JP2549322B2 - ワークをトレイに整列して詰込む装置 - Google Patents

ワークをトレイに整列して詰込む装置

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JP2549322B2
JP2549322B2 JP2310516A JP31051690A JP2549322B2 JP 2549322 B2 JP2549322 B2 JP 2549322B2 JP 2310516 A JP2310516 A JP 2310516A JP 31051690 A JP31051690 A JP 31051690A JP 2549322 B2 JP2549322 B2 JP 2549322B2
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claw
horizontal plate
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幸一 戸谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、等ピッチで次々に移送される所要のトレイ
にワークを縦列密着状態に詰込むことができるワークを
トレイに整列して詰込む装置に関する。
[従来の技術] 従来、等ピッチで次々に移送されるトレイにワークを
整列して詰込む作業、例えば、玉子をトレイに詰込む作
業は、バキューム手段を利用したマルチ形ハンドリング
装置によって行っている事例がある。しかし、バキュー
ム手段の利用が不適なワークの詰込み作業、例えば、シ
ュークリームを透明な蓋付きトレイに詰込む作業は、シ
ュークリームをバキューム保持しようとすると容易に変
形してしまうので、機械化できずもっぱら人手により行
われていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、次々に移送される各トレイに所要個数のワ
ークを転倒させることなく縦列密着状態に詰込むことが
でき、特に、ワークがシュークリームのように軟かいも
のであっても潰さないようにトレイに詰込むことができ
る,ワークをトレイに整列して詰込む装置を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記課題を解決するための手段とし
て、 トレイ落下装置9から落下されるトレイTを受承して
移送する供給コンベア10と、該供給コンベア10の下流側
に連設され該供給コンベア10からトレイTを受取って移
送するようになっているトレイ移送コンベア7と、前記
供給コンベア10の所要下流位置にきたトレイTを一時停
止させるトレイ一時停止装置11と、該トレイ一時停止装
置11による一時停止が解除されたトレイTを前記トレイ
移送コンベア7の所要位置に移載させる移載装置12と、
前記トレイ移送コンベア7の下流側上方に該トレイ移送
コンベア7との間隔hがトレイTをギリギリに通過し得
る所要高さとなるように横架されワークwを受承するよ
うになっている水平プレート3と、該水平プレート3の
上に適宜のワーク供給手段によってトレイTに収容され
るように一列または複数列となるように整列載置される
所要個数のワークwをコンベア搬送方向と同方向に押動
し該水平プレート3の端から落とす押出し爪6aを有する
ワーク押し落し手段6とを備えてなり、 前記トレイ移送コンベア7は、移送方向に所要長尺で
下流側端部が前記水平プレート3よりも移送方向下流側
に延びていて前記供給コンベア10からトレイTをテーブ
ル71上に受取るテーブル71と、該テーブル71の下に設け
られる捲掛け装置72を備え、該捲掛け装置72のエンドレ
ス捲掛体72aに等ピッチに付設されテーブル71上に立ち
上がって該テーブル71に沿って移動する移送爪72bによ
り、前記移載装置12により該テーブル71上に受け取った
トレイTの後端を押動してトレイTを前記水平プレート
3のワーク落下端の下側より現れるように移送するよう
に構成され、 前記移載装置12は、前記トレイ移送コンベア7の移送
爪72bよりも所要高速に移動する移載爪121を有し、該移
載爪121が、前記トレイ移送コンベア7の最後尾を立ち
上がり移動する移送爪72bがテーブル71の後端の爪立ち
上がり位置からの距離をトレイ長さと略等しくなるよう
に移動した時点でトレイ一時停止装置11による一時停止
が解除されると、前記トレイTを前記供給コンベア10の
移送速度及び前記トレイ移送コンベア7の移送速度より
も速い速度で押動して前記テーブル71の前記最後尾の移
送爪72bに至近する所要位置に移載させ得るように構成
され、 前記ワーク押し落し手段6は、押出し爪61が、前記ト
レイ移送コンベア7の移送爪72bと速度同調するよう
に、かつ該移送爪72bよりも若干先に前記水平プレート
3の端へ到達するように位相が所要ずれていることによ
り、前記水平プレート3の端から落す所要個数のワーク
wを水平プレート3のワーク落下端の下側より現れるト
レイTに詰込むように構成されていることを特徴とする
ワークをトレイに整列して詰込む装置を提供することに
ある。
〔作用〕
トレイ落下装置がトレイTを一定間隔で供給コンベア
10の上流部に落下すると、供給コンベア10は、トレイT
を次々に受承してトレイ移送コンベア7に移送する。該
供給コンベア10は、移送速度が予め一定速度に調整され
ているのでトレイTをトレイ移送コンベア7の移送爪72
bの爪間ピッチよりも小さい間隔で移送する。トレイ一
時停止装置11は、供給コンベア10の所要下流位置にきた
トレイTを一時停止させる。該トレイの一時停止は、各
トレイTが移載装置12の一個一個の移載爪121によって
それぞれ一個のトレイTが押動されるように時間調整さ
れるためである。そして、トレイ移送コンベア7の最後
尾を立ち上がり移動する移送爪72bがテーブル71の後端
に爪立ち上がり位置からの距離をトレイ長さとほぼ等し
くなるように移動すると、該トレイ一時停止装置11は、
トレイTの一時停止を解除する。すると、トレイTは、
供給コンベア10によって引き続き移送されることになる
が、該トレイTの近傍に復帰移動してきている移載装置
12の移載爪121が該トレイTを供給コンベア10の移送速
度及びコンベア移送コンベア7の移送速度よりも光速度
で押動し、最後尾に立ち上がる移送爪72bに至近するテ
ーブル71上に移載させ、次のテーブル71の上流端に立ち
上がる移送爪72bと移載爪121により移載されるトレイT
との干渉を回避することができる。該トレイTは、テー
ブル71上に瞬時停止状態となるが、次にテーブル71の上
流端に立ち上がる移送爪72bが該トレイTの後端を押動
していく。
他方、水平プレート3の上に適宜のワーク供給手段に
よってワークw,w,・・・を供給すると、ワーク押し落し
手段6の押出し爪61によってコンベア搬送方向と同方向
に押動され、水平プレート3の端から落下する。このと
き、トレイTは、水平プレート3の下側をギリギリに通
過し、水平プレート3の端から落下するワークwを受け
取るように速度同調し、かつ最小落下差で現れるので、
水平プレート3の端から落下するワークwがトレイTに
転倒することなく単数列または複数列の縦列状態に良好
に詰込まれることになる。
[実施例] 第2図〜第5図は、本発明のワークをトレイに整列し
て詰込む装置の実施例としてのシュークリーム詰込み装
置を示す。
該シュークリーム詰込み装置は、上側にワークである
シュークリームwを縦列させ、列の前から一定個数を間
欠供給するワーク供給手段Aを備えるとともに、その下
側に、トレイTを所定間隔開けてワークwと同方向に移
送供給するトレイ移送供給手段Bを備えてなるものであ
り、ワーク供給手段Aは、ローラーテーブル1と、レー
ン構成枠2と、水平プレート3と、ゲート手段4と、ブ
レーキ手段5と、ワーク押し落し手段6とからなり、ト
レイ移送供給手段Bは、トレイ落下装置9と、供給コン
ベア10と、トレイ移送コンベア7と、トレイ一時停止装
置11と、移載装置12と、搬送コンベア13からなる。
ローラーテーブル1は、回転駆動される回転軸1aに遊
嵌され摩擦回転ローラ1b敷設してなり、摩擦回転ローラ
1bが回転軸1aから摩擦回転力を受けてワークであるシュ
ークリームwを移送し得る。回転軸1aは、共通の原動軸
1cからロープシーブ1d,ロープ1e,ロープシーブ1fを介し
て回転される。
レーン構成枠2は、摩擦回転ローラ1bに非接触となる
ようにローラーテーブル1の上に適宜の固定手段で垂設
された三つのリブ状の帯板よりなり、ローラーテーブル
1のテーブル面を二つのレーンを形成するように仕切っ
ている。
水平プレート3は、プレート上面がローラーテーブル
1の搬送面より2〜3mm低くなるように該ローラーテー
ブル1の下流側に隣接設置され該ローラーテーブル1に
より移送されてくるワークwを受承するようになってい
る。
ゲート手段4は、ローラーテーブル1の下流寄り位置
のテーブル面上でゲート用アクチュエータ4bによってゲ
ート4aを上下動させてレーンを開閉するように構成さ
れ、ゲート4aが閉じた状態において、下側に移送される
対応するトレイTが所定位置にきたことを第三のセンサ
ーC3が検出しかつ第四及び第五または第六のセンサーC
4,C5,C6がゲオト4aから一番目、三番目または四番目の
ワークを検出したときにゲート4aが開き、かつ二列八個
のワークwが通過した後に速やかに閉じるようになって
いる。
ブレーキ手段5は、ゲート4aから数えて上流側へ四個
目のワークwを載せている二個の摩擦回転ローラ1bを接
触停止させるブレーキシュー5aと、ゲート4aから数えて
上流側へ五個目以降の八個のワークwを載せている十五
個の摩擦回転ローラ1b接触停止させるブレーキシュー5b
と、ブレーキシュー5aを上下動させるブレーキ用アクチ
ュエータ5cと、ブレーキシュー5bを上下動させるブレー
キ用アクチュエータ5dとからなり、ブレーキ用アクチュ
エータ5cは、この実施例では八個詰めであるため、ブレ
ーキシュー5aが常に上昇停止した非作動状態とされてい
る。そして、該ブレーキ手段5は、ゲート手段4が開い
ている間だけ、ブレーキ用アクチュエータ5dが作動して
ブレーキシュー5bで前記十五個の摩擦回転ローラ1bを接
触停止させるようになっている。
ワーク押し落し手段6は、トレイ移送コンベア7から
伝達系8を介して分岐される動力によって駆動される巻
掛け装置62のベルト62aにリブ状の押出し爪61を等ピッ
チに二個取付けてなり、該二個の押出し爪61のピッチが
トレイ移送コンベア7の移送爪72bを爪間ピッチと同一
とされ、かつ該該押出し爪61がトレイ移送コンベア7の
移送爪72bの速度及び位置と同期して移動するようにな
っており、そうして、前記ワーク押し落し手段6の押出
し爪61が、前記トレイ移送コンベア7の移送爪72bと速
度同調されており、かつ該移送爪72bよりトレイの縁寸
法だけ先に前記水平プレート3の端へ到達するように位
相がずれていることにより、該押出し爪61が、ゲート4a
を通過して水平プレート3とローラーテーブル1の上に
停止する所要個数のワークwを押動し前記水平プレート
3の端から下側に移送されてくるトレイTへ段差が最小
限に落し込み状態となって詰込むようになっている。
トレイ落下装置9は、特に限定するものではなく市販
品で足りる。例えば、上部にトレイTを重ねた状態に集
積しておいて、第一のトレイセンサーC1が供給コンベア
10の上流部にトレイがないことを検知したとき、図示し
ないバキュームパッドが最前のトレイTを吸引して引離
し、次いで吸引解除を行ってシュートを通して供給コン
ベア10の上流部に落下提供するようになっている。
供給コンベア10は、ベルトコンベアよりなりトレイ落
下装置9から落下されるトレイTを受承して移送する。
該トレイTは、八個のワークを二列に縦列密着状態に収
容できるワーク収容部t1と、該ワーク収容部t1に対して
二つ折りに被さる蓋部t2からなり、ワーク収容部t1は浅
く、蓋部t2は深い。
トレイ移送コンベア7は、供給コンベア10の下流側に
連設されており、移送方向に所要長尺なテーブル71と、
該テーブル71の下に設けられるチェーン式捲掛け装置72
と、該チェーン式の捲掛け装置72のエンドレス捲掛体
(チェーン)72aに等ピッチに付設されたテーブル71上
に立上がって該テーブル71に沿って移動する移送爪72b
を有し、供給コンベア10により搬送されるトレイTを該
テーブル71に載せトレイ後端を該移送爪72bで押動し該
トレイTを水平プレート3の下側をギリギリに通るよう
に移送するようになっている。
テーブル71は、移送方向に所要長尺で移送方向下流側
にいくに従い緩傾斜して上昇し、下流側端部が水平プレ
ート3の寸法hとなるように僅か下側を通り移送方向下
流側に伸びている。そして、テーブル71は、トレイTの
蓋部t2を閉じない状態で安定して搬送するために、ワー
ク収容部t1を載置案内する案内部71′と、蓋部t2を載置
案内する案内部71″とに分れるように段差形成されてい
る。
捲掛け装置72は、モーター73によって駆動される駆動
スプロケット72cと、該駆動スプロケット72cに対する離
間距離を調整し得る遊動スプロケット72dに、前記エン
ドレス捲掛体であるエンドレスチェーン72aが捲掛けさ
れてなるもので、テーブル71の両側に一対有り、該テー
ブル71の両側の移送爪72bは、一方がトレイTのワーク
収容部t1を押動し、他方が蓋部t2を押動することによ
り、該トレイTを進行方向横方向にずれることなく移送
できるようになっている。
なお、トレイTが変更されるときは、該トレイTの長
さに応じて、遊動スプロケット72dの駆動スプロケット7
2cに対する離間距離の調整、エンドレス捲掛体72aの長
さ調整、移送爪72bの爪間ピッチの調整を行う必要があ
る。
前記供給コンベア10は、駆動スプロケット72aのシャ
フトから分岐された動力で駆動されるようになってい
る。なお、移送爪72bは、搬送下流端に後方に倒れるよ
うになっている場合と、倒れない場合のどちらであって
も良く、ラインシステムに応じて好ましい方が採用され
る。
トレイ一時停止装置11は、前記供給コンベア10の所要
下流位置にきたトレイTを一時停止させ、移載装置12の
移載爪121とのタイミングを測って停止を解除するよう
になっている。該トレイ一時停止装置11は、エアシリン
ダからなるアクチュエータ111と、ピボット軸112に取付
けられ該アクチュエータ111によって揺動するレバー113
と、該レバー113に取付けられ供給コンベア10の所要下
流位置の上方に待機するトレイ停止爪114とからなり、
第二のトレイセンサーC2がが供給コンベア10の下流部に
トレイがきたことを検知したときに、アクチュエータ11
1が作動してトレイ停止爪114を前記供給コンベア10の所
要下流位置にきたトレイTの後端壁の前側に下降し該ト
レイTを一時停止させるようになっているとともに、移
載装置12の移載爪121が所定の移載開始直前位置まで復
帰してきたときに上昇してトレイTの停止解除を行い得
るようになっている。
そして、トレイ移送コンベア7の最後尾に立上がって
移動する移送爪72bのテーブル上流端からの距離が、ト
レイ長さとほぼ等しくなるように移動した時点で、トレ
イ一時停止装置11によるトレイTの一時停止が解除され
るようになっている。
移載装置12は、トレイ一時停止装置11による一時停止
が解除されたトレイTを前記トレイ移送コンベア7の所
要位置に高速移載するものであり、ベルト捲掛け装置12
2のベルト122aに二つの移載爪121を有する構成とされ、
該ベルト捲掛け装置122は、トレイ移送コンベア7の駆
動スプロケット72cのシャフトから伝達系14を介して分
岐される動力によって反対方向に高速回転されるように
なっているとともに、移載爪121が、トレイ一時停止装
置11による一時停止が解除されたトレイTの前端壁の通
過直後にボックスモーションの上流端に近接する位置に
至り下降してトレイ移送コンベア7の移送方向に高速移
動し、該トレイTの前端壁を押動するように該トレイT
を前記最後尾位置に立上がる移送爪72bに近接する位置
まで押動して該トレイTの移送を終えて上方へ逃げるよ
うになっている。
搬送コンベア13は、ベルトコンベアからなりトレイ移
送コンベア7の下流側に図示しない次のラインに移送す
る役目を果す。
次に、上記構成の実施例装置の作用を簡単に説明す
る。
ローラーテーブル1の上にワークw,w,・・・を提供す
ると、摩擦回転ローラ1b,1b,・・が回転しているので、
ワークw,w,・・・がレーン構成枠2に案内されて縦列状
態に整列してゲート4aによって停止されるまで移動す
る。ゲート4aによって停止されるワークw,w,・・・を載
せている摩擦回転ローラ1b,1b,・・・は、ワークwが重
い場合には摩擦回転を停止し、ワークwが軽い場合には
摩擦回転が若干遅くなる。
他方、トレイ落下装置9からトレイTが所要時間間隔
で供給コンベア10の上流部に落下されると、供給コンベ
ア10は、トレイTを次々に受承してトレイ移送コンベア
7に移送する。該供給コンベア10は、移送速度が所要に
調整されていることにより、トレイTをトレイ移送コン
ベア7の移送爪72bの爪間ピッチよりも小さい間隔で移
送する。トレイ一時停止装置11は、供給コンベア10の所
要下流位置にきたトレイTを一時停止させる。該トレイ
Tの一時停止は、各トレイTが移載装置12の一個一個の
移載爪121によってそれぞれ一個のトレイTが押動され
るように時間調整するためである。そして、トレイ移送
コンベア7の最後尾を立上がり移動する移送爪72bがテ
ーブル71後端の爪立上がり位置からの距離をトレイ長さ
とほぼ等しくなるように移動すると、該トレイ一時停止
装置11は、トレイTの一時停止を解除する。すると、ト
レイTは供給コンベア10によって引続き移送されること
になるが、該トレイTの近傍に復帰移動してきている移
載装置12の移載爪121が、該トレイTを供給コンベア10
の移送速度及びトレイ速度コンベア7の移送速度よりも
所要の高速度で押動し、最後尾位置に立上がる移送爪72
bに至近するテーブル71上の所要位置に移載させ、次に
最後尾位置に立上がる移送爪72bと該移載爪121により移
載されるトレイTとの緩衝を回避することができる。該
トレイTは、テーブル71上で瞬時停止状態になるが、次
に最後尾に立上がる移送爪72bが該トレイTの後端を押
動していく。
こうして、一個一個の移送爪72bが一個のトレイTを
確実に押動していく。そして、トレイTが所定位置にき
たとき、ブレーキ手段5がゲート手段4から上流へ所要
離れた摩擦回転ローラ1bよりも上流の所要範囲の摩擦回
転ローラ1bを接触停止させるとともにゲート4aが開き、
ブレーキ手段5よりも下流側の摩擦回転ローラ1bが回転
するのでブレーキ手段5よりも下流側に位置する所要個
数のワークwがゲート4aを通過することになる。その
後、ゲート4aは閉じるとともにブレーキ手段5が摩擦回
転ローラ1bから離れ、ワークw,w,・・・がゲート4aによ
って停止されるまで前進する。
ゲート4aを通過した所要個数のワークwは、移送方向
後側に位置するものが前側に位置するものを押していく
ようにして水平プレート3上に次々に載り移っていこう
とするが、一部が載らない状態で停止する。このとき、
所要個数のワークwは、密着縦列状態に停止する。
続いて、水平プレート3上に停止する所要個数のワー
クwは、ワーク押し落し手段6の押出し爪61によって押
動され、水平プレート3の端から落下する。このとき、
トレイTは、水平プレート3の下側をギリギリに通過
し、水平プレート3の端から落下するワークwを受け取
るように速度同期し、かつ最小落差で現われるので、水
平プレート3の端から落下するワークwがトレイTに転
倒することなく端数列または複数列の縦列状態に良好に
詰込まれることになる。
なお、トレイ移送供給手段Bを、トレイ落下装置9
と、供給コンベア10と、トレイ移送コンベア7と、トレ
イ一時停止装置11と、移載装置12と、搬出コンベア13か
らなる構成としたのは、 トレイ落下装置の落下時間の間隔と、供給コンベア及
び移送コンベアの搬送速度とを適切に調整やると、トレ
イ落下装置から次々に落下されるトレイを供給コンベア
で受けて移送コンベアに移送し、その際、供給コンベア
上にトレイを一時停止し、トレイ移送コンベアの最後尾
に立上がる移送爪でコンベア間を移載されるトレイが突
上げられないようなタイミングで、該トレイを迅速に移
送爪間に確実に移載することが確実にできて、トレイ落
下装置から次々に落下されるトレイを間隔が大きく離れ
ないように所要等ピッチの移送爪を有する移送コンベア
でエラーなく搬送できるからである。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明のワークをトレイに
整列して詰込む装置によれば、 トレイ落下装置の落下時間の間隔と、供給コンベア及
びトレイ移送コンベアの搬送速度とを適切に調整してや
ると、トレイ落下装置から次々に落下されるトレイを供
給コンベアで受けてトレイ移送コンベアに移送し、その
際、供給コンベア上でトレイを一時停止し、移送コンベ
アの最後尾に立ち上がる移送爪でコンベア間を移載する
トレイが突き上げられないようなタイミングで、該トレ
イを迅速に移送爪間に確実に移載することができるの
で、トレイ落下装置から次々に落下されるトレイが大き
く離れないように所要等ピッチの移送爪を有するトレイ
移送コンベアを有する移送コンベアでエラーなく搬送で
きる。そして、 ローラーテーブルの上にワークを供給するとともに、
トレイ移送コンベアのテーブル上にトレイを載置する
と、ワークをゲート位置に単列または複数列の縦列状態
に整列停止させ、その中、所要個数単位でゲートを間欠
通過させ水平プレートの端から縦列密着状態に保って押
し落すことができるとともに、トレイを等ピッチで水平
プレートの端の下側ギリギリを通過させて水平プレート
の端の下側より現れるように移送してワークの落差を最
小限に抑えることでき、しかも水平プレートの端より押
し落されるワークのタイミングと、水平プレートの端の
下側より現れるトレイのタイミングを一致させかつ速度
同調させ得るように成っているから、 次々に移送される各トレイに所要個数のワークを転倒
させることなく縦列密着状態に詰込むことができる。特
に、ワーク水平プレートの端から押し落してトレイに詰
込むようになっており、ワークを掴んだり、吸引保持し
てトレイに詰込むものではないから、ワークがシューク
リームのように軟かいものであっても潰さないようにト
レイに詰込むことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のワークをトレイに整列して詰込む装置
の実施例に係り、シュークリーム詰込み装置の概略全体
正面図を示す。第2図は第1図におけるII−II拡大断面
図、第3図は要部を示す拡大詳細図、第4図は第1図に
おけるIV−IV拡大断面図である。 w……ワーク、 A……ワーク供給手段、 B……トレイ移送供給手段、 T……トレイ、 3……水平プレート、 6……ワーク押し落し手段、 61……押出し爪、 71……テーブル、 7……トレイ移送コンベア、 72a……エンドレス捲掛体、 72b……移送爪、 9……トレイ落下装置、 10……供給コンベア、 11……一時停止装置、 12……移載装置、 121……移載爪、 15……ワーク供給手段であるエレベーター付きしゅうま
い蒸器、 1,2,4,5……ワーク供給手段を構成するローラーテーブ
ル,レーン構成枠,ゲート手段及びブレーキ手段、
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/30 B65G 47/30 L 47/68 47/68 E 47/70 47/70 47/82 47/82 E 47/88 47/88 G

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイ落下装置9から落下されるトレイT
    を受承して移送する供給コンベア10と、該供給コンベア
    10の下流側に連設され該供給コンベア10からトレイTを
    受取って移送するようになっているトレイ移送コンベア
    7と、前記供給コンベア10の所要下流位置にきたトレイ
    Tを一時停止させるトレイ一時停止装置11と、該トレイ
    一時停止装置11による一時停止が解除されたトレイTを
    前記トレイ移送コンベア7の所要位置に移載させる移載
    装置12と、前記トレイ移送コンベア7の下流側上方に該
    トレイ移送コンベア7との間隔hがトレイTをギリギリ
    に通過し得る所要高さとなるように横架されワークwを
    受承するようになっている水平プレート3と、該水平プ
    レート3の上に適宜のワーク供給手段によってトレイT
    に収容されるように一列または複数列となるように整列
    載置される所要個数のワークwをコンベア搬送方向と同
    方向に押動し該水平プレート3の端から落とす押出し爪
    6aを有するワーク押し落し手段6とを備えてなり、 前記トレイ移送コンベア7は、移送方向に所要長尺で下
    流側端部が前記水平プレート3よりも移送方向下流側に
    延びていて前記供給コンベア10からトレイTをテーブル
    71上に受取るテーブル71と、該テーブル71の下に設けら
    れる捲掛け装置72を備え、該捲掛け装置72のエンドレス
    捲掛体72aに等ピッチに付設されテーブル71上に立ち上
    がって該テーブル71に沿って移動する移送爪72bによ
    り、前記移載装置12により該テーブル71上に受け取った
    トレイTの後端を押動してトレイTを前記水平プレート
    3のワーク落下端の下側より現れるように移送するよう
    に構成され、 前記移載装置12は、前記トレイ移送コンベア7の移送爪
    72bよりも所要高速に移動する移載爪121を有し、該移載
    爪121が、前記トレイ移送コンベア7の最後尾を立ち上
    がり移動する移送爪72bがテーブル71の後端の爪立ち上
    がり位置からの距離をトレイ長さと略等しくなるように
    移動した時点でトレイ一時停止装置11による一時停止が
    解除されると、前記トレイTを前記供給コンベア10の移
    送速度及び前記トレイ移送コンベア7の移送速度よりも
    速い速度で押動して前記テーブル71の前記最後尾の移送
    爪72bに至近する所要位置に移載させ得るように構成さ
    れ、 前記ワーク押し落し手段6は、押出し爪61が、前記トレ
    イ移送コンベア7の移送爪72bと速度同調するように、
    かつ該移送爪72bよりも若干先に前記水平プレート3の
    端へ到達するように位相が所要ずれていることにより、
    前記水平プレート3の端から落す所要個数のワークwを
    水平プレート3のワーク落下端の下側より現れるトレイ
    Tに詰込むように構成されていることを特徴とするワー
    クをトレイに整列して詰込む装置。
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