JP2549053Y2 - 内燃機関の動弁機構 - Google Patents

内燃機関の動弁機構

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JP2549053Y2
JP2549053Y2 JP1989039002U JP3900289U JP2549053Y2 JP 2549053 Y2 JP2549053 Y2 JP 2549053Y2 JP 1989039002 U JP1989039002 U JP 1989039002U JP 3900289 U JP3900289 U JP 3900289U JP 2549053 Y2 JP2549053 Y2 JP 2549053Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は内燃機関の動弁機構、特に、小型化を図っ
た動弁機構に関する。
(従来の技術) OHC型の内燃機関の動弁機構にあっては、周知のよう
に、シリンダヘッドの上方にカムシャフトおよびロッカ
アームシャフト等をホルダ等で支持し、また、ロッカア
ームシャフトにロッカアームを軸支して吸気弁および排
気バルブを駆動する。そして、近年の内燃機関では、シ
リンダヘッド等のみならず、ホルダをもアルミ鋳物で成
形し、その軽量化が図られる。しかしながら、このよう
な動弁機構では、ロッカアームシャフトのホルダへの支
持部に組立および加工上の必要性から相当のクリアラン
スが設定され、またロッカアームシャフトがクロムモリ
ブデン鋼等の高硬度材料から成るため、運転時において
ロッカアームシャフトがロッカアームの揺動にともない
回動すると、ロッカアームシャフトとホルダとの材料特
性の相違によってホルダの支持部に摩耗が生じてクリア
ランスがさらに増大し、運転時の騒音の発生原因になる
ことがあった。
そこで、上述のような動弁機構では、従来、実開昭56
-90406号公報に記載されているように、ロッカアームシ
ャフトをロッカアームの両側でホルダ等にボルトによっ
て固定し、運転時にロッカアームシャフトが回動するこ
とを防止している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来の動弁機構にあって
は、ロッカアームシャフトをロッカアームの両側でボル
トによってホルダに固定するため、ボルト締付作業等が
不可欠で、また、組立工数も大きく、さらに、ロッカア
ームシャフトも相当の長さが不可欠で大型化するという
問題点があった。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、部
品点数および組立工数を増大させること無く小型化が可
能な動弁機構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、請求項1では、ロッカアームを揺動自在
に支持するロッカアームシャフトと、該ロッカアームシ
ャフトの端部を嵌入する支持部が形成され、該支持部に
前記ロッカアームシャフトの端部が嵌入して該ロッカア
ームシャフトを支持するホルダと、を備える内燃機関の
動弁機構において、前記ロッカアームシャフトの前記支
持部に嵌入する端部に該ロッカアームシャフト軸中心か
らの径方向寸法が周方向に変化する面を有する回り止め
部を一体に形成するとともに、該回り止め部が嵌合して
前記ロッカアームシャフトの回転を阻止する受部を前記
支持部に一体に形成し、前記回り止め部は前記ロッカア
ームシャフトの端面に該ロッカアームシャフト軸中心か
ら偏倚させて一体に形成された突起からなり、前記支持
部は前記ホルダの前記ロッカアームシャフトと対向する
面に形成されて該ロッカアームシャフトの端部が嵌合す
る支持凹部からなり、前記受部は上記支持凹部の底面に
形成されて上記突部が嵌合する嵌合凹部からなり、 請求項2では、前記ホルダは、点火プラグ差込用のプ
ラグ穴を有し、前記突起および前記嵌合凹部は周面が平
面部および曲面部を有する断面略半円形状に形成し、上
記周面の平面部をプラグ穴側に位置させるとともに周面
の平面部を前記プラグ穴と略平行に形成し、 請求項3では、前記ロッカアームシャフトおよび前記
ホルダは互いに連通して摺動部に潤滑油を供給する油路
を有し、前記ロッカアームシャフトの潤滑油路は一部が
前記突起に形成されて該突起の先端に開口することが要
旨である。
(作用) この考案にかかる内燃機関の動弁機構によれば、ロッ
カアームシャフトは端部の回り止め部がホルダの支持部
に形成された受部と嵌合して回動が阻止されるため、ホ
ルダの支持部の摩耗が防止され、また、ボルトの締付作
業等が不要で、部品点数および組立工数を増加させるこ
と無く小型化特に軸方向の小型化が図れ、また、上記回
り止め部が軸中心から偏倚した突起をなすことから、突
起の形状に制約されることなく回り止め部を構成するこ
とができ、ロッカアームシャフト支持部の構成の自由度
を確保することができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図から第10図はこの考案の第1実施例にかかる内
燃機関の動弁機構を表し、第1図が断面図、第2図が平
面図、第3図が一部拡大断面図、第4図が要部拡大図、
第5図が第4図のV−V矢視断面図、第6図(a)が主
要部品の正面断面図、第6図(b)が主要部品の側面
図、第7図が主要部品の平面断面図、第8図(a),
(b),(c)がそれぞれ主要部品の平面図、正面図、
底面図、第9図および第10図がそれぞれ組立を示すため
の平面図である。
第1図において、11は4つのシリンダ孔121,122,12
3,124が形成されたシリンダブロック、13はシリンダブ
ロック11の上部に接合されて各シリンダ孔12の上部開口
を閉止するシリンダヘッドであり、シリンダブロック11
には、各シリンダ孔121,122,123,124内にそれぞれピ
ストン141,142,143,144が嵌入されてシリンダヘッド
13との間に燃焼室(シリンダ)151,152,153,154を画
成している。シリンダヘッド13には、各燃焼室151,1
52,153,154についてそれぞれ2つの吸気通路16a1,16
b1,16a2,16b2、16a3,16b3,16a4,16b4および排気通
路17a1,17b1,17a2,17b2、17a3,17b3,17a4,17b4
形成されて対応する燃焼室15に開口し、また、各燃焼室
151,152,153,154について2つ一組の吸気バルブ18
a1,18b1,18a2,18b2、18a3,18b3,18a4,18b4および
2つ一組の排気バルブ19a1,19b1,19a2,19b2、19a3
19b3,19a4,19b4がそれぞれ対応する吸気通路16および
排気通路17の開口を開閉可能に支持されている。なお、
上述のシリンダ孔、ピストン、燃焼室、吸気通路、排気
通路、吸気バルブおよび排気バルブについては、添字の
無い番号で代表して説明し、また、関連する部分につい
ては一の符号で説明して必要に応じて燃焼室を表す添字
を付す。
吸気バルブ18および排気バルブ19は、上方に向かうに
従い互いに離隔するように傾斜いてそれぞれが燃焼室15
の配列方向(シリンダ列方向)に一列に配列され、各バ
ルブステム20,21がシリンダヘッド13を軸方向移動可能
に貫通してバルブステム20,21の上端がシリンダヘッド1
3の上方に突出している。これら吸気バルブ18および排
気バルブ19は、それぞれバルブステム20,21の上端部に
固設されたスプリングリテーナ22,23とシリンダヘッド1
3上面との間にスプリング24,25が縮装されて該スプリン
グ24,25により上方すなわち各通路16,17を閉止する方向
に付勢され、また、バルブステム20,21の上端が後述す
るロッカアームに係合している。
また、シリンダヘッド13の上部には、第2図に示すよ
うに、シリンダ列方向の両端に2つの端部ホルダ26e1
26e4が、各燃焼室15の上方に4つの中間ホルダ261,2
62,263,264(以下、符号26mで代表する)がそれぞれ
ボルト30によってシリンダ列方向に配設され、これら端
部ホルダ26e1,26e4および中間ホルダ26mによって1本
のカムシャフト27と吸気用および排気用の2本のロッカ
アームシャフト28,29とがシリンダ列に沿って平行に支
持されている。端部ホルダ26e1は、下面の略中央が略半
円弧状に切り欠かれてカムシャフト27支持用の上部軸受
部(図示せず)が形成され、一端に排気用のロッカアー
ムシャフト29支持用の断面円形の凹部33e1が、他端に吸
気用のロッカアームシャフト28支持用の断面円形の凹部
34e1が形成されている。同様に、端部ホルダ26e4は、下
面にカムシャフト27支持用の上部軸受部が、一端に排気
用のロッカアームシャフト29支持用の凹部33e4が、他端
に吸気用のロッカアームシャフト28支持用の凹部34e4
形成され、さらに、吸気用のロッカアームシャフト28支
持用の凹部34e4の底面に凹部34e4の中心から偏心した所
定位置で断面略円形の小凹部35e4が形成されている。
中間ホルダ26mは、第8図(a),(b),(c)に
詳示するように、それぞれ、両端および中央に上下に貫
通するボルト挿通孔37が形成され、このボルト挿通孔37
に前述のボルト30が挿通されて該ボルト30によってシリ
ンダヘッド13に固定されている。また、これら中間ホル
ダ26mはそれぞれ、下面の一部が略半円状に切り欠かれ
てカムシャフト27支持用の上部軸受部361,362,363,3
64が形成され、一端側に排気用のロッカアームシャフト
29支持用の貫通穴391,392,393,394が形成され、略中
央の両側面に吸気用のロッカアームシャフト28支持用の
断面円形の凹部34a1,34b1,34a2,34b2,34a3,34b3
34a4,34b4が形成され、これら凹部34a,34b間に貫通し
て各凹部34a,34bの底面に開口する通孔401,402,403
404が形成され、一方の凹部34aの底面に該凹部34aの中
心から偏位した位置で小凹部351,352,353,354が形成
されている。さらに、これら中間ホルダ261,262,2
63,264の少なくとも1つは、貫通穴39の一部がボルト
挿通孔37に開口し、また、該ボルト挿通孔37と前述の上
部軸受部36とを連通する潤滑油供給孔38が形成され、同
様に、他の少なくとも1つは図示しないが上部軸受部36
と凹部34とを連通する潤滑油供給路が形成されている。
上述の中間ホルダ26mのそれぞれおよびシリンダヘッ
ド13には、吸気バルブ18a,18b間に下端が燃焼室15の頂
部に開口して上端が中間ホルダ26mの上面に開口するプ
ラグ穴41が連続して吸気バルブ18と略平行に形成され、
このプラグ穴41の下端側に電極を燃焼室15の中央上部に
臨ませて点火プラグ42が取り付けられている。点火プラ
グ42にはイグニッッションケーブル43が接続され、この
イグニッッションケーブル43が後述するヘッドカバーの
取付穴に嵌着されたキャップを貫通して外部に配索され
ている。
カムシャフト27は、各燃焼室15の中心から排気バルブ
19側へ偏倚した位置に配置され、両端がシリンダヘッド
13の上部に形成された下部軸受部44と端部ホルダ26e1
26e4の上部軸受部とによって回転自在に挟持され、また
同様に、各燃焼室15の上方でそれぞれシリンダヘッド13
の上部に形成された下部軸受部44と中間ホルダ261,2
62,263,264に形成された上部軸受部361,362,363,3
64とによって回転自在に挟持されている。カムシャフト
27の下部軸受部44には、第3図に示すように、前述の潤
滑油供給孔38が形成された中間ホルダ26に対応してシリ
ンダヘッド13に形成されたオイルギャラリ45が開口して
いる。このカムシャフト27には各燃焼室15についてそれ
ぞれ2つ一組の吸気用カムおよび2つ一組の排気用カム
27aが中間ホルダ26mを間に対称的に固設され、これら吸
気用カムおよび排気用カムにそれぞれ吸気用のロッカア
ーム46a,46bおよび排気用のロッカアーム47a,47bが係合
している。
排気用のロッカアームシャフト29は、カムシャフト27
の上方の排気バルブ19側に偏位した位置に配置され、各
中間ホルダ26mの貫通穴39を貫通して両端部がそれぞれ
端部ホルダ26e1,26e4の凹部33e1,33e4に嵌合してい
る。ロッカアームシャフト29には、各燃焼室15について
それぞれロッカアーム47a,47bが2つ一組として中間ホ
ルダ26を間に対称的に揺動自在に軸支され、端部ホルダ
26e1とロッカアーム47a1との間にコイルスプリング70
e1、ロッカアーム47b1,47a2間にコイルスプリング70
1-2、ロッカアーム47b2,47a3間にコイルスプリング70
2-3、ロッカアーム47b3,47a4間にコイルスプリング70
3-4、ロッカアーム47b4と端部ホルダ26e4との間にコイ
ルスプリング70e4が外挿されている。これらスプリング
70は、ロッカアーム47a,47bを離間する方向に付勢して
ロッカアーム47a,47bを所定位置に保持している。また
ロッカアームシャフト29には、内部に軸方向に延在する
潤滑油路28aおよび潤滑油路28aから径方向に貫通して各
ロッカアーム47の軸支部で外周面に開口する分岐油路28
bが形成されている。潤滑油路28aはカムシャフト27の上
下部軸受部36,44を介しシリンダヘッド13内のオイルギ
ャラリ45に連絡され、オイルギャラリ45から供給される
潤滑油が潤滑油路28aおよび各分岐油路28bから各ロッカ
アーム47の軸支部に供給されて軸支部を潤滑する。
吸気用のロッカアームシャフト28は、カムシャフト27
の上方の吸気バルブ18側へ偏位した位置で同軸かつ一列
に配列された5本の短軸48e1,481-2,482-3,483-4,4
8e4から成り、これら短軸48がそれぞれ端部ホルダ26e1
又は端部ホルダ26e4と中間ホルダ26mとの間および各中
間ホルダ26m間に橋架され、両側の短軸48e1,48e4にそ
れぞれ1つのロッカアーム46a1,46b4が、中央の3つの
短軸481-2,482-3,483-4(48mで総称する)にそれぞれ
2つのロッカアーム46b1、46a2、46b2,46a3,46b3、46
a4が揺動可能に軸支されている。端部ホルダ26e1とロッ
カアーム46a1との間にスプリングワッシャ71e1、ロッカ
アーム46b1,46a2間にスプリングワッシャ711-2、ロッ
カアーム46b2,46a3間にスプリングワッシャ712-3、ロ
ッカアーム46b3,46a4間にスプリングワッシャ713-4
ロッカアーム46b4と端部ホルダ26e4との間にスプリング
ワッシャ71e4がそれぞれ介設され、各ロッカアーム46を
所定位置に保持している。短軸48はそれぞれ、第6図
(a),(b)に詳示するように、軸方向に延在して一
方側の端面に開口する潤滑油路49a、この潤滑油路49aの
閉止端から他方側の端面に貫通して該端面の所定位置に
開口する連絡油路49bおよび潤滑油路49aの中間部から径
方向に貫通してロッカアーム46の軸支部に開口する2つ
の分岐油路50a,50bが形成され、また、他方の閉止端側
の端面に中心軸から偏位した位置で断面略円形の突起51
e1,511-2,512-3,513-4,51e4が形成されている。第
7図に示すように、短軸48e1は一端部が端部ホルダ26e1
の凹部34e1に嵌合し、また、他端部が中間ホルダ261
凹部34a1に嵌合して突起51e1が小凹部351に嵌合してい
る。同様に、中間の3つの短軸48mは、一端部が中間ホ
ルダ26mの形成された凹部34aに嵌合し、他端部が中間ホ
ルダ26mの凹部34aに嵌合して突起51mが小凹部35mに嵌合
している。また、短軸48e4は、一端部が中間ホルダ26e4
の凹部34b4に嵌合し、他端部が端部ホルダ26e4の凹部34
e4に嵌合して該凹部34e4の底面の小凹部35e4に突起51e4
が嵌合している。これら短軸48は、第6図(a)に示す
ように、突起51が小凹部35の底面に当接して端面と各ホ
ルダ26の凹部34aの底面との間に微少の隙間52が形成さ
れて該隙間52に前述の連絡油路49bが開口し、隣り合う
短軸48の潤滑油路49aは互いに隙間52および連結油路49b
を介して連通している。なお、図面等から明らかなよう
に、両端の短軸48e1,48e2は、中間の短軸48mよりも長
さが短い。
ロッカアーム46,47は、第4図および第5図に示すよ
うに、それぞれ、中間部にロッカアームシャフト28,29
が貫通する支持孔60が形成され、一端がカムシャフト27
のカム27aに係合して他端がバルブ18,19のバルブステム
20,21の上端に係合している。このロッカアーム46,47
は、支持孔60のカムシャフト27側の周囲にオイル溝54が
形成されている。オイル溝54は、中心が支持孔60の中心
からカムシャフト27側に偏心した部分円弧状を成してい
る。
55はシリンダヘッド13上に取り付けられたヘッドカバ
ーであり、ヘッドカバー55は上述の動弁機構を覆ってい
る。このヘッドカバー55には前述のプラグ穴41に対応し
て取付孔55aが形成され、この取付孔55aにキャップ56が
嵌着されている。
このような動弁機構は、周知のように、各ロッカアー
ム46,47がカムシャフト27のカム27aに係合し、ロッカア
ーム46,47がカムシャフト27の回転にともないロッカア
ームシャフト28,29を中心に揺動してバルブ18,19を駆動
する。ここで、吸気用のロッカアームシャフト28は、各
短軸48の突起51がホルダ26の小凹部35に回転中心から偏
位した位置で嵌合しているため、各短軸48が回転するこ
とは無く、短軸48とホルダ26との嵌合部が摩耗すること
も無い。そして、各短軸48は端面に形成された突起51を
ホルダ26の小凹部35に嵌合させるのみであるため、ボル
ト等の部品が不要で部品数を増大させること無く全体と
しての小型化特に軸方向の小型化が図れる。
また、この動弁機構は、カムシャフト27と各上下部軸
受部36,44との間のカムシャフト27の軸受部分にシリン
ダヘッド13のオイルギャラリ45から潤滑油が導かれ、カ
ムシャフト27の軸受部分が潤滑される。さらに、このカ
ムシャフト27の軸受部分の潤滑油は、前述の1つの中間
ホルダ26mの潤滑油供給孔38およびボルト挿通孔37を経
て貫通穴39内に導かれてロッカアームシャフト29に設け
られた連通路(図示せず)を介して潤滑油路28aに流入
する。そして、ロッカアーム29は、潤滑油路28a内の潤
滑油が分岐油路28bから各ロッカアーム47の軸支部に導
かれ、これらロッカアーム47の軸支部が潤滑される。同
様に、カムシャフト27の軸受部分の潤滑油は1つの中間
ホルダ26の潤滑油供給孔を経て凹部34内に導入され、こ
の凹部34から隙間52及び各連絡油路49bを経て各短軸48
の潤滑油路49a内に導かれる。そして、ロッカアームシ
ャフト28は、各短軸48が潤滑油路49a内の潤滑油を分岐
油路50a,50bから各ロッカアーム46の軸支部に導かれ、
これらロッカアーム46の軸支部が潤滑される。ここで、
ロッカアーム46の支持孔60の周面には、ロッカアームシ
ャフト28との接触圧が大きいカムシャフト27側にオイル
溝54が形成されて該オイル溝54に潤滑油が貯留される。
このため、ロッカアーム46と支持孔60の周面との間の潤
滑油層を全周にわたって均一にでき、良好な潤滑性が得
られて耐久性を向上できる。
また、この動弁機構は、吸気用のロッカアームシャフ
ト28を複数の短軸48から構成し、これら短軸48を燃焼室
15の中心間に介設させている。このため、プラグ穴41を
ロッカアームシャフト28と干渉すること無く燃焼室15の
中央上部に開口させて点火プラグ42を電極が中央上部に
臨む位置に配置でき、高い燃焼効率が得られる。
一方、この動弁機構は、次に述べるようにして予め組
立を行うことができる。第9図および第10図に示すよう
に、まず、端部ホルダ26e4の凹部33e4に排気用のロッカ
アームシャフト29の端部を嵌合させるとともに、短軸48
e4の突起51e4を小凹部35e4に嵌合させて短軸48e4の端部
を端部ホルダ26e4の凹部34e4に嵌合させる。次に、排気
用のロッカアームシャフト29にスプリング70e4を外挿し
た後にロッカアーム47b4を支持孔60にロッカアームシャ
フト29を挿通させて取り付け、また、端軸48e4にスプリ
ングワッシャ71e4を外挿した後にロッカアーム46b4を支
持孔60に短軸48e4を挿通させて短軸48e4にロッカアーム
46b4を取り付ける。そして、次の中間ホルダ264の貫通
穴39にロッカアームシャフト29を挿通し、この中間ホル
ダ264の凹部34b4に短軸48e4の端部を嵌合させる。次
に、ロッカアームシャフト29にスプリング703-4とロッ
カアーム47a4,47b3とを取り付け、また、短軸483-4
端面の小突起513-4を中間ホルダ264の凹部34a4底面の小
凹部354に嵌合させて短軸483-4の端部を凹部34a4に嵌合
させ、この短軸483-4にスプリングワッシャ713-4にロッ
カアーム46a4,46b3を取り付け、また、前述のように中
間ホルダ263を取り付け、以下、順次同様に行う。そし
て、最後に、端部ホルダ26e1を各凹部34e1,33e1に短軸
48e1およびロッカアームシャフト29の端部を嵌合させて
取り付け、動弁機構の予備組立が完了する。そして、こ
の組み立てられた動弁機構をシリンダヘッド13上に取り
付ける。上述のように、この動弁機構は、予め組立を行
うことができ、また、ボルト等を用いないため容易に組
み立てられる。
第11図(a),(b)には、この考案の第2実施例に
かかる動弁機構を示す。なお、本実施例および後述する
各実施例においては、前述した実施例と同一の部分には
同一の符号を付して一部の図示および説明を省略する。
同図において、48は吸気用のロッカアームシャフト28
を構成する短軸、26は中間ホルダであり、短軸48は、潤
滑油路49aが軸方向に貫通し、また、一方側の端面に偏
心して断面略円形の偏心凸部65が一体に形成されてい
る。中間ホルダ26は、短軸48の偏心凸部65と対向する面
に短軸48の短部が遊嵌する凹部34aが形成され、また、
この凹部34aの底面に偏心凸部65が嵌合する偏心凹部66
が偏心して形成されている。
この動弁機構にあっても、各短軸48は偏心凸部65が偏
心凹部66に嵌合して回転を禁止されるため、各ホルダ48
の凹部34a等の摩耗が防止される。
第12図から第14図にはこの考案の第3実施例を示し、
第12図が平面図、第13図(a)〜第13図(g)が一の主
要部品を表す図、第14図(a)〜(c)が他の一の主要
部品を表す図である。
第12図に示すように、シリンダヘッド13上には中間ホ
ルダ26mと端部ルダ26e(第7図参照)とによってカムシ
ャフト27、吸気用のロッカアームシャフト28および排気
用のロッカアームシャフト29が支持されている。カムシ
ャフト27には中間ホルダ26m間に2つの吸気用カム27ai
と2つの排気用カム27aeとが固設され、吸気用カム27ai
は中央に所定距離xを隔て配置され、排気用カム27aeは
それぞれ吸気用カウ27aiとホルダ26との間に吸気用カム
27aiと上述の距離xより大きな距離yを隔て配置されて
いる。前述の実施例でも述べたように、ロッカアームシ
ャフト28はホルダ26間に橋架された複数の短軸48から構
成されて該短軸48に一対のロッカアーム46a,46bを軸支
し、ロッカアームシャフト29はホルダ26を貫通する一本
の軸から構成されて各ホルダ26間にそれぞれ一対のロッ
カアーム47a,47bを軸支している。
短軸48は、第14図(a),(b),(c)に詳示する
ように、一端が開放されて他端が閉止された略円筒状を
成し、閉止端の端面に突起51が一体に形成されている。
突起51は、周面が円弧状の曲面75と弦状の平面76とによ
って規定される断面略半月状を成し、後述する凹部34a
への嵌合時に重心がプラグ穴41から離隔する側で短軸48
の軸中心から偏倚した位置に突出している。この突起51
は曲面75が短軸48の端面周縁と所定距離δを隔て端面外
縁部分に略環状の平面部77を設定している。また、短軸
48には潤滑油路49a、連絡油路49bおよび分岐油路50a,50
bが形成され、連絡油路49bが潤滑油路49aの閉止端から
突起51を貫通して該突起51の先端に開口している。この
短軸48は、両端部がそれぞれホルダ26の後述する凹部34
a,34bに、また、突起51が小凹部35aに嵌合して支持さ
れ、潤滑油路49aおよび連絡油路49bがホルダ26の通孔40
を経て相互に連通している。
ホルダ26は、第13図(a)から第13図(g)に詳示す
るように、下面にカムシャフト27支持用の上部軸受部36
が、上下に貫通してプラグ穴41と3つのボルト挿通孔37
とが、一端側に両側面を貫通してロッカアームシャフト
29支持用の貫通穴39が、両側面にそれぞれ凹部34a,34b
が形成され、また、凹部34a,34bの底面にそれぞれ小凹
部35a,35bが、該小凹部35a,35bの底面に開口して、小凹
部35a,35b間を連通する通孔40が形成されている。凹部3
4aの小凹部35aは、第13図(d)に明示されるように、
周面が略半円筒面状の曲面78と平面79とによって規定さ
れて前述の突起51と補完する断面略半月形状を成し、平
面79をプラグ穴41側に該プラグ穴41と平行に位置させて
形成されている。これら凹部34aおよび小凹部35aは前述
した短軸48の端部および突起51と互いに補完する形状で
あり、凹部34aの底面には短軸48の端面の平面部77と対
応して小凹部35aの周囲に環状に平面部(図中明示され
ず)が形成され、この平面部に平面部77を当接させて小
凹部35aに突起51が嵌合する。同様に、凹部34bの小凹部
35bは、周面が半円筒面状の曲面と断面鉤形状に屈折す
る2つの平面とによって規定される筒状を成し、一つの
平面をプラグ穴41側でプラグ穴41と平行に位置させて形
成されている。また、第13図(e),(g)に明示され
るように、これらホルダ26mの少くとも1つには上部軸
受部36の周面から中央のボルト挿通孔37を経て通孔40に
開口する潤滑油供給孔83および該潤滑油供給孔83の中央
部に底面から開口する接続孔84が形成され、接続孔84は
底面の開口がシリンダヘッド13のオイルギャラリ45と連
通されている。
吸気用のロッカアーム46a、46bは両端がそれぞれ吸気
用カム27aiと吸気バルブ18のバルブステム20上端とに係
合し、同様に、排気用ロッカアーム47a,47bは両端がそ
れぞれ排気用カム27aeと排気バルブ19のバルブステム21
上端と係合している。吸気用のロッカアーム46a,47b
は、第15図に示すように、吸気用カム27aiからの押圧力
Gが吸気用カム27aiと係合するカム力作用点Gに作用
し、吸気バルブ18の駆動力Hを吸気バルブ18のバルブス
テム20上端と係合する駆動力作用点Hから付与し、カム
力作用点Gの押圧力と駆動力作用点Hの駆動力とに対抗
する支持力Pをロッカアームシャフト28への支持部Sに
おいて該支持部Sの中心の支持点Pから受けるとみなせ
るが、上述の吸気用カム27ai間の距離xが小さいため、
支持点Pをホルダ26間の中央(C/L)に寄せて、かつ、
支持部Sの軸方向端面とカム力作用点Gとの間に大きな
距離cを隔て配置でき、ホルダ26の凹部34周面と短軸48
の端部外周面との接触圧を小さく、また、短軸48に倒れ
を生じる曲げモーメントMを小さくでき、偏摩耗等の不
都合を防止できる。すなわち、上記曲げモーメントM
は、下式に示すように、同図中のA点廻りのモーンメン
トMAとB点廻りのモーメントMBとの和として規定され、
図中c寸法を大きくすることで小さくなり、短軸48の倒
れを抑制して偏摩耗が防止される。
MA=H・a−G・c MB=H・b−G・d M=MA+MB=H・a+H・b+G・d−G・c この第3実施例の動弁機構にあっても、運転時の短軸
48の回転は突起51と小凹部35aとの嵌合で、特に、平面7
6,79が相互に当接することで阻止される。そして、この
第3実施例では、短軸48の突起51に連絡油路49bを設け
るため油路の形成位置の決定等に大きな自由度が得ら
れ、また、ホルダ26mは小凹部35をプラグ穴から離間す
る側で周面の平面79をプラグ穴41と平行に形成するため
プラグ穴41の周囲の内厚を大きくして短軸48の支持に高
い支持剛性を得られ、さらに、短軸48端面の突起51の周
囲に平面部77を形成するため短軸48の倒れを効果的に防
止できる。
第16図(a),(b)には、この考案の第4実施例を
示す。
図中、48は短軸であり、短軸48は、潤滑油路49aが軸
方向に貫通し、一方の端面に断面略半円弧状の突起51が
形成されている。この短軸48も、端面には突起51の周囲
に略環状に平面部77が設定される。
この第4実施例は、突起51が断面略半円弧状であるた
め、軽量化が図れる。なお、その他については、前述の
各実施例と同様である。
なお、上述した各実施例では、回り止め部としての短
軸48の突起51を偏心した断面円形、断面半月状に成形す
るが、これら形状に限定されるものでは無く、例えば、
第17図(a)に示すような周面が2つの曲面と2つの平
面とで規定される略矩形状あるいは同図(b)に示すよ
うな周面が1つの円弧面と平面とで規定される形状でも
本考案は達成できる。
またさらに、上述した各実施例では、吸気用のロッカ
アームシャフト28を構成する短軸48に突起51,65を形成
するが、排気用のロッカアームシャフト29の端面に突起
を形成して該ロッカアームシャフト29の回転を防止する
ことも可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案にかかる内燃機関の動
弁機構によれば、ロッカアームシャフトに一体形成され
た回り止め部とホルダに一体形成された受部とを係合さ
せてロッカアームシャフトの回転を阻止するため、部品
点数の削減、小型化および製造コストの低減を図りつつ
ロッカアームシャフト等の偏摩耗等の不都合を防止でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図はこの考案の第1実施例にかかる内燃
機関の動弁機構を示し、第1図が横断面図、第2図が平
面図、第3図が一部拡大断面図、第4図が要部拡大図、
第5図が第4図のV−V矢視断面図、第6図(a)が主
要部品の正面断面図、第6図(b)が主要部品の側面
図、第7図が主要部の平面断面図、第8図(a),
(b),(c)がそれぞれ主要部品の平面図、正面図、
底面図、第9図および第10図がそれぞれ組立方法を示す
平面図である。第11図(a),(b)はこの考案の第2
実施例にかかる内燃機関の動弁機構の主要部品の断面図
と側面図、第12図から第15図はこの考案の第3実施例に
かかる内燃機関の動弁機構を示し、第12図が平面図、第
13図(a)が一の主要部品の平面図、第13図(b)が同
部品の底面図、第13図(c)が第13図(a)のIXVc矢視
図、第13図(d)が第13図(a)のIXVd矢視図、第13図
(e)が第13図(a)のIIXVe矢視断面図、第13図
(f)が第13図(c)のIIXVf矢視断面図、第13図
(g)が第13図(b)のIIXVg矢視断面図、第14図
(a)は他の一の主要部品の正面図、第14図(b)が同
部品の左側面図、第14図(c)が第14図(a)のIXV矢
視断面図、第15図が一部の模式平面図である。第16図
(a),(b)はこの考案の第4実施例にかかる内燃機
関の動弁機構の主要部品の正面図と側面図である。第17
図(a),(b)はそれぞれこの考案にかかる内燃機関
の主要部品の他の態様を示す図である。 13……シリンダヘッド 15,151,152,153,154……燃焼室(シリンダ) 26,26e1,261,262,263,264,26e4……ホルダ 27……カムシャフト 28,29……ロッカアームシャフト 35,35e,351,352,353,354……小凹部(支持部) 46,46a,46b,47,47a,47b……ロッカアーム 48,48e1,481-2,482-3,483-4,48e4……短軸 51,51e1,511-2,512-3,513-4,51e4……突起(回り止
め部) 65……突起(偏心凸部) 66……凹部(偏心凹部) 75,78……曲面、76,79……平面 77……平面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 永井 滋 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)考案者 山野 順司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)考案者 田中 刀 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−121808(JP,A) 実願 昭59−181853号(実開 昭61− 95907号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッカアームを揺動自在に支持するロッカ
    アームシャフトと、該ロッカアームシャフトの端部を嵌
    入する支持部が形成され、該支持部に前記ロッカアーム
    シャフトの端部が嵌入して該ロッカアームシャフトを支
    持するホルダと、を備える内燃機関の動弁機構におい
    て、 前記ロッカアームシャフトの前記支持部に嵌入する端部
    に該ロッカアームシャフト軸中心からの径方向寸法が周
    方向に変化する面を有する回り止め部を一体に形成する
    とともに、該回り止め部が嵌合して前記ロッカアームシ
    ャフトの回転を阻止する受部を前記支持部に一体に形成
    し、前記回り止め部は前記ロッカアームシャフトの端面
    に該ロッカアームシャフト軸中心から偏倚させて一体に
    形成された突起からなり、前記支持部は前記ホルダの前
    記ロッカアームシャフトと対向する面に形成されて該ロ
    ッカアームシャフトの端部が嵌合する支持凹部からな
    り、前記受部は上記支持凹部の底面に形成されて上記突
    部が嵌合する嵌合凹部からなることを特徴とする内燃機
    関の動弁機構。
  2. 【請求項2】前記ホルダは、点火プラグ差込用のプラグ
    穴を有し、前記突起および前記嵌合凹部は周面が平面部
    および曲面部を有する断面略半円形状に形成し、上記周
    面の平面部をプラグ穴側に位置させるとともに周面の平
    面部を前記プラグ穴と略平行に形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の内燃機関の動弁機構。
  3. 【請求項3】前記ロッカアームシャフトおよび前記ホル
    ダは互いに連通して摺動部に潤滑油を供給する油路を有
    し、前記ロッカアームシャフトの潤滑油路は一部が前記
    突起に形成されて該突起の先端に開口することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の内燃機関の動弁機
    構。
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JPS6195907U (ja) * 1984-11-29 1986-06-20
DE3680264D1 (de) * 1985-08-08 1991-08-22 Honda Motor Co Ltd Vorrichtung zum antrieb der vier ventile einer brennkraftmaschine mit einer obenliegenden nockenwelle.

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