JPH0523741U - Cvケーブルのプレハブ接続部 - Google Patents

Cvケーブルのプレハブ接続部

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JPH0523741U
JPH0523741U JP7952491U JP7952491U JPH0523741U JP H0523741 U JPH0523741 U JP H0523741U JP 7952491 U JP7952491 U JP 7952491U JP 7952491 U JP7952491 U JP 7952491U JP H0523741 U JPH0523741 U JP H0523741U
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JP
Japan
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cable
insulator
premolded
pressure
oil
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JP7952491U
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正之 丹
和夫 渡辺
昭太郎 吉田
一夫 天野
明年 渡辺
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来は、バネによりプレモールド絶縁体20
に圧力を加える方式である。バネは金属製であるため、
長期間使ったとき金属疲労により破壊したり、均一な力
を得られなくなる可能性がある。そうなると、ケーブル
絶縁体〜プレモールド絶縁体界面に、所定の面圧が加わ
らなくなる。また、バネが加える圧力を目視できないと
いう問題もある。これらの課題を解決する。 【構成】 バネの代わりに、油圧シリンダ40を押し金
具30に取り付け、これでプレモールド絶縁体20を押
す。あるいは、プレモールド絶縁体20の後面に、ドー
ナツ状の袋の中に油を満たした油圧袋が当て、油圧袋内
の油をケーブル外に設けた加圧手段により加圧し、加圧
した油の圧力によりプレモールド絶縁体20を前方に付
勢する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、CVケーブルのプレハブ接続部(中間および終端)に関し、特に そこに用いられているプレモールド絶縁体を押す手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に、従来のプレハブ接続部を模型的に示した。 10はCVケーブルの全体。12はケーブル導体で、14はその接続部(導体接 続部)、16はケーブル絶縁体である。 ケーブル導体接続部14およびその付近のケーブル絶縁体16の回りに、エポ キシユニット18を配置する。
【0003】 ケーブル絶縁体16の端部の上にプレモールド絶縁体20を装着し、その傾斜 する前面をエポキシユニット18に密着させる。 押し金具30をバネ32によって付勢し、その力によりプレモールド絶縁体2 0を前方に押して、エポキシユニット18ならびにケーブル絶縁体16とプレモ ールド絶縁体20の間の面圧を保持する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の場合は、上記のようにプレモールド絶縁体を後方からバネにより圧力を 加える方式である。 バネは金属(SUS,鉄)によりできているため、長期使用においては金属疲 労より破壊したり、均一な力を得られなくなる可能性がある。 すなわち、ケーブル絶縁体〜プレモールド絶縁体界面に、所定の面圧が加えら れなくなる。
【0005】 また、プレモールド絶縁体への圧力が均一に加わりにくく、さらにバネから加 えられる圧力が目視できない、などの問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段1】 図1のように、 押し金具30に油圧シリンダ40を取り付ける。
【0007】 従来のバネ32を小型の油圧シリンダ40に変えたものである。各油圧シンリ ダ40は、たとえば従来のバネの承け板34に、ピストンロッド42が水平に動 くように取り付け、各ロッド42の先端を押し金具30に連結する。 各油圧シンリダ40を、ケーブル外の一つの油圧源44に並列に接続し、各油 圧シンリダ40に等しい油圧が加わるようにする。油圧源44に、公知の制御機 能を持たせ、油圧が一定範囲にあるようにする。
【0008】
【解決手段1の作用効果】 (1)油圧シリンダー方式であるので、油圧を管理することにより、恒久的に一 定面圧(力)を得ることができる。したがって、電気的安定性を確保できる。 (2)外部から油圧を管理することにより、面圧(力)を監視できる。 (3)金属のバネを用いていないので、長期使用においても、金属疲労による破 壊や、力が不均一になるという心配はない。
【0009】
【課題を解決するための手段2】 図2,図3のように、 プレモールド絶縁体20の後面に、ドーナツ状の袋52の中に油54を満た した油圧袋50が当て、 油圧袋50内の油54をケーブル外に設けた加圧手段56により加圧し、 加圧した油の圧力によりプレモールド絶縁体20を前方に付勢する。
【0010】 プレモールド絶縁体20の後方に、たとえば、エポキシユニット18と、中間 フランジ58(従来より幅が広くケーブル絶縁体16に達する)と、ケーブル絶 縁体16とで、密閉した空間60を形成し、その中に油圧袋50を入れる。 上記の袋52は、ゴムなどの弾性のある材料で作る。トーナツ状であり、上記 密閉空間60にほぼ内接する外形を持っている。 加圧手段56としては、たとえば小型の圧力油槽などを用いる。加圧手段56 はケーブル外に設置し、油圧袋50との間をフレキシブルなチューブ62で接続 する。
【0011】
【解決手段2の作用効果】 加圧手段56により、油圧袋50内の油54に圧力を加える。油圧袋50の袋 52は弾性を持つゴムなどで作ってあるので、油54の圧力により膨れる。 そのとき、油圧袋50の上方はエポキシユニット18により抑えられ、後方は 中間フランジ58により抑えられているので、油54の圧力はプレモールド絶縁 体20を前方に押すように働く。 密閉された袋52内では、油圧の大きさはどこでも等しい。油圧袋50はプレ モールド絶縁体20を全ての位置で均等に押す。 そのため、ケーブル絶縁体16〜プレモールド絶縁体20の界面に均一な面圧 が加わる。
【0012】 ヒートサイクルにより、ケーブル絶縁体16,プレモールド絶縁体20,エポ キシユニット18などが熱膨張収縮しても、油圧により圧力を加えているため、 ケーブル絶縁体とプレモールド絶縁体界面の面圧変動はほとんどない。バネの場 合より面圧変動は小さい。 よって、ケーブル絶縁体16〜プレモールド絶縁体界面の面圧変動を非常に小 さくし、ほぼ一定の面圧を維持することができる。
【0013】 その他、組立が容易 、安価、機械衝撃に強い、交換が容易、加圧圧力が監視 できる、金属スプリングを使用しないので金属腐食の問題がない、などの効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1にかかる本考案の実施例の主要部分を
示す説明図。
【図2】請求項2にかかる本考案の実施例の主要部分を
示す説明図。
【図3】図2における油圧袋50だけ取り出して示した
説明図。
【図4】従来のプレハブ接続部の模型的説明図。
【符号の説明】
10 CVケーブル 12 ケーブル導体 14 ケーブル導体接続部 16 ケーブル絶縁体 18 エポキシユニット 20 プレモールド絶縁体 30 押し金具 32 バネ 34 ハネの承け板 40 油圧シリンダ 42 ピストンロッド 44 油圧源 50 油圧袋 52 袋 54 油 56 加圧手段 58 中間フランジ 60 密閉空間 62 チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 天野 一夫 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 渡辺 明年 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル絶縁体の端部の上にプレモール
    ド絶縁体が装着され、その傾斜する前面がエポキシユニ
    ットに接し、押し金具が前記プレモールド絶縁体を前方
    に押している、CVケーブルのプレハブ接続部におい
    て、 前記押し金具に、その押し金具を前進させるための油圧
    シリンダが取り付けてある、CVケーブルのプレハブ接
    続部。
  2. 【請求項2】 ケーブル絶縁体の端部の上にプレモール
    ド絶縁体が装着され、その傾斜する前面がエポキシユニ
    ットに接し、前記プレモールド絶縁体が前方に付勢され
    ている、CVケーブルのプレハブ接続部において、 前記プレモールド絶縁体の後面に、弾性を持つドーナツ
    状の袋の中に油を満たした油圧袋が当ててあり、その油
    圧袋内の油がケーブル外に設けられた加圧手段により加
    圧されており、その加圧された油の圧力により、前記プ
    レモールド絶縁体が前方に付勢されている、CVケーブ
    ルのプレハブ接続部。
JP1991079524U 1991-09-04 1991-09-04 Cvケーブルのプレハブ接続部 Expired - Fee Related JP2552206Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513431U (ja) * 1974-06-25 1976-01-12

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JPS513431U (ja) * 1974-06-25 1976-01-12

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