JP2556836B2 - 電子管 - Google Patents
電子管Info
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- JP2556836B2 JP2556836B2 JP61098396A JP9839686A JP2556836B2 JP 2556836 B2 JP2556836 B2 JP 2556836B2 JP 61098396 A JP61098396 A JP 61098396A JP 9839686 A JP9839686 A JP 9839686A JP 2556836 B2 JP2556836 B2 JP 2556836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- power control
- control electrode
- electron tube
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J21/00—Vacuum tubes
- H01J21/02—Tubes with a single discharge path
- H01J21/06—Tubes with a single discharge path having electrostatic control means only
- H01J21/10—Tubes with a single discharge path having electrostatic control means only with one or more immovable internal control electrodes, e.g. triode, pentode, octode
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
- Microwave Tubes (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、排気した容器内に開口構造を有するカソー
ド及びアノードを具える電子管に関するものである。
ド及びアノードを具える電子管に関するものである。
このような電子管は広い適用範囲を有している。この
電子管は、例えば二極管,三極管又は四極管として使用
される。これらの電子管はプレーナー構造とすることが
でき、又同軸的に組立てることができる。この種の電子
管は、例えばラジオやテレビジョン用のレクチファイヤ
及び送信管として使用され、また加熱用の送信管として
も使用される。
電子管は、例えば二極管,三極管又は四極管として使用
される。これらの電子管はプレーナー構造とすることが
でき、又同軸的に組立てることができる。この種の電子
管は、例えばラジオやテレビジョン用のレクチファイヤ
及び送信管として使用され、また加熱用の送信管として
も使用される。
このような電子管、特に送信管は、書籍「RF加熱用電
子管」、著者エッチ.エフ.ディットリッチ.、(H.F.
Dittrich)、フィリィプス電子成分材料局(Philips′
Electronic Components and Material Division.)発
行、10月.1971年から既知であり、この書籍は引用文献
として考慮される。この書籍において、発信管の出力パ
ワー制御について種々の装置が説明されている(頁118
〜120参照)。これらの装置の全ては複雑な構造をして
いる。更に、これらの装置は、しばしば相当量の電力損
失が発生してしまう。これらの電子管に使用されている
グリッドは、通例メッシュ構造又はケージ構造を有して
いる。メッシュカソードは、交差点が一緒に溶接されて
いる2組の交差する平行ワイヤで通常構成されている。
これらのワイヤは、通常炭化トリュームタングスランで
構成されている。ケージカソードは、互いに90゜の角度
で交差する2組の平行ワイヤで構成される。このような
ケージカソードの1組のワイヤはカソード軸に平行に延
在し、円筒面上に位置している。また、ケージカソード
は、1組のカソード軸に平行に延在し、円筒面上に位置
すると共に、1又はそれ以上のコイルが1組のワイヤの
まわりに巻装されていることも知られている。しかしな
がら、メッシュ又はケージカソードを得るには、例えば
ダイヤモンド形状の,長方形の,三角形の又は細長い開
口を有する炭化トリュームタングステンシートから成る
薄片円筒体からカソードを製造しなければならない。
子管」、著者エッチ.エフ.ディットリッチ.、(H.F.
Dittrich)、フィリィプス電子成分材料局(Philips′
Electronic Components and Material Division.)発
行、10月.1971年から既知であり、この書籍は引用文献
として考慮される。この書籍において、発信管の出力パ
ワー制御について種々の装置が説明されている(頁118
〜120参照)。これらの装置の全ては複雑な構造をして
いる。更に、これらの装置は、しばしば相当量の電力損
失が発生してしまう。これらの電子管に使用されている
グリッドは、通例メッシュ構造又はケージ構造を有して
いる。メッシュカソードは、交差点が一緒に溶接されて
いる2組の交差する平行ワイヤで通常構成されている。
これらのワイヤは、通常炭化トリュームタングスランで
構成されている。ケージカソードは、互いに90゜の角度
で交差する2組の平行ワイヤで構成される。このような
ケージカソードの1組のワイヤはカソード軸に平行に延
在し、円筒面上に位置している。また、ケージカソード
は、1組のカソード軸に平行に延在し、円筒面上に位置
すると共に、1又はそれ以上のコイルが1組のワイヤの
まわりに巻装されていることも知られている。しかしな
がら、メッシュ又はケージカソードを得るには、例えば
ダイヤモンド形状の,長方形の,三角形の又は細長い開
口を有する炭化トリュームタングステンシートから成る
薄片円筒体からカソードを製造しなければならない。
ドイツ国特許出願1,639,404号には、軸のまわりに環
状アノードを有し、このアノードの内側にカソード及び
制御グリッドが同軸状に配置されている送信管が説明さ
れている。このカソードの内側には、軸に平行に延在す
る複数の溝を有する集束電極が装着され、これら溝内に
細条状のカソード部品が軸に平行に延在している。この
構成によって半径方向の外方に向くフラットな電子ビー
ムが形成される。
状アノードを有し、このアノードの内側にカソード及び
制御グリッドが同軸状に配置されている送信管が説明さ
れている。このカソードの内側には、軸に平行に延在す
る複数の溝を有する集束電極が装着され、これら溝内に
細条状のカソード部品が軸に平行に延在している。この
構成によって半径方向の外方に向くフラットな電子ビー
ムが形成される。
本発明の目的は、メッシュ又はケージ構造のカソード
を有し、ほぼ電力損失がない制御を行うことができる改
善された発信管を提供するものである。
を有し、ほぼ電力損失がない制御を行うことができる改
善された発信管を提供するものである。
本発明によれば、明細書冒頭部に記載した電子管にお
いて、カソードを電力制御電極とアノードとの間に配置
したことを特徴とする。この電子管はプレーナー構造を
有している。この電子管は二極管とすることもでき、或
はカソードとアノードの間に1又はそれ以上のグリッド
を有す電子管とすることもできる。
いて、カソードを電力制御電極とアノードとの間に配置
したことを特徴とする。この電子管はプレーナー構造を
有している。この電子管は二極管とすることもでき、或
はカソードとアノードの間に1又はそれ以上のグリッド
を有す電子管とすることもできる。
本発明による第1の好適実施例は、カソードが円筒状
又は円錐台形をなし、アノードがカソードのまわりに同
軸状に配置され、電力制御電極がカソード内に同軸状に
位置することを特徴とする。電力制御電極は、開口を有
し又は開口を有しない円筒体とすることができる。プレ
ーナー構造の場合電力制御電極はフラットプレートすな
わちフラットグリッドとすることができる。電力制御電
極に印加されるカソードに対して負のポテンシャルによ
る電界は、メッシュ又はケージカソードの開口(メッシ
ュ)を通りカソードと第1グリッド又はアノードとの間
の空間内に延在する(本発明では「貫通力」(Durchgri
ff)と称する)。このポテンシャル差により電子流、従
ってアノード電流及び電子管(例えば、発信管)の出力
パワーを制御することができる。メッシュ又はケージカ
ソードを通常の一層薄い構造とすることにより、強い
“貫通力”を容易に実現することができ、電力制御電極
とカソードとの間の比較的低いポテンシャル差(0〜15
00V)によってほぼ損失のないパワー制御を行なうこと
ができる。電力制御電極を通って電子流が流れないの
で、このパワー制御においてほとんど損失が生じない。
このようなパワー制御は、特に送信管に好適である。制
御特性の形状(パワーは制御電極の電圧の関数である)
を変化させることができ、従って最大に活用することが
できる。同軸構造の場合、例えばカソードと電力制御電
極との間の間隔を制御することにより出力特性を効果的
にすることができる。勿論、「貫通力」もカソードの開
口の形状及び/又は密度を変化させることにより変化さ
せることができる。
又は円錐台形をなし、アノードがカソードのまわりに同
軸状に配置され、電力制御電極がカソード内に同軸状に
位置することを特徴とする。電力制御電極は、開口を有
し又は開口を有しない円筒体とすることができる。プレ
ーナー構造の場合電力制御電極はフラットプレートすな
わちフラットグリッドとすることができる。電力制御電
極に印加されるカソードに対して負のポテンシャルによ
る電界は、メッシュ又はケージカソードの開口(メッシ
ュ)を通りカソードと第1グリッド又はアノードとの間
の空間内に延在する(本発明では「貫通力」(Durchgri
ff)と称する)。このポテンシャル差により電子流、従
ってアノード電流及び電子管(例えば、発信管)の出力
パワーを制御することができる。メッシュ又はケージカ
ソードを通常の一層薄い構造とすることにより、強い
“貫通力”を容易に実現することができ、電力制御電極
とカソードとの間の比較的低いポテンシャル差(0〜15
00V)によってほぼ損失のないパワー制御を行なうこと
ができる。電力制御電極を通って電子流が流れないの
で、このパワー制御においてほとんど損失が生じない。
このようなパワー制御は、特に送信管に好適である。制
御特性の形状(パワーは制御電極の電圧の関数である)
を変化させることができ、従って最大に活用することが
できる。同軸構造の場合、例えばカソードと電力制御電
極との間の間隔を制御することにより出力特性を効果的
にすることができる。勿論、「貫通力」もカソードの開
口の形状及び/又は密度を変化させることにより変化さ
せることができる。
本発明の第2の好適実施例は、電力制御電極が開口構
造を有し、その開口がカソードの開口間の閉じた部分の
後側に位置することを特徴とする。制御電極が2組の互
いに交差するワイヤで構成される場合これらワイヤの交
差点をカソードの開口の後側に位置させることが望まし
い。電力制御電極の表面にゲッタ材料を設けることがで
きる。
造を有し、その開口がカソードの開口間の閉じた部分の
後側に位置することを特徴とする。制御電極が2組の互
いに交差するワイヤで構成される場合これらワイヤの交
差点をカソードの開口の後側に位置させることが望まし
い。電力制御電極の表面にゲッタ材料を設けることがで
きる。
第1a図は本発明による三極管の長手方向の線図的断面
図である。この送信管は円筒状のアノード1を具え、こ
のアノード1は特に、1981年発行フンクシャウ(Funksc
hau)第16巻 第64頁に記載の論文「新世代の送信管」
(Neue Generation von Senderhren)に記載されてい
る。この発信管は、更に制御グリッド2及びメッシュカ
ソード3を具えている。メッシュカソード3は「フンク
シャウ」の文献に示されるカソード(写真2)のよう
な、交差点で一緒に接続されている第1及び第2の組の
平行ワイヤを有している。このカソードはフンクシャウ
の文献の写真4に示すようなケージ構造、ケージグリッ
ドに類似したものを有することもできる。金属シリンダ
から成る電力制御電極4をカソード3内に装着する。第
1b図に示すように、電力制御電極4は、交差点10で一緒
に接続されている2組の平行ワイヤ8及び9(破線)で
構成されるメッシュグリッドとすることもできる。交差
点10は、同様にワイヤ(実線)で構成されるカソード3
内の開口の後側にある。電力制御電極4,カソード3及び
グリッド2はモリブデンのスリーブ5に接続され、商品
名「コバール」から成る接触リング6を介して外部と電
気的に接続される。スリーブ5及び接触リング6を種々
の径とすることにより電極を同軸的に装着することがで
きる。コバールは、鉄−ニッケル−コバルト合金であ
り、その膨脹係数は接触リング間で本体7を構成する酸
化アルミニュームセラミック材料の膨脹係数に匹敵す
る。前述したドイツ国特許出願第1639404号に記載され
ているカソードは、細長いカソード素子を以て構成され
ている。カソード内の集束電極は径方向に延在する部品
を有しているので、カソード素子は取り囲まれている。
本発明の電子管の電力制御電極4はカソード3の後側に
あり、電力制御電極4とカソード3との間の電位差によ
って電子流の広がりが調整され、この電位差を調整する
ことによりパワーが制御される。本発明は、ここに例示
する三極管に限定されず二極管や多くのグリッドを有す
る電子管にも使用できることは明らかである。勿論、本
発明は電極及びカソードが円錐台形の電子管にも適用す
ることができ、或は平坦又は僅かに曲線状の電極及びカ
ソードを有する電子管にも適用することができる。ゲッ
タとして作用するジルコニューム層の電力制御電極上に
設けられている。
図である。この送信管は円筒状のアノード1を具え、こ
のアノード1は特に、1981年発行フンクシャウ(Funksc
hau)第16巻 第64頁に記載の論文「新世代の送信管」
(Neue Generation von Senderhren)に記載されてい
る。この発信管は、更に制御グリッド2及びメッシュカ
ソード3を具えている。メッシュカソード3は「フンク
シャウ」の文献に示されるカソード(写真2)のよう
な、交差点で一緒に接続されている第1及び第2の組の
平行ワイヤを有している。このカソードはフンクシャウ
の文献の写真4に示すようなケージ構造、ケージグリッ
ドに類似したものを有することもできる。金属シリンダ
から成る電力制御電極4をカソード3内に装着する。第
1b図に示すように、電力制御電極4は、交差点10で一緒
に接続されている2組の平行ワイヤ8及び9(破線)で
構成されるメッシュグリッドとすることもできる。交差
点10は、同様にワイヤ(実線)で構成されるカソード3
内の開口の後側にある。電力制御電極4,カソード3及び
グリッド2はモリブデンのスリーブ5に接続され、商品
名「コバール」から成る接触リング6を介して外部と電
気的に接続される。スリーブ5及び接触リング6を種々
の径とすることにより電極を同軸的に装着することがで
きる。コバールは、鉄−ニッケル−コバルト合金であ
り、その膨脹係数は接触リング間で本体7を構成する酸
化アルミニュームセラミック材料の膨脹係数に匹敵す
る。前述したドイツ国特許出願第1639404号に記載され
ているカソードは、細長いカソード素子を以て構成され
ている。カソード内の集束電極は径方向に延在する部品
を有しているので、カソード素子は取り囲まれている。
本発明の電子管の電力制御電極4はカソード3の後側に
あり、電力制御電極4とカソード3との間の電位差によ
って電子流の広がりが調整され、この電位差を調整する
ことによりパワーが制御される。本発明は、ここに例示
する三極管に限定されず二極管や多くのグリッドを有す
る電子管にも使用できることは明らかである。勿論、本
発明は電極及びカソードが円錐台形の電子管にも適用す
ることができ、或は平坦又は僅かに曲線状の電極及びカ
ソードを有する電子管にも適用することができる。ゲッ
タとして作用するジルコニューム層の電力制御電極上に
設けられている。
第2図は電力制御電極が0Vの電圧(VX=0)のときの
特性を有する電子管のアノード電流(Ia)−グリッド電
圧(Vg)特性を示す。この特性は従来の電子管の特性に
対応している。電力制御電極4にカソード3に対して負
となるポテンシャルを与えるに従ってIa−Vg特性はIaが
一層低い値にシフトする(VX=−50V,−100V,−150
V)。よって電流がほとんど流れない状態の出力パワー
を制御することができる。既に前述したようにカソード
に対する電子の貫通力を制御することもできる。この結
果、Ia−Vg特性の傾きを任意に変えることもできる。第
2図中に電力制御電極を有する三極管の構成も示し、図
面中第1a図の部材と対応する部材には同一符号を付す。
Vaはアノード電圧である。上述した特性は、フィリップ
スYD1172型の変形した電子管を用いVa=6KVで測定した
ものである。
特性を有する電子管のアノード電流(Ia)−グリッド電
圧(Vg)特性を示す。この特性は従来の電子管の特性に
対応している。電力制御電極4にカソード3に対して負
となるポテンシャルを与えるに従ってIa−Vg特性はIaが
一層低い値にシフトする(VX=−50V,−100V,−150
V)。よって電流がほとんど流れない状態の出力パワー
を制御することができる。既に前述したようにカソード
に対する電子の貫通力を制御することもできる。この結
果、Ia−Vg特性の傾きを任意に変えることもできる。第
2図中に電力制御電極を有する三極管の構成も示し、図
面中第1a図の部材と対応する部材には同一符号を付す。
Vaはアノード電圧である。上述した特性は、フィリップ
スYD1172型の変形した電子管を用いVa=6KVで測定した
ものである。
本発明による電子管の出力制御は、例えば制御電極に
−1200Vのパルスを与えるパルス幅変調によって行なう
こともできる。
−1200Vのパルスを与えるパルス幅変調によって行なう
こともできる。
以上説明したように、本発明によればカソードの内側
に電力制御電極を設けた構造としているから、カソード
に対する電力制御電極への印加電位を適切に制御するこ
とにより、電力損失がほとんど生ずることなく電子管の
出力としてのIa−Ig特性を所望の特性に制御することが
できる。
に電力制御電極を設けた構造としているから、カソード
に対する電力制御電極への印加電位を適切に制御するこ
とにより、電力損失がほとんど生ずることなく電子管の
出力としてのIa−Ig特性を所望の特性に制御することが
できる。
第1a図は本発明による三極管の長手方向の線図的断面
図、 第1b図はカソード部分の後側の電力制御電極の一部分を
示す線図、 第2図は制御電極に種々の電圧を印加した場合のIa−Vg
特性を示すグラフである。 1……アノード、2……制御グリッド 3……カソード、4……電力制御電極 5……スリーブ、6……接触リング 8,9……平行ワイヤ、10……交差点
図、 第1b図はカソード部分の後側の電力制御電極の一部分を
示す線図、 第2図は制御電極に種々の電圧を印加した場合のIa−Vg
特性を示すグラフである。 1……アノード、2……制御グリッド 3……カソード、4……電力制御電極 5……スリーブ、6……接触リング 8,9……平行ワイヤ、10……交差点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨゼフス・ヨハヌス・マリア・ワーリン ガ オランダ国 ヘーレン ヤン カンペル ストラート 5 (56)参考文献 特開 昭56−128548(JP,A) 実開 昭56−106346(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】排気した容器内に開口構造を有するカソー
ドと、アノードとを具える電子管において、前記カソー
ドを、電力制御電極と前記アノードとの間に配置したこ
とを特徴とする電子管。 - 【請求項2】前記カソードが円筒状又は円錐台形をなす
と共に、前記アノード及び電力制御電極が互いに同軸状
に位置することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の電子管。 - 【請求項3】少なくとも1個のグリッドが、前記カソー
ドとアノードとの間に配置されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1又は第2項のいずれか1項に記載の
電子管。 - 【請求項4】前記電子管を送信管としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第3項記載の電子管。 - 【請求項5】前記電力制御電極が開口構造を有し、その
開口が、カソードの開口間の閉じた部分の後側に位置す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第4項の
いずれか1に記載の電子管。 - 【請求項6】前記電力制御電極が2組の互いに交差する
ワイヤを以て構成され、これらワイヤの交差点がカソー
ドの開口の後側に位置するように構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第5項記載の電子管。 - 【請求項7】ゲッタが前記電力制御電極の表面に設けら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第
6項のいずれか1に記載の電子管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8501242 | 1985-05-02 | ||
NL8501242A NL8501242A (nl) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | Elektronenbuis. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61256547A JPS61256547A (ja) | 1986-11-14 |
JP2556836B2 true JP2556836B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=19845913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61098396A Expired - Lifetime JP2556836B2 (ja) | 1985-05-02 | 1986-04-30 | 電子管 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4877996A (ja) |
EP (1) | EP0200277B1 (ja) |
JP (1) | JP2556836B2 (ja) |
CA (1) | CA1268806A (ja) |
DE (1) | DE3674942D1 (ja) |
ES (1) | ES8705161A1 (ja) |
NL (1) | NL8501242A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ282234B6 (cs) * | 1994-08-23 | 1997-06-11 | Kr Enterprise, S.R.O. | Elektrodový systém ultralineární koncové triody pro nízkofrekvenční zesilovač |
US5561353A (en) * | 1994-09-30 | 1996-10-01 | Northrop Grumman Corporation | Cathode pulse modulation of RF transmitter tubes |
FR2728386B1 (fr) * | 1994-12-20 | 1997-01-24 | Thomson Tubes Electroniques | Tube electronique a grille a performances ameliorees |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR625319A (fr) * | 1926-03-12 | 1927-08-08 | Tube électronique à quatre électrodes | |
US2194547A (en) * | 1937-08-24 | 1940-03-26 | Rca Corp | Electron discharge tube |
US3249791A (en) * | 1963-06-12 | 1966-05-03 | Varian Associates | Electron tube and combination for sensing and regulating the cathode temperature thereof |
CH496317A (de) * | 1968-02-12 | 1970-09-15 | Siemens Ag | Gittergesteuerte Senderöhre |
US3873869A (en) * | 1969-06-13 | 1975-03-25 | Gen Electric | Non-chargeable electrodes for use in contaminated environment containing organic contaminants |
US3612937A (en) * | 1969-10-08 | 1971-10-12 | Sergei Alexandrovich Smirnov | Low-pressure controlled discharge device with trigger electrode within hollow cathode |
FR2255697B1 (ja) * | 1973-12-21 | 1977-08-12 | Thomson Csf | |
JPS56106346U (ja) * | 1980-01-17 | 1981-08-19 | ||
US4295077A (en) * | 1980-02-14 | 1981-10-13 | Rca Corporation | Circumferentially apertured cylindrical grid for electron tube |
-
1985
- 1985-05-02 NL NL8501242A patent/NL8501242A/nl not_active Application Discontinuation
-
1986
- 1986-04-29 ES ES554496A patent/ES8705161A1/es not_active Expired
- 1986-04-29 EP EP86200732A patent/EP0200277B1/en not_active Expired
- 1986-04-29 DE DE8686200732T patent/DE3674942D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-30 JP JP61098396A patent/JP2556836B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-01 CA CA000508104A patent/CA1268806A/en not_active Expired
-
1989
- 1989-03-13 US US07/323,111 patent/US4877996A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL8501242A (nl) | 1986-12-01 |
US4877996A (en) | 1989-10-31 |
ES554496A0 (es) | 1987-04-16 |
ES8705161A1 (es) | 1987-04-16 |
DE3674942D1 (de) | 1990-11-22 |
EP0200277B1 (en) | 1990-10-17 |
CA1268806A (en) | 1990-05-08 |
EP0200277A1 (en) | 1986-11-05 |
JPS61256547A (ja) | 1986-11-14 |
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