JP2552543B2 - タオル横切り装置 - Google Patents

タオル横切り装置

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JP2552543B2
JP2552543B2 JP1116599A JP11659989A JP2552543B2 JP 2552543 B2 JP2552543 B2 JP 2552543B2 JP 1116599 A JP1116599 A JP 1116599A JP 11659989 A JP11659989 A JP 11659989A JP 2552543 B2 JP2552543 B2 JP 2552543B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06HMARKING, INSPECTING, SEAMING OR SEVERING TEXTILE MATERIALS
    • D06H7/00Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials
    • D06H7/02Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials transversely
    • D06H7/025Apparatus or processes for cutting, or otherwise severing, specially adapted for the cutting, or otherwise severing, of textile materials transversely in line with an embossed or a raised pattern on the fabric; Cutting pile fabric along a loopless or napless zone, e.g. the plain woven portion of towel cloth

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、長尺なタオル原反を一枚分のタオル生地に
横切りしていくタオル横切り装置に関する。
(従来技術) 従来の、長尺のタオル原反を次々と切断してタオル片
を形成する為のタオル横切り装置において、一方から他
方に向けて移動させる長尺のタオル原反を支持するため
の機台と、上記機台によって支持されている上記タオル
原反を切断予定部において横切りする為にタオル原反の
移動方向に対して直交する方向に横設された裁断手段
と、上記裁断手段によって横切りしてタオル片を切り離
し、残るタオル原反の前方端部を把持してタオル原反を
引っ張って移動させる把持引張り手段とを備え、タオル
原反に形成されている多数の平織り部における各切断予
定部において次々と切断するようにしたもの(例えば特
開昭58−220869号、特公昭59−51621号公報参照)は、
タオル原反Aの多数の平織り部における切断予定部に通
常形成されるヒマと称される部分の夫々を次々と切断し
て多数のタオル生地にすることができる利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし上記タオル横切り装置は、切断予定部の切断に
先立ってタオル原反を移動させる過程において、第6図
の(A)のように一方の段差B′が先に切断予定部に到
達し、他方の段差B″が到達しない状態、即ち、タオル
原反Aに伸張度の違いによる左右長さの相違が生じると
いう蛇行現象が生じた場合には直線化の為の手段を元部
側に設け、さらに送り先の布を弛める手段を講じなけれ
ばならず、制御手段が複雑化する問題点があった。
そこで本願発明にあっては、上記のような蛇行現象が
発生しても、クランプ手段と把持引張り手段に簡単な工
夫を加え、裁断位置30′のラインと切断予定部のライン
を一致させて、タオル原反から次々とタオル片を正確に
切り離しすることを可能ならしめるようにしたタオル横
切り装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本願発明のタオル横切り装置は、一方から他方
に向けて移動させる長尺のタオル原反Aを支持するため
の機台10と、上記機台10によって支持されている上記タ
オル原反Aを夫々多数の平織り部A1における各中間の切
断予定部aにおいて横切りする為にタオル原反Aの移動
方向A′に対して直交する方向に横設された裁断手段30
と、上記タオル原反Aが移動している過程において、タ
オル原反Aの平織り部A1とパイル織り部A2との段差
B′,B″を検出し裁断手段30の裁断位置30′に上記切断
予定部aを設定する為にクランプ手段に向けて設定位置
信号を個別に出力する少なくともタオル原反Aの移動経
路の左右両側に夫々配設されている切断予定部設定位置
検出手段40と、上記設定位置信号を受けてタオル原反A
の切断予定部aを裁断位置にクランプする為にタオル原
反Aの移動経路の左右両側に夫々個別に配設されている
クランプ手段50と、上記裁断手段30によって横切りされ
たタオル原反Aの前方端部を把持してタオル原反Aを引
っ張って移動させる把持引張り手段70とを備え、タオル
原反Aに形成されている夫々多数の平織り部A1における
各中間の切断予定部aにおいて次々と切断するようにし
てあるタオル横切り装置において、上記左右両側のクラ
ンプ手段50は、夫々同じ側にある切断予定部設定位置検
出手段40から発せられる信号を受けて作動するように構
成する一方、上記把持引張り手段70は、機台に対してタ
オル原反Aの移動方向に向けての往復動を自在としたフ
レーム本体71と、上記フレーム本体71に対して、両側が
夫々のクランプ手段50の存置場所に向けて交互的な揺動
を自在となるように中間部が枢着されている揺動フレー
ム72と、揺動フレーム72の両側に備えさせたタオル原反
A前方端部把持用の把持部材73、74とで構成したのであ
る。
〔実施例〕
第1図乃至第5図において、本実施例のタオル横切り
装置1は、長尺なタオル原反Aをそのヒマaにおいて横
切りする装置であって、機台10の長手方向に直行する方
向に横設されたバンドソー型裁断装置30と、タオル原反
Aの平織り部A1とパイル織り部A2との段差を検出し該裁
断装置30の裁断位置にヒマaを設定する信号を出力する
少なくとも左右一対のヒマ設定位置検出手段40と、設定
位置信号を受けてタオル原反Aをクランプし固定する少
なくとも左右一対のクランプ手段50と、上記裁断手段30
によって横切りされたタオル原反Aの前方端部を把持し
積層手段80上に引張って展開する把持引張り手段70と、
上記裁断装置30とヒマ設定位置検出手段40とクランプ手
段50と把持引張り手段70の作動を制御する制御手段90と
から構成されている。
機台10は、ほぼ直方体形状に枠組されており、概略一
方端(第1図の左側)から順次、原反ロールRからのタ
オル原反Aを張設するテンション棒T1,T2,T3を備えた導
入部11と、タオル原反Aの蛇行修正と裁断を行う作業部
12と、裁断されたタオル生地を展開して積層する集積部
13を配備している。
導入部11には、モータがローラ内に組込まれたモロー
ラ(ローラの中にモータが組み込まれたもの)21が設け
られており、ほぼタオル生地一枚分のタオル原反Aを第
1テンション棒T1と第2テンション棒T2との間にループ
状に垂下させ待機させてある。モローラ21の回動時期は
下部光電官PH1によって制御され、タオル原反Aが垂下
して光を反射すると停止する。又、タオルの幅にハンド
ルHの回動に連動して設定される一対のガイド板22,22
が設けられており、左右に左ネジと右ネジを半々に刻設
した螺杆23に螺合したナットを介して均等に幅広,幅狭
に調節されるようになっている。中段の光電管PH2は、
使用済みの原反と次の原反を荒縫いによって連結した箇
所を検出して、本装置1の作動を停止させヒマaの間隔
の乱れを手で補正できるようにしている。
作業部12には、エアーシリンダAC1によって水平方向
に進退駆動される作業板25が設けられており、その下流
側の前方端は裁断されたタオル原反Aの前方端を載置し
て前方に迫り出し、後述の把持引張り手段70によって把
持されやすいように作動可能となっている。この作業板
25の後方上流側には共に進退移動するように架台25a上
のエアーシリンダAC2によって上下動するクランプ26が
設けられており、上記迫り出し時にタオル原反をクラン
プし迫り出し完了と共に上動するようになっている。ま
た、該作業部12には、バンドソー型裁断手段30が、その
裁断部を後退位置における上記作業板25の前方端の前方
に近接して前のめり形状に設けられており、裁断に関与
しないバンドソーを収容した案内パイプ34は作業板25上
方に隔設されており間をタオル原反が走行できるように
なっている。
バンドソー型裁断装置30は、モータM3によって回転駆
動される駆動ホイール31とスプリング等によって外側に
付勢された従動ホイール32との周りにおいてバンドソー
33を周設しており、両ホィールブロック間を走るバンド
ソーのうち上流側に相当するものは上面に裁断に関与し
ないバンドソー部分を挿入するスリットを有した案内パ
イプ34によって案内されている。一方、下流側を走行す
る裁断に関与するバンドソーは、その切断エッジを作業
板25の前方端の前方に近接してそのレベルより若干下が
った位置で横断するように弾性部材で両側を保護して下
方案内パイプ35に案内されている。この下流側のバンド
ソーの上方部には、切断エッジをまたぐ形状の横断面が
逆凹型の押圧条材36が上下動自在に横設されており、該
条材36をその両端部に立設されたラック棒36a,36bを介
してピニオン37a,37bの回動に伴って上下動するように
構成している。従って、連結棒37で連結されたピニオン
37a,37aがエアーモータM4によって回動され、押圧条材3
6を下動させると、押圧条材36と切断エッジとの間に設
定されたタオル原反は周動している切断エッジに押圧さ
れ裁断されることになる。左ホイールブロックには、バ
ンドソー33の切断エッジを研摩する研摩装置37が設けら
れている。バンドソーは周動しているため幅広のタオル
原反に対しても無理無く均一にその切断エッジが当り、
切り残し無く効果的に切断すると共に、良好な切れ味を
保つ。
また、該作業部12に左右一対配設されたヒマ設定位置
検出手段40は、リミットスイッチを応用して厚いパイル
織り部A2と薄い平織り部A1との段差を検出する手段であ
って、この段差を検出して検出信号を出力し、この検出
時に該段差のある境界Bから所定距離lだけ離れた切断
予定部に通常形成されるヒマaが上記バンドソーの切断
エッジ上に位置するように位置決めするためのもので、
切断予定部設定位置検出手段として知られている。位置
決めは、ハンドルHを回動してその螺杆Sに螺合した架
台44を介して上述のガイド板22,22と同じ要領でガイド
レール41上において幅方向に調節され、また機台の長手
方向に上記所定長さlに対応して各々の架台44に設けら
れたハンドルhを回動して公知の方法で架台45を介して
調節されるようになっている。該検出手段40には、エア
ーシリンダAC3が架台45に組込まれており、パイル織り
部A2が通過している間は上動してセンサー部42が不作用
位置をとり、前方平織り部A1がさしかかると下動してセ
ンサー部42が作用位置をとるように作動し、後述のパル
スエンコーダ95によってこれらの上下動が制御される。
更に、該作業部12には上記各センサー部42の下流側前
方に左右一対のクランプ手段50が配設されており、タオ
ル原反の蛇行により左右のうち先に境界Bが到達したも
のから検出信号によって平織り部A1上の位置Cをクラン
プするようになっている。当該位置Cの幅方向の調節
は、ハンドルHの回動によって、その螺杆Sに螺合した
架台51を介して上記ヒマ設定位置検出手段40と連動して
行われる。長手方向には、バンドソーの切断エッジから
一定位置をとるように予じめ決められている。クランプ
手段50には、上下方向に作動するエアーシリンダAC4が
架台51に設けられており、更にその出力ピストン先端部
に設けられた架台52に幅横方向に作動するエアーシリン
ダAC5が設けられており、その出力ピストン先端部にク
ランプ金具(図示は省略)が取付られている。クランプ
手段50は、上記検出手段40の出力信号に対応してエアー
シリンダAC4によって下動し、先にヒマaが切断エッジ
上に到達した方からクランプし、左右両方の下動クラン
プが完了した段階で若干左右外側にエアーシリンダAC5
によって拡がり、被切断部位Xのヒマaをたるみの無い
ように真直ぐ引き伸ばす。ハンドルHを支持した架台F
の中間部に左右一対の光電管PH3が設けられており、万
が一横切りが不完全で切り残しが生じた場合に切り残し
を検出して本装置の作動を一時停止させるようになって
おり、ハンドソーは研摩される。
一方、集積部13には把持引張手段70が設けられてお
り、機台10上部の左右のコ形水平フレーム10a,10b内に
水平に縦設された一対のレール76,76に沿って往復動す
るようになっている。該手段70は、左右端部においてレ
ール76,76に摺動機能に貫設されたガイド71aとその下方
においてタイミングベルト77,77に固定されたクランプ7
1bを備えたフレーム本体71と、該フレーム本体71の中央
下部に後方に突出するように固定された支持板71cと、
該支持板71cの先端部上にピン72aによって水平面内にお
いて該ピン周りにおいて揺動可能に支持された揺動フレ
ーム72と、該揺動フレーム72の左右下部に固定されたリ
ニアウェイガイド73a内において摺動するリニアウェイ3
7bの各々の後方端上に固定された下部鰐口73と、揺動フ
レーム72上に立設された一対のブラケット72b,72bによ
って回動自在に軸承された旋動時74aに一対の支腕74b,7
4bを介して固定された上部鰐口74とから構成されてい
る。フレーム本体71の一方の端部には圧力空気管を保持
したキャタピラー体71bが連結されており、エアーシリ
ンダやエアーモータに往復動中でも圧力空気が供給でき
るようになっている。また、フレーム本体71の両側部に
は後方にピストンロッドが突出して揺動フレーム72をフ
レーム本体71に平行に固定する一対のエアーシリンダAC
7が固定されている。揺動フレーム72は、更にその下部
に固定板72cを介してエアーシリンダAC8を固定してお
り、そのピストンロッドの先端を下部鰐口73にブラケッ
ト73cを介して連結して下部鰐口73を上部鰐口74に対し
て進退移動させられるようになっている。即ち、後方に
伸長された位置において、上部鰐口74と咬合可能とな
り、タオル生地の前方端を把持し、前方に後退された位
置において咬合から外れてタオル生地の前方端を確実に
放つことができる。また、揺動フレーム72上に設けられ
た旋動軸74aはその一方の端に旋動角を制限するストッ
パー74cが取付られ、他方の端においてエアーモータM5
に連結されている。PH5は揺動フレーム72の後方部に固
定され、下部鰐口73の前方への後退位置を確認する光電
管である。
把持引張手段70の駆動部を成すタイミングベルト77,7
7は、水平フレーム10aの前後端部に設けられたスプロケ
ットホイール77a,77bに周設されており、前方端部のホ
イール77aの支軸77bを介してモータM1の正転逆転によっ
て往復動するようになっている。支軸77bには更にパル
スエンコーダ95を回動する回転力伝達手段が設けられて
いる。
更に集積部13には、把持引張手段70の往復路の下方に
積層手段80を配設しており、展開され横切りされるタオ
ル生地を順次積層していく。積層手段80は、最上部の積
載テーブル81と、機台10に固定された最下部のベース82
と、これらテーブル81とベース82間に連節されたX脚83
と、ベース82上に搭載されX脚83のレベルを調節する油
圧シリンダ84とから構成されており、積載されるタオル
生地の最上部のものが常に所定レベルに位置するように
光電管(図示は省略)によって監視し油圧シリンダ84の
ストロークを調節するようになっている。
(作用) 制御手段90については、以上の構成の本装置1の作動
と共に説明する。制御手段90のシーケンサーはコントロ
ールボックス91内に設けられており、圧力空気導入部92
から各エアーシリンダ,エアーモータに分配された導管
内への圧力空気の供給は多数の電磁弁から成るユニット
93を介して行われる。
先ず、手でタオル原反Aの先端部をロールRから繰り
出して、テンション棒T1〜T3とモローラ21にめぐらせ
て、最初のヒマaを裁断手段30の切断エッジ上に設定
し、自動運転に入る裁断手段30のエアーモータM4を回動
させて押圧条材36を下動させて当該最初のヒマaを切断
する。このときエアーシリンダAC2が下動してクランプ2
6がタオル原反Aの位置Yをおさえている。押圧条材36
が下死点に到達するとリードスイッチ(図示手段)を介
して検出し、把持引張手段70のモータM1を作動させて後
方に往動を開始させる。このとき、エアーシリンダAC7,
AC8はピストンロッドを伸長されて揺動フレーム72が揺
動しないように固定された状態に保つと共に下部鰐口73
を後方に伸長しエアーモータM5が作動されて咬合可能な
上部と下部の鰐口74,73が開いた状態となっている。押
圧条材36が上動して上死点に到達するとエアーシリンダ
AC1が収縮して作業板25は切断したタオル原反の前方端
を載置しクランプ26で押えたまま前方に迫り出す。作業
板25の前方端部は裁断手段の下方案内パイプ35上から前
方に迫り出し、鰐口73,74がタオル原反の先端部を把持
しやすくなる。鰐口は把持位置に接近すると、パルスエ
ンコーダ95によって減速され、リミットスイッチや近接
スイッチ等の位置検出スイッチ(図示省略)によって停
止され、エアーモータM5が逆転して咬合し、タオル原反
先端部を把持する。咬合をエアーモータM5に付設された
リードスイッチによって確認後、エアーシリンダAC2を
上動させてクランプ26を解放し、モータM1を逆転させて
咬合状態の鰐口73,74を前方に復動させると共にエアー
シリンダAC7を収縮させて揺動フレーム72を介して揺動
可能としている。鰐口の復動に伴って、一枚分垂下させ
てあったタオル原反Aは楽に積層手段80上に展開されて
いく。鰐口73,74が前方終端に近づいたのをパルスエン
コーダ95で検出して減速させると共に、エアーシリンダ
AC3を下動させてヒマ設定位置検出手段40のセンサー部4
2を平織り部A1に当接させてヒマ検出可能にする。第6
図(A)の如く、一方の長さLBが、他方の長さLAに対し
て伸張して長くなっている場合、即ち、タオル原反Aが
蛇行していて、幅方向の左右いずれか一方のパイル織り
部A2と平織り部A1との境界B′(例えば左側境界の段差
B′)がセンサー部40に到達すると、その左側境界の段
差B′の検出信号によって左側のクランプ手段50のエア
ーシリンダが下動してクランプする。すると揺動フレー
ム(72)の両側に備えさせたタオル原反(A)前方端部
把持用の把持部材(73、74)として構成したところの鰐
口73,74は左側が抵抗を受けて第6図の(B)図の如く
タオル原反Aの右側を矢印A′方向に引く形に揺動す
る。次いで右側の境界B″を右側のセンサー部40が検出
すると、右側のエアーシリンダAC4が下動してクランプ
し、同時にモータM1を停止させる。次いで、クランプし
た平織り部A1上の位置Cを外側に拡げるように左右の水
平方向のエアーシリンダAC5を外側に向けて作動させる
と共に、エアーシリンダAC3を上動させて左右両方のセ
ンサー部42を解放する。次に、エアーシリンダAC2を下
動させてクランプ26を作動させると共に、クランプ手段
50の各々のエアーシリンダAC4,AC5を復帰させ、更にエ
アーモータM5を正転させて鰐口73,74を開くと共に、エ
アーシリンダAC8を収縮させて下部鰐口73を前方に後退
させてタオル生地の先端を積層手段80上に落下させる。
この状態でセンサー部42はエッジから距離lに設定され
ているため、タオル原反Aの次のヒマaが裁断手段30の
切断エッジ上に位置決めされている。
以上で、一サイクルが完了する。タオル原反Aの供給
は鰐口73,74の復動時の展開と併せて実行され、切断が
開始されると往動が開始され大幅に一サイクルの時間が
短縮されている。また、蛇行修正時には、鰐口73,74が
揺動可能になっているので、クランプ手段50の修正効果
が倍増されている。
コントロールボックス91のセッターに入力された所定
の切断枚数にパルスエンコーダ95によって確認されると
本装置の運転は停止する。又、タオルの種類が変ってヒ
マaの間隔が変った場合には、コントロールボックス91
の長さセッターに新たに入力し、パルスエンコーダ95に
対する減速開始点とヒマ設定位置検出手段40の下動開始
点を変更する。又、ハンドルHを回動してタオル幅に応
じて検出手段40とクランプ手段50の左右位置を調節し、
ハンドルhを回動して境界Bとヒマaとの距離lに応じ
てセンサー部42の位置を調節する。
(発明の効果) 以上のように本願発明にあっては、タオル原反Aに形
成されている多数の平織り部A1における中間部の切断予
定部aの夫々を次々と切断して多数のタオル生地にする
ことができる効果があるその上に、 上記切断予定部aの切断に先立ってタオル原反Aを移
動させる過程において、第6図の(A)のように一方の
段差B′が先に検出手段40に到達し、他方の段差B″が
検出手段40に到達しない状態、即ち、タオル原反Aに伸
張度の違いによる左右長さの相違が生じるという蛇行現
象が生じても、そのままフレーム本体71を矢印A′方向
に進めると第6図の(B)のように揺動フレーム72が揺
動して、裁断位置30′のラインと切断予定部aのライン
を一致させて、正確な切断を可能ならしめる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の正面図、第2図は第1図の実施例
の左側面図、第3図は同実施例に係るバンドソー型裁断
装置の斜視図、第4図は同実施例に係る把持引張り手段
の斜視図、第5図はタオル生地の作業部位を示す説明
図、第6図の(A)、(B)図は把持引張り手段70と、
タオル原反Aと、裁断位置との関係を示す動作説明用平
面図。 (符号の説明) 1……タオル横切り装置、10……機台、30……裁断手
段、40……ヒマ設定位置検出手段、50……クランプ手
段、70……把持引張り手段、80……積層手段、90……制
御手段、A……タオル原反、a……ヒマ、A1……平織り
部、A2……パイル織り部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−220869(JP,A) 特公 昭59−51621(JP,B2) 特公 昭52−45832(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方から他方に向けて移動させる長尺のタ
    オル原反(A)を支持するための機台(10)と、上記機
    台(10)によって支持されている上記タオル原反(A)
    を夫々多数の平織り部(A1)における各中間の切断予定
    部(a)において横切りする為にタオル原反(A)の移
    動方向(A′)に対して直交する方向に横設された裁断
    手段(30)と、上記タオル原反(A)が移動している過
    程において、タオル原反(A)の平織り部(A1)とパイ
    ル織り部(A2)との段差(B′、B″)を検出し裁断手
    段(30)の裁断位置(30′)に上記切断予定部(a)を
    設定する為にクランプ手段に向けて設定位置信号を個別
    に出力する少なくともタオル原反(A)の移動経路の左
    右両側に夫々配設されている切断予定部設定位置検出手
    段(40)と、上記設定位置信号を受けてタオル原反
    (A)の切断予定部(a)を裁断位置にクランプする為
    にタオル原反(A)の移動経路の左右両側に夫々個別に
    配設されているクランプ手段(50)と、上記裁断手段
    (30)によって横切りされたタオル原反(A)の前方端
    部を把持してタオル原反(A)を引っ張って移動させる
    把持引張り手段(70)とを備え、タオル原反(A)に形
    成されている夫々多数の平織り部(A1)における各中間
    の切断予定部(a)において次々と切断するようにして
    あるタオル横切り装置において、上記左右両側のクラン
    プ手段(50)は、夫々同じ側にある切断予定部設定位置
    検出手段(40)から発せられる信号を受けて作動するよ
    うに構成する一方、上記把持引張り手段(70)は、機台
    に対してタオル原反(A)の移動方向に向けての往復動
    を自在としたフレーム本体(71)と、上記フレーム本体
    (71)に対して、両側が夫々のクランプ手段(50)の存
    置場所に向けて交互的な揺動を自在となるように中間部
    が枢着されている揺動フレーム(72)と、揺動フレーム
    (72)の両側に備えさせたタオル原反(A)前方端部把
    持用の把持部材(73、74)とで構成したことを特徴とす
    るタオル横切り装置。
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