JP2551476Y2 - 定電圧対応コネクタ - Google Patents

定電圧対応コネクタ

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JP2551476Y2
JP2551476Y2 JP158592U JP158592U JP2551476Y2 JP 2551476 Y2 JP2551476 Y2 JP 2551476Y2 JP 158592 U JP158592 U JP 158592U JP 158592 U JP158592 U JP 158592U JP 2551476 Y2 JP2551476 Y2 JP 2551476Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラグとジャックとに
より構成される定電圧対応コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】車載のシガーソケットにおける出力電圧
は通常12Vに設定されており、大型車などに搭載され
たものの出力電圧に限って24Vに設定されている。近
時、このような車載のシガーソケットを、オーディオ機
器やその他の機器の電源ソケットとして用いることが多
々行われている。
【0003】他方、従来より、上記オーディオ機器など
の電源用コネクタとして用いられるプラグおよびジャッ
クとしては図4および図5に示したような一般に汎用さ
れているプラグPおよびジャックJが用いられている。
そして、従来の上記電源用コネクタにおいては、プラグ
Pに具備されている突出部110の外径寸法Eが約5.
5mmに定められたものが最も汎用的に用いられてお
り、このような寸法を備えたプラグPの相手方コネクタ
としてのジャックJの口径は、外径5.5mmの上記突
出部110を抜差しするのに必要かつ十分な寸法E’に
定められており、そのような寸法E’を備えたジャック
Jであれば、すべてのジャックが外径寸法約5.5mm
の突出部110を備えたプラグPの相手方コネクタとし
て適合し得る。このため、従来は、上記シガーソケット
から引き出された電源コードに外径寸法約5.5mmの
突出部110を備えたプラグPが具備されている場合、
そのプラグPに適合し得るジャックを備えた機器であり
さえすれば、その機器の定格電圧が12Vであるか否か
にかかわらず、すべて上記プラグPにその機器のジャッ
クを接続することが可能であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、出力電
圧が12Vに定まっている車載のシガーソケットを電源
ソケットとして用いる場合、機器の定格電圧が12Vよ
り高ければ機器が作動しなかったり作動不良を起こした
りする反面、機器の定格電圧が12Vより低ければ機器
が故障するという可能性がある。したがって、車載のシ
ガーソケットを定格電圧12Vの機器の電源ソケットと
して用いる場合には、シガーソケットから引き出される
電源コード側のプラグと定格電圧12Vの機器に具備さ
れたジャックとを相互に接続可能にしておき、定格電圧
が12V以外の機器に具備されたジャックはシガーソケ
ットから引き出される電源コード側のプラグに対して接
続することができないようにして、プラグとジャックと
を定格電圧12V用として専用化しておくことが望まし
く、そのようにしておくことによって上述したような機
器の作動不良や故障を未然に防止するこが可能である。
【0005】このような要望を満たす手段として、プラ
グPの突出部110の外径寸法EやジャックJの口径寸
法E’を汎用的なプラグやジャックとは異ならせておく
ことが有効である。しかしながら、プラグPの突出部1
10の外径寸法EやジャックJの口径寸法E’を汎用的
なプラグやジャックのそれよりも大きくすることは、コ
ネクタ自体が大型化し、たとえば機器側にジャックを具
備させる場合にはそのジャックの設置に必要なスペース
が大きくなるので好ましくない。また、プラグPの突出
部110の外径寸法EやジャックJの口径寸法E’を汎
用的なプラグやジャックのそれよりも小さくすること
は、プラグPの突出部110やジャックJの各部の強度
不足をきたしやすいばかりでなく、製造技術上の困難を
伴うという不都合がある。
【0006】そこで、本考案は、プラグの突出部の外径
寸法やジャックの口径寸法を汎用的なプラグやジャック
のそれと同等に定め得るものでありながら、汎用的なプ
ラグやジャックに誤接続されることを未然に防止するこ
とのできる定電圧対応コネクタを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の定電圧対応コネ
クタは次のようなものである。なお、図2〜図5で用い
た符号を参照してある。 すなわち、この考案の定電圧対
応コネクタは、図4および図5で説明した汎用プラグに
対比されるプラグ(以下、この項および次の〔作用〕の
項において「対比プラグ」という)と図4および図5で
説明した汎用ジャックに対比されるジャック(以下、こ
の項および次の〔作用〕の項において「対比ジャック」
という)とを備えている。ここで、対比プラグは汎用ジ
ャックおよび対比ジャックの相手方として用いられ、対
比ジャックは汎用プラグおよび対比プラグの相手方とし
て用いられる。 「汎用プラグ」は、突出部110、この
突出部110に同心状に形成された先端開放の凹入部1
20およびこの凹入部120内に同心状に設けられた接
片部材140を備える。上記「汎用ジャック」は、上記
突出部110に対応してその突出部110が内嵌合され
るプラグ収容空間150、プラグ収容空間150内に同
心状に突出され上記汎用プラグの上記凹入部120に対
応してその凹入部120に内嵌合される突出部160お
よびその突出部160に同心状に形成され上記汎 用プラ
グの接片部材140が挿入される先端開放の凹入部17
0を備える。 これに対し、「対比プラグ」は、上記汎用
プラグの突出部110に相応する第1突出部10と、第
1突出部10に同心状に形成されて上記汎用プラグの凹
入部120に相応する先端開放の第1凹入部20と、第
1突出部10の外周に具備された第1接片部材30と、
第1凹入部20内に同心状に設けられて上記汎用プラグ
の接片部材140に相応する第2接片部材40と、第1
凹入部20の先端側部分に同心状に形成された第1径大
部21と、を備えている。 また、「対比ジャック」は、
対比プラグの第1突出部10に対応してその第1突出部
10が内嵌合されかつ上記汎用ジャックのプラグ収容空
間150に相応するプラグ収容空間50と、このプラグ
収容空間50内に突出され上記プラグの第1凹入部20
に対応してその凹入部20に内嵌合されかつ上記汎用ジ
ャックの突出部160に相応する第2突出部60と、こ
の第2突出部60における基部側部分に形成され対比プ
ラグの第1径大部21に対応してその第1径大部21に
内嵌合される第2径大部61と、第2突出部60に同心
状に形成され対比プラグの第2接片部材40が挿入され
かつ上記汎用ジャックの凹入部170に相応する先端開
放の第2凹入部70と、対比ジャックのプラグ収容空間
50内に設けられ対比プラグの第1接片部材30に対応
する第3接片部材80と、第2凹入部70内に設けられ
対比プラグの第2接片部材40に対応する第4接片部材
90と、を備えている。 そして、「対比プラグ」につい
ての第1突出部10の外径寸法をA、第1径大部21の
内径寸法をB、第1凹入部20の内径寸法をC、第2接
片部材40の外径寸法をDとし、 「対比ジャック」につ
いてのプラグ収容空間50の内径寸法をA’、第2径大
部61の外径寸法をB’、第2突出部60の外径寸法を
C’、第2凹入部70の内径寸法をD’とし、 「汎用プ
ラグ」についての突出部110の外形寸法をE、凹入部
120の内径寸法をF、接片部材140の外形寸法をG
とし、 「汎用ジャック」についてのプラグ収容空間15
0の内径寸法をE’、突出部160の外形寸法をF’、
凹入部170の内径寸法をG’とした場合に、 A<E’であって、かつ、B<F’、C<F’、D>
G’のうちの少なくとも1つの関係が成立していると共
に、 A’<Eであって、かつ、B’>F、C’>F、D’<
Gのうちの少なくとも1つの関係が成立している。
【0008】
【作用】この構成において、「対比プラグ」の第1突出
部の外径寸法Aと「対比ジャック」のプラグ収容空間の
内径寸法A’とを、「汎用プラグ」の突出部の外径寸法
Eや「汎用ジャック」のプラグ収容空間の内径寸法E’
と同等にしておいても、「汎用プラグ」や「汎用ジャッ
ク」には第1径大部や第2径大部が存在していないので
これらの径大部によって汎用的なプラグやジャックとの
誤接続が防止される。
【0009】上記構成の定電圧対応コネクタの作用をさ
らに具体的に以下に説明する。 (1)A<E’が成立しているので、対比プラグの第1
突出部10は汎用ジャックのプラグ収容空間150に挿
入可能である。この場合において、対比プラグと汎用ジ
ャックとが接続できなくなるのは次のの関係のう
ちの少なくとも1つの関係が成立する場合である。 B<F’が成立している場合 対比プラグの第1径大部21に汎用ジャックの突出部1
60が嵌合不可能である。したがって、D<G’が成立
しても対比プラグと汎用ジャックとを接続できない。 C<F’が成立している場合 対比プラグの第1凹入部20に汎用ジャックの突出部1
60が嵌合不可能である。したがって、B>F’および
D<G’が成立しても対比プラグと汎用ジャックとを接
続できない。 D>G’が成立している場合 対比プラグの第2接片部材40が汎用ジャックの凹入部
170に嵌合不可能である。したがって、B>F’およ
びC<F’が成立しても対比プラグと汎用ジャ ックとを
接続できない。 (2)A’<Eが成立しているので、対比ジャックのプ
ラグ収容空間50に汎用プラグの突出部110を挿入可
能である。この場合において、対比ジャックと汎用プラ
グとが接続できなくなるのは次のの関係のうちの
少なくとも1つが成立する場合である。 B’>Fが成立している場合 対比ジャックの第2径大部61が汎用プラグの凹入部1
20に嵌合不可能である。したがって、C’<Fおよび
D’>Gが成立しても対比ジャックと汎用プラグとを接
続できない。 C’>Fが成立している場合 対比ジャックの第2突出部60が汎用プラグの凹入部1
20に嵌合不可能である。したがって、D’>Gが成立
しても対比ジャックと汎用プラグとを接続できない。 D’<Gが成立している場合 対比ジャックの第2凹入部70に汎用プラグの接片部材
140が嵌合不可能である。したがって、B’<Fおよ
びC’<Fが成立しても対比ジャックと汎用プラグとを
接続できない。
【0010】
【実施例】図1は本考案の実施例による定電圧対応コネ
クタの構成要素であるプラグPとその相手方コネクタと
してのジャックJとを接続した状態の断面図、図2は上
記プラグPの断面図、図3は上記ジャックJの断面図で
ある。なお、図1〜図3に示されたプラグPが上記した
「対比プラグ」に相当し、図4および図5に示されたプ
ラグPが上記した「汎用プラグ」に相当する。同様に、
図1〜図3に示されたジャックJが上記した「対比ジャ
ック」に相当し、図4および図5に示されたジャックJ
が上記した「汎用ジャック」に相当する。
【0011】プラグPは、絶縁性の合成樹脂でなる第1
突出部10と、第1突出部10に同心状に形成された先
端開放の第1凹入部20と、第1突出部10の外周に具
備された導電性のスリーブでなる第1接片部材30と、
第1凹入部内20に設けられた導電性の筒状体でなる第
2接片部材40と、第1凹入部20の先端側部分に同心
状に形成された第1径大部21とを備えている。なお、
第1突出部10の先端部分には、第1接片部材30より
も外方に張り出す形態の膨出部11が環状に形成されて
いる。ここで、第1突出部10が汎用プラグの突出部1
10に相応し、第1凹入部20が汎用プラグの凹入部1
20に相応し、第2接片部材40が汎用プラグの接片部
材140に相応する。
【0012】ジャックJは、プラグPの第1突出部10
に対応してその第1突出部10が内嵌合されるプラグ収
容空間50と、プラグ収容空間50内に突出されプラグ
Pの第1凹入部20に対応してその凹入部20に内嵌合
される第2突出部60と、第2突出部60における基部
側部分に形成されプラグPの第1径大部21に対応して
その第1径大部21に内嵌合される第2径大部61と、
第2突出部60に同心状に形成されプラグPの第2接片
部材40が挿入される先端開放の第2凹入部70と、プ
ラグ収容空間50内に設けられプラグPの第1接片部材
30に対応する曲げ加工された帯状の導電性板体でなる
第3接片部材80と、第2凹入部70内に設けられプラ
グPの第2接片部材40に対応する導電性のピン状部材
でなる第4接片部材90とを備えている。ここで、プラ
グ収容空間50が汎用ジャックのプラグ収容空間150
に相応し、第2突出部60が汎用ジャックの突出部16
0に相応し、第2凹入部70が汎用ジャックの凹入部1
70に相応する。
【0013】上記定電圧対応コネクタにおいて、プラグ
Pの第1突出部10をジャックJのプラグ収容空間50
に差し込むと、図1のように、プラグPの第1凹入部2
0とジャックJの第2突出部60、プラグPの第1径大
部21とジャックJの第2径大部61とがそれぞれ適切
に嵌合し、第1接片部材30に第3接片部材80の接点
82が弾接し、第2接片部材40に第4接片部材90が
嵌まり込んで両接片部材40,90が弾接する。なお、
図1にはプラグPの第1突出部10がジャックJのプラ
グ収容空間50に差し込まれていないときの第3接片部
材80の位置を仮想線で示してあり、これから判るよう
に、このときは第3接片部材80の接点81がその相手
方である別の接点83に接触している。
【0014】このように、図2で説明したプラグPと図
3で説明したジャックJとは、図1のように問題なく接
続することが可能である。したがって、定格電圧が12
Vの機器側に図3のジャックJを具備させておけば、車
載のシガーソケットを電源として図3のジャックJを具
備する機器を使用することができる。
【0015】しかしながら、たとえば定格電圧が12V
に設定されている車載のシガーソケットから引き出され
た電源コードに図2のプラグPが電源用コネクタとして
具備されている場合、図5に示した構造の汎用ジャック
Jの中には、その電源用コネクタとしての図2のプラグ
Pに接続することができないものがある。すなわち、図
5のジャックJにおいて、プラグ収容空間150の内径
寸法E’が図2のプラグPの第1突出部10の外径寸法
Aよりも小さい場合、突出部160の外径寸法F’が図
2のプラグPの第1凹入部20の内径寸法Cよりも大き
い場合などは、図2のプラグPに接続することができな
い。したがって、上述した2つの場合に該当するような
一般に汎用されているジャックを具備している機器は使
用することができない。
【0016】ところで、図4に示した構造の汎用プラグ
Pには、突出部110の外径寸法Eが5.5mmと6.
5mmの2種類の大きさのものが存在し、図5に示した
構造の汎用ジャックJには、それらの2種類の大きさの
汎用プラグPに適合する寸法のプラグ収容空間150や
突出部160を備えた2種類のものが存在する。
【0017】そこで、上記実施例のプラグPについて、
図2に示した第1突出部10の外径寸法A、第1径大部
21の内径寸法B、第1凹入部20の内径寸法C、第2
接片部材40の外径寸法Dを適切に定め、しかも実施例
のジャックJについて、プラグ収容空間50の内径寸法
A’、第2径大部61の外径寸法B’、第2突出部60
の外径寸法C’、第2凹入部70の内径寸法D’を、汎
用プラグや汎用ジャックとの関係で適切に定めておけ
ば、上述した従来の汎用ジャックJや汎用プラグPを接
続することのできない専用化されたプラグPとジャック
Jとを提供することができ、そうすることによって車載
のシガーソケットを電源とする機器にプラグPとジャッ
クJとを専用化することが可能になるのみならず、従来
汎用プラグPおよび汎用ジャックJと大きさが同等の
プラグPやジャックJを提供することができるようにな
る。
【0018】このような着想の下で選定されたプラグと
ジャックの各部の寸法数値を表1に示してある。また、
表1には従来の汎用されている2種類のプラグとジャッ
クの各部の寸法数値を併記してある。表中、汎用プラグ
および汎用ジャックについての各部の寸法において、上
段の数値はプラグにおける突出部の外径寸法Eが5.5
mmのものに対応し、下段の数値はプラグにおける突出
部の外径寸法Eが6.5mmのものに対応している。
【0019】
【表1】
【0020】表1に示された数値に各部の寸法が定めら
れている実施例のプラグおよびジャックは互いに適合す
る。しかし、電源コードに実施例のプラグが具備されて
いる場合、従来のジャックの中で、E’が5.9mmの
ものはプラグPの第1突出部10をジャックJのプラグ
収容空間に差し込むことができず(A>E’)、E’が
7.0mmのものは、第1凹入部20に突出部160が
嵌合不可能であるから(C<F’)、いずれも接続する
ことができない。また、電源コードに実施例のジャック
Jが具備されている場合、従来のプラグの中で、Eが
5.5mmのものは凹入部120に第2径大部61が嵌
合不可能であり(F<B’)、Eが6.5mmのものは
接片部材140が第2凹入部70に嵌合不可能であるた
めに(G>D’)、いずれも接続することができない。
【0021】表1に示した寸法数値は例示であって、本
考案のプラグおよびジャックにおいては、次の一般的な
関係が成立しているときに、汎用ジャックや汎用プラグ
を接続することのできない専用化されたプラグPとジャ
ックJとを提供することができる。すなわち、A<E’
であって、B<F’、C<F’、D>G’のうちの少な
くとも1つの関係が成立していると共に、A’<Eであ
って、B’>F、C’>F、D’<Gのうちの少なくと
も1つの関係が成立している場合である。この理由は、
上記〔作用〕の項で説明したので、ここでは省略する。
【0022】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の定電圧対
応コネクタを構成しているプラグやジャックは、誤接続
を防止するために設けられている第1径大部や第2径大
部が外観に現れないので、それらの径大部を設けている
としてもプラグの第1突出部の外径やジャックのプラグ
収容空間の口径が寸法的な影響を受けない。そのため、
汎用的な従来のプラグやジャックと同等の大きさにして
おくことが可能であるにもかかわらず、それらの汎用的
なプラグやジャックとの誤接続が確実に防止されるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による定電圧対応コネクタの構
成要素であるプラグとその相手方コネクタとしてのジャ
ックとを接続した状態の断面図である。
【図2】上記プラグの断面図である。
【図3】上記ジャックの断面図である。
【図4】汎用プラグの断面図である。
【図5】汎用ジャックの断面図である。
【符号の説明】
P プラグ J ジャック 10 第1突出部 20 第1凹入部 21 第1径大部 30 第1接片部材 40 第2接片部材 50 プラグ収容空間 60 第2突出部 61 第2径大部 70 第2凹入部 80 3接片部材 90 第4接片部材110 突出部 120 凹入部 140 接片部材 150 プラグ収容空間 160 突出部 170 凹入部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突出部110、この突出部110に同心
    状に形成された先端開放の凹入部120およびこの凹入
    部120内に同心状に設けられた接片部材140を備え
    る汎用プラグに対比されるプラグと、上記突出部110
    に対応してその突出部110が内嵌合されるプラグ収容
    空間150、プラグ収容空間150内に同心状に突出さ
    れ上記汎用プラグの上記凹入部120に対応してその凹
    入部120に内嵌合される突出部160およびその突出
    部160に同心状に形成され上記汎用プラグの接片部材
    140が挿入される先端開放の凹入部170を備える汎
    用ジャックに対比されるジャックとからなり、上記汎用ジャックおよび上記ジャックの相手方として用
    いられる上記 プラグは、上記汎用プラグの突出部110
    に相応する第1突出部10と、第1突出部10に同心状
    に形成されて上記汎用プラグの凹入部120に相応する
    先端開放の第1凹入部20と、第1突出部10の外周に
    具備された第1接片部材30と、第1凹入部20内に
    心状に設けられて上記汎用プラグの接片部材140に相
    応する第2接片部材40と、第1凹入部20の先端側部
    分に同心状に形成された第1径大部21と、を備え、上記汎用プラグおよび上記プラグの相手方として用いら
    れる上記 ジャックは、上記プラグの第1突出部10に対
    応してその第1突出部10が内嵌合されかつ上記汎用ジ
    ャックのプラグ収容空間150に相応するプラグ収容空
    間50と、このプラグ収容空間50内に突出され上記
    ラグの第1凹入部20に対応してその凹入部20に内嵌
    合されかつ上記汎用ジャックの突出部160に相応する
    第2突出部60と、この第2突出部60における基部側
    部分に形成され上記プラグの第1径大部21に対応して
    その第1径大部21に内嵌合される第2径大部61と、
    第2突出部60に同心状に形成され上記プラグの第2接
    片部材40が挿入されかつ上記汎用ジャックの凹入部1
    70に相応する先端開放の第2凹入部70と、上記ジャ
    ックのプラグ収容空間50内に設けられ上記プラグの第
    1接片部材30に対応する第3接片部材80と、第2凹
    入部70内に設けられ上記プラグの第2接片部材40に
    対応する第4接片部材90と、を備え 上記プラグについての第1突出部10の外径寸法をA、
    第1径大部21の内径寸法をB、第1凹入部20の内径
    寸法をC、第2接片部材40の外径寸法をDとし、上記
    ジャックについてのプラグ収容空間50の内径寸法を
    A’、第2径大部61の外径寸法をB’、第2突出部6
    0の外径寸法をC’、第2凹入部70の内径寸法をD’
    とし、 上記汎用プラグについての突出部110の外形寸法を
    E、凹入部120の内径寸法をF、接片部材140の外
    形寸法をGとし、上記汎用ジャックについてのプラグ収
    容空間150の内径寸法をE’、突出部160の外形寸
    法をF’、凹入部170の内径寸法をG’とした場合
    に、 A<E’であって、B<F’、C<F’、D>G’のう
    ちの少なくとも1つの関係が成立していると共に、 A’<Eであって、B’>F、C’>F、D’<Gのう
    ちの少なくとも1つの関係が成立している ことを特徴と
    する定電圧対応コネクタ。
JP158592U 1992-01-21 1992-01-21 定電圧対応コネクタ Expired - Lifetime JP2551476Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102429640B1 (ko) 2021-12-16 2022-08-05 주식회사 에프앤디파트너스 신체 영상의 관리 방법 및 이를 이용한 장치

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JPH0559767U (ja) 1993-08-06

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