JP2551291B2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
- Publication number
- JP2551291B2 JP2551291B2 JP3342479A JP34247991A JP2551291B2 JP 2551291 B2 JP2551291 B2 JP 2551291B2 JP 3342479 A JP3342479 A JP 3342479A JP 34247991 A JP34247991 A JP 34247991A JP 2551291 B2 JP2551291 B2 JP 2551291B2
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- Japan
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- flame
- air
- fuel mixture
- rich
- mixture
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Gas Burners (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、淡混合気と濃混合気の
２種類の混合気を燃焼させる濃淡燃焼方式の燃焼装置に
関するものである。
２種類の混合気を燃焼させる濃淡燃焼方式の燃焼装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃焼方式において、全１次空気燃
焼方式は火炎の短炎化が図れることにより高密度燃焼が
可能であり、かつＮＯX の排出量も低減できる燃焼方式
として有効なものであるが、原理的に燃焼範囲が狭く、
火炎の安定性が悪い。
焼方式は火炎の短炎化が図れることにより高密度燃焼が
可能であり、かつＮＯX の排出量も低減できる燃焼方式
として有効なものであるが、原理的に燃焼範囲が狭く、
火炎の安定性が悪い。
【０００３】これを改善し、かつ低ＮＯX を達成する燃
焼方式として、過剰空気率の大きい淡混合気と過剰空気
率の小さい濃混合気とを燃焼させ、淡混合気火炎を濃混
合気火炎にてホールドするいわゆる濃淡燃焼方式が有効
なものであることは周知である。この濃淡燃焼方式の燃
焼装置においては、淡混合気と濃混合気を供給するため
の分離通路が必要であり、従来、例えば図２に示すよう
に、多数の炎孔を有するセラミックプレート等の炎孔板
２２を有する燃焼装置２１の内部に淡混合気を作る主混
合室２３と、主混合室２３よりもガス濃度の高い濃混合
気を作る副混合室２４を形成し、淡混合気を炎孔板２２
に導く淡混合気通路２５と、濃混合気を淡混合気通路２
５の周囲から炎孔板２２に導く濃混合気通路２６とを隔
壁２７及び隔壁２７に突設して内部を淡混合気通路２５
とした管状部２８によって分離形成してある。そして炎
孔板２２の裏面に設けた凹状の嵌合部２９に管状部２８
の上端を密着嵌合する構造としていた。（実開平２−３
６７１６号公報参照）
焼方式として、過剰空気率の大きい淡混合気と過剰空気
率の小さい濃混合気とを燃焼させ、淡混合気火炎を濃混
合気火炎にてホールドするいわゆる濃淡燃焼方式が有効
なものであることは周知である。この濃淡燃焼方式の燃
焼装置においては、淡混合気と濃混合気を供給するため
の分離通路が必要であり、従来、例えば図２に示すよう
に、多数の炎孔を有するセラミックプレート等の炎孔板
２２を有する燃焼装置２１の内部に淡混合気を作る主混
合室２３と、主混合室２３よりもガス濃度の高い濃混合
気を作る副混合室２４を形成し、淡混合気を炎孔板２２
に導く淡混合気通路２５と、濃混合気を淡混合気通路２
５の周囲から炎孔板２２に導く濃混合気通路２６とを隔
壁２７及び隔壁２７に突設して内部を淡混合気通路２５
とした管状部２８によって分離形成してある。そして炎
孔板２２の裏面に設けた凹状の嵌合部２９に管状部２８
の上端を密着嵌合する構造としていた。（実開平２−３
６７１６号公報参照）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ものでは、管状部２８の上端が炎孔板２２に嵌合した嵌
合部２９は、炎孔板２２に密着しているため、淡混合気
部と濃混合気部との境界には淡、濃両混合気が供給され
る炎孔が１つの管状部の周囲に数ケ所存在する構造とな
って保炎効果を奏するにもかかわらず、主炎の振動燃焼
抑制効果が充分でないという問題があった。
ものでは、管状部２８の上端が炎孔板２２に嵌合した嵌
合部２９は、炎孔板２２に密着しているため、淡混合気
部と濃混合気部との境界には淡、濃両混合気が供給され
る炎孔が１つの管状部の周囲に数ケ所存在する構造とな
って保炎効果を奏するにもかかわらず、主炎の振動燃焼
抑制効果が充分でないという問題があった。
【０００５】本発明は、炎孔板の面積効率を上げると共
に、濃混合気火炎の保炎能力を確保したまま振動燃焼抑
制効果を持つ濃淡燃焼方式の燃焼装置の提供を目的とす
るものである。
に、濃混合気火炎の保炎能力を確保したまま振動燃焼抑
制効果を持つ濃淡燃焼方式の燃焼装置の提供を目的とす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のような構成としてある。
成するために、次のような構成としてある。
【０００７】即ち、淡混合気を炎孔板に導く淡混合気通
路と、濃混合気を淡混合気通路の周囲から炎孔板に導く
濃混合気通路とを隔壁および隔壁に突設した管状部によ
って分離形成するものにおいて、前記炎孔板の裏面に凹
状の嵌合部を設け、この嵌合部に管状部の上端を嵌合
し、嵌合部と管状部上端との間に間隙を設けたことを特
徴としている。
路と、濃混合気を淡混合気通路の周囲から炎孔板に導く
濃混合気通路とを隔壁および隔壁に突設した管状部によ
って分離形成するものにおいて、前記炎孔板の裏面に凹
状の嵌合部を設け、この嵌合部に管状部の上端を嵌合
し、嵌合部と管状部上端との間に間隙を設けたことを特
徴としている。
【０００８】
【作用】淡混合気通路から炎孔板に供給された淡混合気
は炎孔板上面に主炎を形成し、淡混合気通路の周囲に形
成された濃混合気通路から炎孔板に供給された濃混合気
は炎孔板上面の主炎の周囲に補炎を形成して主炎を安定
に保持する。このとき、内部を淡混合気通路とする管状
部上端が炎孔板裏面の嵌合部に間隙を存して嵌合してい
るので、濃混合気より高い圧力の淡混合気が間隙に流入
した濃混合気と混合し、嵌合部の周囲炎孔から噴出して
主炎と補炎の境界には淡混合気と濃混合気が混じり合っ
た火炎領域が確実に形成され保炎効果を高める。そし
て、定常燃焼時にはその領域の混合ガスは嵌合部の炎孔
からのみ噴出し、間隙を逆流して濃混合気通路にまで領
域が広がることはない。又振動燃焼の起振源は主として
淡混合気火炎側にあるので、主炎の圧力変動があれば嵌
合部から間隙を通って濃混合気通路に逃がすことがで
き、振動燃焼を抑制できる。
は炎孔板上面に主炎を形成し、淡混合気通路の周囲に形
成された濃混合気通路から炎孔板に供給された濃混合気
は炎孔板上面の主炎の周囲に補炎を形成して主炎を安定
に保持する。このとき、内部を淡混合気通路とする管状
部上端が炎孔板裏面の嵌合部に間隙を存して嵌合してい
るので、濃混合気より高い圧力の淡混合気が間隙に流入
した濃混合気と混合し、嵌合部の周囲炎孔から噴出して
主炎と補炎の境界には淡混合気と濃混合気が混じり合っ
た火炎領域が確実に形成され保炎効果を高める。そし
て、定常燃焼時にはその領域の混合ガスは嵌合部の炎孔
からのみ噴出し、間隙を逆流して濃混合気通路にまで領
域が広がることはない。又振動燃焼の起振源は主として
淡混合気火炎側にあるので、主炎の圧力変動があれば嵌
合部から間隙を通って濃混合気通路に逃がすことがで
き、振動燃焼を抑制できる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す要部断面図で
あり、１は燃焼装置で、上部に多数の炎孔２を設けたセ
ラミックプレート等の炎孔板３を有し、淡混合気を作る
主混合室４と、主混合室４よりもガス濃度の高い濃混合
気を作る副混合室５とを隔壁６により形成し、淡混合気
を炎孔板３に導く淡混合気通路７と、淡混合気通路７の
周囲から濃混合気を炎孔板３に導く濃混合気通路８と
を、隔壁６および隔壁６に突設して内部を淡混合気通路
７にとする管状部９によって分離形成している。１０は
炎孔板３の裏面に設けた凹状の嵌合部で管状部９の上端
がこの嵌合部１０に０．２〜３ｍｍの間隙１１を存して
嵌合するように設けてある。
あり、１は燃焼装置で、上部に多数の炎孔２を設けたセ
ラミックプレート等の炎孔板３を有し、淡混合気を作る
主混合室４と、主混合室４よりもガス濃度の高い濃混合
気を作る副混合室５とを隔壁６により形成し、淡混合気
を炎孔板３に導く淡混合気通路７と、淡混合気通路７の
周囲から濃混合気を炎孔板３に導く濃混合気通路８と
を、隔壁６および隔壁６に突設して内部を淡混合気通路
７にとする管状部９によって分離形成している。１０は
炎孔板３の裏面に設けた凹状の嵌合部で管状部９の上端
がこの嵌合部１０に０．２〜３ｍｍの間隙１１を存して
嵌合するように設けてある。
【００１０】燃焼時、主混合室４で作られた淡混合気
は、炎孔板３上面に主炎を形成し、副混合室５で作られ
た濃混合気は炎孔板３上面の主炎の周囲に補炎を形成し
て主炎を安定に燃焼させる。このとき、炎孔板３の裏面
に設けた嵌合部１０に間隙１１を存して嵌合した管状部
９から噴出した淡混合気は間隙１１内に流入した濃混合
気を混合し、嵌合部１０の周囲炎孔から噴出して、主炎
と補炎の境界に淡混合気と濃混合気が混じり合った火炎
領域を形成して保炎効果を高める。そして、定常燃焼時
にはその領域の混合ガスは嵌合部１０の炎孔からのみ噴
出し、炎孔板３下面の濃混合気通路８にまで領域を広げ
ることはない。又、振動燃焼の起振源は主として淡混合
気火炎である主炎側にあるので、振動燃焼におよびそう
な場合でも主炎の圧力変動を嵌合部１０の間隙１１から
濃混合気通路８に逃がすことができ、振動燃焼を抑制す
ることができる。
は、炎孔板３上面に主炎を形成し、副混合室５で作られ
た濃混合気は炎孔板３上面の主炎の周囲に補炎を形成し
て主炎を安定に燃焼させる。このとき、炎孔板３の裏面
に設けた嵌合部１０に間隙１１を存して嵌合した管状部
９から噴出した淡混合気は間隙１１内に流入した濃混合
気を混合し、嵌合部１０の周囲炎孔から噴出して、主炎
と補炎の境界に淡混合気と濃混合気が混じり合った火炎
領域を形成して保炎効果を高める。そして、定常燃焼時
にはその領域の混合ガスは嵌合部１０の炎孔からのみ噴
出し、炎孔板３下面の濃混合気通路８にまで領域を広げ
ることはない。又、振動燃焼の起振源は主として淡混合
気火炎である主炎側にあるので、振動燃焼におよびそう
な場合でも主炎の圧力変動を嵌合部１０の間隙１１から
濃混合気通路８に逃がすことができ、振動燃焼を抑制す
ることができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上のように、炎孔板の裏面に
凹状の嵌合部を設け、この嵌合部に内部を淡混合気通路
とする管状部の上端を嵌合し、嵌合部と管状部上端との
間に間隙を設けたので、淡混合気が間隙に流入した濃混
合気と混合し、嵌合部の周囲炎孔から噴出して主炎と補
炎の境界に淡混合気と濃混合気の混じり合った火炎領域
を形成し、主炎の保炎効果を高めることができるとと共
に、炎孔板の面積効率も上げることができる。
凹状の嵌合部を設け、この嵌合部に内部を淡混合気通路
とする管状部の上端を嵌合し、嵌合部と管状部上端との
間に間隙を設けたので、淡混合気が間隙に流入した濃混
合気と混合し、嵌合部の周囲炎孔から噴出して主炎と補
炎の境界に淡混合気と濃混合気の混じり合った火炎領域
を形成し、主炎の保炎効果を高めることができるとと共
に、炎孔板の面積効率も上げることができる。
【００１２】又、振動燃焼の起振源である主炎の圧力変
動があれば、嵌合部から間隙を通って濃混合気通路に逃
がすことができるので、振動燃焼を抑制することができ
る。
動があれば、嵌合部から間隙を通って濃混合気通路に逃
がすことができるので、振動燃焼を抑制することができ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す燃焼装置の要部断面図
である。
である。
【図２】従来例を示す燃焼装置の要部断面図である。
１ 燃焼装置 ３ 炎孔板 ６ 隔壁 ７ 淡混合気通路 ８ 濃混合気通路 ９ 管状部 １０ 嵌合部 １１ 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−147208（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−42802（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−38518（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭55−27646（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】 淡混合気を炎孔板に導く淡混合気通路
と、濃混合気を淡混合気通路の周囲から炎孔板に導く濃
混合気通路とを隔壁および隔壁に突設した管状部によっ
て分離形成するものにおいて、前記炎孔板の裏面に凹状
の嵌合部を設け、この嵌合部に管状部の上端を嵌合し、
嵌合部と管状部上端との間に間隙を設けたことを特徴と
する燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3342479A JP2551291B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3342479A JP2551291B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149515A JPH05149515A (ja) | 1993-06-15 |
| JP2551291B2 true JP2551291B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=18354062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3342479A Expired - Fee Related JP2551291B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551291B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3342479A patent/JP2551291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05149515A (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |