JP2550357Y2 - カバーのロック機構 - Google Patents

カバーのロック機構

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JP2550357Y2
JP2550357Y2 JP105992U JP105992U JP2550357Y2 JP 2550357 Y2 JP2550357 Y2 JP 2550357Y2 JP 105992 U JP105992 U JP 105992U JP 105992 U JP105992 U JP 105992U JP 2550357 Y2 JP2550357 Y2 JP 2550357Y2
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JP
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lock lever
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lock
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敏夫 北村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開閉可能なカバーを閉
じた状態で保持するカバーのロック機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のカバーのロック機構を示す
斜視図である。図において、1は箱状の前面カバーで、
例えば金融自動機器の通帳記帳装置の場合だと、この前
面カバー1内にプリンタユニット,制御用基板等の主な
保守対象ユニットが収納されている。
【0003】2は箱状の後面カバー、3はスライドレー
ルで、このスライドレール3により、前面カバー1は後
面カバー2に対して前後方向にスライド移動して開閉可
能に取り付けられている。4は後面カバー2内に設けら
れるロックレバー、5は後面カバー2内に設けられ、前
記ロックレバー4を回転可能に支持するロックレバー支
持金具である。
【0004】6は前記ロックレバー支持金具5に垂直に
かしめられた円柱状のスタッドで、前記ロックレバー4
はこのスタッド6に支持されて該スタッド6を中心にロ
ックレバー支持金具5に対して回転する。7はロックレ
バー支持金具5に取り付けられたショルダスクリュー、
8はロックレバー4にあけられた湾曲した長穴で、この
長穴8にショルダスクリュー7が入り込むことで、ロッ
クレバー4の回転範囲を規制している。
【0005】9はスプリングで、前記スタッド6を巻く
ようにしてロックレバー4とロックレバー支持金具5と
の両方に掛けられ、ロックレバー4が矢印A方向に回転
するように力を加えている。10はロックレバー4の前
面カバー1方向の先端側に設けられた斜面、11は前記
斜面10を切り欠いて形成したL字部である。なお、上
述したロックレバー4およびロックレバー4を回転可能
に支持するロックレバー支持金具5等は、同一構成のも
のが後面カバー2内の左右両側に2組設けられている。
【0006】12は前面カバー1内に設けられたロック
プレート、13はこのロックプレート12に垂直にかし
められた円柱状のスタッドであり、このスタッド13に
前記ロックレバー4のL字部11が引っ掛かるようにな
っている。14は後面カバー2に対して開閉可能に取り
付けられた後扉、15は後面カバー2に前記後扉14を
回転可能に取り付けるための蝶番、16は後扉14を閉
状態でロックするための錠であり、錠16を開錠して後
扉14を開けることでロックレバー4の操作を行うこと
ができる。
【0007】図4は図3の要部を示す側面図である。図
において、17はベースで、このベース17上に前記ロ
ックレバー支持金具5が固定されており、前面カバー1
はベース17に対して移動可能となっている。18はク
ッションで、このクッション18は前面カバー1の先端
内側に貼り付けられている。そして、図4に実線で示す
ように、後面カバー2に対して前面カバー1を閉じた状
態で、前記クッション18は、前面カバー1とベース1
7の先端との間に挟まれて、前面カバー1を後面カバー
2から開放する方向へ移動させる力が蓄えられる。
【0008】以下、従来における作用を説明する。ま
ず、前面カバー1が後面カバー2に対して閉じた状態で
あると、後面カバー2側に設けられているロックレバー
4のL字部11が前面カバー1側に設けられているスタ
ッド13に引っ掛かっかり、このロックレバー4がロッ
クレバー支持金具5に垂直にかしめられた円柱状のスタ
ッド6を支点にスプリング9により矢印A方向に回転し
ようとしているので、L字部11とスタッド13との引
っ掛かりが外れることがないようになっており、前面カ
バー1は後面カバー2に対して閉じた状態が保たれる。
【0009】そして、前面カバー1内部に実装されてい
る図示しないプリンタユニットのリボンカセットの交換
や、制御用基板の保守、および通帳等の媒体のジャム処
理のため、前面カバー1を開くには、後面カバー2の後
扉14に防犯上取り付けてある錠16を開錠し、蝶番1
5を支点に後扉14を開ける。後扉14を開けた後、ロ
ックレバー4の後端を矢印B方向に押下すると、矢印A
方向に回転するように力を加えているスプリング9に抗
して、ロックレバー4はスタッド6を支点に時計回り
(矢印C方向)に回転し、ロックレバー4にあけられて
いる長穴8の一方の端面がロックレバー支持金具5に取
り付けられているショルダスクリュー7に当接するまで
回転させる。ロックレバー4を前記方向にショルダスク
リュー7と長穴8の一方の端面が当接するまで回転させ
ると、ロックレバー4のL字部11と前面カバー1側に
設けられているスタッド13との引っ掛かりが外れる。
【0010】図5,図6は前面カバー1とベース17お
よびクッション18の関係を示す側面図で、図5は前面
カバー1が閉じた状態、図6は前面カバー1が開いた状
態を示している。左右両方のロックレバー4を同時に矢
印B方向に押下して、上述したようにロックレバー4の
L字部11とスタッド13との引っ掛かりが外れること
で、図5に示すように前面カバー1とベース17との間
で圧縮されてクッション18に蓄えられていた力が図6
に示すように解放され、図4に2点鎖線で示すように、
前面カバー1は、後面カバー2に対して閉じた状態の位
置Dから、後面カバー2に対して数ミリ開いた位置Eま
で、矢印F方向にスライドレール3によりスライド移動
する。
【0011】この状態からさらに手で、前面カバー1を
矢印F方向へ押すことにより、開口範囲が広くなり、リ
ボンカセットの交換や基板の保守および通帳等の媒体の
ジャム処理が可能となる。また、前面カバー1を閉じる
ときは、前記開方向とは逆に前面カバー1を後面カバー
2に近づく方向に押す。すると、前面カバー1内のロッ
クプレート1に設けられたスタッド13がロックレバー
4の先端側に設けられた斜辺部10に当接する。なお、
前面カバー1が開いた状態では、ロックレバー4はスプ
リング9の力によりスタッド6を支点に矢印A方向に回
転して、長穴8の他方の端面がロックレバー支持金具5
に取り付けられているショルダスクリュー7に当接して
いる。この状態で前面カバー1を閉じて行くと、前記し
たようにロックレバー4の斜辺部10とスタッド13が
当接するように、ショルダスクリュー7によってスプリ
ング9によるロックレバー4の回転範囲を規制してい
る。
【0012】さらに前面カバー1を押して行くと、ロッ
クレバー4の斜辺部10がスタッド13を乗り越えるよ
うに、ロックレバー4はスタッド6を支点にスプリング
9の力に抗して矢印C方向に回転する。前面カバー1を
完全に閉じる位置まで押して行くと、スタッド13が斜
辺部10からL字部11に達し、ロックレバー4はスタ
ッド6を支点にスプリング9の力により矢印A方向に回
転して、このロックレバー4のL字部11がスタッド1
3に引っ掛かる。これにより、前面カバー1は後面カバ
ー2に対して閉じた状態で保持される。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のカバーのロック機構であると、ロックレバーと
スタッドとの引っ掛かりが外れた時点で前面カバーを前
方へ押し出すために、前面カバーが閉じている状態でク
ッションやバネ等の弾性体に蓄えられる力を利用してい
る。このため、このクッションやバネ等の弾性体、およ
びそれらを取り付ける手段が必要で、コストアップとな
る問題がある。また、機能面においても、クッションや
バネ等の弾性体は、長年の使用で劣化してしまい、所定
の機能を果たすことができなくなり、その交換に手間が
かかるという問題がある。
【0014】本考案は、以上述べた前面カバーを押し出
すためにクッションやバネ等の弾性体を使用することに
よるコストアップ,およびこれら弾性体の劣化による機
能の低下を除去するためになされたもので、クッション
やバネ等の弾性体を用いることなく、前面カバーを押し
出させることのできるカバーのロック機構を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案は、一方のカバーに対して他方のカバーが水
平方向に移動して開閉可能となっているとともに、前記
一方のカバー内に回転可能に設けられたロックレバー
と、前記ロックレバーの先端側に設けられたL字部と、
前記他方のカバー内に設けられ、一方のカバーに対して
他方のカバーが閉じている位置で前記ロックレバーのL
字部が引っ掛かかるスタッドとを有するカバーのロック
機構において、前記ロックレバーの先端に形成されたR
部と、前記他方のカバー内に設けられ、前記L字部がス
タッドに引っ掛かった状態からのロックレバーの回転に
より、L字部とスタッドとの引っ掛かりが外れた位置か
ら前記R部と接触するように、このR部の軌跡に沿いか
つR部の軌跡を遮る斜面から形成された斜辺部とを備え
たことを特徴とする。
【0016】
【作用】上述した構成を有する本考案は、ロックレバー
を回転させるとL字部とスタッドとの引っ掛かりが外れ
るとともに、ロックレバーの先端のR部と他方のカバー
内に設けられた斜辺部が接触する。さらにロックレバー
を回転させることにより、ロックレバーのR部が斜辺部
を押し上げるようにして他方のカバーが前方に押し出さ
れる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は本考案の一実施例におけるカバーのロック機構を示
す斜視図である。なお、従来と同一の構成を有する部位
については同じ番号を付して説明を行う。図において、
1は箱状の前面カバーで、例えば金融自動機器の通帳記
帳装置の場合だと、この前面カバー1内にプリンタユニ
ット,制御用基板等の主な保守対象ユニットが収納され
ている。
【0018】2は箱状の後面カバー、3はスライドレー
ルで、このスライドレール3により、前面カバー1は後
面カバー2に対して前後方向にスライド移動して開閉可
能に取り付けられている。4は後面カバー2内に設けら
れるロックレバー、5は後面カバー2内に設けられ、前
記ロックレバー4を回転可能に支持するロックレバー支
持金具である。
【0019】6は前記ロックレバー支持金具5に垂直に
かしめられた円柱状のスタッドで、前記ロックレバー4
はこのスタッド6に支持されて該スタッド6を中心にロ
ックレバー支持金具5に対して回転する。7はロックレ
バー支持金具5に取り付けられたショルダスクリュー、
8はロックレバー4にあけられた湾曲した長穴で、この
長穴8にショルダスクリュー7が入り込むことで、ロッ
クレバー4の回転範囲を規制している。
【0020】9はスプリングで、前記スタッド6を巻く
ようにしてロックレバー4とロックレバー支持金具5と
の両方に掛けられ、ロックレバー4が矢印A方向に回転
するように力を加えている。10はロックレバー4の前
面カバー1方向の先端側に設けられた斜面、11は前記
斜面10を切り欠いて形成したL字部である。
【0021】20はロックレバー4の先端に適度な曲線
をもって形成したR部である。なお、上述したロックレ
バー4およびロックレバー4を回転可能に支持するロッ
クレバー支持金具5等は、同一構成のものが後面カバー
2内の左右両側に2組設けられている。12は前面カバ
ー1内に設けられたロックプレート、13はこのロック
プレート12に垂直にかしめられた円柱状のスタッドで
あり、このスタッド13に前記ロックレバー4のL字部
11が引っ掛かるようになっている。
【0022】21は前記ロックプレート12に設けられ
た斜辺部で、この斜辺部21はロックプレート12から
垂直に立ち上がっているとともに、前面カバー1の移動
方向に対して45°〜90°以下の所望の角度が付けら
れた下向きの斜面から形成されている。14は後面カバ
ー2に対して開閉可能に取り付けられた後扉、15は後
面カバー2に前記後扉14を回転可能に取り付けるため
の蝶番、16は後扉14を閉状態でロックするための錠
であり、錠16を開錠して後扉14を開けることでロッ
クレバー4の操作を行うことができる。
【0023】図2は図1の要部を示す側面図である。図
において、17はベースで、このベース17上に前記ロ
ックレバー支持金具5が固定されており、前面カバー1
はベース17に対して移動可能となっている。以下、本
実施例の作用を説明する。
【0024】まず、前面カバー1が後面カバー2に対し
て閉じた状態であると、後面カバー2側に設けられてい
るロックレバー4のL字部11が前面カバー1側に設け
られているスタッド13に引っ掛かり、このロックレバ
ー4がロックレバー支持金具5に垂直にかしめられた円
柱状のスタッド6を支点にスプリング9により矢印A方
向に回転しようとしているので、L字部11とスタッド
13との引っ掛かりが外れることがないようになってお
り、前面カバー1は後面カバー2に対して閉じた状態が
保たれる。
【0025】そして、前面カバー1内部に実装されてい
る図示しない保守対象ユニットの保守もしくは障害の発
生に対処するため、前面カバー1を開くには、後面カバ
ー2の後扉14に防犯上取り付けてある錠16を開錠
し、蝶番15を支点に後扉14を開ける。後扉14を開
けた後、ロックレバー4の後端を矢印B方向に押下する
と、矢印A方向に回転するように力を加えているスプリ
ング9に抗して、ロックレバー4はスタッド6を支点に
時計回り(矢印C方向)に回転し、ロックレバー4のL
字部11と前面カバー1側に設けられているスタッド1
3との引っ掛かりが外れる。
【0026】前記したように、前面カバー1が後面カバ
ー2に対して閉じた状態で、L字部11とスタッド13
との引っ掛かりが外れる位置で、ロックレバー4の先端
に設けられたR部20とロックプレート12に設けられ
た斜辺部21が接触する。この状態から、長穴8の一方
の端面がショルダスクリュー7に当接するまでロックレ
バー4をさらに矢印C方向に回転させると、斜辺部21
がロックレバー4の回転によるR部20の軌跡に沿い、
かつR部20の軌跡を遮るように設けられており、前面
カバー1が前後方向にスライド移動可能となっているの
で、ロックレバー4の回転に従って前面カバー1が前方
に押し出されて、この前面カバー1が後面カバー2に対
して閉じた状態の位置Dから、図2に2点鎖線で示す後
面カバー2に対して数ミリ開いた位置Eまでスライドレ
ール3により矢印F方向にスライド移動する。なお、本
実施例では、ロックレバー4が2組設けられているの
で、前面カバー1を開けるときは両方のロックレバー4
の操作を行う。
【0027】前記したように、ロックレバー4の回転に
より前面カバー1が後面カバー2に対して数ミリスライ
ド移動した状態から、さらに手で前面カバー1を矢印F
方向を押し出すことにより、前面カバー1と後面カバー
2との間の開口範囲が広くなり、保守や障害発生に対処
することが可能になる。また、前面カバー1を閉じると
きは、前記開方向とは逆に前面カバー1を後面カバー2
に近づく方向に押す。すると、前面カバー1内のロック
プレート1に設けられたスタッド13がロックレバー4
の先端側に設けられた斜辺部10に当接する。なお、前
面カバー1が開いた状態では、ロックレバー4はスプリ
ング9の力によりスタッド6を支点に矢印A方向に回転
して、長穴8の他方の端面がロックレバー支持金具5に
取り付けられているショルダスクリュー7に当接してい
る。この状態で前面カバー1を閉じて行くと、前記した
ようにロックレバー4の斜辺部10とスタッド13が当
接するように、ショルダスクリュー7によってスプリン
グ9によるロックレバー4の回転範囲を規制している。
【0028】さらに前面カバー1を押して行くと、ロッ
クレバー4の斜辺部10がスタッド13を乗り越えるよ
うに、ロックレバー4はスタッド6を支点にスプリング
9の力に抗して矢印C方向に回転する。前面カバー1を
完全に閉じる位置まで押して行くと、スタッド13が斜
辺部10からL字部11に達し、ロックレバー4はスタ
ッド6を支点にスプリング9の力により矢印A方向に回
転して、このロックレバー4のL字部11がスタッド1
3に引っ掛かる。これにより、前面カバー1は後面カバ
ー2に対して閉じた状態で保持される。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、後
面カバーに対して前面カバーが水平方向に移動して開閉
可能となっているとともに、後面カバー内に回転可能に
設けられたロックレバーと、前記ロックレバーの先端側
に設けられたL字部と、前面カバー内に設けられ、後面
カバーに対して前面カバーが閉じている位置で前記ロッ
クレバーのL字部が引っ掛かかるスタッドとを有するカ
バーのロック機構において、前記ロックレバーの先端に
形成されたR部と、前記前面カバー内に設けられ、前記
L字部がスタッドに引っ掛かった状態からのロックレバ
ーの回転により、L字部とスタッドとの引っ掛かりが外
れた位置から前記R部と接触するように、このR部の軌
跡に沿いかつR部の軌跡を遮る斜面から形成された斜辺
部とを備えたものである。
【0030】これにより、後面カバー側に設けられたロ
ックレバーのL字部と前面カバー側に設けられたロック
プレートのスタッドとの引っ掛かりを外した後、クッシ
ョンやバネ等の弾性体に蓄えられる力を用いることなく
前面カバーを前方に押し出すことができる。したがっ
て、クッションやバネ等の弾性体を用いることがないの
で、部品コストの削減を図ることができるという効果を
有する。また、弾性体のように劣化して機能の低下を起
こすことがなく、機能低下に伴う交換作業も生じないと
いう効果を有する。
【0031】さらに、クッションやバネ等の弾性体を取
り付けるための部品やネジ穴等の取り付け手段が不要な
ので、コストの削減を図ることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるカバーのロック機構
を示す斜視図である。
【図2】図1の要部を示す側面図である。
【図3】従来のカバーのロック機構を示す斜視図であ
る。
【図4】図3の要部を示す側面図である。
【図5】前面カバーが閉じた状態の要部側面図である。
【図6】前面カバーが開いた状態の要部側面図である。
【符号の説明】
1 前面カバー 2 後面カバー 3 スライドレール 4 ロックレバー 11 L字部 13 スタッド 20 R部 21 斜辺部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のカバーに対して他方のカバーが水
    平方向に移動して開閉可能となっているとともに、 前記一方のカバー内に回転可能に設けられたロックレバ
    ーと、 前記ロックレバーの先端側に設けられたL字部と、 前記他方のカバー内に設けられ、一方のカバーに対して
    他方のカバーが閉じている位置で前記ロックレバーのL
    字部が引っ掛かかるスタッドとを有するカバーのロック
    機構において、 前記ロックレバーの先端に形成されたR部と、 前記他方のカバー内に設けられ、前記L字部がスタッド
    に引っ掛かった状態からのロックレバーの回転により、
    L字部とスタッドとの引っ掛かりが外れた位置から前記
    R部と接触するように、このR部の軌跡に沿いかつR部
    の軌跡を遮る斜面から形成された斜辺部とを備えたこと
    を特徴とするカバーのロック機構。
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