JP2548961Y2 - 自動調芯コネクタ - Google Patents

自動調芯コネクタ

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JP2548961Y2
JP2548961Y2 JP1991019373U JP1937391U JP2548961Y2 JP 2548961 Y2 JP2548961 Y2 JP 2548961Y2 JP 1991019373 U JP1991019373 U JP 1991019373U JP 1937391 U JP1937391 U JP 1937391U JP 2548961 Y2 JP2548961 Y2 JP 2548961Y2
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connector
guide pin
tapered
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optical cable
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雅昭 清水
誠治 平野
信義 杉本
幸治 佐野
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Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
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Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタ相互の接続に
際して自動調芯されて端子相互の接続の他に光ケーブル
の接続やシールド線のアース接続を同時に行うことので
きる自動調芯コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、特公昭53−41795号公報
に記載された自動調芯コネクタを示す縦断面図である。
該自動調芯コネクタ55は、図示しない機器側に取り付
けられた可動コネクタ56と、該可動コネクタ56に挿
着させるユニットコネクタ57とにより構成される。該
可動コネクタ56は、図6に要部分解斜視図を示すよう
に、基枠58内に可動接続部59を嵌め込んで上下左右
に遊動可能としたものである。該可動接続部59は、基
板60の中央に端子接続溝61を設けると共に左右に一
対のガイドピン62,62を突設し、該基板60の四方
端にばね片63を設けてなるものである。
【0003】前記ユニットコネクタ57の内部にはプリ
ント基板64を配設し、該プリント基板64の端子部6
5を前壁66から突出させ、該前壁66の左右にガイド
ピン62,62に対する一対の筒状受け部67,67を
設けてある。該ユニットコネクタ57を可動コネクタ5
6に接続するに際しては、該受け部67にガイドピン6
2が挿入されると同時に、ばね片63が端子部65と端
子接続溝61との嵌合寸法誤差を吸収してスムーズな挿
着を可能とするのである。しかしながら、上記構造にあ
っては、ガイドピン62と受け部67がコネクタ接続部
の大きな容積を占め、邪魔になったり肥大化の原因とな
る等の問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、コネクタ接続部における調芯機構であるガイド
ピンとその受け部を単なる案内のみとしてならず有効に
活用可能な自動調芯コネクタを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、一方のコネクタ本体に、テーパ部を有す
るガイドピンを突出させて設け、該ガイドピンの中心に
一方の光ケーブルを配設し、該一方のコネクタ本体に嵌
合する他方のコネクタ本体側に、該一方の光ケーブルに
嵌合する他方の光ケーブルを配設したコネクタにおい
て、前記テーパ部が、ガイドピンの突出部の全長に渡っ
て形成され、前記他方のコネクタ本体内の受け部材に、
該テーパ部に密着嵌合するテーパ状嵌合孔が形成され、
該テーパ状嵌合孔の底部に、前記他方の光ケーブルの先
端が配置された自動調芯コネクタを基本とする。前記ガ
イドピンのテーパ部に長手方向の位置決めキーが突設さ
れ、前記受け部材のテーパ状嵌合孔に、該位置決めキー
に対するキー溝が形成された構造も可能である。また、
前記ガイドピンと前記受け部材とが導電性を有し、前記
各コネクタ本体内の端子に続くシールド線のアース
ガイドピンと該受け部材とに接続された構造も有効であ
る。
【0006】
【作用】コネクタ接続と同時にガイドピンのテーパ部が
受け部材のテーパ状嵌合孔に密着嵌合し、ガイドピンが
径方向に位置決めされる。これにより、両光ケーブルの
芯出しが精度良く行われる。また、位置決めキーはキー
溝に嵌合する。これにより、ガイドピンが周方向に位置
決めされ、コネクタ相互の位置決めが行われる。また、
導電性のガイドピンと受け部材のテーパ状嵌合孔とが密
着嵌合することで、アース接続が確実に行われる。
【0007】
【実施例】図1は、本考案に係る自動調芯コネクタの一
実施例を示す縦断面図である。該自動調芯コネクタ1
は、可動コネクタ2と挿入側コネクタ3とにより構成さ
れる。該可動コネクタ2は、図2に図1の矢視A図を示
すように、円柱状の雄コネクタ本体4を、その外周壁5
に四等配にコイルばね6を設けて合成樹脂製のホルダケ
ース7内に上下左右遊動自在に支持させたものであり、
該コネクタ本体4の中心には先端方テーパ状のガイドピ
ン8を前端から突出させた状態に固定してある。
【0008】該ガイドピン8の外周には位置決めキー9
を突設し、また該ガイドピン8の中心には一方の光ケー
ブル10を配設してある。該光ケーブル10は、他の複
数の雌端子11に接続された電線12と共に幹線ケーブ
ル13として導出する。該幹線ケーブル13とホルダケ
ース7との間にはゴムカバー14を覆設してある。該ホ
ルダケース7には、コネクタ本体4の後端を当接させる
内側フランジ15を設けてある。
【0009】一方、挿入側コネクタ3は、前記ガイドピ
ン8に対するテーパ状嵌合孔16を中心に有する受け部
材17と、該受け部材17を中央の収容孔18内に保持
する雌コネクタ本体19とにより構成される。該受け部
材17には、中心に他方の光ケーブル20を配設してそ
の先端を嵌合孔16の底部21に位置させている。該受
け部材17の小径後部22には係止用凸部23を設け、
該係止凸部23をコネクタ本体19の凹部24に係合さ
せている。また該コネクタ本体19には、可動コネクタ
2側の雌端子11に対する雄端子25を挿着してある。
【0010】図3は、調芯機構であるガイドピン8と受
け部材17とを詳細に説明する拡大図である。該ガイド
ピン8は、本例においては導電性の金属を材料として、
先方にテーパ部26、後方に円柱部27を連成し、該テ
ーパ部に長手方向の位置決めキーを突設し、内部に各部
26,27の形状に沿う貫通孔28を設け、テーパ部先
端29を直交方向にカットして、先端に鋭角な環状端部
30を形成してなるものである。該テーパ部26は図1
の如くコネクタ本体4から突出したガイドピン8の突出
部の全長に渡って形成される。また、該円柱部27に、
前記雄コネクタ本体4内のシールド線31(図1参照)
の編組アース32をハンダ33で接続し、該貫通孔28
には光ケーブル10を導入すると共に接着材34を充填
して該光ケーブル10を強固に固定してある。図で35
は、光ケーブルの被覆、36は、そのケプラを示す。
【0011】一方、受け部材17は同様に導電性の金属
により形成され、その中心には、前方に前記ガイドピン
8のテーパ部26に対するテーパ状嵌合孔16とキー溝
37を設け、該嵌合孔16の底部21にガイドピン8の
環状端部30に対する係合溝38を設け、後方に該嵌合
孔16に連通する貫通孔39を設けて、該貫通孔39内
に光ケーブル20を導入し、その先端を嵌合孔16の底
部21に位置させた状態で接着材40により固定してあ
る。該受け部材17の後部には、前記雌コネクタ本体1
9内のシールド線41(図1参照)の編組アース42を
ハンダ43で接続してある。23は、係止用凸部であ
る。
【0012】図4は、前記可動コネクタ2の雄コネクタ
本体4を詳細に説明する分解斜視図である。図で44
は、半円柱状に二分割された合成樹脂製のコネクタハウ
ジングであり、各ハウジング44a,44bはヒンジ4
5を介して開閉し、外周縁に設けた係止枠部46を係止
突起47に係合させて合体する。各ハウジング44a,
44bの中央には、光ケーブル10を収容したガイドピ
ン8に対する段付き嵌合溝48,49を連成し、該嵌合
溝49に、ガイドピン8の円柱部27に設けた一対の係
止突起50に対する係合溝51を設けてある。また各ハ
ウジング44a,44bの内部には、シールド線31や
電源線12等に接続された雌端子11,52に対する複
数の収容室53を設けてある。
【0013】該雄コネクタ本体4は、図1の如くホルダ
ケース7内に上下左右四本のコイルばね6を介して遊動
自在に装着される。そして挿入側コネクタ3を可動コネ
クタ2に接続するに際して、上記テーパ状のガイドピン
8が嵌合孔16に嵌まり合い、各端子11,25,52
…の接合と同時に光ケーブル10,20のスムーズな接
続が行われる。一般に光ケーブルの接合には精度の良い
芯出しが必要であり、本構造はそれを充分に満たすこと
ができる。さらに、ガイドピン8と受け部材17とが導
電性を有しておれば、シールド線31,41のアース3
2,42を相互に接続させることができ、一段と調芯機
構の有効利用が図れる。
【0014】
【考案の効果】以上の如くに、本考案の請求項1によれ
ば、ガイドピンの突出部の全長に渡って形成されたテー
パ部が、受け部材のテーパ状嵌合孔に密着嵌合すること
により、両光ケーブルの芯出しが精度良く行われ、光ケ
ーブルの接続が確実に行われる。また、請求項2によれ
ば、ガイドピンの位置決めキーがテーパ状嵌合孔のキー
溝に嵌合することにより、コネクタ相互の周方向の位置
出しが確実に行われ、コネクタの接続作業性が向上す
る。また、請求項3によれば、導電性のガイドピンと受
け部材のテーパ状嵌合孔とが密着嵌合することで、アー
ス接続が確実に行われ、アース端子を不要としたコンパ
クトなコネクタ実現する。このように、ガイドピンを
含む調芯機構が多機能に作用して、上記した種々の効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動調芯コネクタの一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】図1の可動コネクタを示す矢視A図である。
【図3】調芯機構の拡大断面図である。
【図4】可動コネクタの雄コネクタ本体を示す分解斜視
図である。
【図5】従来の自動調芯コネクタを示す縦断面図であ
る。
【図6】同じく要部を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 自動調芯コネクタ 2 可動コネクタ 3 挿入側コネクタ 4,19 コネクタ本体 7 ホルダケース 8 ガイドピン 10,20 光ケーブル 16 嵌合孔 17 受け部材 31,41 シールド線 32,42 アース
フロントページの続き (72)考案者 杉本 信義 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (72)考案者 佐野 幸治 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−40873(JP,A) 実開 昭60−176411(JP,U) 実開 平2−5278(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタ本体に、テーパ部を有す
    るガイドピンを突出させて設け、該ガイドピンの中心に
    一方の光ケーブルを配設し、該一方のコネクタ本体に嵌
    合する他方のコネクタ本体側に、該一方の光ケーブルに
    嵌合する他方の光ケーブルを配設したコネクタにおい
    て、前記テーパ部が、ガイドピンの突出部の全長に渡っ
    て形成され、前記他方のコネクタ本体内の受け部材に、
    該テーパ部に密着嵌合するテーパ状嵌合孔が形成され、
    該テーパ状嵌合孔の底部に、前記他方の光ケーブルの先
    端が配置されたことを特徴とする自動調芯コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ガイドピンのテーパ状に長手方向の
    位置決めキーが突設され、前記受け部材のテーパ状嵌合
    孔に、該位置決めキーに対するキー溝が形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の自動調芯コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ガイドピンと前記受け部材とが導電
    性を有し、前記各コネクタ本体内の端子に続くシールド
    線のアース該ガイドピンと該受け部材とに接続された
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の自動調芯コネク
    タ。
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