JP2549219Y2 - 製茶精揉機の回転箒 - Google Patents

製茶精揉機の回転箒

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JP2549219Y2
JP2549219Y2 JP1990082359U JP8235990U JP2549219Y2 JP 2549219 Y2 JP2549219 Y2 JP 2549219Y2 JP 1990082359 U JP1990082359 U JP 1990082359U JP 8235990 U JP8235990 U JP 8235990U JP 2549219 Y2 JP2549219 Y2 JP 2549219Y2
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JP
Japan
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broom
tea leaves
gutters
tea
rotary broom
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JP1990082359U
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JPH0441283U (ja
Inventor
浩一 白井
Original Assignee
株式会社寺田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、製茶精揉機の樋上の茶葉を揉盤上に掃き出
すために使用される回転箒に関する。
[従来技術] 製茶精揉機は従来よりよく知られているが、これを第
1図に基づいて説明すると、釜部の上面に茶葉を揉む揉
盤3を設け、その下部には揉盤3を加熱せしめるための
加熱手段が配設されてあり、前記した揉盤3上に投入さ
れた茶葉を揉む装置として分銅及び前記分銅を移動せし
める分銅レールを備え、前記の分銅を分銅レールに沿っ
て移動させて揉圧盤6にかける圧を調整して茶葉に必要
とする圧を与えながら該揉手馬4を前後に揺動させて揉
圧盤6と揉盤3上との間の茶葉を揉むようにするが、こ
のとき、揉盤3と揉圧盤6の間で揉まれ、整形される茶
葉の一部は釜の溝内に入るが、この溝内の茶葉は往復箒
によって揉釜の前側と後側に配置される樋2,2に移送さ
れる。
上記の樋2,2に移送された茶葉は回転箒1,1によって再
び揉盤3上に戻され、再度揉圧盤6により揉まれるが、
前記の樋2,2は左右の往復運動をしており、前記した往
復箒によって樋2,2上に移送された茶葉は調整された適
宜のタイミングによって回転箒1,1により揉盤3上に戻
され、揉圧盤6により揉まれ、整形されることになる。
上記した樋上の茶葉を揉盤3上に掃き出すために使用
される回転箒1は回転箒用の回転軸に所要の間隔を隔て
て掃き出し用の箒部を前記の回転軸を中心にして反対方
向に該回転軸に軸止されるものであり、その箒部は従来
においては棕櫚箒が広く採用されていた。
[考案が解決しようとする課題] 前記した棕櫚箒は棕櫚の葉柄の基部にある褐色の繊維
である棕櫚毛を多数本束ねて作られたものであるため、
前記したように往復運動をしている樋2,2上にある茶葉
をタイミングよく掃き出し揉盤3に戻すための回転箒の
先端の箒部の材質として前記の棕櫚箒を用いると、回転
箒の先端の箒部に用いられている棕櫚が樋上に作用して
茶葉を揉盤上に戻すとき該回転箒の先端の箒部は往復動
している樋に対して直角方向に作用するため、回転箒の
先端の箒部にかかる力によっては束ねられている個々の
棕櫚はそれぞれが各別の方向の力が作用する等、複雑な
力がかかることとなり、しかも、棕櫚はそれほどの剛性
を有するものでないので、長時間の使用においては、前
記の箒部の棕櫚の抜け落ち、曲がり等が発生し、樋上の
茶葉を揉盤上の中央部に向けて綺麗に掃き出すことがで
きなくなるという問題があった。
そこで、本考案は、長時間の使用に堪え、しかも樋上
の茶葉を確実に揉盤上に戻すような回転箒の提供を目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る製茶精揉機の回転箒は、前記の目的を達
成するために、製茶精揉機における揉釜の前側と後側に
配置された樋上の茶葉を揉盤上に掃き出す回転箒におい
て、該回転箒の先端部の箒部を多数の線状体を束ねて構
成し、該線状体の材質を合成樹脂としたことをその特徴
とするものである。
[作用] 本考案に係る製茶精揉機の回転箒は、その先端部の箒
部の材質を合成樹脂とした線状体を多数束ねて構成した
ので、それぞれの合成樹脂製の線状体は自由に屈曲が可
能であり、また、それの集合体である箒部は全体として
必要とする剛性をも備え、該箒部は往復動する樋と直角
方向に摺動して樋上の茶葉の掃き出し作用を長時間繰り
返しても箒部の合成樹脂製の線状体は、従来の棕櫚のよ
うに抜け落ちたり、曲がったりすることもなく、樋上の
茶葉を長時間に亙って揉盤上の中央部に掃き出すことが
できるものである。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す製茶精揉機は、前記したように、揉盤3
上に投入された茶葉を揉む装置として分銅等の重錘を移
動せしめる分銅レールを備え、前記の分銅を分銅レール
に沿って移動させて主軸にかける圧を調整して、該主軸
に装着されたより手等を備えた揉手馬4に必要とする圧
を与えながら該揉手馬4を前後に揺動させて揉手馬4と
揉盤3上との間の茶葉を揉み、整形するが、このとき、
揉盤3と揉圧盤6の間で揉まれ、整形される茶葉の一部
は釜の溝内に入るが、この溝内の茶葉は往復箒によって
揉釜の前側と後側に配置される樋2,2上に移送される。
上記の樋2,2上に移送された茶葉は回転箒1,1によって
再び揉盤3上に掃き出すようにして戻され、揉圧盤6に
より揉まれるが、前記の樋2,2は左右に往復動をしてお
り、前記した往復箒によって樋2,2上に移送された茶葉
は、樋の往復動と調整された適宜のタイミングによって
回転箒1,1によって再度揉盤3上に戻され、揉圧盤6に
より揉まれ、整形されることになる。
上記した樋2,2上の茶葉を揉盤3上に掃き出し戻すた
めに使用される回転箒1は回転箒用の回転軸に所要の間
隔を隔てて回転軸を中心にして箒部5を反対方向として
該回転軸に軸止されるものであり、その先端の箒部5は
本実施例においてはその材質を合成樹脂とした線状体を
多数束ねて形成してある。
回転箒1,1の先端部の箒部5によって掃き出される茶
葉が載っている樋2,2は常時往復動しているものであ
り、その樋2,2上の茶葉を揉盤3上に掃き出す回転箒1,1
は樋2,2の往復動に対して直行する方向より作用するの
で、箒部5を形成する個々の線状体には過酷な力が加わ
るが、本実施例においては、前記の線状体の材質をを合
成樹脂としたので、曲げに対して柔軟性を有するもので
あり、更に、前記の線状体を多数本束ねて形成した箒部
5を全体としては剛性をも有し、また、束ねられている
部位における折れ等もなく、長時間使用しても抜け落ち
る恐れもないし、箒部5全体として曲がったままの状態
とはならず、樋2,2上の茶葉を綺麗に揉盤3上の中央部
に掃き出すことができるものであり、更に、箒部5は合
成樹脂製のため耐熱性を有するので揉盤3とともに加熱
されている樋2,2上を掃いても損傷する恐れはない。
[考案の効果] 本考案に係る製茶精揉機の回転箒は、その先端部の箒
部の材質を合成樹脂とした線状体を多数束ねて構成した
ので、それぞれの材質を合成樹脂とした線状体は自由に
屈曲が可能であり、また、それの集合体である箒部は全
体として必要とする剛性をも備え、該箒部は往復動する
樋と直角方向に摺接しながら樋上の茶葉を掃き出すこと
を長時間繰り返しても箒部を形成する材質を合成樹脂と
した線状体は、従来の棕櫚のように抜け落ちたり、曲が
ったりすることもなく、樋上の茶葉を長時間に亙って揉
盤上の中央部に掃き出すことができるものであり、更
に、箒部は前記したように合成樹脂製のため耐熱性を有
し加熱されている樋上を摺接しても損傷の恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例も合わせて示す本考案の実施例の精揉機
の断面説明図、第2図は回転箒の正面図、愛3図は、回
転箒の断面図である。 1……回転箒 2……樋 3……揉盤 4……揉手馬 5……箒部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製茶精揉機における揉釜の前側と後側に配
    置された樋上の茶葉を揉盤上に掃き出す回転箒におい
    て、該回転箒の先端部の箒部を多数の線状体を束ねて構
    成し、該線状体の材質を合成樹脂としたことを特徴とす
    る製茶精揉機の回転箒。
JP1990082359U 1990-08-02 1990-08-02 製茶精揉機の回転箒 Expired - Lifetime JP2549219Y2 (ja)

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JPH0441283U JPH0441283U (ja) 1992-04-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4675489B2 (ja) * 2001-03-05 2011-04-20 株式会社寺田製作所 製茶精揉機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847434A (ja) * 1982-08-23 1983-03-19 Katsuya Kk 茶揉機
JPS62104685U (ja) * 1985-12-23 1987-07-03
JPH0226310U (ja) * 1988-08-06 1990-02-21

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JPH0441283U (ja) 1992-04-08

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