JP2552206Y2 - Cvケーブルのプレハブ接続部 - Google Patents

Cvケーブルのプレハブ接続部

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JP2552206Y2
JP2552206Y2 JP1991079524U JP7952491U JP2552206Y2 JP 2552206 Y2 JP2552206 Y2 JP 2552206Y2 JP 1991079524 U JP1991079524 U JP 1991079524U JP 7952491 U JP7952491 U JP 7952491U JP 2552206 Y2 JP2552206 Y2 JP 2552206Y2
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hydraulic
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bag
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正之 丹
和夫 渡辺
昭太郎 吉田
一夫 天野
明年 渡辺
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Fujikura Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、CVケーブルのプレ
ハブ接続部(中間および終端)に関し、特にそこに用い
られているプレモールド絶縁体を押す手段に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来のプレハブ接続部を模型的
に示した。10はCVケーブルの全体。12はケーブル
導体で、14はその接続部(導体接続部)、16はケー
ブル絶縁体である。ケーブル導体接続部14およびその
付近のケーブル絶縁体16の回りに、エポキシユニット
18を配置する。
【0003】ケーブル絶縁体16の端部の上にプレモー
ルド絶縁体20を装着し、その傾斜する前面をエポキシ
ユニット18に密着させる。押し金具30をバネ32に
よって付勢し、その力によりプレモールド絶縁体20を
前方に押して、エポキシユニット18ならびにケーブル
絶縁体16とプレモールド絶縁体20の間の面圧を保持
する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の場合は、上記の
ようにプレモールド絶縁体を後方からバネにより圧力を
加える方式である。バネは金属(SUS,鉄)によりで
きているため、長期使用においては金属疲労より破壊し
たり、均一な力を得られなくなる可能性がある。すなわ
ち、ケーブル絶縁体〜プレモールド絶縁体界面に、所定
の面圧が加えられなくなる。
【0005】また、プレモールド絶縁体への圧力が均一
に加わりにくく、さらにバネから加えられる圧力が目視
できない、などの問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段1】図1のように、押し金
具30に油圧シリンダ40を取り付ける。
【0007】従来のバネ32を小型の油圧シリンダ40
に変えたものである。各油圧シンリダ40は、たとえば
従来のバネの承け板34に、ピストンロッド42が水平
に動くように取り付け、各ロッド42の先端を押し金具
30に連結する。各油圧シンリダ40を、ケーブル外の
一つの油圧源44に並列に接続し、各油圧シンリダ40
に等しい油圧が加わるようにする。油圧源44に、公知
の制御機能を持たせ、油圧が一定範囲にあるようにす
る。
【0008】
【解決手段1の作用効果】(1)油圧シリンダー方式で
あるので、油圧を管理することにより、恒久的に一定面
圧(力)を得ることができる。したがって、電気的安定
性を確保できる。 (2)外部から油圧を管理することにより、面圧(力)
を監視できる。 (3)金属のバネを用いていないので、長期使用におい
ても、金属疲労による破壊や、力が不均一になるという
心配はない。
【0009】
【課題を解決するための手段2】図2,図3のように、 プレモールド絶縁体20の後面に、ドーナツ状の袋5
2の中に油54を満たした油圧袋50が当て、 油圧袋50内の油54をケーブル外に設けた加圧手段
56により加圧し、 加圧した油の圧力によりプレモールド絶縁体20を前
方に付勢する。
【0010】プレモールド絶縁体20の後方に、たとえ
ば、エポキシユニット18と、中間フランジ58(従来
より幅が広くケーブル絶縁体16に達する)と、ケーブ
ル絶縁体16とで、密閉した空間60を形成し、その中
に油圧袋50を入れる。上記の袋52は、ゴムなどの弾
性のある材料で作る。トーナツ状であり、上記密閉空間
60にほぼ内接する外形を持っている。加圧手段56と
しては、たとえば小型の圧力油槽などを用いる。加圧手
段56はケーブル外に設置し、油圧袋50との間をフレ
キシブルなチューブ62で接続する。
【0011】
【解決手段2の作用効果】加圧手段56により、油圧袋
50内の油54に圧力を加える。油圧袋50の袋52は
弾性を持つゴムなどで作ってあるので、油54の圧力に
より膨れる。そのとき、油圧袋50の上方はエポキシユ
ニット18により抑えられ、後方は中間フランジ58に
より抑えられているので、油54の圧力はプレモールド
絶縁体20を前方に押すように働く。密閉された袋52
内では、油圧の大きさはどこでも等しい。油圧袋50は
プレモールド絶縁体20を全ての位置で均等に押す。そ
のため、ケーブル絶縁体16〜プレモールド絶縁体20
の界面に均一な面圧が加わる。
【0012】油圧袋50内の油54をケーブル外に設け
られた加圧手段56により加圧しているので、 温度変化により油54が膨張収縮しても、油圧袋50
内の油圧を一定に保ち、ケーブル絶縁体16〜プレモー
ルド絶縁体界面の面圧を一定に維持することができ、 加圧圧力を監視して、事故を未然に防止することが可
能となる。
【0013】その他、組立が容易 、安価、機械衝撃に
強い、交換が容易、金属スプリングを使用しないので金
属腐食の問題がない、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1にかかる本考案の実施例の主要部分を
示す説明図。
【図2】請求項2にかかる本考案の実施例の主要部分を
示す説明図。
【図3】図2における油圧袋50だけ取り出して示した
説明図。
【図4】従来のプレハブ接続部の模型的説明図。
【符号の説明】
10 CVケーブル 12 ケーブル導体 14 ケーブル導体接続部 16 ケーブル絶縁体 18 エポキシユニット 20 プレモールド絶縁体 30 押し金具 32 バネ 34 ハネの承け板 40 油圧シリンダ 42 ピストンロッド 44 油圧源 50 油圧袋 52 袋 54 油 56 加圧手段 58 中間フランジ 60 密閉空間 62 チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 天野 一夫 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)考案者 渡辺 明年 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−86690(JP,U) 実公 昭51−3431(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル絶縁体の端部の上にプレモール
    ド絶縁体が装着され、その傾斜する前面がエポキシユニ
    ットに接し、押し金具が前記プレモールド絶縁体を前方
    に押している、CVケーブルのプレハブ接続部におい
    て、 前記押し金具に、その押し金具を前進させるための油圧
    シリンダが取り付けてある、CVケーブルのプレハブ接
    続部。
  2. 【請求項2】 ケーブル絶縁体の端部の上にプレモール
    ド絶縁体が装着され、その傾斜する前面がエポキシユニ
    ットに接し、前記プレモールド絶縁体が前方に付勢され
    ている、CVケーブルのプレハブ接続部において、 前記プレモールド絶縁体の後面に、弾性を持つドーナツ
    状の袋の中に油を満たした油圧袋が当ててあり、その油
    圧袋内の油がケーブル外に設けられた加圧手段により加
    圧されており、その加圧された油の圧力により、前記プ
    レモールド絶縁体が前方に付勢されている、CVケーブ
    ルのプレハブ接続部。
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