JP2556563Y2 - 副収容部と乾燥剤収容部付きキャップ - Google Patents

副収容部と乾燥剤収容部付きキャップ

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JP2556563Y2
JP2556563Y2 JP1991029290U JP2929091U JP2556563Y2 JP 2556563 Y2 JP2556563 Y2 JP 2556563Y2 JP 1991029290 U JP1991029290 U JP 1991029290U JP 2929091 U JP2929091 U JP 2929091U JP 2556563 Y2 JP2556563 Y2 JP 2556563Y2
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container
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desiccant
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cap
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勝広 久恒
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乾燥剤収容部と内容物
の使用説明書等を収容する副収容部を設けたキャップに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器の蓋に乾燥剤ケースを装着し
た乾燥剤ケース付き蓋は、実開昭59−64753号公
報に記載されている。そして、従来の容器には説明書な
どを内容物と別にしておく収容部を備えたものは存在し
なかった。このため説明書はビニールの袋などに入れら
れ容器の表面に貼り付けられるか、ひもなどで容器の口
部に結び付けられたり、あるいは内容物といっしょに容
器内に収納されていた。また、容器に副収容部を取り付
けた容器は、実開昭60−92937号公報に記載され
ている。
【0003】前記実開昭59−64753号公報に記載
された乾燥剤ケース付き蓋は、図4に示すように、容器
1の口筒部2に、蓋51を嵌着し、この蓋51の裏側
に、乾燥剤52を収容したケース53を接着し、ケース
53にケース53内と容器1内を連通させる通気孔18
を設けた乾燥剤ケース付き蓋である。前記実開昭60−
92937号公報に記載された容器は、図5に示すよう
に、容器1の端部に、密封収容空間61を形成する副収
容体60を取り付け、前記密封収容空間61に添え物6
2を収容して、外部を被覆体63で覆った容器である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記図4に示す乾燥剤
ケース付き蓋は、容器1に収容した内容物の説明書等を
収容するところがないので、前記容器1に説明書を貼り
付けたりひもで結び付けたりしようとすると、手数がか
かり、出荷時に容器を箱詰めする際には説明書が邪魔に
なって作業を面倒にしていた。また容器内に説明書を入
れると、取り出しにくく、取り出した後も説明書が皺に
なってしまうことがあった。
【0005】そして、図5に示す容器は、容器1に密封
収容空間61を形成する副収容体60を取り付けてい
る。しかしながら、前記図5の副収容体60は、容器1
の端部に設けているが、この副収容体60は、被覆体6
3を取り外して、容器1から副収容体60を取り外した
後は、再び、副収容体60を容器1に取り付けられない
ものである。
【0006】本考案は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、乾燥剤収容部を設けたキャップに、説明書を内容
物とは別に収納でき、かつ、反覆して収納及び取り外し
のできる副収容部を設けるようにすることを技術的課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、容器1の口筒
部2を冠着して密嵌する筒状本体6を設け、この筒状本
体6に設けた頂板8に、排出口11を設けると共に、頂
板8の一側部に薄肉ヒンジ12を介して筒状キャップ1
6を連設し、この筒状キャップ16には、前記排出口1
1を外嵌し冠着閉鎖する蓋板17を設け、この蓋板17
の上部の筒状部24に中仕切板30を載嵌して、中仕切
板30の下側に乾燥剤収容部26を形成すると共に、中
仕切板30の上側に副収容部35を形成し、前記蓋板1
7に乾燥剤収容部26と容器1内を連通させる通気孔1
8を設け、前記筒状部24の上縁に、前記副収容部35
を閉鎖する蓋体40を、開閉可能に装着した副収容部と
乾燥剤収容部付きキャップとした。
【0008】
【作用】本考案は、容器1の口筒部2に、筒状本体6を
嵌着し、筒状キャップ16の乾燥剤収容部26に乾燥剤
を収容して、容器1内に収容した内容物を乾燥状態にす
保持する。容器1の内容物の取り出しは、筒状キャップ
16を薄肉ヒンジ12で回動させて排出口11を開口さ
せて行なう。副収容部35は、蓋体40を開き、内部に
収容した説明書等の取り出し及び収納を行なう。
【0009】
【実施例】図1ないし図3は、本考案の一実施例の副収
容部と乾燥剤収容部付きキャップを示すものである。こ
の実施例は、合成樹脂製のボトルとして形成した容器1
の口筒部2に、雄ねじ3を設けてある。そして、前記口
筒部2に冠着して密嵌する合成樹脂製の筒状本体6を設
け、この筒状本体6には、前記雄ねじ3に螺合する雌ね
じ7を設けると共に、頂板8が設けてある。前記頂板8
には排出筒10が立設され、排出口11が形成されてい
る。
【0010】前記頂板8の下面には、前記口筒部2内に
密嵌する嵌入筒9が設けてあり、前記頂板8の一側部に
は、薄肉ヒンジ12を介して筒状キャップ16が連設し
てある。前記筒状キャップ16の内面の下部近くには、
蓋板17が一体に設けてあり、この蓋板17の下面に
は、前記排出筒10が外嵌される嵌合筒19が設けてあ
り、前記排出筒10に嵌合した嵌合筒19によって固定
された前記蓋板17で、前記排出口11を外嵌し冠着し
閉ざすように形成してあり、筒状キャップ16の他側部
の下部には、キャップ指かけ20が設けてある。
【0011】前記蓋板17を設けた部分より上部の筒状
部24の内周面には、環状に段部25が設けてある。そ
して、前記筒状部24には中仕切板30を嵌入し、中仕
切板30のフランジ32を前記段部25上に載置し、中
仕切板30の下面に設けた筒体31を、前記段部25の
下側の筒状部24の内周面に載嵌してある。そして、前
記中仕切板30と、その下側の蓋板17の間が、乾燥剤
収容部26に形成され、中仕切板30の上側が内容物の
取扱い説明書を収容する副収容部35に形成されてい
る。
【0012】前記蓋板17には、前記乾燥剤収容部26
と、排出口11内を連通させる通気孔18が設けてあ
り、乾燥剤収容部26は、前記通気孔18によって、容
器1内と連通する。また、前記中仕切板30の一側部に
は、前記筒状部24の上縁に達する支持片33が立設し
てあり、この支持片33の上部には、外側に向けて開口
する軸受部34が形成してある。
【0013】そして、前記支持片33の軸受部34に、
蓋体40の一側部に設けた軸42を嵌入して、前記蓋体
40を、前記筒状部24の上縁に、回動可能に装着し
て、蓋体40で副収容部35を閉鎖できるように形成し
てある。前記蓋体40には、下面の周縁部に、前記筒状
部24の上縁に嵌入する嵌入用筒部41が設けてあり、
上面には蓋体指かけ43が設けてある。従って、本考案
は容器1の口筒部2を冠着して密嵌する筒状本体6を設
けるとともに頂板8の一側部に薄肉ヒンジ12を介して
筒状キャップ16を連設し、この筒状キャップ16に
は、前記排出口11を外嵌し冠着閉鎖する蓋板17を設
ける構造としたことにより、蓋板17の上部に副収容部
35や乾燥剤収容部26を 設けて頂板8が上方より押圧
されても壊れることのない強固な構成にしている。
た、本考案は蓋板17の上部の筒状部24に中仕切板3
0を載嵌したことにより、中仕切板30の上部に副収容
部35を設けて中仕切板30が上方より押圧されても頂
板8に負担がかからない強固な構成にしている。
【0014】
【考案の効果】本考案は、筒状本体6に薄肉ヒンジ12
を介して筒状キャップ16を連接し、この筒状キャップ
16に設けた蓋板17の上部の筒状部24に、中仕切板
30を載嵌して乾燥剤収容部26と副収容部35を形成
し、筒状部24の上縁に副収容部35を閉鎖する蓋体4
0を設けたものである。したがって、本考案は、キャッ
プに乾燥剤収容部26と説明書等を収容する副収容部3
5とを、コンパクトに設けることができ、そして、副収
容部35と排出口11は、それぞれ別個に開閉できて操
作がし易いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の拡大断面図
【図2】本考案の一実施例の排出口を開いた状態の斜視
【図3】本考案の一実施例の分解斜視図
【図4】乾燥剤ケース付き蓋の従来例の断面図
【図5】副収容体を取り付けた容器の従来例の断面図
【符号の説明】
1 容器 2 口筒部 6 筒状本体 8 頂板 11 排出口 12 薄肉ヒンジ 16 筒状キャップ 17 蓋板 18 通気孔 24 筒状部 26 乾燥剤収容部 30 中仕切板 35 副収容部 40 蓋体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器1の口筒部2を冠着して密嵌する
    状本体6を設け、この筒状本体6に設けた頂板8に、排
    出口11を設けると共に、頂板8の一側部に薄肉ヒンジ
    12を介して筒状キャップ16を連設し、この筒状キャ
    ップ16には、前記排出口11を外嵌し冠着閉鎖する蓋
    板17を設け、この蓋板17の上部の筒状部24に中仕
    切板30を載嵌して、中仕切板30の下側に乾燥剤収容
    部26を形成すると共に、中仕切板30の上側に副収容
    部35を形成し、前記蓋板17に乾燥剤収容部26と容
    器1内を連通させる通気孔18を設け、前記筒状部24
    の上縁に、前記副収容部35を閉鎖する蓋体40を、開
    閉可能に装着した副収容部と乾燥剤収容部付きキャッ
    プ。
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