JP2549970B2 - 文書の保存管理方法及びこの方法に用いられる文書保存整理箱 - Google Patents

文書の保存管理方法及びこの方法に用いられる文書保存整理箱

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JP2549970B2 JP4177315A JP17731592A JP2549970B2 JP 2549970 B2 JP2549970 B2 JP 2549970B2 JP 4177315 A JP4177315 A JP 4177315A JP 17731592 A JP17731592 A JP 17731592A JP 2549970 B2 JP2549970 B2 JP 2549970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、国、都道府県、地方自
治体、資料機関、企業等で文書を保存および整理する場
合に利用される文書の保存管理方法及びこの方法に用い
られる文書保存整理箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、国、都道府県、地方自治体、企業
等で発生する文書の管理はそれぞれの課または担当者に
おける分散管理が主である。そのため文書が原課等に溢
れ、混雑し、機能的な活用ができない。このような状態
では貴重な文書が紛失したりあるいは保管スペースが狭
いことを理由に破棄される。
【0003】また、書庫を備えた組織の中枢的文書管理
を担う課でも、引き継がれた文書を法律で定めた期間中
保存管理をするため、それらの文書を書庫の棚に詰め込
んで対処している。しかし、近年、各分野で情報公開制
度が採用されつつあるにもかかわらず、実情では文書の
再利用を目指す情報抽出を考慮した整理がなされず、庫
内の文書はおおむね活用されることのない仮死状態で寝
かされている。
【0004】しかして、文書管理の理想は、完結文書を
原課に停滞せず、文書が一定期間経過すると組織の中枢
的文書管理課等へ引き継ぎ文書を集中管理させることで
ある。ただし、この場合書庫を倉庫にすることなく、ま
た情報の出し入れが容易にできるように文書を整理し、
生きた情報源にする必要がある。さらに、法的保存期限
に達する文書は、廃棄することなく記録保存を専門とす
る文書保存館へ引き継ぐことが望ましい。
【0005】
【発明の目的】本発明は、以上のような従来の問題点に
鑑み、秩序正しい文書の流れをシステム化することがで
きる、また整理した文書を保存状態で集中管理すること
ができ、この場合特に棚、支持部材等文書保管用設備が
必要でなく、さらに、地震があっても、集合体の文書保
存整理箱は容易にバラバラならない文書の保存管理方法
及びこの方法に用いられる文書保存整理箱を得ることを
目的とする。
【0006】
【目的を解決するための手段】本発明の文書の保存管理
方法は、可撓性連結部材4を有する矩形状の枠体1及び
該枠体の側壁の上縁又は下縁のいずれか一方から折り込
み可能に延設する折り畳み体7から成る防虫紙を用いて
文書保存箱Xを形成する第1の箱体形成工程Aと、一
方、底壁部24及び上壁部25にそれぞれ係合手段2
6、27を有する前枠部材21と、底壁部24A及び上
壁部25Aにそれぞれ係合手段26A)27Aを有する
後枠部材29とを備え、かつ、折り畳んである状態から
文書整理箱Yを形成する第2の箱体形成工程Bと、前記
文書整理箱内に文書保存箱を嵌め込み文書保存整理箱Z
を形成する第3の箱体形成工程Cと、この文書保存整理
箱に文書を収納した状態で複数個の文書保存整理箱Zを
前記係合手段を介して上下方向aに、また係合手段の係
合突起に回動自在に設けられた係合片47を介して前後
方向b並びに左右方向cにそれぞれ連結して文書を集中
的に管理する文書集中管理工程Eとから成ることを特徴
とする。
【0007】また本発明の文書保存整理箱は、折り畳み
可能な左右の側壁を連結する可撓性連結部材を有し、か
つ、前後が開口する矩形状の枠体と、この枠体の一側端
から折り込み可能に延設し、先端部側を枠体の中に通し
て背面壁、底面壁および正面壁を形成する折り畳み体と
を有する文書保存箱と、一方、対向する矩形状の前後の
枠部材と、一端部が前枠部材に枢着されかつ他端部が後
枠部材に形成された縦溝に案内される上壁部材と、この
上壁部材と対向するように一端部が後枠部材に枢着され
かつ他端部が前枠部材に形成された縦溝に案内される底
壁部材と、この底壁部材及び前記上壁部材が回動して互
いに水平状態に対向した時に折り畳み状態から垂直方向
へ回転することができるように上壁部材または底壁部材
のいずれかにそれぞれ枢着された左右の側壁と、前記後
枠部材に取付けられた後壁と、前記前枠部材に開閉可能
に枢着された前壁とを有する文書整理箱とを組み合せた
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】第1の箱体形成工程では、まず左右の側壁を対
向するように開き、可撓性連結部材を水平状態に張設す
る。次に折り畳み体を延ばし、その先端部側を枠体の中
に通しながら複数の折り曲げ部をそれぞれ所要角度折り
曲げる。その結果、正面壁のが外側に現われ、文書保存
箱ができ上がる。
【0009】一方、第2の箱体形成工程では、まず前後
の枠部材を互いに引き離す。この時上壁部材の他端部は
後枠部材の縦溝に、一方、底壁部材の他端部は前枠部材
の縦溝にそれぞれ案内される。その結果、上壁及び底壁
部材は互いに水平方向へと回転する。
【0010】次に上壁及び底壁部材が水平状態に対向し
たならば、左右の側壁を折り畳み状態から直角方向へそ
れぞれ回転する。
【0011】しかして、上壁及び底壁部材が水平方向に
対向した時は、前後の枠部材にそれぞれストッパーさ
れ、一方、左右の側壁が垂直状態に対向した時は、底壁
部材にストッパーされ、文書整理箱ができ上がる。
【0012】第3の箱体形成工程では、文書整理箱の中
に文書保存箱を一体的に嵌め込む。しかして、文書保存
整理箱ができあがったならば、文書整理箱の前壁及び文
書保存箱の正面壁をそれぞれ開き、その中に所望する文
書を入れる。
【0013】複数個の文書保存整理箱は所望する場所に
運ばれ、上下、左右、前後方向にそれぞれ棚状に連結し
て並べられ、そこで集中的に保存および管理される。
【0014】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。
【0015】図1は文書の保存管理方法の一実施例であ
る。なお、この方法の実施例を説明するにあたって、後
述する文書保存整理箱を構成する文書保存箱と文書整理
箱の説明は便宜上説明を省略する。
【0016】Aは折り畳んである状態から文書保存箱X
を形成する第1の箱体形成工程である。この文書保存箱
Xは、本実施例では可撓性連結部材を有し、月桃の葉を
主たる材料とする防虫紙で形成されている。
【0017】Bは同じく折畳んである状態から文書整理
箱Yを形成する第2の箱体形成工程である。この文書整
理箱Yは金属で形成され、少なくとも開閉可能な前壁を
有する前枠部材、この前枠部材と対向し後壁を有する後
枠部材、これらの前・後枠部材にそれぞれ案内される上
壁部および底壁部、上壁部および底壁部のいずれかに枢
着された左右の側壁部を構成要件とする。
【0018】Cは文書整理箱Y内に文書保存箱Xを嵌め
込み文書保存整理箱Zを形成する第3の箱体形成工程で
ある。文書整理箱Y内に文書保存箱Xを嵌め込んだ時
は、文書整理箱の前壁及び文書保存箱の正面壁をそれぞ
れ開き、その中に所望する文書を入れることができる。
そして、文書整理箱Yの透視ガラスから文書保存箱Xの
正面壁に設けられた文書用の記入欄を見ることができ
る。
【0019】Dは文書保存整理箱Zに文書を収納した状
態で複数個の文書保存整理箱Zを所望する場所に並べ文
書を集中的に管理する文書集中管理工程である。この文
書集中管理工程Dでは、複数個の文書保存整理箱zを少
なくとも上下方向に連結する箱体連結工程Eが含まれて
いる。
【0020】すなわち、図2で示すように文書整理箱Y
に形成した係合突起や係合孔などの係合部および回動可
能な係合片を用い、複数個の文書保存整理箱Zを上下方
向a、前後方向b、左右方向cにそれぞれ連結すること
ができる。そして、複数個の文書保存整理箱Zを上下左
右に並べた時に於いて、さらに各文書保存整理箱Zの背
面側を係合部および回動可能な係合片を介し連結dする
こともできる。
【0021】次に上述した文書の保存管理方法に用いら
れる文書保存整理箱Zにつき説明をする。この文書保存
整理箱Zは、図3及び図4で示すように文書保存箱X
と、この文書保存箱Xを収納する文書整理箱Yとの組み
合せから成る。
【0022】まず図5ないし図10に基づき文書保存箱
Xについて説明する。しかして、1は折り畳み可能な左
右の側壁2、3を連結する可撓性連結部材4を有し、か
つ、前後が開口5、6する矩形状の枠体である。
【0023】前記可撓性連結部材4は、本実施例ではシ
ート状で、両端部が左右の側壁2、3の下端部に接着
剤、糊などで一体的に取付けられている。可撓性連結部
材4の幅は必ずしも左右の側壁2、3のそれと同一であ
る必要はなく、テープ状あるいは紐状であっても良い。
【0024】7は枠体1の一側端から折り込み可能に延
設し、先端部側を枠体1の中に通して背面壁8、底面壁
9及び正面壁10をそれぞれ形成する折り畳み体であ
る。
【0025】この折り畳み体7は、本実施例では枠体1
の上壁11の後端部から第1の折り曲げ部12を介して
連設し、背面壁8と底面壁9との連結部には第2の折り
曲げ部13が、また底面壁9と正面壁10との連設部に
は第3の折り曲げ部14がそれぞれ形成されている。
【0026】15は折り畳み体の正面壁10の表面に貼
着された記入欄で、この記入欄15には保存する文書名
が適宜に記入されている。なお、記入欄は予め正面壁に
印刷しておいても良い。
【0027】しかして、前記枠体1及び折り畳み体7
は、月桃の葉から取り出された精油を含有する防虫紙又
は月桃の葉を主たる材料とする防虫紙である。
【0028】上記構成に於いて箱状に組み立てる時は、
まず図5で示す折り畳みの状態から図10で示す状態に
する。この時左右の側壁2、3を図6で示すように対向
するように開くと、可撓性連結部材4は張設状態とな
り、枠体1が矩形状に開口5、6する。
【0029】次に折り畳み体7は図7ないし図9で示す
ように複数の折り曲げ部12、13、14をそれぞれ介
して折り曲げ可能なので、その先端部側を枠体1の中に
通しながら各折り曲げ部12、13、14をそれぞれ所
要角度折り曲げる。この時折り畳み体7は枠体1の一側
端から他側端に回した格好となる。
【0030】その結果、図10で示すように正面壁10
の記入欄15が外側に現われ、文書保存箱Xができ上が
る。
【0031】次に図11ないし図23に基づき文書整理
箱Yについて説明する。
【0032】21は短形状の前枠部材である。この前枠
部材21は、それぞれ内壁面に縦溝22、22が形成さ
れた左右一対の側壁部23、23と、これらの側壁部2
3、23の下端部に直角方向に連結された底壁部24
と、この底壁部24と対向するように前記側壁部23、
23の上端部に直角方向に連結された上壁部25とから
成る。
【0033】そして、前枠部材21の底壁部24の両端
部にはそれぞれ係合孔26、26が形成され、一方、そ
の上壁部25の両端部にはこれらの係合孔に嵌合するよ
うな係合突起27、27がそれぞれ設けられている(な
お、係合突起は積み重ねられた別の文書整理箱Xの枠部
材の係合孔と嵌り合う。)。また前枠部材21の上壁2
5の中央部の内壁面には後述するロック片と係合するロ
ック溝28が形成されている。
【0034】一方、29は前枠部材21と対向する短形
状の後枠部材である。この後枠部材29は前枠部材21
と略同一に形成されているので、同一の部分には同様の
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0035】すなわち、22Aは側壁部23Aに形成さ
れた縦溝、24Aは係合孔26A、26Aを有する底壁
部、25Aは係合突起27A、27Aを有する上壁部で
ある。但し、この後枠部材29は前枠部材21のように
上壁部25Aにロック溝を有しない反面、左右の側壁部
23A、23Aの内壁面の中央部には後述する把手が嵌
まり合う切欠部30、30がそれぞれ形成されている。
なお、切欠部は前枠部材21の左右の側壁部23、23
にも形成されている。
【0036】31は一端部が前枠部材21の側壁部23
の上端部に枢着され、かつ、他端部が後枠部材29の側
壁部23Aの縦溝22Aに案内される上壁部材である。
この上壁部材31は断面コ字型に形成され、その上壁部
31aには多数の貫通孔32が設けられている。
【0037】33はこの上壁部材31と対向するように
一端部が後枠部23Aの下端部に枢着され、かつ、他端
部が前枠部材21の側壁部23の縦溝22に案内される
底壁部材である。この底壁部材33も上壁部材と同様に
断面コ字型に形成され、その底壁部33aの下面には山
型状の補強片34が複数個所要間隔で取付けられてい
る。
【0038】35、36は底壁部材33および上壁部材
31が回動して互いに水平あるいは平行状態に対向した
時に折り畳み状態から垂直方向へ回転することができる
ように上壁部材31または底壁部材33のいずれかにそ
れぞれ枢着された左右の側壁である。左右の側壁35、
36は、本実施例では上壁部材31の左右の垂直部31
bにそれそれ枢着されている。また左右の壁側35、3
6には上壁部材31と同様に多数の貫通孔37が形成さ
れている。
【0039】38は左右の側壁35、36の枢着部寄り
の部位にそれぞ回動自在に設けられた一対の把手であ
る。
【0040】39は後枠部材29の後端面に固定的に取
付けられた後壁で、この後壁39にも多数の貫通孔22
0が形成されている。
【0041】41は前枠部材21の前端面に開閉可能に
枢着された前壁あるいは開閉扉である。この前壁41
は、本実施例では左右一対の枢支片42、42を介して
前枠部材21の左右の側壁部23、23の下端部に枢着
されている。
【0042】しかして、前壁41の上部には透視ガラス
を有する複数個の見出し用カード収納部43や識別部4
3aが形成されていると共に、その中央部には比較的大
きな透視ガラス44が設けられている。また前壁41の
上部の適宜箇所、本実施例では中央部にはバネ部材45
で常に一方向に付勢され、かつ、前述した前枠部材21
のロック溝28と係脱可能なロック片46が設けられて
いる。
【0043】47は前後の枠部材21、29の係合突起
27、27Aにぞれぞれ回動自在に取付けられた鉤状の
係合片である。これらの係合片47は、図22で示すよ
うに同一の文書整理箱Yを横に並べた時隣同志の文書整
理箱の係合突起27、27Aと係合し、複数の文書整理
箱を固定的に連結する。またこれらの係合片47は、前
後の枠部材21、29を接合状態に折り畳んだ時は、対
向する係合突起とそれぞれ係合する。
【0044】48は前枠部材21の上壁部25の前面の
凹所に埋設された複数個の磁性体である。これらの磁性
体48は金属製の前壁41と吸着する。
【0045】なお、49は図17で示すように文書整理
箱Yをコンパクトに折り畳んだ際に前及び後の枠部材2
1、29の各係合孔26、26Aに嵌め込まれるコ字型
の小さな連結片である。
【0046】上記構成に於いて、図17で示す折り畳ん
だ状態から図12に示す箱状に組み立てる場合について
説明する。
【0047】まず係合片47を対向する係合突起から係
合解除すると共に、連結片49を係合孔26、26Aか
ら取外した後、図18で示すように前後の枠部材21、
29を互いに引き離す。この時上壁部材31の他端部は
後枠部材29の縦溝22A、22Aに、一方、底壁部材
33の他端部は前枠部材21の縦溝22、22にそれぞ
れ案内される。その結果、上壁及び底壁部材31、33
はそれぞれ一端部を支点として互いに水平方向へと90
度回転する。
【0048】次に上壁及び底壁部材31、33が水平状
態に対向したならば、図20で示すように左右の側壁3
5、36を折り畳み状態から90度直角方向へそれぞれ
回転する。
【0049】しかして、上壁及び底壁部材31、33が
水平方向に対向した時は、前後の枠部材21、29にそ
れぞれストッパーされ、一方、左右の側壁35、36が
垂直状態に対向した時は、底壁部材33にストッパーさ
れ、文書整理箱Yが出来上がる。
【0050】このようにして文書整理箱Yが出来上がる
と、ロック片46を操作し、前壁41を開き、文書整理
箱Yの中に文書保存箱Xを嵌め込む。そして、その中に
書類を入れることができる。
【0051】しかして、文書保存整理箱Zは把手48を
利用して所望する箇所に移動あるいは運搬することがで
きる。また複数個の文書保存整理箱Zは係合孔26、2
6Aおよび係合突起27、27Aの係合関係により、図
22で示すように上下方向に固定的に連結することがで
きる。さらに、係合片47と係合突起27、27Aとの
係合関係により、図23で示すように左右あるいは前後
方向に固定的に連結することができる。その結果、図2
4で示すように文書保存整理箱Zの集合体がボックス型
の本棚状にできあがる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。
【0053】(1)文書保存箱および文書整理箱は、使
用する前はスペースを取らないように適当な場所に折畳
んだ状態で積重ねておくことができ、一方、使用する時
は所望する場所で折畳んだ状態から箱体の状態に簡単に
組み立てることができる。
【0054】(2)文書保存整理箱を利用するので、秩
序正しい文書の流れをシステム化することができると同
時に、文書を整理した状態で紛失の恐れもなく所望する
場所に容易に移動することができる。(3)整理した文
書を保存状態で集中管理することができる。
【0055】(4)使用中は整理条件を十分に満すこと
ができると共に、文書保存整理箱を移動させるだけで、
何時でも所望する文書を所望する箇所に保存整理するこ
とができる。
【0056】(5)複数個の文書保存整理箱を係合手段
を介して上下方向aに、また係合手段の係合突起に回動
自在に設けられた係合片を介して前後方向b並びに左右
方向cにそれぞれ容易かつ強固に連結し、文書を書架的
に集中管理することができる。よって、特別に連結部材
や支持部材が必要でなく、また地震があっても、集合体
の文書保存整理箱は容易にバラバラならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】および
【図2】本発明の方法の実施例を示す各説明図である。
【図3】および
【図4】本発明の文書保存整理箱の実施例を示す各説明
図である。
【図5】ないし
【図10】本発明の文書保存整理箱を構成する文書保存
箱の各説明図である。
【図11】ないし
【図23】本発明の文書保存整理箱を構成する文書整理
箱の各説明図である。
【図24】本発明の文書保存整理箱の使用状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
A…第1の箱体形成工程、B…第2の箱体形成工程、C
…第3の箱体形成工程、D…文書集中管理工程、E…箱
体連結工程、X…文書保存箱、Y…文書整理箱、Z…文
書保存整理箱、1…枠体、2…左側壁、3…右側壁、4
…可撓性部材、7…折り畳み体、8…背面壁、9…底面
壁、10…正面壁、11…上壁、12、13、14…折
り曲げ部、21…前枠部材、22、22A…縦溝、2
3、23A…側壁部、24、24A…底壁部、25、2
5A…上壁部、26、26A…係合孔、27、27…係
合突起、29…後枠部材、31…上壁部材、33…底壁
部材、35、36…側壁、38…把手、39…後壁、4
1…前壁、47…係合片。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性連結部材4を有する矩形状の枠体
    1及び該枠体の側壁の上縁又は下縁のいずれか一方から
    折り込み可能に延設する折り畳み体7から成る防虫紙を
    用いて文書保存箱Xを形成する第1の箱体形成工程A
    と、一方、底壁部24及び上壁部25にそれぞれ係合手
    段26、27を有する前枠部材21と、底壁部24A及
    び上壁部25Aにそれぞれ係合手段26A、27Aを有
    する後枠部材29とを備え、かつ、折り畳んである状態
    から文書整理箱Yを形成する第2の箱体形成工程Bと、
    前記文書整理箱内に文書保存箱を嵌め込み文書保存整理
    箱Zを形成する第3の箱体形成工程Cと、この文書保存
    整理箱に文書を収納した状態で複数個の文書保存整理箱
    Zを前記係合手段を介して上下方向aに、また係合手段
    の係合突起に回動自在に設けられた係合片47を介して
    前後方向b並びに左右方向cにそれぞれ連結して文書を
    集中的に管理する文書集中管理工程Eとから成る文書保
    存管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、文書整理箱の前後の
    枠部材の底壁部にはそれぞれ係合孔が形成され、一方、
    上壁部にはこれらの係合孔と対応するような係合突起が
    それぞれ形成されていることを特徴とする文書保存管理
    方法。
  3. 【請求項3】 折り畳み可能な左右の側壁を連結する可
    撓性連結部材を有し、かつ、前後が開口する矩形状の枠
    体と、この枠体の一側端から折り込み可能に延設し、先
    端部側を枠体の中に通して背面壁、底面壁および正面壁
    を形成する折り畳み体とを有する文書保存箱と、一方、
    対向する矩形状の前後の枠部材と、一端部が前枠部材に
    枢着されかつ他端部が後枠部材に形成された縦溝に案内
    される上壁部材と、この上壁部材と対向するように一端
    部が後枠部材に枢着されかつ他端部が前枠部材に形成さ
    れた縦溝に案内される底壁部材と、この底壁部材及び前
    記上壁部材が回動して互いに水平状態に対向した時に折
    り畳み状態から垂直方向へ回転することができるように
    上壁部材または底壁部材のいずれかにそれぞれ枢着され
    た左右の側壁と、前記後枠部材に取付けられた後壁と、
    前記前枠部材に開閉可能に枢着された前壁とを有する文
    書整理箱とを組み合せた文書保存整理箱。
  4. 【請求項4】 請求項3に於いて、文書保存箱の可撓性
    連結部材はシート状であると共に、枠体および折り畳み
    体は月桃の葉を主たる材料とする防虫紙であることを特
    徴とする文書保存整理箱。
  5. 【請求項5】 請求項3に於いて、文書整理箱の前後の
    枠部材の底壁部にはそれぞれ係合孔が形成され、一方、
    上壁部にはこれらの係合孔と対応するような係合突起が
    それぞれ形成されていることを特徴とする文書保存整理
    箱。
JP4177315A 1992-06-11 1992-06-11 文書の保存管理方法及びこの方法に用いられる文書保存整理箱 Expired - Fee Related JP2549970B2 (ja)

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