉じ(時点c)、この後かご呼び
を登録する操作を行なう(時点d)。
(発明が解決しようとする課題) したがって、このような従来の単式自動方式のエレベ
ータ制御装置でドアの開閉を手動で行なうものでは、利
用者がかごに乗り込んでドアを閉じ、かご呼び登録を行
なうまでに他の階から他の利用者が乗場呼びボタンを押
すことがあり、このような場合には、その乗場呼びがか
ご呼びよりも先に登録されてしまうことになり、かごに
乗り込んだ利用者は自分の行き先階とは違う階へ運ばれ
てしまうことになり、戸惑うことになると共に不便をか
けることになる問題点があった。
この発明はこのような従来の問題点を解決するために
なされたもので、かごに先に乗り込んだ利用者は操作手
順に縛られることなく確実に自分の行きたい階へのかご
呼び登録を行なうことができる単式自動方式のエレベー
タ制御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、乗場呼び及びかご呼びの内の最初に発生
した唯一の呼びのみを登録して応答し、他の呼びは先に
登録された呼びへの応答が終了するまで登録を禁止する
単式自動方式であって、エレベータドアを手動開閉する
エレベータ制御装置において、ドアを閉じたことを検出
するドア閉検出手段と、このドア閉検出手段からのドア
閉検出信号を受けてカウントを開始し、所定時間経過し
た後にタイムアップ信号を出力するタイマと、このタイ
マからのタイムアップ信号を受けるまで乗場呼び登録を
禁止するエレベータ走行制御手段とを備えたものであ
る。
(作用) この発明の単式自動方式のエレベータ制御装置では、
ドア閉検出手段がドア閉を検出し、その検出信号を出力
することによりタイマがカウントを開始し、このタイマ
がカウントアップして信号を出力するまで乗場呼び登録
を禁止するので、かごに乗り込んだ先の利用者がドアを
閉じ、かご呼び登録をするまでに他の利用者が乗場呼び
登録することはできなくなり、かごに乗り込んだ利用者
のかご呼び操作を優先させることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第1図はこの発明の一実施例を示しており、エレベー
タドアの開閉を検出するドアスイッチ1と、エレベータ
かご内のかご呼び登録ボタン2と、各階乗場に設置され
ている乗場呼び登録ボタン3と、これらからの信号に対
するデータ入力処理部4と、このデータ入力処理部4を
介してドアスイッチ1のドア閉検出信号が入力され、所
定の時間のタイムカウントを行なった後タイムアップ信
号を出力するタイマ5と、このタイマ5からのタイムア
ップ信号の入力があるまで乗場呼び禁止指令を出力する
乗場呼び禁止制御部6とを備えている。
さらに、前記データ入力処理部4を介して入力されて
くる乗場呼び登録信号又はかご呼び登録信号に応答して
呼び登録を行なう呼び登録処理部7と、この呼び登録処
理部7の呼び登録処理信号によりエレベータかごの走行
制御を行なうエレベータ走行制御部8とを備えている。
したがってこのエレベータ制御装置は、次のように動
作することになる。
かご呼び登録ボタン2の操作によるかご呼び登録信号
はデータ入力処理部4を介して入力され、呼び登録処理
部7において登録処理が行なわれる。また、乗場呼び登
録ボタン3の操作による乗場呼び信号も同様にデータ入
力処理部4を介して呼び登録処理部7に入力され、登録
処理がなされる。
呼び登録処理部7は第2図に示すフローチャートに基
づいて動作し、まず呼び登録がすでになされているかど
うか判断し(ステップS1)、登録されていればその呼び
登録に応答し、登録されていなければ次に入力される呼
びを待つ。
呼びが発生すると(ステップS2)、単一呼びかどうか
を判断し(ステップS3)、複数の呼びが入力された場合
には優先呼びを抽出し(ステップS4)、単一呼びであれ
ばその呼びを直接登録し(ステップS5)、エレベータ走
行制御部8に指令を与える。
ここで、タイマ5は第3図に示すフローチャートに基
づいて動作し、まずかごが停止中かどうかを判断し(ス
テップS11)、停止中であればドアスイッチ1からドア
閉信号が入力されたかどうかを判断し(ステップS1
2)、ドア閉信号が入力されたならば利用者がかご呼び
登録ボタン2を押したかどうかを判断し(ステップS1
3)、かご呼びがなされておらず、タイマ5が起動され
ていなければタイマ5を起動する(ステップS14,S1
5)。
そして、タイマ5がタイムアップするまでカウントを
行ない、その間乗場呼び禁止制御部6にタイマ動作中信
号が与えられ(ステップS16)、タイムアップとなれ
ば、タイムアップ信号が乗場呼び禁止制御部6に与えら
れることになる(ステップS17)。このタイマ5は、エ
レベータの運転停止中、ドアスイッチ1からドア閉信号
が来ない間はリセットされてカウント動作を停止してお
り、タイムアップ信号を出力しない(ステップS18,S1
9)。
呼び登録禁止制御部6は第4図に示すフローチャート
に基づいて動作し、かごが走行中であれば乗場呼びに対
して乗場呼び応答許可を与えるが(ステップS21,S22,S2
3)、かごが停止し、ドアが開となると乗場呼び登録を
禁止するようになる(ステップS24,S26)。
エレベータかごがいずれかの階に停止し、ドア開とな
って利用者が乗り込んでドアを手動で閉じ、ドアスイッ
チ1からドア閉信号が与えられた場合でも(ステップS2
4)、タイマ5が動作し、そのタイムアップ信号が入力
されるまで乗場呼び禁止指令を出力することになる(ス
テップS25,S26)。
しかしながら、ステップS25でタイマ5からのタイマ
アップ信号があれば、乗場呼び応答を許可することにな
る(ステップS23)。
このようにして、かごがいずれかの階まで走行してい
き、所定の階で停止した後は、ドアが開となり、利用者
がかごに乗り込み、手動でドアを閉じた後かご呼び登録
操作を行なうまでに必要な時間の間はタイマ5の動作に
より乗場呼び登録を禁止し、かごの利用者が確実に自分
の行きたい階へのかご呼び登録ができるようにしている
のである。
この一連の動作をさらに第5図のタイミングチャート
を基に説明すれば、利用者が時点Aにおいて乗場からエ
レベータのドアを開いとする。
すると、ドアスイッチ1はドア閉信号をオフとし、こ
れを乗場呼び禁止制御部6が検出し、乗場呼び登録禁止
の指令を呼び登録処理部7に与える。
次に時点Bで利用者はかごに乗り込み、時点Cにおい
て手動でドアを閉じたとすると、ドアスイッチ1がドア
閉信号を出力し、タイマ5がカウントを開始する。
そこで、時点Dで他の階から乗場呼び操作がなされた
としても、タイマ5はこの時点ではまだカウント動作中
であるためち乗場呼び登録は禁止状態にあってこの乗場
呼びは登録されない。
次いで、利用者が時点Eでかご呼び登録操作を行なう
と、このかご呼びは優先的に登録され、同時にタイマ5
はリセットされ、乗場呼び登録禁止指令も解除されるこ
とになる。
こうして、エレベータはかご呼びを登録し、これに応
答して指定の階まで走行することになるのである。
さらに第5図に破線で示したように、利用者が上記の
ように時点Bでかごに乗らず、時点Cでドアを閉めてし
まったような場合にはかご呼び登録がなされなくなる
が、このような場合、タイマ5がタイムアップする時点
Fまで乗場呼び登録が禁止状態におかれ、その後登録禁
止状態が自動的に解除され、乗場呼びに通常通りに応答
できるようになる。
尚、上記の実施例では乗場呼び登録禁止指令を呼び登
録処理部に与えるようにしているが、タイマのカウント
動作中、乗場呼び登録信号をデータ入力処理部側で入力
禁止するようにしても同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、手動ドア開閉式の単
式自動方式のエレベータにおいて、利用者がかごに乗り
込みドアを閉じた後も一定時間が経過するまでは乗場呼
び登録を禁止するようにしているため、かごに乗り込ん
だ利用者は自分でドアを閉めた後ゆっくりとかご呼び登
録操作をしても従来のように乗場呼び登録に先を越され
るということがなく、自然な操作でかご呼び登録ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は上
記実施例の動作のフローチャート、第3図は上記実施例
におけるタイマの動作のフローチャート、第4図は上記
実施例における乗場呼び禁止制御部の動作のフローチャ
ート、第5図は上記実施例の動作を説明するタイミング
チャート、第6図は従来例の動作を説明するタイミング
チャートである。 1……ドアスイッチ、2……かご呼び登録ボタン 3……乗場呼び登録ボタン 4……データ入力処理部 5……タイマ、6……乗場呼び禁止制御部 7……呼び登録処理部 8……エレベータ走行制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗場呼び及びかご呼びの内の最初に発生し
    た唯一の呼びのみを登録して応答し、他の呼びは先に登
    録された呼びへの応答が終了するまで登録を禁止する単
    式自動方式であって、エレベータドアを手動開閉するエ
    レベータ制御装置において、ドアを閉じたことを検出す
    るドア閉検出手段と、このドア閉検出手段からのドア閉
    検出信号を受けてカウントを開始し、所定時間経過した
    後にタイムアップ信号を出力するタイマと、このタイマ
    からのタイムアップ信号を受けるまで乗場呼び登録を禁
    止するエレベータ走行制御手段とを備えて成るエレベー
    タ制御装置。
JP63232493A 1988-09-19 1988-09-19 エレベータ制御装置 Expired - Lifetime JP2558832B2 (ja)

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JPH0281884A JPH0281884A (ja) 1990-03-22
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JP3939027B2 (ja) * 1998-06-26 2007-06-27 三菱電機株式会社 エレベーターの呼び登録装置

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