JP2550546Y2 - 防音カバー付長ネギの皮剥き機 - Google Patents
防音カバー付長ネギの皮剥き機Info
- Publication number
- JP2550546Y2 JP2550546Y2 JP1990060338U JP6033890U JP2550546Y2 JP 2550546 Y2 JP2550546 Y2 JP 2550546Y2 JP 1990060338 U JP1990060338 U JP 1990060338U JP 6033890 U JP6033890 U JP 6033890U JP 2550546 Y2 JP2550546 Y2 JP 2550546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- soundproof
- green onion
- cover
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は長ネギ類の白根部に圧縮エア等を吹き付けて
その表皮等を吹き飛ばす自動皮剥き機に関し、特に改良
された防音カバーを有するものである。
その表皮等を吹き飛ばす自動皮剥き機に関し、特に改良
された防音カバーを有するものである。
従来、長ネギの皮剥きを目的として長ネギの長手方向
に沿って白根部に圧縮エアおよび/または水等の流体を
吹き付けて皮剥きを行なう装置が多数提案され、かつ実
施されている。
に沿って白根部に圧縮エアおよび/または水等の流体を
吹き付けて皮剥きを行なう装置が多数提案され、かつ実
施されている。
この装置は例えば第3図に示すように作業テーブル
(1)上の一端側に一段又は複数段のエア吹出口を有す
るエアノズル(2)(2′)を皮を剥ぐべきネギを載置
する位置を示す仮想中心線(3)上の1点に向けて対向
的に設けており、さらに上記作業テーブル(1)上に圧
縮エアによって吹き飛ばされたネギの表皮及びゴミ等を
エアノズル(2)(2′)とは反対側に案内するガイド
板(13)(13′)を対向して設け、左右のガイド板(1
3)(13′)を跨架してゴミ収納袋(11)を取り付ける
取付フック(14)を設けたものである。
(1)上の一端側に一段又は複数段のエア吹出口を有す
るエアノズル(2)(2′)を皮を剥ぐべきネギを載置
する位置を示す仮想中心線(3)上の1点に向けて対向
的に設けており、さらに上記作業テーブル(1)上に圧
縮エアによって吹き飛ばされたネギの表皮及びゴミ等を
エアノズル(2)(2′)とは反対側に案内するガイド
板(13)(13′)を対向して設け、左右のガイド板(1
3)(13′)を跨架してゴミ収納袋(11)を取り付ける
取付フック(14)を設けたものである。
そしてこの装置の使用方法はエアノズル(2)
(2′)の前方に長ネギの白根部を位置させて、長ネギ
を上記仮想中心線(3)上に載置する。このときテーブ
ル(1)の手前端に取り付けた長ネギが載置されたこと
を検出する検出器(7)の信号によりエアノズル(2)
(2′)から圧縮エアが噴出する。このように長ネギを
所定の位置に手持ちにより置くことで自動的に圧縮エア
を噴出させて、白根部の表皮及び付着している土等のゴ
ミを強制的に吹き飛ばし皮剥きを行うもので、エアの風
圧を長ネギに当てるだけであり、傷などの発生により商
品価値を低下させるおそれもなく、また衛生的であり、
手作業による皮剥きに比べてはるかに効率が高い等の特
徴がある。
(2′)の前方に長ネギの白根部を位置させて、長ネギ
を上記仮想中心線(3)上に載置する。このときテーブ
ル(1)の手前端に取り付けた長ネギが載置されたこと
を検出する検出器(7)の信号によりエアノズル(2)
(2′)から圧縮エアが噴出する。このように長ネギを
所定の位置に手持ちにより置くことで自動的に圧縮エア
を噴出させて、白根部の表皮及び付着している土等のゴ
ミを強制的に吹き飛ばし皮剥きを行うもので、エアの風
圧を長ネギに当てるだけであり、傷などの発生により商
品価値を低下させるおそれもなく、また衛生的であり、
手作業による皮剥きに比べてはるかに効率が高い等の特
徴がある。
しかしながらエアノズル等の流体ノズルから吹き出す
エア等の流体の噴射音は大きく、騒音公害のおそれがあ
り、又作業する者にとっても極めて不快なものであっ
た。
エア等の流体の噴射音は大きく、騒音公害のおそれがあ
り、又作業する者にとっても極めて不快なものであっ
た。
そこで従来からも、上記ノズル部や噴出エアが白根部
に当たるエア流通路の周囲等を吸音材で覆い、長ネギの
差し込み部分のみを開口した防音カバー付の皮剥き機が
あった。しかし、防音効果や作業性の点から十分とはい
えず、問題であった。
に当たるエア流通路の周囲等を吸音材で覆い、長ネギの
差し込み部分のみを開口した防音カバー付の皮剥き機が
あった。しかし、防音効果や作業性の点から十分とはい
えず、問題であった。
本考案はこれに鑑み種々検討の結果、防音効果が大き
くかつ作業効率も高い皮剥き機を開発したものである。
くかつ作業効率も高い皮剥き機を開発したものである。
即ち本考案は、長ネギの白根部にその長手方向に沿っ
て流体を吹き付けて長ねぎの皮を剥く左右一対のノズル
と、該ノズルが取り付けられ且つ上記長ネギ白根部を載
置するテーブルと、載置した長ネギを検出する検出器
と、該ノズル部及び該ノズルからの流体通路を覆う吸音
材を設けた防音カバーからなる長ネギの皮剥き機におい
て、防音カバーのノズル側上面を、この上面の前後方向
中央部に横方向に設けた回動軸の回りに該検出器に連動
させて開閉自在に設け、且つ手前側端面に防音端面カバ
ーを設け、且つ流体通路を覆う後側の防音カバーを下方
に延長し、さらに該テーブル面の手前側端縁の左右方向
中央部に非接触式の検出器を取付けてなり、検出器が長
ネギを検出した時に上記ノズル側上面を上記回動軸の回
りに回転してノズル部及び流体通路を防音カバーで覆
い、しかる後に長ネギ白根部に流体を吹き付け、長ネギ
を検出器から外した時に上記ノズル側上面を上記回動軸
の回りに逆回転してノズル部及び流体通路を開放するこ
とを特徴とするものである。
て流体を吹き付けて長ねぎの皮を剥く左右一対のノズル
と、該ノズルが取り付けられ且つ上記長ネギ白根部を載
置するテーブルと、載置した長ネギを検出する検出器
と、該ノズル部及び該ノズルからの流体通路を覆う吸音
材を設けた防音カバーからなる長ネギの皮剥き機におい
て、防音カバーのノズル側上面を、この上面の前後方向
中央部に横方向に設けた回動軸の回りに該検出器に連動
させて開閉自在に設け、且つ手前側端面に防音端面カバ
ーを設け、且つ流体通路を覆う後側の防音カバーを下方
に延長し、さらに該テーブル面の手前側端縁の左右方向
中央部に非接触式の検出器を取付けてなり、検出器が長
ネギを検出した時に上記ノズル側上面を上記回動軸の回
りに回転してノズル部及び流体通路を防音カバーで覆
い、しかる後に長ネギ白根部に流体を吹き付け、長ネギ
を検出器から外した時に上記ノズル側上面を上記回動軸
の回りに逆回転してノズル部及び流体通路を開放するこ
とを特徴とするものである。
次に本考案の一実施例について説明する。
第1図に示すようにテーブル(1)上の一端側にエア
ノズル(2)(2′)を左右に一対設け、これらノズル
(2)(2′)と、この2個のノズルを略2等分する上
記仮想中心線(3)とを挟むように長手方向に内面が多
孔性の吸音材からなる防音壁(4)(4′)を立設し、
さらに該仮想中心線(3)の上方の反ノズル側には両側
の防音壁(4)(4′)間に防音上面カバー(5)を架
設した。そして防音壁(4)(4′)のノズル(2)
(2′)側端面には、上記仮想中心線(3)の通過部分
を除いて防音端面カバー(6)(6′)を設け、さらに
上記仮想中心線(3)の延長線上のテーブル(1)端に
は検出器(7)を設けた。また上記仮想中心線(3)上
方のノズル側開口には、反ノズル側の防音上面カバー
(5)の一端で蝶番(8)により連結されて、エアシリ
ンダー(9)により開閉自在の防音開閉カバー(10)を
設置した。さらに防音壁(4)(4′)と防音上面カバ
ー(5)とで形成された反ノズル側の吹き飛ばされた表
皮等の排出口である端面開口には、第2図で示すよう
に、先端にゴム収納袋(11)を取付けた防音排出管(1
2)を設けて排出部からの騒音を防ぐ構造とした。
ノズル(2)(2′)を左右に一対設け、これらノズル
(2)(2′)と、この2個のノズルを略2等分する上
記仮想中心線(3)とを挟むように長手方向に内面が多
孔性の吸音材からなる防音壁(4)(4′)を立設し、
さらに該仮想中心線(3)の上方の反ノズル側には両側
の防音壁(4)(4′)間に防音上面カバー(5)を架
設した。そして防音壁(4)(4′)のノズル(2)
(2′)側端面には、上記仮想中心線(3)の通過部分
を除いて防音端面カバー(6)(6′)を設け、さらに
上記仮想中心線(3)の延長線上のテーブル(1)端に
は検出器(7)を設けた。また上記仮想中心線(3)上
方のノズル側開口には、反ノズル側の防音上面カバー
(5)の一端で蝶番(8)により連結されて、エアシリ
ンダー(9)により開閉自在の防音開閉カバー(10)を
設置した。さらに防音壁(4)(4′)と防音上面カバ
ー(5)とで形成された反ノズル側の吹き飛ばされた表
皮等の排出口である端面開口には、第2図で示すよう
に、先端にゴム収納袋(11)を取付けた防音排出管(1
2)を設けて排出部からの騒音を防ぐ構造とした。
このような皮剥き機を使用するには、先ず第1図のよ
うに防音開閉カバー(10)を上げた状態にしておき、作
業者は長ネギの葉部を手で持って白根部を仮想中心線
(3)上に置く。このとき検出器(7)が長ネギが所定
の位置に置かれたことを検出するので直ちにエアシリン
ダー(9)が作動して防音開閉カバー(10)を下げてノ
ズル(2)(2′)部側のテーブル上周囲を防音板で覆
った状態にする。その後直ちにノズル(2)(2′)か
ら圧縮エアを上記白根部に吹き付けて表皮等を吹き飛ば
してこれらゴミは収納袋に入れる。そして皮剥きの終っ
た長ネギは手前に引き抜くことにより、再び検出器
(7)の作用によりシリンダー(9)を作動させて防音
開閉カバー(10)を持ち上げて次の皮剥き作業を待機す
る。
うに防音開閉カバー(10)を上げた状態にしておき、作
業者は長ネギの葉部を手で持って白根部を仮想中心線
(3)上に置く。このとき検出器(7)が長ネギが所定
の位置に置かれたことを検出するので直ちにエアシリン
ダー(9)が作動して防音開閉カバー(10)を下げてノ
ズル(2)(2′)部側のテーブル上周囲を防音板で覆
った状態にする。その後直ちにノズル(2)(2′)か
ら圧縮エアを上記白根部に吹き付けて表皮等を吹き飛ば
してこれらゴミは収納袋に入れる。そして皮剥きの終っ
た長ネギは手前に引き抜くことにより、再び検出器
(7)の作用によりシリンダー(9)を作動させて防音
開閉カバー(10)を持ち上げて次の皮剥き作業を待機す
る。
なお防音開閉カバー(10)は、エア吹き付け時の皮剥
き状況が外部からわかるように一部を透明アクリル板等
で構成してもよい。
き状況が外部からわかるように一部を透明アクリル板等
で構成してもよい。
また本実施例では防音開閉カバーを駆動するためにエ
アシリンダーを用いたが、他の駆動源として電動機その
他を用いてもよい。
アシリンダーを用いたが、他の駆動源として電動機その
他を用いてもよい。
このように本考案によれば、防音効果が高く且つ作業
性にも優れた長ネギ皮剥き機を提供できる等の顕著な効
果を奏する。
性にも優れた長ネギ皮剥き機を提供できる等の顕著な効
果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、 第2図は本考案の一実施例を示す部分斜視図、 第3図は従来例を示す斜視図である。 1……作業テーブル 2,2′……エアノズル 3……仮想中心線 4,4′……防音壁 5……防音上面カバー 6,6′……防音端面カバー 7……検出器 8……蝶番 9……エアシリンダー 10……防音開閉カバー 11……ゴミ収納袋 12……防音排出管 13,13′……ガイド板 14……取付フック
Claims (1)
- 【請求項1】長ネギの白根部にその長手方向に沿って流
体を吹き付けて長ネギの皮を剥く左右一対のノズルと、
該ノズルが取り付けられ且つ上記長ネギ白根部を載置す
るテーブルと、載置した長ネギを検出する検出器と、該
ノズル部及び該ノズルからの流体通路を覆う吸音材をを
設けた防音カバーからなる長ネギの皮剥き機において、
防音カバーのノズル側上面を、この上面の前後方向中央
部に横方向に設けた回動軸の回りに該検出器に連動させ
て開閉自在に設け、且つ手前側端面に防音端面カバーを
設け、且つ流体通路を覆う後側の防音カバーを下方に延
長し、さらに該テーブル面の手前側端縁の左右方向中央
部に非接触式の検出器を取付けてなり、検出器が長ネギ
を検出した時に上記ノズル側上面を上記回動軸の回りに
回転してノズル部及び流体通路を防音カバーで覆い、し
かる後に長ネギ白根部に流体を吹き付け、長ネギを検出
器から外した時に上記ノズル側上面を上記回動軸の回り
に逆回転してノズル部及び流体通路を開放することを特
徴とする防音カバー付長ネギの皮剥き機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990060338U JP2550546Y2 (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 防音カバー付長ネギの皮剥き機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990060338U JP2550546Y2 (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 防音カバー付長ネギの皮剥き機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419194U JPH0419194U (ja) | 1992-02-18 |
JP2550546Y2 true JP2550546Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=31587619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990060338U Expired - Lifetime JP2550546Y2 (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 防音カバー付長ネギの皮剥き機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550546Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2640417B2 (ja) * | 1993-04-30 | 1997-08-13 | 株式会社旭電機製作所 | 長野菜皮剥洗浄ノズル及びこのノズルを用いる装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645513Y2 (ja) * | 1986-03-19 | 1989-02-10 | ||
JPS645512Y2 (ja) * | 1986-03-19 | 1989-02-10 | ||
JPS645514Y2 (ja) * | 1986-08-08 | 1989-02-10 | ||
JPH0317678Y2 (ja) * | 1986-11-20 | 1991-04-15 | ||
JPH0524315Y2 (ja) * | 1987-04-13 | 1993-06-21 |
-
1990
- 1990-06-07 JP JP1990060338U patent/JP2550546Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419194U (ja) | 1992-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2550546Y2 (ja) | 防音カバー付長ネギの皮剥き機 | |
CA2313571A1 (en) | Removable sliding window for skid steer loader cab | |
CA2307407C (en) | Dust pan closure for vacuum cleaner | |
JPH0441838Y2 (ja) | ||
JPH0739436Y2 (ja) | 長ネギの皮剥き機 | |
CN109092838A (zh) | 一种洗涤台排气罩 | |
WO2020224679A2 (zh) | 一种噪音消减装置 | |
JPH03137358A (ja) | 壁面剥離作業治具 | |
JP2810344B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2523734Y2 (ja) | 防音カバーを有するネギの皮剥き機 | |
JP3495387B2 (ja) | 電気掃除機の吸込具 | |
KR200217269Y1 (ko) | 집진기 내장형 레이저 인장기 | |
JPH06239096A (ja) | 黒板用チョーク粉塵取り装置 | |
CN214847702U (zh) | 一种防尘可升降的电钢琴架 | |
CN217527802U (zh) | 应用于药片粉碎机的负压机构 | |
CA2362702A1 (en) | Debris access door | |
JP2592339B2 (ja) | 長ネギ皮剥きのための圧縮エアーの吹き付け方法と吹き付け機 | |
JPS6129406Y2 (ja) | ||
JPS645514Y2 (ja) | ||
JPS5845827Y2 (ja) | 集塵装置 | |
JPH0524315Y2 (ja) | ||
JP3090880B2 (ja) | フィルタを有するレンジフード装置 | |
JPS5716222A (en) | Dust remover in dust-proof device of radiator for combine or the like | |
JP3206082B2 (ja) | 流し装置 | |
JPS5811432Y2 (ja) | 除塵装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |