JP2553680Y2 - マットスイッチ - Google Patents

マットスイッチ

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JP2553680Y2
JP2553680Y2 JP3817192U JP3817192U JP2553680Y2 JP 2553680 Y2 JP2553680 Y2 JP 2553680Y2 JP 3817192 U JP3817192 U JP 3817192U JP 3817192 U JP3817192 U JP 3817192U JP 2553680 Y2 JP2553680 Y2 JP 2553680Y2
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switch
mat
tape
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mat switch
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▲吉▼春 山田
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株式会社東京センサ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、鉄道の駅にお
けるプラットホームと線路との間の路面、あるいは、店
舗等の床面に設置され、プラットホームから線路側に人
が誤って落下した時、あるいは、夜間において無人の店
舗内に賊が侵入した時に警報信号を発するためのマット
スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、新幹線ホームの線路との路面に
は、自動扉に使用されるようなマットスイッチが配置さ
れ、ホームから誤って人が該マットスイッチ上に落下し
た時に、該マットスイッチによって人が落下したことを
運転室に知らせ、列車を停止させるようなシステムが採
用されている。
【0003】また、貴金属を扱う店舗にあっては、防犯
の目的からマットスイッチを床面に設置し、開店時には
マットスイッチをオフ状態となし、夜間の閉店時にはマ
ットスイッチを動作状態として、賊が侵入してマットス
イッチを踏んだ時に警備会社に警報を発するようなシス
テムも開発されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うなマットスイッチにあっては、猫や犬等の小動物がマ
ットスイッチを踏んだ場合にも、該マットスイッチがオ
ン状態となって警報信号を送出し列車を停止させたり、
警備会社の社員が現場におもむく等の問題が発生した。
【0005】そこで、マットスイッチに接続される検知
回路の感度を低下させるということが考えられるが、安
全性を考慮すると感度を下げるということはできない。
結果として、前記したようなシステムは信頼性が劣るも
のとして多く利用されるに到っていないものである。
【0006】本考案は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、少なくともテープス
イッチの2つを同時に踏んだ時に警報信号を出力するよ
うにしたので、小動物によってテープスイッチの1つが
踏まれても警報信号を発することがないマットスイッチ
を提供せんとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案におけるマットス
イッチは前記した目的を達成せんとするもので、その手
段は、金属細帯状電極板を絶縁状態で対向させ、加圧す
ることにより前記対向する電極板同士が接触してスイッ
チオン状態となるテープスイッチの複数本を、マット内
に所定間隔を介して並列して配置し、前記テープスイッ
チの一端を前記マットよりリード線によって導出し、か
つ、前記テープスイッチの他端間をダイオードを介して
接続したものである。
【0008】
【作用】前記した如く構成した本考案におけるマットス
イッチは、隣接するテープスイッチの間にダイオードを
接続し、少なくとも2つのテープスイッチが同時にオン
状態とならないと警報信号を出力しないので、猫や犬等
の小さなものがマットスイッチを踏んでも警報信号が出
力されず、従って、誤動作を防止できるものである。
【0009】
【実施例】次に本考案に係るマットスイッチの一実施例
を図面と共に説明する。図1において、1は表裏2枚の
ゴム板等によって形成されたマット、2は該マット1の
間に、例えば、5〜6cmの間隔で平行して配置されたテ
ープスイッチにして、図2に示すような構成になってい
る。
【0010】すなわち、テープスイッチ2は一対の帯状
薄板の金属板である電極板2a,2a′と、該電極板2
a,2a′の長手方向端縁に沿って介在された絶縁材2
bと、これら電極板2a,2a′と絶縁材2bの全体を
覆うビニール等の被覆材2cとから構成されている。な
お、一対の電極板2a,2a′は互いに離れる方向に湾
曲されている。
【0011】而して、前記した如く構成したテープスイ
ッチ2は、被覆材2cの上面から踏む等して外圧を印加
すると、上面の電極板2aが下方に変形して下面の電極
板2a′と接触する。従って、電極板2a,2a′の夫
々にリード線2dを接続すれば、電極板2a,2a′が
接触することにより、2本のリード線2d間は短絡され
ることになる。
【0012】以上は公知のマットスイッチの構造と同じ
であるが、本考案にあっては、隣接するテープスイッチ
2の一方の電極板2a,2a間にダイオード3を接続
し、他方の電極板2a′,2a′にリード線3を接続す
る。そして、このように構成したテープスイッチ2を多
数平行してマット1間に介在したことを特徴とするもの
である。
【0013】すなわち、図3に示すように、隣接する一
方のテープスイッチ2のリード線2dを電源(図示せ
ず)の陽極に、他方のテープスイッチ2のリード線2d
を電源の陰極に接続する。以下、同様に隣接するテープ
スイッチ2同士を陽極と陰極に接続するものである。
【0014】このように構成したマットスイッチは、例
えば、人等の大きなものがマット1を踏むと、テープス
イッチ2の間隔が5〜6cm間隔なので、少なくとも隣接
する2つのテープスイッチ2を踏むことになる。従っ
て、隣接する2つのテープスイッチ2が短絡されるの
で、図3に示すように、1つのリード線2d1 からテー
プスイッチ21 、ダイオード31 、テープスイッチ22
を介してリード線2d2 に電流が流れる。
【0015】この電流が流れることを、図示しない回路
によって運転指令室あるいと警備会社に警報信号を発す
ることにより、列車を停止させたり警備員を急行させた
りすることができる。
【0016】また、猫や犬等の小さなものがマットを踏
んだ場合には、隣接するテープスイッチ2あるいは2つ
隔てたテープスイッチ2を同時に踏む可能性は少ないの
で、リード線2dに電流が流れることはなく、従って、
誤動作による警報信号の発生は無くなるものである。
【0017】
【考案の効果】本考案は前記したように、少なくともテ
ープスイッチの2つを同時に踏んだ時に警報信号を出力
するようにしたので、小動物によってテープスイッチの
1つが踏まれても警報信号を発することがないので、誤
動作によって列車を止めたり警備員を派遣したりする等
の無駄な行動をとることがない等の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】テープスイッチの断面図である。
【図3】図1の等価回路図である。
【符号の説明】
1 マット 2 テープスイッチ 2a 電極板 2b 絶縁材 2c 被覆材 2d リード線 3 ダイオード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属細帯状電極板を絶縁状態で対向さ
    せ、加圧することにより前記対向する電極板同士が接触
    してスイッチオン状態となるテープスイッチの複数本
    を、マット内に所定間隔を介して並列して配置し、前記
    テープスイッチの一端を前記マットよりリード線によっ
    て導出し、かつ、前記テープスイッチの他端間をダイオ
    ードを介して接続したことを特徴とするマットスイッ
    チ。
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EP0778475A1 (en) * 1995-06-29 1997-06-11 The Nippon Signal Co. Ltd. Mat sensor
JP4671237B2 (ja) * 2006-06-28 2011-04-13 株式会社アイデル フィルムスイッチ

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