JP2556597B2 - パッケージ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電池の如き物体のパッケージに関し、より
具体的には、Ｃサイズ及びＤサイズのアルカリ電池のよ
うに、大きくて重い電池の陳列、販売用のパッケージに
関する。なお、電池サイズＣ、Ｄ、AA、AAAは、国際電
気技術委員会（IEC）によって、次のとおり規定されて
いる。

IEC規格 直径mm 高さmm Ｃサイズ LR14 26 50 Ｄサイズ LR20 34 61 AAサイズ LR6 14 50 AAAサイズ LR03 10 44 ［従来技術及び問題点］ 一般に使用されている電池パッケージは、９ボルトを
除いて、これまでは一度に２つの電池を販売できるよう
に作られていた。しかし、携帯用の電子装置の普及によ
って電池の必要性は著しく高まってきている。このた
め、より多くの電池を一度に包装できるパッケージが望
まれるようになってきた。例えば、AAAサイズ電池の２
個入りパックは、４個入りパックが出現し、その後、AA
サイズ電池も同じように４個入りパックが現われた。

しかしながら、電池が、ＣサイズやＤサイズのように
大きくなると、展示、陳列時に不都合が生じる。例え
ば、Ｄサイズの電池が４個入ったパッケージは、AAサイ
ズ又はAAAサイズのような小さな電池と比較して非常に
重い。このため、パッケージが破損してハンガー要素か
ら脱落することもあった。また、これまでの電池パッケ
ージは４個の電池を保持できる大きさに作られていない
ため、電池サイズが大きくなると、１つのパッケージの
中に４個の電池を並べて収容できない。例えば、AAサイ
ズ又はAAAサイズの電池４個のトータル幅は、２つの電
池パッケージの幅を超えることはないが、電池サイズが
これよりも大きくなるとそういう訳にはいかない。例え
ば、従来の２個用電池パッケージは、幅は約４インチで
ある。AAサイズの電池を４個並べると、幅は約２−1/4
インチであるが、Ｄサイズの電池を４個並べると、幅は
約５インチとなる。

電池は外から見ることができるように、透明のプラス
チックケースの中に入れて展示することが望ましい。４
個の電池を並べると、従来の２個用電池パッケージの幅
を超えることになるため、４個を並べて展示することは
できないばかりか、電池はパッケージ内で互いに隠れて
しまい、顧客には前面にある電池しか見えないため、パ
ッケージに付された４個の電池の値段を２個の値段と見
誤る虞れがある。

このようにサイズの大きな電池の場合、小売店側で
は、適当なスペースを確保するのに、特別の棚や陳列ラ
ックを設けなければならない不都合を更に有する。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上記の不都合を解消するもので、サ
イズが大きくて重い４個の電池を陳列及び販売するため
のパッケージを提供することにある。

（構 成） 本発明は、４個の円筒形状物品を販売展示するための
パッケージであって、パッケージは前記物品を収容する
ためのハウジングを有し、該ハウジングは前ブリスター
と後ブリスターによって形成され、収容された物品を直
立状態で保持し得る形状であり、２個の物品は、一方の
物品Ｃが他方の物品Ａの背後となるようにしてパッケー
ジの中央部に配置され、かつ、後方の物品の前部が前方
の物品の後部と実質的に接触するようにしており、他の
２個の物品Ｂ、Ｄは、接触している前記２個の物品Ａ、
Ｃの両側に配置され、その各々の物品Ｂ、Ｄが中央に配
置された前記２個の物品Ａ、Ｃと接触するようにしてお
り、これら４個の物品の配置は、前後方向の寸法が側部
方向の寸法よりも短いダイヤモンド型の形態を特徴とす
る。

（作用効果） 重量の50％以上が前ブリスターに収容されており、３
個の電池Ａ、Ｂ、Ｄと、背後の電池Ｃの一部が正面に現
われるから、顧客は包装が４個の電池を収容しているこ
とを容易に認識するのである。

また本発明は、４個の物品を第３図に示す如く扁平ダ
イヤモンド型即ち２個は前後に接して中央に配置し、他
の２個は中央の前後に接する２個の物品に対し、両側へ
対称的に且つ接して配置したから、パッケージの容積は
縮小されると共に、各物品の自由な移動を互いに制限し
あって、配置位置を維持できる。

［実施例の説明］ 本発明の特徴及び利点を、添付の図面を参照して説明
する。

第１図を参照すると、パッケージ（10）は前パネルと
後パネルから構成され、該パネルは下部（15）と上部
（16）から構成される。下部（15）には電池を収容する
ためのハウジング（11）が配備される。パッケージの各
部分は、一体に形成することが望ましく、その材料は、
透明で、ヘビーゲージ（heavy gage）の熱可塑性のも
の、例えば低温割れに抵抗性のあるポリ塩化ビニルを使
用するのが望ましい。熱可塑性のシート基材（sheet st
ock）は厚さが約0.014インチである。周フランジ（27）
がハウジング（11）から外向きに突出している。ハウジ
ング（11）は前ブリスター（12）及び後ブリスター（1
4）から形成される。周フランジ（27）の形状は矩形が
望ましい。

周フランシ（27）は、その前面から直角に背後に向け
て外壁（29）が形成される。外壁（29）は周フランジ
（27）の全周に沿って形成され、パネルの下部（15）の
剛性を高めている。なお、詳細は後述するが、フランジ
（27）には、パッケージの組立て時、前ブリスター（1
2）と後ブリスター（14）の位置関係を整える働きもあ
る。

前ブリスター（12）と後ブリスター（14）を組み合わ
せることによって、円筒状の物品を少なくとも３個以上
収容することのできる内部スペースが形成される。具体
的には、物品は少なくとも１個の物品が他の物品の背後
となるように配置されるため、前面から見ると、通常の
場合、その物品は全列の複数の物品によって隠れてしま
う。

前ブリスター（12）は、天面部（18）、底部（20）及
びそれらの連繋手段（２）から構成される。後ブリスタ
ー（14）は天面部（24）、底部（26）及びそれらの連繋
手段（28）から構成される。前ブリスター（12）及び後
ブリスター（14）はその中に電池を収容できるようにし
ている。具体的に説明すると、第１図乃至第６図に示す
パッケージは、Ｄサイズの電池４個を第３図の左側のパ
ッケージに示す要領にて収容できるようにしている。な
お、Ｃサイズの電池を収容するパッケージは第７図に示
しており、これについては、後でより詳細に説明する。
望ましい実施例において、連繋手段（22）（28）は電池
の形状に倣って形成し、ブリスター（12）（14）によっ
て形成された空間、即ちキャビティの中に電池を収容で
きるようにしている。

連繋手段（22）（28）の表面の大部分は、電池の形状
に倣う形状にしているが、連繋手段（22）の各側部（1
3）（第３図参照）は、収容すべき電池から離間する方
向に僅かに張り出している。これは、後記するように、
電池重量の50％より多い部分を前ブリスター（12）の中
で保持できるようにするためである。第３図に示すよう
に、電池Ｂ及び電池Ｄの表面は連繋手段（22）の側部
（13）で内側に向いている。

ハウジング（11）は、収容した電池がパッケージの中
で、特に上下方向に動くことができないように、電池を
保持できるようにすることが望ましい。従って、連繋手
段（28）を電池の形状に適合させて、電池を適当な位置
でしっかりと保持できるようにする。更に、連繋手段
（12）（28）の高さは、陽極端子の突出部を含む電池の
高さに略等しくなるようにする。高さをこのように決め
ることによって、天面部（18）（24）は電池の突出端子
に、底部（20）（26）は電池の底部に、夫々、ハウジン
グ（11）内にてぴったりと適合するように関連づけるこ
とができる。

連繋手段（22）（28）の高さは、陽極端子の突出部を
含む電池の高さよりは低く、陽極端子の突出部を除いた
電池の高さよりは僅かに高くすることが最も望ましい。
高さをこのようにすることによって、天面部（18）及び
連繋手段（22）の接合部によって形成される前ブリスタ
ー（12）の上エッジ（17）と、天面部（24）及び連繋手
段（28）の接合部によって形成される後ブリスター（1
4）の上エッジ（23）は、電池の上部リムにぴったりと
適合するように関連づけられる。これによって、ハウジ
ング（11）は、電池端子の突出部で保持するときより
も、電池のリム部にて、よりしっかりと電池を保持する
ことができる。ところで、電池端子の突出部を収容する
ためのスペースを作らねばならない（第２図において破
線で示す）。そこで、必要な高さ部分を設けるために、
第１図及び第２図に示すように、天面部（18）（24）は
凹面又はドーム形状にする。

パッケージの上部と下部の間には、ヒンジ手段（30）
を水平方向に形成しており、パネル（16）がハウジング
（11）の前ブリスターの天面部（18）の方に（これが望
ましい）、又は後ブリスターの天面部（24）の方に向け
て下向きに折り曲げることができるようにしている。ヒ
ンジ手段（30）を介して、パネル（16）をハウジング
（11）の方に下向きに折り曲げることにより、スペース
をより効率よく使用できる。これは、パッケージを出荷
するときに特に望ましく、パッケージは非常に小さなサ
イズのカートンケースの中に容れて出荷することができ
る。ヒンジ手段（30）の幅は外側フランジの壁部（29）
の幅よりも、少しだけ大きくすることが望ましい。そう
することによって、第2A図に示すように、パネル（16）
を外壁（29）の上エッジの上に折り曲げることができ
る。

第１図乃至第６図に示すパッケージは、特に電池を収
容するようにしているが、本発明は電池を収容すること
に限定するものではない。第３図は、パッケージの中に
保持した４個の電池を輪郭線で示している。フランジ
（27）が、電池Ｂ及び電池Ｄの中心を通る垂直平面（第
３図のＸ−Ｘ線）内にて、ハウジング（11）から張り出
ていた場合、電池の重量はヒンジ手段（30）の両側部に
均しく分散されるため、パッケージを真直ぐ下向きに吊
るすことができる。しかしながら、この位置では、ハウ
ジング（11）の天面部（18）から見るとき、電池Ｃは、
ヒンジ手段（30）に取り付けられたパネル（16）が邪魔
になって（パネル（16）には、後記するように販売広告
が付されて、不透明となるから）見えなくなる。また、
電池Ａ、電池Ｂ及び電池Ｄが邪魔して、電池Ｃは前面側
から見えない。このため、需要者は、パッケージを見た
とき、パッケージは電池３個入りのものと認識し、付さ
れた値段は電池４個に対するものではなく、電池３個に
対するものと思い込んでしまう。

このため、フランジ（27）を、第３図に示す垂直面Ｘ
−Ｘに対して平行な垂直面内にて、ハウジング（11）か
ら突出させる。このように、ヒンジ手段（30）は、ハウ
ジング（11）に収容された電池の重量を不均斉に分割す
る平面内にて、パネル（15）に取り付けられる。第２図
に示すように、電池の半分を超える重量が前ブリスター
（12）の中に含まれるように、パネル（16）が取り付け
られる。この結果、パッケージの前面側から天面部（1
8）を通して見ると、電池Ｃを、他の３個の電池と共に
見ることができる。

パネル（16）を前述のように取り付けたことによっ
て、電池はその半分を超える重量が前ブリスター（12）
の中に含まれ、電池は不均一な重量分布状態でヒンジ手
段（30）から垂れ下がるため、ハウジング（11）は少し
後方に傾けた状態で吊るされることになる。ハウジング
（11）がこのように後方に傾くから、係止手段（32）と
の協同作用により、同じ展示用要素（33）から吊るした
隣りのパッケージとの位置関係を整えることができる
（第３図参照）。係止手段（32）を、そのすぐ後に位置
するパッケージ内の最前部の電池に当てて、後方に移動
させる。このため、パッケージは連続的に接触して、全
てのパッケージが整列し、第３図に示すように規則正し
く陳列することができる。望ましい実施例では、係止手
段（32）は、垂直な２つの突起を、後ブリスター（14）
上に互いに平行に突出して構成される。リブとリブとの
スペース並びにそのサイズは、すぐ背後にあるパッケー
ジ内の最前列の電池を受けることができるようにする。

パネル（16）には、エンベロープ（envelope）部（3
5）の周囲に、該エンベロープ部と直角に外壁（34）を
設けることが望ましい。周囲の外壁（34）は、フランジ
（27）の外壁（29）とほぼ同じ幅である。外壁（29）が
パネル（15）に剛性を与えるのと同じように、外壁（3
4）もパネル（16）に対して剛性を与える。エンベロー
プ（35）の内部スペースには、商標、品質保証、値札、
使用説明等を印刷した情報シートを収容できるようにし
ている。この情報シートはエンベロープ（34）の中で密
封されるため、パッケージからたやすく脱落することは
ない。外壁部（34）はエンベロープ（35）を前方に突出
させるから、シート上の情報は前方に突出し、需要者の
視覚に訴えることができる。

第６図はパッケージ（10）の望ましい構造の分解図で
ある。前部材（44）は、前ブリスター（12）、前ブリス
ター（12）と同じ方向に形成したフランジ（27）に対応
する凹部（45）、前ブリスター（12）と同じ方向に形成
されたエンベロープ（35）に対応する凹部（42）、水平
部分（48）及び周フランジ（50）から形成される。後部
材（46）は、後ブリスター（14）、後ブリスター（14）
と反対方向に形成したフランジ（27）の凸部（46a）、
後ブリスター（14）と反対方向に形成したエンベロープ
（35）に対応する凸部（40）、水平部分（49）及び周フ
ランジ（51）から構成される。

パッケージの組立ては次のようにして行なう。低温割
れ抵抗性にすぐれるポリ塩化ビニル（PVC）のシートの
中に2x3列（array）の前部材（44）を形成する。他のPV
Cシートの中に2x3列の後部材（46）を形成する。前部材
（44）を構成するシートを表面にして載せる。４個の電
池を６つの前ブリスターの各ブリスターの中に、第３図
に示す配置にして容れる。情報シート（38）をエンベロ
ープの凹部（45）の中に容れる。後部材（46）を構成す
るシートを、既に電池を容れた前シートの上に載せる。
フランジの凸部（47）を凹部（45）に合わせ、エンベロ
ープの凸部（40）を凹部（42）に合わせることにより、
前部材と後部材の位置関係を簡単に整えることができ
る。前部材（44）と後部材（46）は、各部材とも、その
周囲（50）（51）にて熱シールされる。次に、出来上が
ったパッケージの余分なプラスチック部分をトリミング
する。

パッケージを熱シールするとパッケージ（10）の周囲
にフランジ（36）が形成される。脚部材（48）（第１図
及び第５図）を前ブリスター（12）の底部（20）に設け
ることにより、パッケージ（10）を表面上に立てること
ができる。なお、電池重量がパッケージ内で不均一に分
布するが、この脚部材を設けたことによって前方に傾く
ことはない。このため、パッケージを表面上に載せたと
き、パッケージは脚部材（48）及びフランジ（36）の上
に載っている。

第７図はＣサイズ電池用のパッケージを示している。
パッケージは、下パネル（54）と上パネル（52）とから
構成される。下パネル（54）は、ハウジング（58）とフ
ランジ（56）を有している。ハウジング（58）は、第３
図に示したＤサイズ電池の場合と同じ配置にて、Ｃサイ
ズの電池４個を保持できる形状である。両パッケージと
も、同じ陳列ラック上で取り替えることができるよう
に、外側寸法を等しくすることが望ましい。このため、
Ｃサイズ電池用のパッケージは、Ｄサイズ用のパッケー
ジよりも、上部を比較的大きくし、ブリスター部を小さ
くする。サイズの異なる電池に対してもパッケージの大
きさを均一にすることにより、これらのパッケージを一
緒に陳列したとき、一様で視覚に訴えることができる。
Ｄサイズ電池用のパッケージに関して説明した他の特徴
は、Ｃサイズ電池用のパッケージについてもほぼ当ては
まる。

パッケージに使用するプラスチック材料の望ましい実
施例として、低温割れに抵抗性を有するポリ塩化ビニル
を示したが、他のプラスチック材料を用いることもでき
る。これらのプラスチック材料として、低温割れを起こ
さないポリ塩化ビニル、プロピオナート、修正ポリエチ
レンテレフタラートグリコール（PETG）、及びＫ−樹脂
を挙げることができる。前述のパッケージは肉厚約0.01
4インチのシート材から作ったが、肉厚は0.008〜0.016
インチの範囲内で変えることができる。更に、前ブリス
ターを、後ブリスターよりも厚肉の材料から作ることも
できる。これは、後ブリスターが保持す重量が、前ブリ
スターよりも少ないためである。例えば、前ブリスター
のシート材を0.014インチ、後ブリスターのシート材を
0.008インチの厚さにすることができる。

前述した具体的な実施例については、特許請求の範囲
に規定された本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く、変形を加えることができることは理解されるべきで
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるＤサイズ電池用の電池パッケー
ジの斜視図、第２図は第１図に示したパッケージの側面
図、第2A図はパッケージの天面部を折り曲げた状態を示
すパッケージの側面図、第３図は本発明のパッケージを
陳列用ロッドから複数個吊り下げたときの状態を上から
見た図、第４図は第１図に示したパッケージの後面図、
第５図は第１図に示したパッケージの底面図、第６図は
第１図に示したパッケージの構造分解図、及び第７図は
本発明にかからＣサイズ電池用の電池パッケージであ
る。 （10）……パッケージ、（11）……ハウジング （12）……前ブリスター、（14）……後ブリスター （15）……下パネル、（16）……上パネル （32）……係止手段、（44）……前部材 （46）……後部材

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−235076（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−3209（ＪＰ，Ｕ)

Claims (5)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】４個の円筒形状物品を販売展示するための
   パッケージであって、パッケージは前記物品を収容する
   ためのハウジングを有し、該ハウジングは前ブリスター
   と後ブリスターによって形成され、収容された物品を直
   立状態で保持し得る形状であり、２個の物品は、一方の
   物品Ｃが他方の物品Ａの背後となるようにしてパッケー
   ジの中央部に配置され、かつ、後方の物品の前部が前方
   の物品の後部と実質的に接触するようにしており、他の
   ２個の物品Ｂ、Ｄは、接触している前記２個の物品Ａ、
   Ｃの両側に配置され、その各々の物品Ｂ、Ｄが中央に配
   置された前記２個の物品Ａ、Ｃと接触するようにしてお
   り、これら４個の物品の配置は、前後方向の寸法が側部
   方向の寸法よりも短いダイヤモンド型の形態であるパッ
   ケージ。
2. 【請求項２】ハウジングは前ブリスター部と、後ブリス
   ター部とから構成され、前ブリスター部には物品の50％
   よりも多くの部分が収容されており、後ブリスター部に
   は係止手段が取り付けられており、一のパッケージの係
   止手段と、そのすぐ背後にあるパッケージの前ブリスタ
   ー部との相互作用によって、陳列ラックに吊るされた複
   数個のパッケージが一線上に配置されるようにしている
   請求項１に記載のパッケージ。
3. 【請求項３】パッケージを陳列ラックから吊るすことが
   できるようにするために、上パネルをハウジングから上
   向きに取り付けており、上パネルを少なくとも前ブリス
   ター又は後ブリスターの方に向けて折り曲げることがで
   きるようにするために、上パネルとハウジングの間に水
   平方向にヒンジ手段を取り付け、該ヒンジ手段は、ハウ
   ジングに収容された物品の重さが不釣合いとなるように
   分割する平面内にてハウジングに取り付けられており、
   ハウジング、パネル、及びヒンジ手段は全て一体的な関
   係を有し、これらは剛性で、透明の熱可塑性材料から作
   られる請求項１に記載のパッケージ。
4. 【請求項４】パッケージを表面上に立てることができる
   ようにするため、脚部をハウジングの底部に取り付けて
   いる請求項１に記載のパッケージ。
5. 【請求項５】物品は４個のＤサイズ電気化学電池又は４
   個のＣサイズ電気化学電池である請求項１に記載のパッ
   ケージ。