JPH0524315Y2 - - Google Patents

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JPH0524315Y2
JPH0524315Y2 JP1987055679U JP5567987U JPH0524315Y2 JP H0524315 Y2 JPH0524315 Y2 JP H0524315Y2 JP 1987055679 U JP1987055679 U JP 1987055679U JP 5567987 U JP5567987 U JP 5567987U JP H0524315 Y2 JPH0524315 Y2 JP H0524315Y2
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、長ネギの皮を剥く装置に関する。
(従来の技術) この種の装置としては、従来第6図及び第7図
に示すようなものがある。
このものは、機枠1と、この機枠1の天板で構
成したネギ載置台2と、このネギ載せ台2上に取
りつけた一対のエアノズル3,3及び光電管4と
を備えており、エアノズル3,3の間2aにネギ
Aを載せると光電管4がこれを感知してエアノズ
ル3,3からエアがネギAに向けて噴射するよう
になつている。そこでこのような従来の装置を使
用する場合には、ネギ載置台2の左側部分2b上
にて予めネギの皮を多少剥いておき、これをエア
ノズル3,3間2aにセツトしてネギにその皮を
多少剥いてある部分からエアを噴射せしめつつネ
ギAを手前側(図示矢印B方向)に引くことによ
つてネギの皮を完全に剥いていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが以上のような従来の装置は、エアノズ
ル3,3が外部に露出しているために騒音が大き
いという問題があつた。この騒音は、100ホン以
上あり、作業者が難聴を患うという問題があつ
た。
このような問題を解決するものとして、ネギ載
せ部分2a及びエアノズル3,3を防音カバーで
覆つたものもあるが、このものはカバーが天板2
に固定されているために、そのカバー内にネギを
入れるのが困難で作業性が悪く、結局は作業性を
重視するユーザーに於てカバーを外して使用して
いるのが現状である。
本考案の目的は、以上のような従来装置の問題
点を解決し、作業性を損なうことなく騒音を軽減
することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、長ネギを載
せるネギ載せ部分と、このネギ載せ部分に載せた
長ネギに対してエアを噴射するエアノズルとを備
えたものにおいて、前記ネギ載せ部分に供給され
る長ネギを複数本載置しておくことのできるネギ
載せ台を設けるとともに、このネギ載置台に凹部
を形成してこの凹部の底部で前記ネギ載せ部分を
構成し、このネギ載せ部分及びエアノズルを覆う
開閉蓋と、この開閉蓋を開閉する駆動手段と、こ
の駆動手段を、前記ネギ載せ部分にネギを載せる
毎に作動させる作動手段と、前記開閉蓋が閉じた
ときこれを検知して開閉蓋が閉じている間前記エ
アノズルからエアを噴射させる検出手段とを設
け、かつ、前記ネギ載せ部分の底部及び側部に吸
音材を配置したことを特徴としている。
(作用効果) 本考案は上記の構成としたので、次のような作
用効果を奏する。
即ち、先ず開閉蓋を開けた状態で長ネギをネギ
載せ部分に載せ、長ネギをネギ載せ部分に載せる
毎に作動手段にて駆動手段を動作させて開閉蓋を
閉じ、検出手段の作用によりエアノズルからエア
を噴射して長ネギの皮を剥くことができる。次い
で、再び作動手段にて駆動手段を動作させて開閉
蓋を開け上記作業を繰り返すことができる。
そして、長ネギをネギ載せ部分に載せる際に
は、開閉蓋が開いていてネギを容易にセツトする
ことができる。さらに、ネギ載せ部分はネギ載置
台に形成された凹部によつてネギ載置台より落ち
込んだ状態となつているので、ネギのセツトは容
易かつスムーズに行なうことができる。
エア噴射の際には開閉蓋が閉じてネギ載せ部分
及びエアノズルが覆われ、しかも、ネギ載せ部分
は凹部で形成されていてその底部及び側部には吸
音材が配置されているので、エアの噴射音による
騒音が確実にかつ著しく低減される。
特に、ネギ載せ部分を凹部で形成したこと、お
よびこの凹部を開閉蓋で閉じることにより、上方
への音の発散を防止することができるとともに、
底部および側部に吸音材が配置されているので、
足元から響いてくる騒音が低減される。
以上のように本考案によれば、作業性を損なう
ことなく騒音を確実にかつ著しく軽減することが
できる。
(実施例) 以下、開閉蓋を開閉する駆動手段としてエアシ
リンダを用い、その作動手段として光電スイツチ
を用いた実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案に係る長ネギの皮剥き装置の一
実施例を示す概略正面図、第2図は同上平面図、
第3図は第2図X−X線切断端面拡大図、第4図
は部分拡大斜視図、第5図は一部省略拡大平面図
である。
これらの図において、10は機枠であり、天板
部分はネギ載置台11(以下これを天板とも言
う)を構成している。ネギ載置台11には装置手
前側(第2図C参照)から背部側(同図D参照)
に亘る凹部12が形成されており、この凹部12
の底部13が長ネギAを載せる部分即ちネギ載せ
部分を構成している。
凹部12は、第3図に示すように機枠に設けた
箱状収納部10aに収納した板状吸音材(例えば
スポンジ)15と、この板状吸音材15上に載置
した角柱状吸音材16,16によつて形成されて
おり、前記ネギ載せ部分13はステンレス板によ
つて構成されている。このように、ネギ載せ部分
13の底部及び側部には吸音材が配置されてい
る。
20,20は、前記ネギ載せ部分13の上に取
り付けたエア噴射ノズルであり、エア導入系30
に接続されている。エア導入系30は、図示しな
いエアコンプレツサにパイプ31で接続されたフ
イルターユニツト32と、圧力計33と、電磁弁
34と、分岐管35とからなり、前記エアノズル
20,20はこの分岐管35の一方に配管35a
で接続されている。36はこの配管35aに介装
した電磁弁であり、この電磁弁36と前記電磁弁
34はそれぞれ装置全体の制御を司るコントロー
ルボツクス14に電気的に接続されている。
40は開閉蓋であり、前記ネギ載せ部分13及
びエアノズル20,20を覆うようになつてい
る。この開閉蓋40は、第3図に示すように箱形
の蓋本体41と、この蓋本体41内に設けた角柱
状の吸音材42とからなり、蓋本体41の一側面
41aの下縁がヒンジ44で機枠の天板11に回
動可能に取り付けられていて、エアシリンダ45
で開閉駆動されるようになつている。蓋本体41
の他方の側面41bには枠状取り付け金具43に
よつてリミツトスイツチ50とシヨツクアブソー
バ51とが取り付けられている。シヨツクアブソ
ーバ51は、第3図に示すように蓋本体41の側
面41bの下縁41cと天板11との間に作業者
の手が誤つて挟まれることのないように多少の間
隔(例えば10mm程度の間隔)を形成するように調
整されており、これと対応して蓋本体の側面41
bは他側面41aより短く形成してある。
リミツトスイツチ50は、前記コントロールボ
ツクス14を介して前記エアノズル20の電磁弁
36に接続されており、蓋体40が閉じたときに
ONして電磁弁36を開くようになつている。
前記エアシリンダ45は、そのロツド45aの
先端が蓋本体41に固定したアーム46の先端に
連結されており、そのシリンダ部45bの下端が
機枠10に枢支されている。このエアシリンダ4
5は、第1図に示すように配管37a,37bに
よつて前記分岐管35に接続されていて、通常は
ロツド45aを引いて第4図に示すように開閉蓋
40を開放せしめるような状態にある。配管37
a,37bにはそれぞれ電磁弁38a,38bが
介装されており、これら電磁弁38a,38bは
前記コントロールボツクス14に電気的に接続さ
れている。
52,53は透過型光電スイツチを構成する投
光器と受光器であり、それぞれ第5図に示すよう
に機枠手前側の内面に取り付けられている。第4
図及び第5図に示すように前記凹部12の側壁に
は投光器52からの光束が受光器53に向けて透
過するように窓部12a,12bが開口してい
る。そして、受光器53は第1図に示すようにコ
ントロールボツクス14を介してエアシリンダ4
5の電磁弁38a,38bに接続されており、投
光器52からの光束がネギAで遮断されると、電
磁弁38bを作動せしめ、前記エアシリンダ45
のロツド45aを突出せしめて前記開閉蓋40を
閉じ、ネギAが無くなつて光束を受光すると、電
磁弁38aを作動せしめ、前記エアシリンダ45
のロツド45aを引いて前記開閉蓋40を開ける
ようになつている。尚、第1図において、11a
は、開閉蓋40が開く際にアーム46の先端が天
板11に当接しないように天板に開けた開口であ
る。
さて以上のような装置の作動について説明する
と、次のようになる。
(i) 先ず図示しない電源を入れると、エア系30
の電磁弁34が開き、エアシリンダ45のロツ
ド45aが引かれて開閉蓋40が第4図に示す
ように開状態となる。
(ii) 作業者が装置の手前側に立ち、予めネギ載置
台11上で皮を多少剥いておいた長ネギAをネ
ギ載せ部分13にセツトすると、投光器52か
らの光束がネギAで遮断されて電磁弁38bが
作動し、エアシリンダ45のロツド45aが突
出して開閉蓋40が閉じる。
ここで長ネギAをネギ載せ部分13に載せる
際には開閉蓋40が開いているのでネギAを容
易にセツトすることができ、しかもネギ載せ部
分13は天板11よりも落ち込んでいるのでエ
アノズル20が邪魔にならずスムーズにセツト
することができる。
又、蓋40が閉じる際には、蓋本体41の下
縁と天板11との間に間隔が形成されているの
で、作業者が手を挟んで怪我をするということ
がない。
(iii) 開閉蓋40が閉じると、リミツトスイツチ5
0がONして電磁弁36が開き、エアノズル2
0,20から長ネギAに向かつてエアが噴射す
る。そこで作業者は、予め皮を多少剥いてあつ
た部分からエアを噴射せしめつつネギAを手前
側に引くことによつてネギの皮を剥く。剥かれ
た皮は、凹部12と蓋40によつて形成された
角筒状の通路を通じて機外に排出される。
ここでエア噴射の際には開閉蓋40が閉じて
ネギ載せ部分13及びエアノズル20,20を
覆つているので、騒音は著しく軽減する。しか
も本実施例の場合には、第3図に明示するよう
にネギ載せ部分13を板状吸音材15及び角柱
状吸音材16,16で包み込んでいるので防音
効果は一層向上している。
特に、ネギ載せ部分13を凹部12で形成し
たこと、およびこの凹部12を開閉蓋40で閉
じることにより、上方への音の発散を防止する
ことができるとともに、ネギ載せ部分13の底
部および側部に板状吸音材15及び角柱状吸音
材16が配置されているので、足元から響いて
くる騒音が著しく低減される。
また、エア噴射によりネギの皮が剥かれる際
には、ネギに付着している土等が飛散するが、
この際第5図に示すように、窓部12a,12
aを通じて空気が矢印aで示すように流れるの
で、飛散した土等が投光器52及び受光器53
に付着せず、光電スイツチの誤作動が防止され
る。更にこの空気の流れによつてネギの皮向き
作用は一層良好になされる。
(iv) ネギAを手前側に引いてネギの皮が剥かれ、
ネギAが凹部12から無くなつて受光器53が
光束を受光すると、電磁弁38aが作動し、エ
アシリンダ45のロツド45aが引かれて開閉
蓋40が開状態となる。同時にリミツトスイツ
チ50もOFFとなり、電磁弁36が閉じてエ
アノズル20からのエア噴射も止る。
以上で1サイクルが終了し、上記()〜
()の動作を繰り返してネギの皮剥き作業を行
なう。
以上本考案の一実施例について説明したが、本
考案は上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
あることは言うまでもない。例えば、 開閉蓋の駆動手段は、エアシリンダに限ら
ず、歯車機構等適宜の手段を採用し得る。
エアシリンダの作動手段は、光電スイツチに
限らず他の手段を採用し得る。例えば、マイク
ロスイツチ、ペタルスイツチによつてエアシリ
ンダを作動させるようにすることもできる。
吸音材は、スポンジに限らず、他の吸音材を
採用し得る。例えば、合成繊維等でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る長ネギの皮剥き装置の一
実施例を示す概略正面図、第2図は同上平面図、
第3図は第2図X−X線切断端面拡大図、第4図
は部分拡大斜視図、第5図は一部省略拡大平面
図、第6図は従来装置の正面図、第7図は同上平
面図である。 13……ネギ載せ部分、20……エアノズル、
40……開閉蓋、15,16,42……吸音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長ネギを載せるネギ載せ部分と、このネギ載せ
    部分に載せた長ネギに対してエアを噴射するエア
    ノズルとを備えたものにおいて、前記ネギ載せ部
    分に供給される長ネギを複数本載置しておくこと
    のできるネギ載置台を設けるとともに、このネギ
    載置台に凹部を形成してこの凹部の底部で前記ネ
    ギ載せ部分を構成し、このネギ載せ部分及びエア
    ノズルを覆う開閉蓋と、この開閉蓋を開閉する駆
    動手段と、この駆動手段を、前記ネギ載せ部分に
    ネギを載せる毎に作動させる作動手段と、前記開
    閉蓋が閉じたときこれを検知して開閉蓋が閉じて
    いる間前記エアノズルからエアを噴射させる検出
    手段とを設け、かつ、前記ネギ載せ部分の底部及
    び側部に吸音材を配置したことを特徴とする長ネ
    ギの皮剥き装置。
JP1987055679U 1987-04-13 1987-04-13 Expired - Lifetime JPH0524315Y2 (ja)

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JPS63163194U JPS63163194U (ja) 1988-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2550546Y2 (ja) * 1990-06-07 1997-10-15 株式会社 内山商会 防音カバー付長ネギの皮剥き機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030956U (ja) * 1983-08-05 1985-03-02 富士電機株式会社 太陽熱集熱装置の集熱板支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60114696U (ja) * 1984-01-11 1985-08-02 株式会社 明治機械製作所 野菜仕上機における防音装置
JPS645512Y2 (ja) * 1986-03-19 1989-02-10

Patent Citations (1)

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JPS6030956U (ja) * 1983-08-05 1985-03-02 富士電機株式会社 太陽熱集熱装置の集熱板支持装置

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JPS63163194U (ja) 1988-10-25

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