JP2552386Y2 - 洗浄装置付スクリュープレス - Google Patents
洗浄装置付スクリュープレスInfo
- Publication number
- JP2552386Y2 JP2552386Y2 JP4605292U JP4605292U JP2552386Y2 JP 2552386 Y2 JP2552386 Y2 JP 2552386Y2 JP 4605292 U JP4605292 U JP 4605292U JP 4605292 U JP4605292 U JP 4605292U JP 2552386 Y2 JP2552386 Y2 JP 2552386Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen plate
- screw press
- shaft
- cleaning liquid
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- Prior art date
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗浄装置付スクリュー
プレスであって、更に詳しくはスクリーンプレートの目
詰まり及び濾液管の詰まりが無く、脱水効率に優れたス
クリュープレスに関するものである。
プレスであって、更に詳しくはスクリーンプレートの目
詰まり及び濾液管の詰まりが無く、脱水効率に優れたス
クリュープレスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスクリュープレス21は、ケーキ
入口22よりケーキKを投入し、ハウジング23内部に
横架されたコーン状の送り軸24の送り羽根25の案内
で、コーン状の送り軸24の小径側から大径側(図2中
右側)へ送られ、ハウジング23と送り軸24との間の
面積の縮小によって圧縮され、ハウジング23内面に取
付けられているスクリーンドラム26で濾液が濾過され
て系外へ排出され、一次脱水される。
入口22よりケーキKを投入し、ハウジング23内部に
横架されたコーン状の送り軸24の送り羽根25の案内
で、コーン状の送り軸24の小径側から大径側(図2中
右側)へ送られ、ハウジング23と送り軸24との間の
面積の縮小によって圧縮され、ハウジング23内面に取
付けられているスクリーンドラム26で濾液が濾過され
て系外へ排出され、一次脱水される。
【0003】送り軸24を通過したケーキKは、送り軸
24を延設している回転軸27側へ移動し、ダンパー2
8によって流出を阻止され、この部分(二次脱水ゾー
ン)で更に脱水され、回転軸27廻りに設置されている
スクリーンプレート29で濾液が濾過され、該スクリー
ンプレート29他端の濾液管30から系外へ排出され、
脱水効率の向上が図られている。
24を延設している回転軸27側へ移動し、ダンパー2
8によって流出を阻止され、この部分(二次脱水ゾー
ン)で更に脱水され、回転軸27廻りに設置されている
スクリーンプレート29で濾液が濾過され、該スクリー
ンプレート29他端の濾液管30から系外へ排出され、
脱水効率の向上が図られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、スクリ
ーンプレート29の目詰まり又は濾液管30が詰まり、
二次脱水ゾーンでの脱水が阻害されると、運転中に目穴
を洗浄する方法がなく、停止してケーキを除去して洗浄
する必要があるため、運転効率の低下、脱水効率の減少
を引き起こすという欠点がある。
ーンプレート29の目詰まり又は濾液管30が詰まり、
二次脱水ゾーンでの脱水が阻害されると、運転中に目穴
を洗浄する方法がなく、停止してケーキを除去して洗浄
する必要があるため、運転効率の低下、脱水効率の減少
を引き起こすという欠点がある。
【0005】かかる現状に鑑み、本考案者等はスクリー
ンプレートの目詰まり又は濾液管の詰まりが無く、連続
操業が可能なスクリュープレスを開発すべく鋭意研究を
重ねた結果、スクリーンプレート及び濾液管の洗浄が可
能な洗浄装置付スクリュープレスを完成するに至った。
ンプレートの目詰まり又は濾液管の詰まりが無く、連続
操業が可能なスクリュープレスを開発すべく鋭意研究を
重ねた結果、スクリーンプレート及び濾液管の洗浄が可
能な洗浄装置付スクリュープレスを完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、ハウジング内
部に横架している回転可能な送り羽根を有するコーン状
の送り軸の大径側にスクリーンプレートを有するスクリ
ュープレスにおいて、送り軸の大径を延設している回転
軸外周で、かつスクリーンプレートの内側に洗浄液供給
管が取付けられており、洗浄液が回転軸側からスクリー
ンプレート内側へ通水されてスクリーンプレートを洗浄
できる洗浄装置付スクリュープレスである。
部に横架している回転可能な送り羽根を有するコーン状
の送り軸の大径側にスクリーンプレートを有するスクリ
ュープレスにおいて、送り軸の大径を延設している回転
軸外周で、かつスクリーンプレートの内側に洗浄液供給
管が取付けられており、洗浄液が回転軸側からスクリー
ンプレート内側へ通水されてスクリーンプレートを洗浄
できる洗浄装置付スクリュープレスである。
【0007】
【作用】本考案は以上の如き構成のものからなり、送り
軸の大径から延設されている回転軸回りで、かつスクリ
ーンプレートの内側に洗浄液供給管が取付けられてい
る。本考案は、スクリーンプレートが目詰まりして濾液
が減少した場合又は間欠的に一定時間おきに洗浄液を供
給してスクリーンプレートの内側に洗浄液を通水し、即
ち濾液の流れと対向する方向に通水してスクリーンプレ
ートに付着しているケーキを除去する。
軸の大径から延設されている回転軸回りで、かつスクリ
ーンプレートの内側に洗浄液供給管が取付けられてい
る。本考案は、スクリーンプレートが目詰まりして濾液
が減少した場合又は間欠的に一定時間おきに洗浄液を供
給してスクリーンプレートの内側に洗浄液を通水し、即
ち濾液の流れと対向する方向に通水してスクリーンプレ
ートに付着しているケーキを除去する。
【0008】しかも、本考案は送り軸から延設している
回転軸回りに洗浄液供給管を取付けるという簡単な構造
であるから、従来のスクリュープレスにも簡単に適用す
ることができ、脱水効率の向上が図られると共に、スク
リーンプレートの目詰まりに伴う操業停止等が殆どな
く、連続運転の効率をも高めることができる。
回転軸回りに洗浄液供給管を取付けるという簡単な構造
であるから、従来のスクリュープレスにも簡単に適用す
ることができ、脱水効率の向上が図られると共に、スク
リーンプレートの目詰まりに伴う操業停止等が殆どな
く、連続運転の効率をも高めることができる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の一実施例であるが、次に図面
を参照して本考案を具体的に説明する。スクリュープレ
スのハウジング1内部に、先端が小径で、かつ後端が大
径とされたコーン状の送り軸2が回転可能に横架されて
おり、更に大径側から延設して回転軸3が取付けられて
いる。尚、該送り軸2外周面には送り羽根4が取付けら
れている。
を参照して本考案を具体的に説明する。スクリュープレ
スのハウジング1内部に、先端が小径で、かつ後端が大
径とされたコーン状の送り軸2が回転可能に横架されて
おり、更に大径側から延設して回転軸3が取付けられて
いる。尚、該送り軸2外周面には送り羽根4が取付けら
れている。
【0010】前記延設されている回転軸3回りは、二次
脱水ゾーンとされており、該回転軸3の外周で、かつス
クリーンプレート5との間に、洗浄液供給管6が取付け
られている。尚、図1中、符号7はケーキ入口、8はダ
ンパー、9は洗浄液取入れ口、10は濾液排出管、11
は濾液排出口、12はスクリーンドラムである。
脱水ゾーンとされており、該回転軸3の外周で、かつス
クリーンプレート5との間に、洗浄液供給管6が取付け
られている。尚、図1中、符号7はケーキ入口、8はダ
ンパー、9は洗浄液取入れ口、10は濾液排出管、11
は濾液排出口、12はスクリーンドラムである。
【0011】二次脱水ゾーンのスクリーンプレート5が
目詰まりした場合、洗浄液取入れ口9から洗浄液を洗浄
液供給管6に供給する。該洗浄液は回転軸3に沿ってコ
ーン状送り軸2の大径側へ流れ、その先端から外周のス
クリーンプレート5へ流れ、該スクリーンプレート5の
外側から流入している濾液と逆方向へ流れるともに、一
部の洗浄液は回転軸3に沿って濾液排出管10を介して
濾液排出口11から排出される。この洗浄液の供給によ
って、スクリーンプレート5に付着して目詰まりを起こ
しているケーキ及び濾液排出管10のケーキが洗浄され
て除去される。
目詰まりした場合、洗浄液取入れ口9から洗浄液を洗浄
液供給管6に供給する。該洗浄液は回転軸3に沿ってコ
ーン状送り軸2の大径側へ流れ、その先端から外周のス
クリーンプレート5へ流れ、該スクリーンプレート5の
外側から流入している濾液と逆方向へ流れるともに、一
部の洗浄液は回転軸3に沿って濾液排出管10を介して
濾液排出口11から排出される。この洗浄液の供給によ
って、スクリーンプレート5に付着して目詰まりを起こ
しているケーキ及び濾液排出管10のケーキが洗浄され
て除去される。
【0012】本考案は、送り軸2から延設している回転
軸3回りの二次脱水ゾーンの空間が従来のスクリュープ
レスより狭められているため、二次脱水ゾーンにおける
搾水作用が向上し、その結果脱水効率の向上が図れると
いう効果もある。尚、洗浄に当り、ダンパー8を僅かに
広げることにより洗浄液の流れは容易となり、更に洗浄
効果を向上せしめることができる。
軸3回りの二次脱水ゾーンの空間が従来のスクリュープ
レスより狭められているため、二次脱水ゾーンにおける
搾水作用が向上し、その結果脱水効率の向上が図れると
いう効果もある。尚、洗浄に当り、ダンパー8を僅かに
広げることにより洗浄液の流れは容易となり、更に洗浄
効果を向上せしめることができる。
【0013】
【考案の効果】以上の如く本考案は、送り軸から延設し
ている回転軸回りの二次脱水ゾーンに、該回転軸回り
で、かつスクリーンプレートの内側に洗浄液供給管を取
付け、該洗浄液供給管から洗浄液を供給することによっ
て、スクリーンプレート及び濾液排出管を簡単に洗浄す
ることができ、従来のスクリュープレスの欠点であった
目詰まりが簡単に解消でき、脱水効率の向上と共に、運
転効率の向上を図ることができる。
ている回転軸回りの二次脱水ゾーンに、該回転軸回り
で、かつスクリーンプレートの内側に洗浄液供給管を取
付け、該洗浄液供給管から洗浄液を供給することによっ
て、スクリーンプレート及び濾液排出管を簡単に洗浄す
ることができ、従来のスクリュープレスの欠点であった
目詰まりが簡単に解消でき、脱水効率の向上と共に、運
転効率の向上を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例の模式的断面図である。
【図2】従来の装置の模式的断面図である。
1:ハウジング 2:送り軸 3:回転軸 4:送り羽根 5:スクリーンプレート 6:洗浄液供給管 7:ケーキ入口 8:ダンパー 9:洗浄液取入れ口 10:濾液排出管 11:濾液排出口 12:スクリーンドラム
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジング内部に横架している回転可能
な送り羽根を有するコーン状の送り軸の大径側にスクリ
ーンプレートを有するスクリュープレスにおいて、送り
軸の大径を延設している回転軸外周で、かつスクリーン
プレートの内側に、洗浄液供給管が取付けられており、
洗浄液が回転軸側からスクリーンプレート内側へ通水さ
れてスクリーンプレートを洗浄できるように構成されて
いることを特徴とする洗浄装置付スクリュープレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605292U JP2552386Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 洗浄装置付スクリュープレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605292U JP2552386Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 洗浄装置付スクリュープレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06587U JPH06587U (ja) | 1994-01-11 |
JP2552386Y2 true JP2552386Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=12736258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4605292U Expired - Fee Related JP2552386Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 洗浄装置付スクリュープレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552386Y2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5332697U (ja) * | 1976-08-26 | 1978-03-22 | ||
JPS5332696U (ja) * | 1976-08-26 | 1978-03-22 | ||
JPS5351398U (ja) * | 1976-10-01 | 1978-05-01 | ||
JPS5493498U (ja) * | 1977-12-12 | 1979-07-02 | ||
JPS54103399U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-20 | ||
JPS54119597U (ja) * | 1978-02-07 | 1979-08-21 | ||
JPS54134694U (ja) * | 1978-03-08 | 1979-09-18 | ||
JPS54134696U (ja) * | 1978-03-09 | 1979-09-18 | ||
JPS54140996U (ja) * | 1978-03-22 | 1979-09-29 | ||
JPS5648584U (ja) * | 1980-08-02 | 1981-04-30 | ||
JPH0455504Y2 (ja) * | 1988-03-31 | 1992-12-25 | ||
JP6535700B2 (ja) * | 2017-05-22 | 2019-06-26 | 川口精機株式会社 | スクリュー脱水機及びスクリュー脱水方法 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP4605292U patent/JP2552386Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06587U (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
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