JP2556003B2 - 3端子可制御電気弁の駆動ユニツト - Google Patents

3端子可制御電気弁の駆動ユニツト

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JP2556003B2 JP61032248A JP3224886A JP2556003B2 JP 2556003 B2 JP2556003 B2 JP 2556003B2 JP 61032248 A JP61032248 A JP 61032248A JP 3224886 A JP3224886 A JP 3224886A JP 2556003 B2 JP2556003 B2 JP 2556003B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、3端子可制御電気弁、例えば、トランジ
スタや電界効果形トランジスタ、ゲートターンオフサイ
リスタ等を駆動するためのON信号、OFF信号を作成する
駆動ユニツトに関する。
〔従来の技術〕
第12図は、例えば、〔'84三菱半導体データブツク、
パワーモジユール/パワーモジユールスタツク編、頁6
−3〜6−8〕(昭和59年4月、発行元:誠文堂新光
社)に記載された3端子可制御電気弁(以下、電気弁と
略記する)の従来の駆動ユニツトをブロツク化して示し
たものである。同図において、30は交流電源、31は電源
トランス、32は整流・平滑回路であつて、これらにより
駆動用電源回路が構成されている。33は駆動回路、36は
3端子可制御電気弁であつて、この例では、電界効果形
MOSトランジスタが示されている。電源トランス31は交
流電源30の交流電力を降圧して整流・平滑回路32に供給
する。整流・平滑回路32は交流電源30の交流電力を正負
の直流電力に変換して駆動回路33に供給する。駆動回路
33はトランジスタT1、T2とフオトカプラー34を有し、ト
ランジスタT1のベースにはフオトカプラー34のフオトト
ランジスタTpのコレクタ出力が反転素子35を介して与え
られ、トランジスタT2のベースにはフオトトランジスタ
Tpのコレクタ出力が直接与えられる。このフオトカプラ
ー34には電気弁36のON動作、OFF動作を指令するためのO
N/OFF制御信号Pが図示しない制御装置、例えば、駆動
ユニツトがPWMインバータ用である場合には、インバー
タのPWM制御装置から供給される。
このユニットでは、ON/OFF制御信号が正のレベル(H
レベル)になると、その期間、トランジスタT1が導通し
て電気弁36のゲート・ソース間に駆動電圧が加わり該電
気弁36がONし電気弁36が接続されている図示しない電源
から図示しない負荷に電力を供給する。次いで、ON/OFF
制御信号が0のレベル(Lレベル)になると、その期
間、トランジスタT2が導通して電気弁36のゲート・ソー
ス間に逆極性の駆動電圧が加わり該電気弁36がOFFして
上記負荷に供給していた電力を遮断する。
このように、整流・平滑回路32により正負の直流電源
を備え、電気弁36をON/OFFさせるためのゲート信号を正
極性および負極性の信号(正極性および零の信号ではな
く)としたのは、ノイズに対する誤動作を防止して動作
の信頼度を向上させることと、特にターンオフ動作の高
速化を目的とするものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような動作をする従来の駆動ユニツトでは、ON/O
FF制御信号を、絶縁機能を持つフオトカプラー34を介し
て主回路即ち駆動回路33に結合することにより入力−出
力間を絶縁しているが、周知のように、フオトカプラー
34は高温にさらされるとその寿命が低下するので、周囲
環境が高温となるような用途、例えば、インバータであ
る場合、ユニツトの寿命が短く、信頼性が低下するとい
う問題がある上、電気弁36のスイツチングサージがフオ
トカプラー34のストレイキヤパシタンスを通して低圧回
路である前記制御装置側へ侵入するので、これが制御装
置のノイズとなつて該制御装置を誤動作させる場合があ
り、これも信頼性を低下させることになるという問題が
あつた。
また、電気弁36側が高電圧回路にある場合には、低圧
電源である交流電源30と主回路間にある電源トランス31
に高い絶縁耐力を持たせなくてはならなくなり、その所
要耐圧の確保が簡単でなくなるという問題があつた。
この発明は上記した従来の問題を解消するためになさ
れたもので、従来に比して、寿命が長く、信頼性を高め
ることができる3端子可制御電気弁の駆動ユニツトを提
供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、高周波電力をON
/OFF制御信号で変調して駆動回路側へ電磁結合回路部を
介して伝送し、駆動回路側では変調波からON/OFF制御信
号を復調して該ON/OFF制御信号を再生する他、整流・平
滑して直流電力に変換し、該直流電力を駆動用電力とし
て用いる構成としたものである。
〔作用〕
この発明では、ON/OFF制御信号が高周波電力と合成さ
れて電磁結合回路部を通し駆動回路側へ搬送され、駆動
回路側では、ON/OFF制御信号を再生し、高周波電力を駆
動回路に必要な正負の直流電力に変換する。変調波を送
出する低圧回路側とこれを受信する駆動回路側間にはフ
オトカプラーが無いので、電気弁のスイツチングサージ
の低圧回路側への侵入は抑制もしくは防止され、また、
ユニツトの長期使用が可能となる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の第1の実施例を示したものであ
る。図において、1は第1の高周波電力発振回路(発振
周波数fa)、2は第2の高周波電力発振回路(発振周波
数fb<fa)であつて、両発振回路の発振出力は切換スイ
ツチ3を通して電力増幅回路4に切換入力される。該切
換スイツチ3は図示しない前記制御装置から供給される
ON/OFF制御信号Pに応答して切換動作を行う。1〜4に
より変調回路部が構成されている。5は第1のタンク回
路(同調回路)、6は第2のタンク回路(同調回路)、
7は第3のタンク回路(同調回路)であつて、これらは
電磁結合回路部を構成している。なお、説明の便宜上、
これらタンク回路のコイルとコンデンサは符号を共通と
してそれぞれWとCで示してある。第1のタンク回路5
は電力増幅回路4の出力端子間に接続され、第2のタン
ク回路6は検波回路(周波数弁別回路)8の入力端子間
に接続され、第3のタンク回路7はセンタータツプを有
し、電力変換回路部10の入力部に接続されている。検波
回路8と再生回路9により復調回路部が構成されてお
り、再生回路9の出力は駆動回路11に信号入力される。
電力変換回路部(整流・平滑回路)10は駆動回路11に正
負の直流電力を供給する。この駆動回路11は第12図の駆
動回路33のフオトカプラー34を内蔵しない点において該
駆動回路33と異なるが他の構成は同じである。12は前記
電気弁36と同じ3端子可制御電気弁である。
次に、この駆動ユニットの動作を第2図に示す動作波
形図を参照して説明する。
第1の高周波電力発振回路1が送出する高周波電圧Va
(振幅Ao)の発振周波数faと第2の高周波発振回路2の
高周波電圧Vb(振幅Ao)の発振周波数fbは電気弁12のス
イツチング周波数従つてON/OFF制御信号PのON/OFF周波
数の最大周波数よりはるかに高い周波数を有している。
両周波数faとfbには周波数差を持たせてあり、例えば、
周波数fa=51MHzである場合、周波数fb=50MHzに選択さ
れる。第1の高周波電力発振回路1の出力Vaと第2の高
周波電力発振回路2の出力VbはON/OFF制御信号Pにより
切換制御されて、換言すれば、周波数推移変調されて電
力増幅回路4に供給される。即ち、第1の高周波電力発
振回路1の出力Vaは、ON/OFF制御信号PのHレベル期間
の間、電力増幅回路4に結合され、第2の高周波電力発
振回路2の出力VbはON/OFF制御信号PのLレベル期間の
間、電力増幅回路4に結合される。電力増幅回路4に供
給された変調波Vabは該電力増幅回路4で電力増幅され
たのち ンク回路5に送出され該タンク回路5の同調周
波数(共振周波数)foと共振する。この共振周波数foは
fo=(fa+fb)/2となるように、即ち、変調波Vabの中
心周波数となるように設定してある。
タンク回路5を通して送出された変調波Vabは該タン
ク回路5と電磁的に結合されている第2のタンク回路6
と第3のタンク回路7を通して受信される。第2のタン
ク回路6の共振周波数及び第3のタンク回路7の共振周
波数は共に上記foに設定してある。第2のタンク回路6
を通過した変調波Vabは検波回路8により包絡線検波さ
れる。検波回路8としては、例えば、刊行物〔発振、変
復調回路の考え方、頁136〜140〕(昭和58年12月10日、
発行元:オーム社)に記載されているフオスターシーレ
形周波数弁別回路や比率検波回路を使用する。検波回路
8は周波数fa(>fo)の入力信号に対しては正の信号+
Vを出力し、周波数fb(<fo)の入力信号に対しては負
の信号−Vを出力する。この検波回路8の出力の正の期
間はON/OFF制御信号PのHレベル期間に等しく、負の期
間はON/OFF制御信号PのLレベル期間に等しい。再生回
路9は検波回路8の上記出力を整流・波形整形して出力
する。従つて、ON/OFF制御信号PのHレベルの間は正レ
ベルにあり、Lレベルの間は0レベルである信号を送出
し、ON/OFF制御信号を再生する。再生回路9としては、
例えば、高周波用ダイオード整流回路や、3端子可制御
電気弁を使用して同期整流する回路を使用する。この再
生ON/OFF制御信号は駆動回路11のトランジスタT1、T2の
ベースに供給される。
他方、タンク回路7を通過した変調波Vabは電力変換
回路部10を通して正極性と負極性の直流に変換され駆動
用電力として駆動回路11に供給されるとともに、受信側
回路で、作動電源を必要とする回路の該作動用電源とし
て供給される。なお、タンク回路7の共振周波数は上記
したように中心周波数foに設定して受信電力差を無くす
ようにしている。
駆動回路11は、再生ON/OFF信号を受けてトランジスタ
T1、T2が交互にON動作し、トランジスタT1のON時には、
電力変換回路部10から供給される正極性の電圧を電気弁
12のゲート・ソース間に、トランジスタT2のON時には、
電力変換回路部10から供給される負極性の電圧を電気弁
12のゲート・ソース間に供給する。
このように、本実施例では、駆動用電力を高周波とし
これを搬送波としてON/OFF制御信号を送信し、これを駆
動回路11側で受信してON/OFF制御信号の再生と直流電力
への変換を行うものであり、送信側と受信側とをタンク
回路5、6及び7からなる電磁結合回路部を通して電磁
的に結合している。
従つて、本実施例によれば、信号入力、電力受電に対
し個別に耐圧処理を考慮する必要がなくなる利点があ
る。
また、本実施例では、フオトカプラーを使用しないの
で、低圧側へのノイズ移行の原因となるストレイキヤパ
シタンスも従来に比して低減されることになり、電気弁
12のスイツチングサージ等に起因する前記した制御装置
の誤動作を防止して信頼性を高めることができる。
また、フオトカプラーを使用しないので、周囲環境が
高温となる用途の場合でも、長期使用が可能となり信頼
性が向上する。
本実施例には、上記ユニツトの信頼性を向上させる利
点の他、ユニツトの耐圧、及び実装組立に関し、下記に
述べる大きな利点がある。即ち、本実施例では、変調波
を送出する送出側と、該変調波を受信する受信側とを電
磁結合回路部で電磁的に結合しているが、この結合は機
械的には、非接触であるため、電磁的に結合するタンク
回路のコイル−コイル相互間やフエライトコア相互対向
空間を拡げてその間に絶縁シートを介在させるだけで、
また、両者を個別にモールドすることにより、絶縁耐力
を簡単に高めることができるので、電気弁12側が高電圧
回路であつても、必要な耐圧を容易に得ることができ
る。
更に、この実施例では、変調回路部と、復調回路部及
び電力変換回路部との結合が非接触な電磁結合であり、
配線、コネクタ等により結合する必要はなく、空間的に
分離することができるので、ユニツト組立が容易とな
る。
また、本実施例では、上記電磁的結合が非接触である
ため、従来のように、電気弁12のスイツチングサージが
電源トランス31の1次、2次間ストレイキヤパシタンス
を通して低圧側へ移行する、といつた現象を無くすこと
ができるので、より一層、信頼性を向上することができ
る。
第3図に、上記実施例のユニツトの実装配列構造の一
例を示しておく。この配列構造では、電気弁12上に2段
収容棚を組立て、上段収容棚21に変調回路部を構成する
回路1〜4とタンク回路5をまとめて搭載し、下段収容
棚22には、タンク回路6、7と復調回路部を構成する回
路8、9と電力変換回路部10、駆動回路11をまとめて搭
載することにより、コンパクトな設計となつている。23
は冷却フイン、24、25はカバー、26は棚脚である。
第4図はこの発明の他の実施例を示したものであつ
て、電磁結合回路部として、高周波トランス13を用いて
いる点において前記実施例のものと相違する。
この高周波トランス13は鉄心Fに巻回された入力側コ
イルWiと、該入力側コイルWiと疎結合された2つの出力
側コイルWa、Wbを有し、入力側コイルWiはコンデンサCi
と同調回路5を構成しており、出力側コイルWaとコンデ
ンサCaと同調回路6を構成し、出力側コイルWbはコンデ
ンサCbと同調回路7を構成している。
この第2の実施例は、前記第1の実施例の場合と同様
に、駆動用電力を高周波としこれを搬送波としてON/OFF
制御信号を作成し、これを駆動回路11側で受信してON/O
FF制御信号の再生と直流電力への変換を行う動作をする
が、上記第1の実施例と異なり、送出側と受信側とを高
周波トランス13で電磁的に結合している。この結合は前
記第1の実施例におけるような非接触電磁結合ではない
が、入力側コイルWiと2つの出力側コイルWa、Wbを疎結
合とすることにより、電気弁12が高電圧回路を構成する
場合でも、所要の耐圧をユニツトに持たせることは可能
である。
また、第1の実施例の場合と同様、フオトカプラーを
使用しないこともあつて、電気弁12のスイツチングサー
ジ等に起因する前記した制御装置の誤動作を低減するこ
とができ、従来に比し、長期間の使用が可能となり、信
頼性が向上する利点がある。
なお、第5図に、この実施例のユニットの実装配列構
造の一例を示しておく。
なお、上記第1及び第2の実施例では、2つの高周波
発振回路1と2及び切換スイツチ3を用いて周波数推移
変調信号を作成しているが、第6図に示す第3の実施例
及び第7図に示す第4の実施例のように、可変周波数の
高周波電力発振回路14を使用し、該発振回路14の発振周
波数をON/OFF制御信号Pにより制御して周波数変調を行
う構成としても同様の効果を得ることができる。この場
合、ON/OFF制御信号PのHレベル期間は発振周波数がf
a、Lレベル期間は発振周波数fbとなるように発振回路1
4が制御され、復調回路部では周波数偏移差を検出してO
N/OFF制御信号を再生する。
また、上記第1〜第4の実施例では、ON/OFF制御信号
で周波数推移変調もしくは周波数変調する方式となつて
いるが、第8図に示す第5の実施例及び第9図に示す第
6の実施例のように、位相変調回路15を設け、高周波電
力をON/OFF制御信号Pで位相変調し、位相検波回路16に
より検波する構成としてもよい。この場合、高周波電力
発振回路1は発振周波数foの高周波電圧を送出し、位相
変調回路15はON/OFF制御信号PのHレベルに対して位相
φa(例えば、0°)、Lレベルに対して位相φb(例
えば、180°)の位相変調波を発生する。検波回路16と
しては、例えば、前掲オーム社版刊行物頁145〜148に記
載のベクトル合成位相弁別回路やスイツチ形位相弁別回
路を使用する。
また、第10図及び第11図に示すように、振幅変調回路
17を用い、高周波電力発振回路1の出力をON/OFF制御信
号Pで振幅変調する方式としてもよい。この場合、高周
波電力発振回路1の発振周波数はfoである。振幅変調回
路17は、ON/OFF制御信号のLレベル時、高周波電力発振
回路1の出力が、Hレベル時、高周波電力発振回路1の
出力に振幅信号が重畳された信号を送出する。検波回路
18は、例えば、前掲オーム社版刊行物頁88〜89に記載さ
れた包短線検波方式の検波回路であつて、検波出力のレ
ベル差を再生回路9により再生する。
なお、この発明の適用対象は前掲した電気弁に限定さ
れるものではなく、本発明により駆動可能な全ての3端
子可制御電気弁を含む。
また、本発明を構成する各回路部の構成、具体回路も
実施例に示した構成、具体回路に限定されるものではな
い。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、駆動回路に必要な電力
を高周波電力としてこれをON/OFF制御信号で変調して送
出し、これを受信する駆動回路側で復調してON/OFF制御
信号を再生するとともに必要な正負の直流電源を作成
し、送出側と受信側とを電磁的に結合する構成としたこ
とにより、耐圧に考慮を払わねばならない回路部分は上
記送信側と受信側との結合部だけで済み、該結合部は電
磁的結合回路部としたから、従来に比し、ユニツトの寿
命を大幅に延ばすことができる上、電気弁のスイツチン
グサージに起因する誤動作を抑制もしくは防止して信頼
性を大幅に高めることができ、上記電磁的結合回路部を
非接触形とすることにより、ユニツトの耐圧を容易にし
かも大幅に高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示すブロツク図、第
2図は上記実施例の各部動作波形図、第3図は上記実施
例の実装構造例を示す側面図、第4図はこの発明の他の
実施例を示すブロツク図、第5図は上記他の実施例の実
装構造例を示す平面図、第6図〜第11図は、それぞれ、
この発明の更に他の実施例を示すブロツク図、第12図は
3端子可制御電気弁の従来の駆動ユニツトを示すブロツ
ク図である。 図において、1、2、14……高周波電力発振回路、3…
…切換スイツチ、4……電力増幅回路、5、6、7……
タンク回路(同調回路)、8……検波回路(周波数弁別
回路)、9……再生回路、10……電力変換回路部、11…
…駆動回路、13……高周波トランス、15……位相変調回
路、16……位相弁別回路、17……振幅変調回路、18……
振幅検波回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正負の直流電力を電源として動作しON/OFF
    制御信号に同期して3端子可制御電気弁にON信号・OFF
    信号を供給する駆動回路を備えた3端子可制御電気弁の
    駆動ユニットにおいて、 高周波電力を上記ON/OFF制御信号により変調する変調回
    路部、入力変調波を復調して上記ON/OFF制御信号を再生
    する復調回路部、入力変調波を整流・平滑して正負の直
    流電力に変換する電力変換回路部、および上記変調回路
    部の出力を電磁的に上記復調回路部と上記電力変換回路
    部に結合する電磁結合回路部を備え、上記駆動回路は、
    上記電力変換回路部が出力する直流電力を電源として動
    作し上記復調回路部が出力する再生ON/OFF制御信号に同
    期して上記3端子可制御電気弁にON信号・OFF信号を供
    給することを特徴とする3端子可制御電気弁の駆動ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】電磁結合回路部が、変調回路部、復調回路
    部及び電力変換回路部を物理的には非接触であるが電磁
    的に結合することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の3端子可制御電気弁の駆動ユニット。
  3. 【請求項3】電磁結合回路部が、1つの入力巻線と2つ
    の出力巻線を有する高周波トランスであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の3端子可制御電気弁の
    駆動ユニット。
  4. 【請求項4】変調回路部が、高周波電力をON/OFF制御信
    号により周波数推移変調し、復調回路部が入力変調波の
    周波数推移差を検出して上記ON/OFF制御信号を再生する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項ま
    たは第3項記載の3端子可制御電気弁の駆動ユニット。
  5. 【請求項5】変調回路部が、高周波電力をON/OFF制御信
    号により周波数変調し、復調回路部が入力変調波の周波
    数偏移差を検出して上記ON/OFF制御信号を再生すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項または
    第3項記載の3端子可制御電気弁の駆動ユニット。
  6. 【請求項6】変調回路部が、高周波電力をON/OFF制御信
    号により位相変調し、復調回路部が入力変調波の位相偏
    移差を検出して上記ON/OFF制御信号を再生することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項または第3
    項記載の3端子可制御電気弁の駆動ユニット。
  7. 【請求項7】変調回路部が、高周波電力をON/OFF制御信
    号により振幅変調し、復調回路部が入力変調波の振幅の
    大小を検出して上記ON/OFF制御信号を再生することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項または第3
    項記載の3端子可制御電気弁の駆動ユニット。
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JPS62189813A (ja) 1987-08-19

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