JP2556726B2 - フイルム撮像装置 - Google Patents

フイルム撮像装置

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JP2556726B2 JP63073635A JP7363588A JP2556726B2 JP 2556726 B2 JP2556726 B2 JP 2556726B2 JP 63073635 A JP63073635 A JP 63073635A JP 7363588 A JP7363588 A JP 7363588A JP 2556726 B2 JP2556726 B2 JP 2556726B2
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修也 阿部
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はネガアナライザ(カラーアナライザとも言
う)等に使用されるフイルム撮像装置の改良に関する。
「従来の技術」 写真や映画のフイルムの現像所では客の持ち込んだネ
ガフイルムよりポジの写真とかポジフイルムを作成して
納品する。その際プリントロスを減らすため、プリント
前にネガをネガアナライザにかけて、それに付属のカラ
ーモニタ(ビデオモニタとも言う)上にポジ像を出し、
その再生映像が最も良くなる様に赤色、緑色及び青色そ
れぞれの濃さを変化させるツマミを調節し、そのときの
ツマミの位置変化より得られたデーターを基にして、ポ
ジ写真やポジフイルムの焼き付け時間が調節される。
現像所ではこの方法を採用することにより試めし焼き
というプリントを減らすことができる。
さて、このネガアナライザ(カラーアナライザ)の飛
点走査光源には普通、フライングスポット用ブラウン管
が使用される。このブラウン管は残光の短い螢光体が使
用され、テレビのブラウン管と同じ様に、光点が水平及
び垂直走査されて光源とされる。この光をレンズにより
集束させて、ネガフイルムに当て、このフイルム上の映
像情報が透過光として取り出される。その光は効率よく
集められ、3色分解光学系、つまりダイクロイックミラ
ーにより、R,G,Bの3原色に分解され、光電子増倍管に
送られる。そこで光情報はビデオ信号に変換され、その
後適当なプロセス回路を経て、カラーモニタ上にポジ画
像が形成される。
上記の飛点走査光源の光をフイルムに照射して三色光
を得、それぞれの光を専用の光電子増倍管に入射させる
までの装置をフイルム撮像装置と称する。
この発明を得る前の段階で提案されたフイルム撮像装
置を図面を参照して説明しよう。第4図に示すように、
飛点走査光源1から出射される光(走査光と言い、次に
述べる参照光は除かれる)S0はプリズム2でほゞ直角に
反射され、結像レンズ3を介してフイルム4に入射され
る。フイルム4を透過した光(信号光と呼ぶ)Sは集光
レンズ6を介して反射鏡7に入射されて直角に反射さ
れ、集光レンズ8及び収束レンズ9を順次介してダイク
ロイックミラー10に入射される。この入射された光は同
ミラー10で3原色の光、つまり赤色光SR,緑色光SG及び
青色光SBに分解され、それぞれの光はレンズ11を介して
光電子増倍管12に入射される。
飛点走査光源1(水平走査方向を1aで示してある)の
各ラスターの初めの部分から出射される光(参照光と言
う)Uはプリズム20で直角に反射され、更に反射鏡21で
直角に反射された後収束レンズ22を介してダイクロイッ
クミラー23に入射され、三色光UR,UG,UBに分解され、そ
れぞれの光は反射鏡24で直角に反射され、凸レンズ25を
経由した後反射鏡26で再たび反射され、ND(ニユートラ
ル、デンシテイ)フイルタ27で光量を小さくおとされて
(参照光Uはフイルム4を通らないので一般に光量が大
きい)、光電子増倍管12に入射される。
それぞれの光電子増倍管12において、入射された信号
光及び参照光が光電変換されて、電気信号(ビデオ信
号)IR,IG,IBがそれぞれ出力される。
ダイクロイックミラー10及び23としては1個の大形ミ
ラーを共通に使用し、間に遮蔽板を入れて2つに区分し
ている。
ネガアナライザでは第5図に示すように、例えば赤用
の光電子増倍管12より出力されたビデオ信号IRはビデオ
増幅器30で増幅されて、参照光分離回路31に供給される
(第6図A)。同回路31では別途与えられるゲートパル
ス(第6図B)により、参照光による電気信号(参照光
信号と言う)U′の一部が抜き取られ、サンプルホール
ドされてその参照光信号のレベルを示す信号(参照光レ
ベル表示信号と言う)Lu(第6図C)が比較器32の一方
の入力端子に与えられる。また参照光分離回路31ではビ
デオ増幅器30の出力(第6図A)より参照光信号U′が
消去されて赤色のビデオ信号がカラーモニタ34に供給さ
れる。
比較器32では参照光レベル表示信号Luが基準電圧E0
比較され、両電圧の差に対応した制御信号が高圧発生回
路(光電子増倍管12に高圧を供給する回路)35に供給さ
れ、参照光レベル表示信号Luが基準電圧E0に等しくなる
ように、高圧発生回路35の出力電圧が制御される。
光電子増倍管12は非常に感度が良く、またその利得が
印加直流電圧(高圧)を僅かに変化させるだけで容易に
変えられる。その反面、僅かの電源変動等があると、ビ
デオ信号のレベルがすぐ変動する。また飛点走査光源1
のブラウン管の劣化や汚れ、光学系の汚れ、ビデオ増幅
器30の変動等のために、カラーモニタ34に供給されるビ
デオ信号のレベルが変動する。上記の参照光信号を利用
した帰還系は、その変動を小さく抑えるために必要なも
のである。
上記では赤色の帰還系を例として説明したが、緑色及
び青色それぞれの帰還系についても同様である。
「発明が解決しようとする課題」 上記提案されたフイルム撮像装置では、フイルムを透
過してレベルの低下した信号光に対して、フイルムを通
らずレベルの高い参照光のレベルを下げて、両光レベル
のバランスをとるため、NDフィルタが必要であった。ま
た、ダイクロイックミラー及びその入出力側の光学系を
結像系と参照光系とでそれぞれ別個に設けねばならず、
そのための部品点数が多くなり高価になる欠点があっ
た。この発明の目的は、上記の欠点を解決してより経済
的なフイルム撮像装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 従来の技術で述べたように、フイルム撮像装置では、
飛点走査光源よりの光をフイルムに透過し、その透過光
をダイクロイックミラーに入射して、三色光を分解する
が、この発明では、上記フイルムとダイクロイックミラ
ーとの間の光路に透明ガラス板が挿入され、上記飛点走
査光源の参照光領域からの参照光が上記透明ガラス板に
入射されて、その反射光が上記ダイクロイックミラーに
入射される。
「実施例」 この発明の実施例を第1図に、第4図と対応する部分
には同じ符号を付けて示し、重複説明は省略する。この
発明ではフイルム4とダイクロイックミラー10との間の
光路、例えば集光レンズ8と収束レンズ9との間の光路
に、透明ガラス板41を45度傾けて配置し、信号光Sは低
損失で透過させる。(透過光は入射光のほゞ92%に相当
し、僅か0.8dBの損失となる。)一方、プリズム20より
反射する参照光Uは必要に応じレンズ42,43を順次介し
て透明ガラス板41に、信号光Sの光路に対して直角に入
射させる。その入射された参照光Uのほゞ92%は透明ガ
ラス板41を透過するが、ほゞ8%が収束レンズ9方向に
反射し、それ以後信号光S用の光学系が共通に利用され
る。
詳しく説明すると、第2図に示すように、透明ガラス
板41に入射した信号光Sまたは参照光Uはそのガラス表
面で一部が反射され、残部がガラス板中に入射される。
そのガラス板中に入射した入射光がそのガラス板の裏面
側でガラス媒体から空気中に抜け出す時、一部がガラス
媒体中に反射され、残部が空気中に抜け出て透過光とな
る。このように透明ガラス板41に入射した光は、その表
面及び裏面で2回反射される。それぞれの反射光の入射
光に対する光量の比は で与えられる。ここで、n1はガラスの屈折率でほゞ1.5
に等しく、n2は空気の屈折率で1であるので、D0.04
(4%)となる。即ち、入射光はガラスの表面及び裏面
でそれぞれの4%、従って合計8%が反射されて反射光
となり、残りの92%が透過光となる。
以上の説明から明らかなように、透明ガラス板41に入
射した信号光S92%が透過してダイクロイックミラー10
に向うのに対して、参照光Uの8%が反射してダイクロ
イックミラー10に向うことになる。
信号光Sは透明ガラス板41で0.8dB程度の損失を受け
るが、その値は僅かであるので問題にならない。また、
ミラー10方向に向う参照光Uは、透明ガラス板41に入射
した参照光Uの8%であるが、もともと、参照光Uはフ
イルム4を通らないので光量が大きく、従来はNDフィル
タ27で減衰させていたものである。この発明の場合に
は、NDフイルタ27を用いる必要はなく、その8%の反射
光そのまゝで信号光Sと程よくバランスが保たれる。
なお、第1図において飛点走査光源1を図の上方に向
けて、第3図に示すように、プリズム2を省略し、結像
レンズ3を介してフイルム4に入射させ、一方、プリズ
ム20で直角に反射された参照光Uを反射鏡44で再度直角
に反射させて、レンズ42等を介して透明ガラス板41に入
射させるようにすることもできる。
「発明の効果」 この発明によれば、フイルム4とダイクロイックミラ
ー10との間の光路に透明ガラス板41が挿入され、信号光
Sの大部分がそのガラス板41を透過し、参照光Uの一部
がそのガラス板41でダイクロイックミラー10方向に反射
して、それ以降の信号光と参照光とのレベル的なバラン
スを保ち、参照光専用のNDフィルタを不要とし、信号光
用の光学系が共通に利用される。従って、NDフィルタの
他従来用いていた参照光用のダイクロイックミラー23及
び各色毎に必要な反射鏡24,26、凸レンズ25等の多くの
部品を縮減できる。一方、透明ガラス板41等は安価に得
られるものであるので、全体として大幅な経済化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフイルム撮像装置の実施例を示すブ
ロック系統図、第2図A及びBはそれぞれ第1図の透明
ガラス板41に信号光または参照光が入射した場合の入射
光、反射光及び透過光を示すための図、第3図はこの発
明の他の実施例の要部を示すためのブロック系統図、第
4図はこの発明を得る前の段階で提案されたフイルム撮
像装置のブロック系統図、第5図はカラーアナライザに
おいて、参照光を利用してビデオ信号のレベル変動を抑
圧するための制御回路のブロック図、第6図は第5図の
要部の信号波形を示す図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飛点走査光源よりの光をフイルムに透過
    し、その透過した信号光をダイクロイックミラーに入射
    して、三色光に分解するフイルム撮像装置において、 上記飛点走査光源の水平走査方向の端部に、そこからの
    光が上記フイルムへ到達しない参照光領域が設けられ、 その参照光領域からの参照光を、上記フイルムと上記ダ
    イクロイックミラーとの間の上記信号光の光路と交差す
    るように入射させる参照光用光路が、上記飛点走査光源
    の参照光領域と上記フイルム及びダイクロイックミラー
    間の光路との間に設けられ、 上記フイルムからの上記信号光が上記ダイクロイックミ
    ラー側の光路に透過し、一方上記参照光用光路からの参
    照光がそのダイクロイックミラー側の光路に反射され、
    その透過した信号光のレベルと反射された参照光のレベ
    ルがほぼ等しくなるような透明ガラス板が上記フイルム
    及びダイクロイックミラー間の光路に斜めに挿入されて
    なるフイルム撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5929030B2 (ja) * 1975-05-28 1984-07-17 キヤノン株式会社 自動調整装置をもつテレビカメラ用光学系
JPS5321938A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Information Int Inc Film reader
JPS5661871A (en) * 1979-10-24 1981-05-27 Canon Inc Television camera

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