JP2555622Y2 - 高剛性ロッド/ホース繰出/巻取装置 - Google Patents

高剛性ロッド/ホース繰出/巻取装置

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JP2555622Y2
JP2555622Y2 JP2319192U JP2319192U JP2555622Y2 JP 2555622 Y2 JP2555622 Y2 JP 2555622Y2 JP 2319192 U JP2319192 U JP 2319192U JP 2319192 U JP2319192 U JP 2319192U JP 2555622 Y2 JP2555622 Y2 JP 2555622Y2
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JP
Japan
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rod
hose
rigidity
feeding
winding
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JP2319192U
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俊二 長町
宏司 田中
雅裕 竹岡
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Airec Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Airec Engineering Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、地中管路内の通線作
業、同管路内のカメラによる点検作業に使用する高剛性
ロッド、又は高圧水による同管路内の洗浄作業等に使用
する高剛性ホース等を巻枠から繰り出し又は巻枠に巻き
取るための高剛性ロッド/ホース自動繰出/巻取装置に
係り、特に既存の巻枠に取り付けるのみで、繰出/巻取
の作業性を大幅に向上させることができる高剛性ロッド
/ホース繰出/巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、マンホールに連結した地中管
路内の通線作業、同管路内のカメラによる点検作業、及
び同管路内の洗浄作業等を行う場合、前2者については
先端に通線やカメラを取り付けた高剛性のロッドを利用
し、また後者については先端に高圧水噴射ノズルを取り
付けた高剛性のホースを利用して、片側マンホールから
押し込んでそれらの作業を実行していた。このとき、非
常に剛性が強く常に真直になる傾向のある高剛性のロッ
ド又はホースを巻枠から繰り出したり、その巻枠に巻き
取る作業が必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この作
業は、繰り出しや巻き取りを直接人力によって行う作業
であるので、長距離管路における作業では、長時間の単
純労働の繰り返し作業を強いられることになり、作業員
にとっては重労働となり、作業能率の面で問題があっ
た。
【0004】本考案の目的は、高剛性のロッド又はホー
スの巻枠からの繰り出しや巻枠に対する巻き取りの作業
が効率的に行われるようにした高剛性ロッド/ホース繰
出/巻取装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、巻枠に取り付
けて、該巻枠から高剛性のロッド又はホースを繰り出し
又は該巻枠に巻き取るための高剛性ロッド/ホース繰出
/巻取装置であって、上記巻枠の内側に位置して上記ロ
ッド又はホースを折り曲げるガイドローラと、可逆回転
駆動される1対のローラ間に懸架された回転ベルトと、
該回転ベルトに対して上記ロッド又はホースを押圧する
押圧ローラと、上記ガイドローラでガイドされる上記ロ
ッド又はホースを上記回転ベルトと上記押圧ローラの間
にガイドするガイドピンとを具備するように構成した。
【0006】
【作用】本考案では、高剛性のロッド又はホースの繰出
時や巻取時に、そのロッド又はホースがガイドローラと
ガイドピンにより回転ベルトと押圧ローラとの間に正確
にガイドされ、その状態で回転ベルトの搬送力を受ける
ので、その繰り出しや巻き取りの作業は回転ベルトに搬
送力をモータ或いは人力で与えるので済み、折り曲げ力
を加える必要はなくなって、作業性が向上し作業能率が
向上する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。図
1はその一実施例の高剛性ロッド繰出/巻取装置を巻枠
に取り付けた使用説明図、図2はその高剛性ロッド繰出
/巻取装置の側面図、図3は同装置の正面図である。
【0008】図1において、1は高剛性ロッド繰出/巻
取装置、2は高剛性ロッド3を巻付ける巻枠であり、こ
の巻枠2は外周が閉じられ内周が開放した円形状でフレ
ームに載せた状態となっている。よってロッド3の巻取
時は、そのロッド3を巻枠2の内側に押し込むことによ
って、剛性により先端が押し込まれて巻き取りが行われ
る。また繰出時は、引き出すことによって、剛性により
順次繰り出しが行われる。本実施例の高剛性ロッド繰出
/巻取装置1はこの巻枠2のフレームに一体的に取り付
けられる。
【0009】4はマンホール、5はそのマンホール4か
ら連通する地中管路、6はマンホール4を介して管路5
と巻枠2を接続する可撓管であって、この可撓管6の先
端は可撓管把持具7によって巻枠2に取り付けられ、そ
の内部にロッド3がガイドされる。
【0010】上記の高剛性ロッド繰出/巻取装置1は、
図2、図3に示すように、可逆回転モータ11の駆動力
で回転する1対のローラ12、13を具備し、そのロー
ラ12、13の間に回転ベルト14が懸架されている。
15はその回転ベルト14のロッド3が載る上部分を下
面から支持する受けローラ群、16、17はロッド3の
横移動を規制して脱落を防止するよう回転ベルト14の
搬送方向の前後に設けられたガイドピンである。18は
ロッド3を回転ベルト14に対して押圧する押圧ローラ
であり、そのローラ軸18aを上下方向に移動させる調
整ネジ19をハンドル20によって調整することより、
その押圧力の調整が可能となっている。21は基台22
に対して着脱自在に固着されたアームであって、その先
端にガイドローラ23が取り付けられる。このガイドロ
ーラ23は上下左右に4個のローラを四角形状に閉じる
ように公知の方法で組み立てたものであって、図3に示
すように、回転ベルト14の中央に対してLだけずれる
よう取り付けられている。24は断面が角形状の取付脚
であって、この部分が巻枠2に対して固定状態で回転不
能に取り付けられる。
【0011】さて、本実施例の高剛性ロッド繰出/巻取
装置1は、上記したようにその取付脚24を巻枠2のフ
レームに対してボルトとナット等を使用して締め付け固
定する。このとき、図1に示すように、回転ベルト14
から距離Lだけずれているガイドローラ23が巻枠2の
内側のロッド3の繰り出し又は巻き付け位置に合致する
ようになる。
【0012】次に、巻枠2からロッド3を繰り出すとき
は、そのロッド3の先端をまずガイドローラ23に通過
させて折り曲げ、続けてガイドピン16を通過させて更
に折り曲げて、押圧ローラ18と回転ベルト14との間
を通過させてから、ガイドピン17を通過させて、可撓
管6の方向に繰り出す初期セットを行う。
【0013】この後は、ハンドル20により調整ネジ1
9を回転させて押圧ローラ18を下方向に移動させ、ロ
ッド3をこの押圧ローラ18で回転ベルト14に対して
押圧させてから、モータ11のスイッチをオンして正転
させる。これにより、ローラ12、13が回転して、回
転ベルト14の搬送力によりロッド3が矢印A方向に繰
り出される。この結果、ロッド3は可撓管6内にガイド
されて地中管路5内を進むようになる。
【0014】ロッド3を巻枠2に巻き取る際は、そのロ
ッド3の先端をガイドピン17→ガイドピン16→ガイ
ドローラ23の順にガイドして巻枠2に挿入する初期セ
ットを完了してから、モータ11を逆転して行う。
【0015】なお、上記実施例は高剛性ロッド3の繰り
出し/巻き取りについであるが、高剛性ホースの繰り出
し/巻き取りについても同様に実施できる。また、ロッ
ド3やホースの長さや種類によって巻枠1の大きさが種
々異なってくるが、ガイドローラ23とそれを取り付け
たアーム21を複数種類用意し、これを交換着脱できる
ようにしておくことによって、容易に対応することがで
きる。更に、上記実施例では駆動源として可逆回転モー
タを使用したが、手回しハンドル方式でローラ12、1
3を回転させる機構に変更することも可能である。
【0016】
【考案の効果】以上から本考案によれば、高剛性のロッ
ド又はホースが、巻枠の近傍においてはその巻枠の内側
に合致するようにガイドローラにより折り曲げられ、ま
た繰り出し先端や巻き取り末端側ではガイドピンによっ
て回転ベルトと押圧ローラの間にガイドされそこで巻取
/繰出の駆動力が付与されるので、強い力で真っ直ぐに
なる特性をもつ高剛性のロッドやホースを初期セットを
除いて人力で曲げたり引っ張ったりする必要がなく、極
めて効率的にその巻き取りや繰り出しを行うことがで
き、作業能率が大幅に向上する。
【0017】この作業は、巻枠に本装置を取り付けるの
みで可能であり、その巻枠に特別な加工を施す必要はな
い。また、複数種類のアームやガイドローラを用意して
おけば、あらゆる巻枠、あらゆる高剛性ロッド、あらゆ
る高剛性ホース等に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の高剛性ロッド繰出/巻取
装置を巻枠に取り付けた使用説明図である。
【図2】 同実施例の高剛性ロッド繰出/巻取装置の側
面図である。
【図3】 同装置の正面図である。
【符号の説明】
1:巻枠、2:高剛性ロッド繰出/巻取装置、3:ロッ
ド、4:マンホール、5:地中管路、6:可撓管、7:
可撓管把持具、11:可逆回転モータ、12、13:ロ
ーラ、14:回転ベルト、15:受けローラ群、16、
17:ガイドピン、18:押圧ローラ、19:調整ネ
ジ、20:ハンドル、21:アーム、22:基台、2
3:ガイドローラ、24:取付脚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹岡 雅裕 東京都台東区秋葉原5番8号 アイレッ ク技建株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−148766(JP,U) 実開 平4−14412(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻枠に取り付けて、該巻枠から高剛性
    のロッド又はホースを繰り出し又は該巻枠に巻き取るた
    めの高剛性ロッド/ホース繰出/巻取装置であって、 上記巻枠の内側に位置して上記ロッド又はホースを折り
    曲げるガイドローラと、可逆回転駆動される1対のロー
    ラ間に懸架された回転ベルトと、該回転ベルトに対して
    上記ロッド又はホースを押圧する押圧ローラと、上記ガ
    イドローラでガイドされる上記ロッド又はホースを上記
    回転ベルトと上記押圧ローラの間にガイドするガイドピ
    ンとを具備することを特徴とする高剛性ロッド/ホース
    繰出/巻取装置。
  2. 【請求項2】 上記回転ベルトにおける上記押圧ロー
    ラの押圧部の下側に受けローラを1乃至複数配置したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の高剛性ロッド/ホース
    繰出/巻取装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイドローラをアームを介して装
    置本体に交換自在に取り付けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の高剛性ロッド/ホース繰出/巻取装
    置。
JP2319192U 1992-03-19 1992-03-19 高剛性ロッド/ホース繰出/巻取装置 Expired - Lifetime JP2555622Y2 (ja)

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JPH0635264U JPH0635264U (ja) 1994-05-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220079717A (ko) * 2020-12-04 2022-06-14 고등기술연구원연구조합 유연 파이프의 자동 길이조절 릴링 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220079717A (ko) * 2020-12-04 2022-06-14 고등기술연구원연구조합 유연 파이프의 자동 길이조절 릴링 장치
KR102464442B1 (ko) 2020-12-04 2022-11-08 고등기술연구원연구조합 유연 파이프의 자동 길이조절 릴링 장치

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