JP2552610Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2552610Y2
JP2552610Y2 JP1989122722U JP12272289U JP2552610Y2 JP 2552610 Y2 JP2552610 Y2 JP 2552610Y2 JP 1989122722 U JP1989122722 U JP 1989122722U JP 12272289 U JP12272289 U JP 12272289U JP 2552610 Y2 JP2552610 Y2 JP 2552610Y2
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fan
vibration
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cooling
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光秀 武田
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ソニー 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表示装置に係り、とくに色選別手段としてア
パーチャグリルをスクリーンの内側に配するようにした
CRTを有する表示装置における冷却用ファンの取付け構
造に関する。
〔考案の概要〕
キャビネット内の冷却を目的として設けられた例えば
複数台の冷却用ファンの回転に伴う振動によって、CRT
のスクリーン面の内側に配されているアパーチャグリル
の揺れを防止するために、冷却用ファンを防振ゴムを介
してシャーシに取付けるようにしたものであって、上記
冷却用ファンの振動に伴う画質の劣化を防止するように
したものである。
〔従来の技術〕
TV受像機からなる表示装置はCRTをキャビネット内に
配するようにしたものであって、電子銃から発生される
電子ビームを偏向コイルによってスクリーン面上を走査
してラスタを形成し、所定の画像を形成するようにした
ものである。そしてカラーTV受像機の場合には、CRTの
スクリーンの内側に色選別手段を配するようにしてい
る。そしてトリニトロン方式のCRTは色選別手段として
アパーチャグリルを備えるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
TV受像機が大型化し、あるいはまた高輝度管を用いる
場合には、キャビネット内の温度が上昇する。異常な高
温になった場合には、キャビネット内の電子部品に悪影
響を及ぼす可能性がある。そこで冷却用ファンをキャビ
ネットに取付け、キャビネットの内部を冷却することが
考察される。ところが冷却用ファンを取付けると、その
回転に伴う振動によって、色選別機構を構成するアパー
チャグリルが揺れることになる。アパーチャグリルは細
かいピッチで多数のスリットを鋼板上に縦方向に形成す
るようにしているために、スリット間にリニアなグリル
素子が配されることになり、このような素子が冷却用フ
ァンの回転に伴う振動によって揺れことになる。このよ
うな揺れは、カラー画像の劣化をもたらすことになる。
とくに大型のファンを設けると、その傾向が著しくなる
という問題がある。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
って、冷却用ファンによってキャビネットの内部を冷却
するようにしても、アパーチャグリルが揺れることがな
く、画質が劣化しないようにした表示装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、色選別手段としてアパーチャグリルをスク
リーンの内側に配するようにしたCRTを有する表示装置
において、 キャビネット内を冷却するための冷却用ファンを設
け、 前記冷却用ファンのフレームをファンベースに取付け
るとともに、 前記キャビネットの所定の位置に送風孔を形成し、 前記送風孔に前記冷却用ファンが臨むように前記ファ
ンベースを防振支持手段を介してキャビネット内のシャ
ーシに取付けるようにしたことを特徴とする表示装置に
関するものである。
〔作用〕
送風用ファンを駆動すると、キャビネットの送風孔を
通して空気の流動が起り、キャビネットの内部と外部と
で空気が流動し、キャビネットの内部が冷却される。送
風用ファンの駆動に伴う振動はファンベースとシャーシ
との間に介在される防振支持手段によって遮断され、こ
の冷却用ファンの回転に伴う振動がシャーシに伝達され
ることが防止される。よってシャーシ上の部品やCRTの
スクリーンの内側に設けられているアパーチャグリルに
振動が伝達されることがなくなる。
〔実施例〕
第3図および第4図は本考案の一実施例に係る表示装
置を構成するTV受像機を示すものであって、このTV受像
機は例えば合成樹脂成形体から成るキャビネット10を備
えている。キャビネット10の前面側にはベズル11が取付
けられるとともに、このベズル11の前面側に臨むように
CRT12が取付けられるようになっている。CRT12はそのス
クリーン面の内側にアパーチャグリル13を備えており、
このアパーチャグリル13によって色選別を行なうように
している。すなわちCRT12はトリニトロン管から構成さ
れている。またキャビネット15の上面側の3箇所にはそ
れぞれ複数本のスリット14が形成されている。そしてス
リット14が形成されているキャビネット10の内側には冷
却用ファン15が設けられている。
つぎにこのようなキャビネット10内を冷却する冷却用
ファン15の取付けについて説明すると、第1図に示すよ
うに冷却用ファン15はフレーム18を備えており、このフ
レーム18の中央部にモータ19が取付けられている。そし
てこのモータ19の出力軸に回転翼20が取付けられるよう
になっている。フレーム18はファン固定用ねじ21によっ
てファンベース22に取付けられるとともに、ファンベー
ス22が防振ゴム23を介してキャビネット10内のシャーシ
24に取付けられるようになっている。しかも防振ゴム23
は第2図に拡大して示すように円柱状のブチルゴムから
構成されており、その両端にそれぞれねじ21の座27を接
着して結合するようにしており、ねじ26に螺合するナッ
ト28によってファンベース22とシャーシ24とに固定され
るようにしている。
このように本実施例に係るTV受像機の冷却用ファン15
は、ファンベース22にファン固定用ねじ21によって固定
するとともに、このようなファン15のブロックは防振ゴ
ム23を介してシャーシ24に固定されるようにしている。
しかも防振ゴム23はねじ23の座27が一体となったもので
ゴム23を挟着するようになっており、このゴム23によっ
て振動を吸収するようにしている。なおここで用いられ
ているゴムとしては、ブチルゴムであってしかも硬さ
(JIS−A)が18の値のものを用いるようにしている。
従ってキャビネット10のスリット14の内側でファン15
の回転翼20がモータ19によって回転されることにより、
キャビネット10内の熱気がスリット14を通してキャビネ
ット10内から排出されることになる。また冷却用ファン
15の回転に伴って発生する振動は防振ゴム23によって吸
収されることになり、これによってシャーシ24への振動
の伝達が防止されることになる。従ってシャーシ24上に
取付けられている各種の部品が振動を受けることがにな
く、回路基板の半田が振動で外れることがなくなる。ま
たCRT12のスクリーンの内側に配されているアパーチャ
グリル13が冷却用ファン15の振動によって振れることが
なくなり、画質の劣化が防止される。
このように本実施例に係るTV受像機は、防振ゴム23を
利用した極めて簡単な構造によって冷却用ファン15の振
動の防止を行なうようにしたものであって、ファン15の
交換作業も非常に容易に行ない得るようにしている。こ
のような構造はとくに高解像度のCRT12を用いた大型モ
ニタにおけるアパーチャグリル13の揺れの防止に効果的
であって、上記のような大型のモニタの商品性を維持す
る上で極めて大きなメリットを有するものである。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、キャビネット内を冷却するた
めの冷却用ファンを設け、冷却用ファンのフレームをフ
ァンベースに取付けるとともに、キャビネットの所定の
位置に送風孔を形成し、送風孔に冷却用ファンが臨むよ
うにファンベースを防振支持手段を介してキャビネット
内のシャーシに取付けるようにしたものである。
従ってキャビネットの所定の位置に形成されている送
風孔に臨むように取付けられている送風用ファンを駆動
して送風孔を通してキャビネットの内外の空気の流動を
図ることにより、キャビネット内の熱気が外部に排出さ
れるようになり、キャビネット内の温度上昇が防止され
る。
上記冷却用ファンを駆動する際に生ずる振動は冷却用
ファンのフレームを取付けたファンベースをシャーシ上
において支持する防振支持手段によって遮断されるため
に、上記の振動がシャーシに伝達されることがなくな
る。従ってシャーシ上に取付けられている各種の部品が
振動を受けることを防止し、これによって部品の劣化を
防止するとともに、回路基板の半田が振動によって外れ
ることを未然に防止できるようになる。
また冷却用ファンの回転に伴って生ずる振動が上記防
振支持手段によって遮断され、CRTのスクリーンの内側
のアパーチャグリルに振動が伝達されることがなくな
り、アパーチャグリルの振れが防止され、画質の劣化が
回避されるようになる。
とくに冷却用ファンのフレームがファンベースに取付
けられ、このファンベースとシャーシとの間に防振支持
手段が介在するようになっているために、ファンの振動
がファンベースに伝わり、その振動が防振支持手段によ
って吸収されることになる。従ってより間接的に振動が
伝わっていくために防振性が高い構造になり、より効果
的に冷却用ファンの振動を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るTV受像機における冷却
用ファンの取付け構造を示す正面図、第2図は防振ゴム
の正面図、第3図は冷却用ファンを取付けたTV受像機の
平面図、第4図は同側面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 10……キャビネット 12……CRT 13……アパーチャグリル 14……スリット 15……冷却用ファン 18……フレーム 21……ファン固定用ねじ 22……ファンベース 23……防振ゴム 24……シャーシ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】色選別手段としてアパーチャグリルをスク
    リーンの内側に配するようにしたCRTを有する表示装置
    において、 キャビネット内を冷却するための冷却用ファンを設け、 前記冷却用ファンのフレームをファンベースに取付ける
    とともに、 前記キャビネットの所定の位置に送風孔を形成し、 前記送風孔に前記冷却用ファンが臨むように前記ファン
    ベースを防振支持手段を介してキャビネット内のシャー
    シに取付けるようにしたことを特徴とする表示装置。
JP1989122722U 1989-10-20 1989-10-20 表示装置 Expired - Fee Related JP2552610Y2 (ja)

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