JP2548564Y2 - 圧送装置 - Google Patents

圧送装置

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JP2548564Y2
JP2548564Y2 JP2389793U JP2389793U JP2548564Y2 JP 2548564 Y2 JP2548564 Y2 JP 2548564Y2 JP 2389793 U JP2389793 U JP 2389793U JP 2389793 U JP2389793 U JP 2389793U JP 2548564 Y2 JP2548564 Y2 JP 2548564Y2
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JP
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elastic cylinder
pressing
pressing body
elastic
fixed plate
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恵男 和田
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SANWA INDUSTRY CO., LTD.
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SANWA INDUSTRY CO., LTD.
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、弾性筒体内の適宜被圧
送物を、弾性筒体から絞り出すようにして連続的に且つ
効率的に圧送できるようにした圧送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧送装置にあっては、例
えば、特開昭54−208号公報等に開示されている如
く、ケース本体内に略横向きU字状に沿設された弾性筒
体を、回転式押圧体のローラーが内側から押圧転動する
押圧作用と、弾性筒体の復元力とによる絞り運動で、弾
性筒体内のコンクリート等の如き比較的流動性が良好で
ある被圧送物を圧送するものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の圧送
装置にあっては、弾性筒体が略横向きU字状に沿設され
ているため、弾性筒体内の移動抵抗が比較的大きく、被
圧送物がスムーズに移動し難い難点があった(特に、比
較的流動性が悪い被圧送物の圧送は困難であった。)。
そのため、より強力な動力を用いて回転式押圧体を回転
せしめる必要があり、エネルギーのロスがかなりあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、前述
の如き難点等を解消すべく案出されたもので、具体的に
は、略鉛直方向に配置される弾性筒体Bと、この弾性筒
体Bに密接する固定板5と、回転軸3によって回転せし
められて、弾性筒体Bを固定板5に押付けるように押圧
する回転押圧体Aとを備え、回転押圧体Aは、押圧体基
体1と、押圧体基体1の両端に設けられる一対の押圧ロ
ーラ2とを有し、回転軸3に対して一対の押圧ローラ2
を結ぶ方向に摺動自在となるよう形成され、回転軸3を
挟んで固定板5に対峙するように設けられたガイド板6
を介して、回転押圧体Aの押圧ローラ2が固定板5に沿
って弾性筒体Bを固定板5に押付ける押圧作用で、弾性
筒体B内の被圧送物を下方に圧送できるよう構成する手
段を採用した。
【0005】
【作用】しかして、本考案の圧送装置Sにあっては、弾
性筒体Bは、略鉛直方向に配置され、固定板5は、弾性
筒体Bに密接した状態で配置される。回転押圧体Aは、
回転軸3によって回転せしめられ、押圧ローラ2が弾性
筒体Bを固定板5に押付けて、弾性筒体B内の被圧送物
が下方に圧送される。このとき、回転押圧体Aは、ガイ
ド板6を摺接しながら回転軸3に対して一対の押圧ロー
ラ2を結ぶ方向に自在に摺動し、弾性筒体Bを押圧して
いる押圧ローラ2は、固定板5に沿って移動する。
【0006】
【実施例】以下、本考案を図示例について説明すると、
次の通りである。図中Sは、本考案の圧送装置を示し、
この圧送装置Sは、略鉛直方向に配置される弾性筒体B
と、この弾性筒体Bに密接する固定板5と、回転軸3に
よって回転せしめられて、弾性筒体Bを固定板5に押付
けるように押圧する回転押圧体Aと、回転軸3を挟んで
固定板5に対峙するように設けられるガイド板6とを備
えたものである。そして、回転押圧体Aは、押圧体基体
1と、押圧体基体1の両端に設けられる一対の押圧ロー
ラ2とを有し、回転軸3に対して一対の押圧ローラ2を
結ぶ方向に摺動自在となるよう形成されている。それか
ら、回転押圧体Aは、ガイド板6を介して、回転押圧体
Aの押圧ローラ2が固定板5に沿って弾性筒体Bを固定
板5に押付ける押圧作用で、弾性筒体B内の被圧送物を
下方に圧送できるよう構成されている。すなわち、回転
押圧体Aは、固定板5とガイド板6との間で突っ張るよ
うにしながら弾性筒体Bを固定板5に押付け、しかも、
回転軸3によって回転するように構成されている。
【0007】更に、回転押圧体Aは、適宜動力に接続さ
れて駆動回転する回転軸3に装着されて、回転軸3と共
に回転し、且つ、回転軸3に対して押圧体基体1両端の
押圧ローラ2を結ぶ方向に摺動自在となるよう構成され
ている。すなわち、回転軸3に設けたブロック状の摺動
部3aが、押圧体基体1に設けた長方形状の摺動孔1a
に摺動自在に収まっており、この摺動部3aを介して回
転軸3の回転力が押圧体基体1に伝達されるように構成
してある。尚、回転押圧体Aは、図示例にあっては、一
対の押圧体基体1を正面略十字状に配置して、弾性筒体
Bをより連続的に押圧できるよう形成されている。
【0008】また、回転押圧体Aには、弾性筒体Bの外
径より稍広い間隔で相対持する一対の復元用補助杆4が
適数組適宜位置に配されており、この復元用補助杆4
は、略円柱形状を呈し、押圧ローラ2によって略偏平状
に押圧された弾性筒体Bを両側から挟んだ状態のまま移
動することで、弾性筒体Bの略偏平状に押圧された部分
の弾性復元力を助長するように構成されたものである。
【0009】固定板5は、略真直ぐな板状に形成され、
弾性筒体Bに沿うように略鉛直に配置される。また、固
定板5は、その中央部分に適宜凹部を設け、この凹部に
弾性筒体Bが安定的に収まるように形成してある(図3
参照)。尚、固定板5は、弾性筒体Bの形状や、寸法
や、配設状態等に応じてその構成や、形状や、寸法等が
適宜決定される。
【0010】ガイド板6は、適宜湾曲形状に形成されて
おり、例えば、三つの湾曲面を連続せしめたような形状
に形成されている。すなわち、ガイド板6の形状は、例
えば、固定板5の各位置から回転軸3の軸心を通る直線
に於いて、固定板5からの距離(押圧体基体1両端に設
けた一対の押圧ローラ2先端間と等しい距離)が常に一
定となるような軌跡に沿うような形状となる。しかし
て、弾性筒体Bを押圧する押圧ローラ2は固定板5の表
面に沿って移動するように構成されている。
【0011】弾性筒体Bは、適宜弾性材によって略円筒
状に形成され、回転押圧体Aの押圧ローラ2による押圧
作用と、自身の復元力とによって、内にある被圧送物を
順次圧送できるように構成してある。尚、弾性筒体B
は、鉛直状態に配設する他に、鉛直状態より傾いて配設
せしめたり、また、直線状態に配設する他に、若干湾曲
状態で配設せしめたりすることもできる。
【0012】ところで、圧送装置Sの具体的構成、回転
押圧体Aの具体的構成、形状、寸法、押圧体基体1の具
体的構成、形状、寸法、数、回転軸3への具体的装着状
態、摺動孔1aの具体的形状、寸法、配設位置、押圧ロ
ーラ2の具体的形状、寸法、配設位置、数、材質、回転
軸3の具体的構成、形状、寸法、材質、圧送装置Sに於
ける具体的軸支手段、摺動部3aの具体的構成、形状、
寸法、配設位置、復元用補助杆4の具体的構成、形状、
配設位置、押圧体基体1への具体的装着状態、数、固定
板5の具体的構成、形状、寸法、配設位置、ガイド板6
の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、弾性筒体
Bの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数等は
図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定で
きるものである。
【0013】
【考案の効果】従って、本考案の圧送装置Sは、略鉛直
方向に配置される弾性筒体Bと、この弾性筒体Bに密接
する固定板5と、回転軸3によって回転せしめられて、
弾性筒体Bを固定板5に押付けるように押圧する回転押
圧体Aとを備え、回転押圧体Aは、押圧体基体1と、押
圧体基体1の両端に設けられる一対の押圧ローラ2とを
有し、回転軸3に対して一対の押圧ローラ2を結ぶ方向
に摺動自在となるよう形成され、回転軸3を挟んで固定
板5に対峙するように設けられたガイド板6を介して、
回転押圧体Aの押圧ローラ2が固定板5に沿って弾性筒
体Bを固定板5に押付ける押圧作用で、弾性筒体B内の
被圧送物を下方に圧送できるよう構成したので、弾性筒
体B内の被圧送物の移動抵抗が極めて小さくなり、被圧
送物をスムーズに移動せしめられるようになる。そのた
め、よりスムーズで強力な圧送力を発揮できるようにな
ると共に、より小さな動力を用いての被圧送物の圧送も
可能となる。更に、重力も利用でき、比較的流動性が悪
い被圧送物の圧送も容易に行えるようになる。しかも、
構成が簡素で、耐久性に富み、製造が容易で、量産に適
し、低廉に提供でき、大変経済性の優れた圧送装置Sと
なる。
【0014】特に、回転押圧体Aの押圧ローラ2が固定
板5に沿って弾性筒体Bを固定板5に押付ける押圧作用
で、弾性筒体B内の被圧送物を圧送できるよう構成した
ので、弾性筒体Bを押圧している押圧ローラ2が、固定
板5に沿って移動し、弾性筒体B内の被圧送物を無理な
く押圧して確実なる圧送が期待できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の圧送装置を例示する一部切欠正面図で
ある。
【図2】本考案の圧送装置を例示する一部切欠正面図で
ある。
【図3】本考案の圧送装置を例示する一部切欠平面図で
ある。
【図4】本考案の圧送装置を例示する一部切欠側面図で
ある。
【符号の説明】
S 圧送装置 A 回転押圧体 1 押圧体基体 1a 摺動
孔 2 押圧ローラ 3 回転
軸 3a 摺動部 4 復元
用補助杆 5 固定板 6 ガイ
ド板 B 弾性筒体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略鉛直方向に配置される弾性筒体と、こ
    の弾性筒体に密接する固定板と、回転軸によって回転せ
    しめられて、弾性筒体を固定板に押付けるように押圧す
    る回転押圧体とを備え、回転押圧体は、押圧体基体と、
    押圧体基体の両端に設けられる一対の押圧ローラとを有
    し、回転軸に対して一対の押圧ローラを結ぶ方向に摺動
    自在となるよう形成され、回転軸を挟んで固定板に対峙
    するように設けられたガイド板を介して、回転押圧体の
    押圧ローラが固定板に沿って弾性筒体を固定板に押付け
    る押圧作用で、弾性筒体内の被圧送物を下方に圧送でき
    るよう構成したことを特徴とする圧送装置。
JP2389793U 1993-04-09 1993-04-09 圧送装置 Expired - Fee Related JP2548564Y2 (ja)

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JPH0676546U JPH0676546U (ja) 1994-10-28
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