JP2547927Y2 - ダイカストマシンの給湯装置用排気ダクト装置 - Google Patents

ダイカストマシンの給湯装置用排気ダクト装置

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JP2547927Y2
JP2547927Y2 JP1991084416U JP8441691U JP2547927Y2 JP 2547927 Y2 JP2547927 Y2 JP 2547927Y2 JP 1991084416 U JP1991084416 U JP 1991084416U JP 8441691 U JP8441691 U JP 8441691U JP 2547927 Y2 JP2547927 Y2 JP 2547927Y2
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hot water
water supply
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casting machine
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正 佐藤
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ラドル自動給湯装置を備えたダイ
カストマシンの給湯装置に係るもので、特にその周辺の
作業環境の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にコールドチャンバダイカストマシ
ンでは、その射出装置に近接して別置された溶解炉のル
ツボ中の溶融アルミニウムなどをラドルで汲み上げて、
次いでラドルをプランジャスリーブ注湯口部まで走行さ
せて自動的に注湯する自動給湯装置が使用されている。
この高温の溶融アルミニウムなどをプランジャスリーブ
注湯口に注湯されたときに、鋳造サイクル毎にプランジ
ャスリーブ内面に塗布される潤滑油等が高温の溶融アル
ミニウムなどに接して気化し多量のガスが発生して周辺
に飛散するので作業環境を著しく悪化させている。従
来、このための対策としては射出装置の位置する機械の
上方に大きなフード状のダクトを設けてガスを吸引し排
気することが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上述の場合に
おいて、プランジャスリーブ注湯口部のガス発生源から
かなり離れた機械の上方で拡散してしまったガスを吸引
しようとするために、大きなダクトが必要となり、設備
が大がかりとなるうえに大きなスペースをとり、また吸
引効率にも限度があって、効果的な作業環境の向上が望
めないという問題がある。
【0004】そこで本考案の目的は、プランジャスリー
ブ注湯口部において高温の溶融アルミニウムなどを注湯
する際に発生する多量のガスの拡散を最小限に抑えるた
め、ラドル自動給湯装置の走行に障害とならないように
してプランジャスリーブ注湯口部の上方近傍にコンパク
トで簡単なダクトを設けて成るダイカストマシンの給湯
装置用排気ダクト装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、ラドル自動給
湯装置によって注湯されるプランジャスリーブ注湯口の
上方近傍に位置し、固定ダイプレートに取着され、一側
は固定ダイプレートの切欠き凹部に沿って張り出し、他
側はプランジャスリーブ端部の上方付近まで覆うととも
に、一部に吸引ダクトを接続し、かつ、ラドル可動部が
出入りできるように一部分を切り欠いた形状のダクトを
設けて成ることを特徴とするダイカストマシンの給湯装
置用排気ダクト装置とする。
【0006】
【作用】プランジャスリーブ注湯口部においてラドル自
動給湯装置によって高温の溶融アルミニウムなどを注湯
する際にプランジャスリーブ内面に塗布された潤滑油等
が気化して発生する多量のガスは、プランジャスリーブ
注湯口部の上方近傍に設けたダクトによりその拡散を最
小限に抑えられて吸引され、排気される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図において、12はプランジャスリーブで固定ダ
イプレート13に嵌入され、一端を固定ダイプレート1
3の切欠き凹部14に突出して上面に注湯口15を開口
するとともに不図示の射出プランジャを嵌入し、他端を
固定ダイプレート13の固定金型(不図示)取付面側に
開口している。16はラドル自動給湯装置で、ダイカス
トマシンの射出装置に近接して溶解炉17が別置され、
そのルツボ中の溶融アルミニウムなどをラドル18で汲
み上げてプランジャスリーブ12の注湯口15部まで走
行させて注湯する給湯装置である。
【0008】19はダクトで、プランジャスリーブ12
の注湯口15部の上方近傍に位置して設けられ、固定ダ
イプレート13に取着されており、一側は固定ダイプレ
ート13の切欠き凹部14に沿って張り出し、他側はプ
ランジャスリーブ12端部の上方付近まで注湯口15部
から飛散するガスを捕集できるよう必要十分に覆ってい
る。また、このダクト19の一部に吸引ダクト20を接
続して連通し、不図示の排気装置によってダクト19内
に捕集されたガスを処理部へ排出させるようになってい
る。さらに、このダクト19は、ラドル自動給湯装置1
6により溶解炉17と注湯口15部との間を軌跡21に
沿って走行するラドル18を含む可動部2干渉すること
なく出入りできるようにダクト19の一部分を切り欠い
てある。
【0009】このように構成されることによって、ダイ
カストマシンの給湯装置において、ラドル自動給湯装置
16によりラドル18が溶解炉17のルツボから高温の
溶融アルミニウムなどを汲み上げ走行して、プランジャ
スリーブ12の注湯口15に注湯される際に、プランジ
ャスリーブ12の内面に塗布された潤滑油等が気化し多
量のガスが発生して注湯口15から放散されるが、この
ガスは注湯口15部の上方近傍に設けたダクト19内に
捕集され、拡散することなく排気される。
【0010】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、プラ
ンジャスリーブ注湯口部の上方近傍に給湯装置のラドル
の走行に障害とならないようにしてコンパクトで簡単な
ダクトを設けることにより、高温の溶融アルミニウムな
どをプランジャスリーブ注湯口に注湯するとき、プラン
ジャスリーブの内面に塗布された潤滑油等が気化し発生
する多量のガスが注湯口部から放散される際に拡散する
のを最小限に抑え、吸引し捕集されて排気されるため、
ダイカストマシンにおける給湯装置の周辺の作業環境が
向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
12 プランジャスリーブ 13 固定ダイプレート 15 注湯口 16 ラドル自動給湯装置 17 溶解炉 18 ラドル 19 ダクト 20 吸引ダクト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラドル自動給湯装置によって注湯される
    プランジャスリーブ注湯口の上方近傍に位置し、固定ダ
    イプレートに取着され、一側は固定ダイプレートの切欠
    き凹部に沿って張り出し、他側はプランジャスリーブ端
    部の上方付近まで覆うとともに、一部に吸引ダクトを接
    続し、かつ、ラドル可動部が出入りできるように一部分
    を切り欠いた形状のダクトを設けて成ることを特徴とす
    るダイカストマシンの給湯装置用排気ダクト装置。
JP1991084416U 1991-09-20 1991-09-20 ダイカストマシンの給湯装置用排気ダクト装置 Expired - Fee Related JP2547927Y2 (ja)

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