JP2548883B2 - ガス発生用膨張器及び膨張器組立体 - Google Patents

ガス発生用膨張器及び膨張器組立体

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JP2548883B2 JP5147465A JP14746593A JP2548883B2 JP 2548883 B2 JP2548883 B2 JP 2548883B2 JP 5147465 A JP5147465 A JP 5147465A JP 14746593 A JP14746593 A JP 14746593A JP 2548883 B2 JP2548883 B2 JP 2548883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグ又はクッシ
ョン拘束装置のための固体燃料膨張器の改良に関し、前
記固体燃料膨張器が自動車の乗客側に設けられまた膨張
器が作動するよう意図された周囲の温度の範囲にわたっ
て "均一化された作動" をもたらし、しかも "推進中
立" 構造を保持することを特徴としているような、エア
バッグ又はクッション拘束装置用固定燃料膨張器の改良
に関するものである。本発明はさらに "重なり合った"
バッグ構造の使用を可能にすることを特徴としている。
【0002】本明細書におけるある用語は参照に便利の
ためのみに用いられ限定を意図するものではない。 "前
方に向って" と "後方に向って" の用語は乗客拘束モジ
ュールが取付けられる自動車の平常時の前進方向と後退
方向とを意味している。
【0003】"均一化作動" なる用語によって、−30
℃から+85℃の周囲温度の範囲での等しい乗客拘束力
の意味が表わされる。
【0004】"鐘形の広がり" なる用語は、エアバッグ
が保管されていたモジュールハウジング又は反応キャニ
スターの拘束から解放される前にエアバッグの迅速な横
方向の膨張によって起きるようにしているモジュールハ
ウジング又は反応キャニスターの変形を意味する。
【0005】"推進中立" なる用語は、例えば輸送、保
管及び取扱い中や衝突の発生に応動する活性化の間に偶
然に始動された時のエアバッグ用の膨張器による発生力
が零の推力であることを意味する。詳細には、膨張器の
ガス放出オリフィスが膨張器の周囲に配置されガスが反
対方向に放出されるようにし、それにより膨張器の運動
を起こさせるような力が生じないようにする。したがっ
て、膨張器は所定位置で発生されたエネルギを拡大する
ようになる。
【0006】
【従来の技術】従来の技術において、固体燃料によって
膨張され衝突した場合に自動車の乗客の運動を拘束する
エアバッグを有する膨張可能な拘束装置を設けることは
公知である。この膨張器はバッグを膨張させるのに十分
な量のガスを迅速に発生するようになっている。しかし
非常に寒い天候においては膨張器が暖い天候におけるよ
りも遙かに遅く最大の圧力に達することが知られてい
る。
【0007】したがって、寒い天候では、エアバッグは
その意図した目的を遂行するには遅すぎて又は不十分に
膨張される傾向がある。このような周囲の温度により変
動する膨張器の性能は保護のためにエアバッグの膨張に
信頼をおく自動車の乗客にとって不安でありあるいは傷
害を受けるおそれを生じる。
【0008】本発明の譲受人に譲渡された、エル.イ
ー.デービス他への米国特許第4,380,346号
は、冷たい天候と暖い天候とにおいて推進中立構造に均
一な作動をもたらすことを特徴とする自動車の乗客のた
めの細長い円筒状のエアバッグ膨張器を開示している。
この装置では膨張器ハウジングのオリフィス又は通路が
全て均一の大きさであり多様強度破壊箔がオリフィスに
結合して設けられこれらオリフィスのうちの選択された
オリフィスが低い圧力で開放され他のオリフィスが高い
圧力で開放されるようにしている。
【0009】前記デービス他の特許の装置は推進中立で
はあるが、発生されたガスの全てが後方に向って流れエ
アバッグに入るという欠点を有している。備えつけられ
たエアバッグとモジュールハウジングへの高い温度にお
ける増大した発生力は、モジュールハウジングの鐘形の
広がりを変形させそしてエアバッグをその膨張時に引裂
くようにする傾向がある。
【0010】ジー.ダブリュー.ゴーツへの米国特許第
4,817,828号は細長い円筒状の膨張器を含む自
動車の乗客のための膨張可能拘束装置を開示している。
この膨張器のためのハウジングの一側に、発生したガス
をエアバッグに流入するため後方に導くよう配設された
第1の大きさの複数のオリフィス又は通路が設けられて
いる。第2の小さな寸法の複数のオリフィスがハウジン
グの反対側に設けられガスをエアバッグから離れるよう
前方に導き自動車の乗客室の中に又は周囲の外界に通じ
る導管の中に流入するようにしている。膨張器ハウジン
グの内壁上の箔が、第2の大きさの小さなオリフィスに
おいて箔が破壊する圧力よりも低い圧力で、第1の大き
さの大きなオリフィスの近くで破壊する。この第1及び
第2の複数のオリフィスは膨張器の発動する前に箔によ
って閉鎖される。
【0011】膨張器が発動すると、第1の大きさの複数
のオリフィスの近くの箔は、膨張器内に十分な圧力が形
成されエアバッグに流入できるようになった時に破壊す
る。したがって、このエアバッグは、エアバッグを冷た
い天候時にゆっくりと膨張させる傾向のある比較的低い
圧力を受けることがない。膨張器における圧力が周囲の
温度が高い時に起き勝ちのような高すぎる圧力であった
ならば、第2の小さな大きさのオリフィスが、これを覆
う箔のシールが破られてガスがエアバッグから離れるよ
う案内する時に、開放される。この結果、エアバッグは
高い周囲温度のための過剰の圧力を受けることがなくな
る。
【0012】前記ゴーツの特許は、温度が高い時発生し
たガスをエアバッグから離れるよう案内するものである
が、推進中立の構造が得られるものではないという欠点
がある。推進中立構造を有しない場合、増進した力によ
って生じた推力は、備えつけられたエアバッグと膨張器
が収容されるモジュールハウジングによりまた乗客拘束
装置が取付けられる自動車のダッシュボードにより、吸
収されなければならない。この推力はモジュールハウジ
ングだけでなく自動車のダッシュボードにも損傷を与え
るようになる。さらに、前記ゴーツ特許の装置は膨張器
を重なり合った構造のエアバッグに対して共働するよう
位置させることができない。
【0013】従来の技術においては、図1及び2に略図
式に示されるように、細長い円筒状の固体燃料推進中立
膨張器組立体もまた公知であり、その内部構造は前記の
デービス他の特許の構造とほぼ類似している。参照番号
10で示される図示の膨張器組立体は第1、第2及び第
3の複数のオリフィス12,14及び16をそれぞれ含
み、これらオリフィスから膨張器10の発動時発生した
ガスが圧力下に流れそしてエアバッグ(図示しない)に
流入するよう後方に案内される。第1、第2及び第3の
複数のオリフィスの断面は全て異なった大きさを有して
いる。
【0014】膨張器10の発動する前は、ハウジング2
0の内側の破壊可能な箔18が図2に見られるように、
全てのオリフィスを閉鎖している。最大の面積を有する
第1の複数のオリフィス12が、膨張器10内に十分な
圧力が形成されてこのオリフィスに近接した部分18を
破るようになった時ガスがエアバッグに流入されるよう
に開放される。したがって、エアバッグは、エアバッグ
が冷たい天候条件のもとでゆっくりと又は誤って膨張さ
れるような比較的低い圧力を受けることがなくなる。
【0015】膨張器の内部の圧力が周囲の温度の上昇に
よって起きるように上昇を続けた場合には、中間の大き
さの面積を有する第2の複数のオリフィス14が開放さ
れこのオリフィスに近接する箔18の部分が破れること
によりガスをエアバッグに流入するよう案内する。これ
は膨張器内圧力を下げ、したがってエアバッグが異常に
高い増進した力を受けることを回避する。同様に、周囲
の温度が+85℃へと上昇し続けたならば、最も小さな
面積を有するオリフィス16もまた、膨張器内の圧力が
十分に上昇してこれらのオリフィスに近接する箔18の
部分が破壊するようになった時に開放する。オリフィス
16の開放はまた、発生されたガスがエアバッグの中へ
と案内されそして膨張器10内部の圧力がさらに低くな
るようにする。これは、エアバッグが高い周囲の温度の
ために過剰の圧力を受けるのを回避する。
【0016】第1、第2及び第3の複数のオリフィス1
2,14及び16は膨張器10の異なった内部圧力で開
く。最も大きなオリフィスを被覆する箔の部分18は、
これらオリフィスが膨張器圧力に曝される最も大きな面
積を有しているため、最初に破壊する。最大の面積を有
するオリフィスを被覆する箔18の部分は中間の面積の
オリフィス14に近接した箔の部分よりも低い圧力で破
れる。同様に、中間の面積のオリフィス14を被覆する
箔の部分は最小の面積を有するオリフィス16に近接し
た箔18の部分より低い圧力で破れる。
【0017】図1及び2に開示される膨張器組立体10
はデービス特許に開示されているのと同様に、作動の全
領域にわたって固体燃料発生ガスの全てがエアバッグに
流入するよう後方に向って流れる。エアバッグと高温の
もとに膨張器を収容するのに使用されるモジュール(図
示しない)とに作用する増大された展開力は、特にモジ
ュールハウジングを鐘形に広げるようにしまたエアバッ
グを展開中に引裂くようにする。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】したがって、作動させ
ようとする周囲の温度の範囲全体を通して均一化された
性能を維持しまた推進中立構造を保持しさらに重ね合わ
されたエアバッグ構造の使用を可能にするための、自動
車の乗客側で用いる、エアバッグ拘束装置のための改良
された固体燃料膨張器が必要とされまた要求されてい
る。
【0019】本発明は上記の点について従来の技術に存
在していた欠陥を解消するため案出されたものである。
【0020】本発明の目的は自動車の乗客側に用いられ
るエアバッグ拘束装置のための改良された固体燃料膨張
器組立体を提供することである。
【0021】本発明の他の目的は−30℃から+85℃
の周囲の温度範囲にわたって均一の性能が得られるよう
作動しまた推進中立構造を保持する膨張器組立体を提供
することである。
【0022】本発明のさらに他の目的は、+85℃の周
囲温度で作動されガスをエアバッグから離れるよう案内
し、それにより、 1.エアバッグとモジュールハウジングへの増大された
展開力を消散し、モジュールハウジングの鐘形に広がろ
うとする傾向を最小にしまたエアバッグを展開時に引裂
くことがないようにし、 2.膨張器外部の展開ガスのろ過作用を増進し、 3.−30℃から+85℃の周囲温度の範囲にわたって
同一の乗客拘束をもたらす、 ようにする膨張器を提供することである。
【0023】本発明のまた他の目的は、細長いハウジン
グであって、前記膨張器によって発生されたガスを拘束
装置に流入させる第1の複数のオリフィスと第2の複数
のオリフィスと、前記膨張器によって発生されたガスを
拘束装置から離れるよう案内する第3の複数のオリフィ
スとを有する、細長いハウジングと、第1の所定の圧力
で破れガスを前記第1の複数のオリフィスを通って拘束
装置に流入させ、前記第1の所定の圧力より高い第2の
所定の圧力で破れガスを前記第2の複数のオリフィスを
通って拘束装置に流入させ、また前記第1及び第2の所
定の圧力より高い第3の所定の圧力で破れガスを前記第
3の複数のオリフィスを通って拘束装置から離れるよう
流す、前記第1の複数のオリフィス、前記第2の複数の
オリフィス及び前記第3の複数のオリフィスを被覆する
手段とを具備し、前記第1、第2及び第3の複数のオリ
フィスが前記ハウジングに対し推進中立構造をもたらす
ように位置している。自動車乗客拘束装置を膨張させる
膨張器を提供することである。
【0024】本発明のさらにまた他の目的は、重ね合さ
れたエアバッグ構造の使用を可能にする膨張器組立体を
提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的を達
成するため、自動車の乗客側に用いられるエアバッグ拘
束装置のための細長い円筒状の固定燃料膨張器組立体が
提供される。膨張器のためのハウジングの向き合った壁
部分に相互に対し実質的に180度に位置して、第1及
び第2の複数のオリフィスからなるガス放出オリフィス
が設けられ、第1及び第2の複数のオリフィスの各々
が、相互に対してある角度をなして位置しかつ膨張器の
長手方向軸線に一致して交差する、別々の一平面上に位
置している。第1の複数のオリフィスは第2の複数のオ
リフィスよりも大きな面積を有している。第1及び第2
の複数のオリフィスからなる両オリフィスは第1及び第
2の複数のオリフィスが相互に偏倚して膨張器の長さの
第1の部分に沿ってほぼ等しい間隔をもって配されてい
る。膨張器のためのハウジングの壁の内側の破壊可能な
箔が平常時は第1及び第2の複数のオリフィスの全てを
閉鎖している。
【0026】さらに、本発明によれば、膨張器の一端部
に近接して膨張器組立体のためのハウジングの長手方向
軸線に実質的に直角な平行の平面上に位置する膨張器の
第2の部分に2列に、第3の複数のガス放出オリフィス
が設けられる。この第3の複数のオリフィスは全てが同
じ大きさであり、前記第1及び第2の複数のオリフィス
の面積の中間の大きさの面積を有し膨張器の全周にわた
って均一の間隔で並んで延びている。膨張器のためのハ
ウジングの内壁上の破壊可能な箔が平常時第3の複数の
オリフィスの全てを閉鎖している。
【0027】膨張器の発動する前に、3つの第1、第2
及び第3のオリフィスの全てが閉鎖される。膨張器が発
動すると、第1の複数のオリフィスが、膨張器内に十分
な圧力が形成された時開放され膨張ガスの流れがエアバ
ッグの中に入るよう案内し極めて冷たい天候の時でもエ
アバッグを正しく膨張させるようにする。周囲の温度が
極めて冷たい−30℃と極めて熱い+85℃との中間の
範囲である時は、第2の複数のオリフィスが、膨張器内
部の圧力が増しガスをエアバッグに流入させるにしたが
って開く。これは、膨張器の圧力を低くし、周囲温度の
上昇のための過剰の展開力を受けることなくエアバッグ
を正しく膨張させる強さに圧力を保持する。周囲温度が
85℃を超える非常に高い温度になった場合には、第3
の複数のオリフィスが開きガスをこのオリフィスを通っ
てエアバッグから離れるよう案内し周囲に消散させる。
エアバッグは、したがって、極めて高い周囲温度のため
の過剰な展開力を受けることがない。
【0028】+85℃の高温でのオリフィス作動の量を
増大させるため、本発明による第3の複数のオリフィス
の断面が、従来技術のような図1及び2に示す第3の複
数のオリフィスの断面より大きくされる。このように大
きな面積のオリフィスに適合するため増大された厚さの
箔が設けられ第3の複数のオリフィスを閉鎖する。
【0029】この配置構造について、本発明の改良され
た膨張器がその作動の全段階の間、特に最大断面のオリ
フィスが開き、最大面積と最小面積のオリフィスもまた
開き、さらに最大、最小及び中間の面積のオリフィスが
同時に全て開いた時に、推進中立となっていることが注
目されるであろう。推進中立の実施は中間の大きさの第
3の複数のオリフィスが均一の間隔をもって膨張器の全
周にわたって延在しているためこれら第3の複数のオリ
フィスによって達成される。
【0030】本発明はさらに、以下に記載されるよう
に、重ね合わされたエアバッグと共に用いるようにされ
ていることを特徴としている。
【0031】本発明を特徴づける新規な種々の特徴は本
明細書の特許請求の範囲に特に摘示されている。本発明
とその作動上の利点とその使用によって得られる特定の
目的とをより良く理解するため、添付図面と本発明の好
適な実施態様が示されている記載とが参照される。
【0032】
【実施例】本発明の記載に関し、詳細な説明が、本明細
書の一部を形成しまた同一部分に同一符号が付けられて
いる添付図面を参照してなされる。
【0033】図3及び4に示される本発明の実施態様は
固体燃料膨張器22を含み、この膨張器の内部構造は前
記デービス他の特許の構造とほぼ同じである。膨張器の
ハウジング24の向き合う壁には相互に実質的に180
度の間隔で第1及び第2の複数の又は列のオリフィス2
6と28が配設され、この第1及び第2の複数のオリフ
ィスの各々は、相互に対しある角度をなして位置しかつ
膨張器22の長手方向軸線30と同じように交差する別
々の平面上に位置している。第1の複数のオリフィス2
6は第2の複数のオリフィス28より大きい面積を有し
ている。第1及び第2の複数のオリフィスは第1及び第
2の複数のオリフィス26と28が相互に偏倚するよう
にして膨張器22の長さ方向の第1の部分に沿ってほぼ
均一に間隔をおいて配されている。膨張器のためのハウ
ジングの内壁上の破壊可能な箔32の層が平常時第1及
び第2の複数のオリフィス26と28の全てを閉鎖して
いる。
【0034】さらに、図示された本発明の実施態様にお
いては、第3の複数のオリフィス34が、膨張器22の
一端に近接しかつこれと平行に位置する膨張器22の第
2の部分に2列に設けられている。この第3の複数のオ
リフィス34は全て同じ大きさで前記第1及び第2の複
数のオリフィス26と28の大きさの中間の面積を有
し、膨張器22の全周にわたって均一な間隔で並んで延
在している。箔32の厚さより大きな厚さの破壊可能な
箔36の層がオリフィス34に近接したハウジング24
の内壁上に設けられている。
【0035】膨張器22の発動する前に、第1、第2及
び第3の全てのオリフィスが閉鎖されている。膨張器2
2が衝突の発生によるような、図示しない手段によって
発動されると、周囲の温度が−30℃の範囲の極めて冷
たい天候でも、膨張器の内部に十分な圧力が形成されて
破壊可能な箔32を破り膨張ガスの流れをエアバッグ
(図示しない)に流入させるよう後方に向って案内しエ
アバッグの正しい膨張が行われるようになった時、第1
の複数のオリフィス26が解放され又は開かれる。周囲
の温度が上記の極めて冷たい温度と極めて熱い温度+8
5℃との中間の範囲である時は、第2の複数のオリフィ
ス28が、膨張器22内部の圧力が増大し破壊可能な箔
32を破りガスをエアバッグ(図示しない)に流入させ
るよう後方に案内するときに開放される。周囲の温度が
非常に高くなり85℃に達しこれを超えたならば、第3
の複数のオリフィス34が、膨張器22内の圧力が増大
し破壊可能の箔36を破りガスをエアバッグ(図示しな
い)から離れるよう案内し周囲の環境の中に、すなわち
自動車の乗客室又は外部へ伝達する導管の中に導くとき
に、開放される。
【0036】厚さの増大した破壊可能な箔36の使用に
より、前記した従来技術の膨張器組立体10のオリフィ
ス16よりも大きなオリフィス34を用いることができ
るようになる。このより大きなオリフィス34の使用は
+85℃で作動するオリフィスの量を増大させる。
【0037】本発明により構成された乗客膨張可能拘束
装置38は図5及び6に不作動状態で示され、自動車の
ダッシュボードに取付けられている。この拘束装置は自
動車のダッシュボード42に任意の適当なやり方で固定
された堅い金属の反応キャニスター40を含んでいる。
膨張器組立体22は反応キャニスター40の内部に一定
の配置で取付けられそれにより図示しない手段による衝
突の開始に応動して発動された発生ガスの流れが、エア
バッグに流入しそしてエアバッグを乗客室の中に入るよ
う後方に向って膨張させるようにする。+85℃の高い
周囲の温度で、エアバッグは依然として膨張し続ける
が、膨張器からのガスはまた、図5の矢印44に示され
るように、膨張器組立体22の端部のオリフィス34の
列を通って流れ直接自動車の乗客室の中に入る。
【0038】このように、本発明によれば、−30℃の
極めて冷たい温度から+85℃の極めて熱い温度までの
周囲の温度範囲にわたって、均一化された働きをするよ
う作動され均一の乗客拘束作用が得られる自動車の乗客
側に用いる改良された膨張器組立体が提供される。
【0039】また上記のような改良された膨張器組立体
であってしかも推進中立構造を保持する膨張器組立体が
提供される。
【0040】さらに、重ね合わされた構造を可能にする
上記の改良された膨張器組立体が提供される。
【0041】本発明の詳細な記載により、この技術に習
熟した者ならば本発明の変更が発明の精神から逸脱する
ことなくなされ得ることが理解されるであろう。したが
って、本発明の範囲が、記載され図示された特定の実施
態様に限定されることを意図するものではない。むし
ろ、本発明の範囲は特許請求の範囲によって決定される
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術において公知であり明細書中にも記
載されている膨張器組立体の長手方向外面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図であって、膨張
器組立体からの発生ガスの流れのための圧力制御装置と
して作用する破壊可能なシートに対する膨張器組立体の
ハウジングの関係を示す図である。
【図3】本発明を具体化した膨張器組立体の長手方向の
外面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図であって、膨張
器組立体からの発生ガスの流れのための圧力制御装置と
して作用する1枚又は複数の破壊可能な箔に対する膨張
器組立体のためのハウジングの関係を示す図である。
【図5】内部に図3及び4の膨張器組立体を備えた反応
キャニスターを有し、取付けられたエアバッグを折りた
たみ収納する前の重ね合わせ状態で示している、乗客拘
束装置を示す斜面図である。
【図6】折りたたまれかつ収納されたエアバッグを示す
図5の乗客拘束装置の前面図である。
【符号の説明】
22…膨張器 24…膨張器ハウジング 26…第1オリフィス 28…第2オリフィス 34…第3オリフィス 32,36…箔 38…乗客拘束装置 40…反応キャニスター

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の乗客拘束装置を膨張させるため
    のガス発生用膨張器であって、該膨張器が、 細長いハウジングであって、前記膨張器によって発生さ
    れたガスを拘束装置に流入するよう案内する第1の複数
    のオリフィスと第2の複数のオリフィスと、前記膨張器
    によって発生されたガスを拘束装置から離れるよう案内
    する第3の複数のオリフィスとを有している細長いハウ
    ジングを具備し、 前記ハウジングが長手方向の軸線を有し、 前記第1の複数のオリフィスと前記第2の複数のオリフ
    ィスとが、前記ハウジングの長手方向の第1の部分に沿
    って前記ハウジングの両側に分布され、前記第1の複数
    のオリフィスと前記第2の複数のオリフィスの各々のオ
    リフィスが前記ハウジングの長手方向軸線を通る別々の
    一平面上に位置し、 前記第3の複数のオリフィスが前記ハウジングの一端部
    に近接するハウジングの第2の部分の周囲に少なくとも
    1つの列で均一に分布されており、 前記膨張器がさらに、 前記第1の複数のオリフィスと前記第2の複数のオリフ
    ィスと前記第3の複数のオリフィスとを被覆する手段で
    あって、第1の所定圧力で破壊しガスを前記第1の複数
    のオリフィスを通って拘束装置に流入させ、前記第1の
    所定圧力より高い第2の所定圧力で破壊しガスを前記第
    2の複数のオリフィスを通って拘束装置に流入させ、前
    記第1及び第2の所定圧力より高い第3の所定圧力で破
    壊しガスを前記第3の複数のオリフィスを通って拘束装
    置から離れるよう流す、オリフィスを被覆する手段を具
    備し、 前記第1、第2及び第3の複数のオリフィスが前記ハウ
    ジングに対し推進中立構造をもたらすように位置してい
    る、ガス発生用膨張器。
  2. 【請求項2】 前記第1の複数のオリフィスと前記第2
    の複数のオリフィスとを被覆する前記手段が、前記第1
    の所定圧力と前記第2の所定のさらに高い圧力で破壊す
    る材料からなる請求項1に記載の膨張器。
  3. 【請求項3】 前記第3の複数のオリフィスの各々を被
    覆する前記手段が、前記第1及び第2の所定圧力より高
    い所定圧力で破壊する材料からなっている請求項2に記
    載の膨張器。
  4. 【請求項4】 前記第1の複数のオリフィスの各々が前
    記第2の複数のオリフィスの各々より大きな面積を有
    し、 前記第3の複数のオリフィスの各々が前記第1の複数の
    オリフィスの面積と前記第2の複数のオリフィスの面積
    との間の中間の大きさの面積を有している請求項2に記
    載の膨張器。
  5. 【請求項5】 前記第1の複数のオリフィスと前記第2
    の複数のオリフィスの各々のオリフィスが前記ハウジン
    グの長さ方向に沿って均等に分布され、前記第1の複数
    のオリフィスが前記第2の複数のオリフィスから偏倚し
    ており、 前記第3の複数のオリフィスが前記ハウジングの前記長
    手方向軸線に実質的に直角の1つ又は複数の平面上に位
    置している請求項に記載の膨張器。
  6. 【請求項6】 自動車乗客拘束装置を膨張させるための
    ガス発生用膨張器であって、該膨張器が、 細長いハウジングであって、前記膨張器によって発生さ
    れたガスを拘束装置に流入するよう案内する第1の複数
    のオリフィスと第2の複数のオリフィスと、前記膨張器
    によって発生されたガスを拘束装置から離れるよう案内
    する第3の複数のオリフィスとを有する、細長いハウジ
    ングを具備し、 前記ハウジングが長手方向の軸線を有し、 前記第1の複数のオリフィスと前記第2の複数のオリフ
    ィスとが、前記ハウジングの長手方向の第1の部分に沿
    って前記ハウジングの両側に分布され、前記第1の複数
    のオリフィスと前記第2の複数のオリフィスの各々のオ
    リフィスが前記ハウジングの長手方向軸線を通る別々の
    一平面上に位置し、 前記第3の複数のオリフィスが前記ハウジングの一端部
    に近接するハウジングの第2の部分の周囲に少なくとも
    1つの列で均一に分布されており、 前記膨張器がさらに、 第1の所定圧力と第2のこれより高い所定圧力でそれぞ
    れ破壊しガスを拘束装置に流入させるようにする、前記
    第1及び第2の複数のオリフィスを被覆する第1の手段
    と、 前記第1及び第2の所定圧力より高い所定圧力で破壊し
    ガスを拘束装置から離れるよう流す、前記第3の複数の
    オリフィスを被覆する第2の手段とを具備し、前記第
    1、第2及び第3の複数のオリフィスの各々が前記ハウ
    ジングに対し推進中立構造をもたらすように位置してい
    る、 ガス発生用膨張器。
  7. 【請求項7】 前記第2の複数のオリフィスの各々の面
    積が前記第1の複数のオリフィスの面積より小さく、 前記第3の複数のオリフィスの各々の面積が前記第1の
    複数のオリフィスの断面と前記第2の複数のオリフィス
    の断面との間の中間の大きさであり、 前記第1の手段と前記第2の手段がそれぞれ箔の層を具
    備し、前記第2の手段の箔の層が前記第1の手段の箔の
    層より厚くなっている請求項に記載の膨張器。
  8. 【請求項8】 エアバッグ乗客拘束装置のための膨張器
    組立体であって、 ほぼ円筒状の壁と長手方向軸線とを有する細長いハウジ
    ングを具備し、 前記壁がその反対側に形成された第1及び第2の複数の
    ガス放出オリフィスを有し、前記第1及び第2の複数の
    オリフィスの各々が、相互に角度をなして配されかつ前
    記ハウジングの長手方向軸線に一致して交差する別々の
    一平面上に離間して位置し、前記第1の複数のオリフィ
    スが第2の複数のオリフィスより大きな面積を有し、前
    記第1及び第2の複数のオリフィスが前記細長いハウジ
    ングの長さ方向の第1の部分に沿ってほぼ均等に離間し
    て配され前記第1及び第2の複数のオリフィスが相互に
    対し偏倚しており、 さらに、前記第1及び第2の複数のオリフィスの全てを
    閉鎖する、前記ハウジングの壁の内側の第1の破壊可能
    な箔手段を具備し、 前記壁がさらに前記ハウジングの一端に近接しかつ平行
    に位置する前記ハウジングの壁の第2の部分に2列に設
    けられた第3の複数のガス放出オリフィスを有し、該第
    3の複数のオリフィスが全て同じ大きさであり、その各
    オリフィスが前記第1及び第2の複数のオリフィスの面
    積の中間の大きさの面積を有し、また前記ハウジングの
    全周にわたって複数の列で延在しており、 さらにまた、前記第3の複数のオリフィスを閉鎖する、
    前記ハウジングの壁の内側の第2の破壊可能な箔手段を
    具備しているエアバッグ用膨張器組立体。
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