JP2552571B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2552571B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は自動製氷装置を備えた冷蔵庫に関する。
従来の技術 自動製氷機を備えた冷蔵庫として例えば特開平1−23
4772号公報がある。この公報にあっては、製氷皿に温度
センサを設け、この温度センサの検出温度が製氷完了と
して設定された温度以下になったとき、製氷皿から氷を
取出し、その後、製氷皿に再給水して製氷する自動製氷
機を備えた冷蔵庫であって、前記製氷皿へ給水する動作
が実行された後に前記温度センサの検出温度が所定温度
以下であるとき、製氷皿内に水無しと判断する判断手段
と、この判断手段が水無しと判断したとき報知動作する
報知手段とを具備した技術が開示されている。
発明が解決しようとする課題 自動製氷機を備えた冷蔵庫は、一般的に冷蔵庫におけ
る冷凍室の中に自動製氷機を備えた製氷室を配置する
か、冷凍室と製氷室とを別の部屋となし、一つの蒸発器
を通過した冷気を冷凍室と製氷室の両室に分けて流すよ
うにすることが多い。ただし前後者ともに製氷室の設定
温度は冷凍室の設定温度を適用することが多い。前述の
技術においても同様で、判断手段における水無し判断の
基準温度となる所定温度は、冷凍室即ち製氷室の設定温
度(例えば強・中・弱の設定)いかんにかかわらず常に
一定の値に決められるものである。このため、製氷室の
設定温度と所定温度との温度差は、設定状態により異な
ってしまう不具合があった。また、製氷皿の給水前の温
度は、水無し判断に利用していないため、製氷室の設定
温度を知ることができず、あくまでも給水後の温度のみ
で水無しを判断している。したがって設定状態にかかわ
らず確実に水無しを判断できるようにするためには、判
断するまでの時間を設定温度の最低のものに合わせた長
いものにしなければならない制約があった。
そこで本発明は、製氷室の設定温度も加味しつつ貯水
タンクの水無し判断を迅速に行なえるようにした自動製
氷装置を有する冷蔵庫を提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明は、製氷皿に配設される温度センサと、この温
度センサの検出温度が設定された温度以下となったとき
製氷皿から氷を取り出す脱氷装置と、脱氷後貯水タンク
から前記製氷皿に給水する給水装置と、給水前の前記温
度センサの検知温度と前記給水装置の給水動作が実行さ
れた後の前記温度センサの検知温度との偏差が予め設定
された偏差値以下であるとき貯水タンク内に水無しと判
断する判断手段と、この判断手段が水無しと判断したと
き報知動作する報知手段とを備え、前記製氷皿に給水さ
れた水を製氷する自動製氷装置を有した冷蔵庫を提供す
るものである。
作 用 判断手段が水無しを判断するために、給水後の検知温
度だけでなく給水前の温度センサの検知温度も利用する
ことから、この給水前の検知温度が製氷皿を配設する部
屋すなわち製氷室の設定温度を確認する確認値として作
用するとともに、水無し判断を行なうたびに判断温度を
決めるための初期値として作用する。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第4図は冷蔵庫の扉を外した状態の冷蔵庫本体1が示
してあり、この本体1には、冷凍室2,氷温室3,製氷室4,
冷蔵室5,野菜室6及びボトル収納室7が形成され、製氷
室4内には自動製氷装置10が設けられている。
自動製氷装置10は、その概略を第3図に示すように、
底部に温度センサ11を取りつけ基体12に取りつけた軸13
にて回動自在に配設した製氷皿14と、温度センサ11の検
知温度が予め設定された所定温度TOFF以下となったとき
軸13を回転させて製氷皿14を反転させるとともにねじり
操作して氷を取り出す脱氷装置としてのモータ15と、製
氷皿14の下方に配設された上面に開口を有する貯氷容器
16と、脱水貯水タンク17から製氷皿14に給水動作を行な
う給水装置18と、これらの動作を制御する制御装置20と
を備えている。尚、貯水タンク17は、製氷室4ではなく
冷蔵室5に配置してある。
この自動製氷装置10の制御構成を第2図に示し、制御
装置20はマイクロコンピュータを主体として構成されて
おり、温度センサ11からの検出温度信号及び給水タンク
17が冷蔵室5内所定位置にセットされたときオン動作し
て検出信号を出力するタンク検出スイッチ21からの検出
信号が入力されるようになっている。
制御装置20は、予め記憶されたプログラムに従い駆動
回路22を介して給水装置18及びモータ15を動作制御する
ようになっている。
また、この制御装置20は、予め記憶されたプログラム
に従い、給水装置18の給水前に温度センサ11の検知温度
信号T1をサンプリングし、給水装置18の製氷皿14への給
水後において一定周期毎に温度センサ11の検知温度信号
T2をサンプリングし、両検知温度信号T1,T2の偏差ΔT
(=T2−T1)を算出し、給水終了後ある定められた時間
(例えば3分間)経過しても偏差ΔTが予め設定された
標準偏差値Ts以下にあるとき、製氷皿14内に「水無し」
と判断して報知手段としての水無しランプ23を点灯させ
るものである。従って制御装置20は、給水動作を行うに
もかかわらず製氷皿14に給水がなされていないことを特
徴とする判断手段としての機能を兼ね備えている。
尚、報知手段としての水無しランプ23は図示しない製
氷室4の扉の前面に取りつけてある。
ここで制御装置20により製氷皿14内に水が溜められて
いるか否か(即ち水無しか水有りか)を判断する場合の
動作を、第1図のフローチャートを参照して説明する。
まずステップS1において、温度センサ11による給水前
の検知温度に基づく温度信号T1がサンプリングされる。
次にステップS2にて給水装置18が起動し貯水タンク17の
水が製氷皿14内に供給される。ステップS3でこの給水動
作が終了したか否かが判断され、給水動作が終了する
と、ステップS4に移行しタイマーが計時動作を開始す
る。ステップS5では、温度センサ11による給水動作が実
行された後の検知温度に基づく温度信号T2が一定のタイ
ミングでサンプリングされる。この後ステップS6にて両
検知温度T1,T2から偏差(T2−T1)が標準偏差値Ts以下
であるか否かを判断し、T2−T1≦Tsのとき、ステップS7
に移行して、ある定められた時間(本例では3分間に設
定)が経過したか否かを判断する。一方、T2−T1>Tsの
とき、ステップS13に移行して、製氷皿14に水が溜めら
れていると判断される。
ステップS7にて時間が経過していなければステップS5
へ復帰し、経過していればステップS8に示すように製氷
皿14に水が溜められていないと判断され、次のステップ
S9で水無しランプ23が点灯される。このランプ23の点灯
により、製氷室4の外部に貯水タンク17に水がなくなっ
たことを報知することができ、これを見て使用者がタン
クへの水の補給が必要であることを知り、冷蔵室5から
貯水タンク17を取り出して給水し、再び冷蔵室5の所定
位置に貯水タンク17をセットする。この操作時にタンク
検出スイッチ21が一旦オフするため、ステップS10にて
タンク無しと判断されてステップS11へ移行し、ステッ
プS11で再度タンクの有無が判断される。この場合タン
クが再びセットされていれば、タンク検出スイッチ21が
再びオンするので、ステップs12へ移行して、水無しラ
ンプ23を消灯させて再びステップS1に復帰する。
一方、ステップS6にてT2−T1>TsでありステップS13
へ移行すると、次ステップS14にて給水動作から安定時
間(本例では2時間)が経過したか否かが判断され、時
間が経過していれば、ステップS15へ移行して温度セン
サ11の検知温度に基づく温度信号T3をサンプリングし、
ステップS16にてこの検知温度T3が予め定められた所定
温度TOFF以下であれば、ステップS17へ移行し、所定温
度TOFFを上回っていればステップS16へ戻る。
ステップS17では、オータ15を一方向(例えば時計方
向)へ回転させて製氷皿14を反転させるとともにねじり
動作させて氷を取り出し、ステップS18へ移行してモー
タ15を他方向(ここでは反時計方向)へ回転させ製氷皿
14を反転させて正常位置へ復帰させるとともにステップ
S1へ戻る。
このように本発明によれば、給水前の温度と給水後の
温度との偏差が標準偏差値以下であるとき、判断手段が
製氷皿14及び貯水タンク17内に水無しと判断するため、
製氷室4の制御温度変更や扉開閉等何らかの原因にて温
度センサ11による給水前の検知温度が変化した場合で
も、常に給水前の検知温度T1から偏差値Tsだけ増加した
か否かで水無しの判断を行なうことができる。このた
め、製氷室4の制御温度が変更された場合には、水無し
判断のための基準温度(従来技術でいう所定温度)も変
更するかたちとなり、常に製氷開始時点から水無し判断
までの温度差を一定に維持することができ、従来よりも
判断性能を向上できる。しかも、水無し判断までの時間
を設定温度状態の変化に関係なく一定にすることができ
ることとなり、水無し判断を設定温度に合わせ迅速に行
うことができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、判断手段が水無
し判断を行うにあたり、製氷皿の給水前の温度を検知し
ているため、この温度が製氷室の設定温度に対応するも
のとなり、水無し判断に製氷室の設定温度を加味をした
ものとできる。しかも、この給水前の検知温度に対して
偏差値を加えた温度を従来技術で示した所定温度とする
ことができる。さらに、水無し判断を行なう毎に給水前
の温度を検知するため、所定温度は製氷室の設定温度も
加味されたかたちで自動的に各回毎に定められ、しかも
判断までの時間を均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は判断手段の動
作を示すフローチャート、第2図は制御回路構成図、第
3図は製氷室の概略を示す縦断面図、第4図は扉及び引
き出しを除去した状態の冷蔵庫正面図、第5図は給水及
び製氷動作の繰返しに伴なう温度センサの検出温度変化
を示すグラフである。 1……冷蔵庫、4……製氷室、5……冷蔵室、 10……自動製氷装置、11……温度センサ、14……製氷
皿、15……モータ(脱氷装置)、16……貯氷容器、17…
…貯水タンク、18……給水装置、20……制御装置、21…
…タンク検出スイッチ、23……水無しランプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製氷皿に配設される温度センサと、この温
    度センサの検出温度が設定された温度以下となったとき
    製氷皿から氷を取り出す脱氷装置と、脱氷後貯水タンク
    から前記製氷皿に給水する給水装置と、給水前の前記温
    度センサの検知温度と前記給水装置の給水動作が実行さ
    れた後の前記温度センサの検知温度との偏差が予め設定
    された偏差値以下であるとき貯水タンク内に水無しと判
    断する判断手段と、この判断手段が水無しと判断したと
    き報知動作する報知手段とを備え、前記製氷皿に給水さ
    れた水を製氷する自動製氷装置を有した冷蔵庫。
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