JP2547858Y2 - クラッカー - Google Patents

クラッカー

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JP2547858Y2
JP2547858Y2 JP8291390U JP8291390U JP2547858Y2 JP 2547858 Y2 JP2547858 Y2 JP 2547858Y2 JP 8291390 U JP8291390 U JP 8291390U JP 8291390 U JP8291390 U JP 8291390U JP 2547858 Y2 JP2547858 Y2 JP 2547858Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、各種パーティや催会における演出効果の
1つとして用いられるもので、引紐の引張り操作により
火薬体を爆発させて、その爆発力により筒体内に収納し
た小巻きテープ等の噴出物が爆音と同時に空中に発射さ
れるようになされたクラッカーに関するものである。
[従来の技術] この種のクラッカーとして従来から一般的に多用され
ているものに、火薬体および噴出物を収納した筒体から
その後方外部に向けて火薬体の引紐を延出させておき、
上記筒体を片手で握り、他方の手で引値もを引張ること
で所定の爆発動作を行なうように構成したものが知られ
ているが、このようなクラッカーは両手操作が必要で扱
いにくい。
そこで、近時、片手操作により爆発動作を可能にした
クラッカーが提案されている。第7図及び第8図はその
一例を示す縦断面図であり、同図において、10は樹脂成
形により有底円筒形に構成された筒体で、その外周には
該筒体10よりも後方に長く延出させて截頭円錐形状の外
装筒体10Aが巻装されているとともに、上記筒体10内に
は、引紐11の引張り操作により爆発される火薬体12と、
この火薬体12の爆発力にともない、第8図のように筒体
10の前端開口部10aを閉塞する蓋体13の離脱とともに前
方に発射される複数個の小巻テープ等からなる噴出物14
とが収納されている。15は上記火薬体12の収納部16と噴
出物14の収納部17との中間仕切位置において上記筒体10
に内装された受圧板で、上記火薬体12の爆発力により上
記噴出物14とともに筒体10の前方に発射される。
上記筒体10の底壁部の下方には、その周方向の一個所
に筒体10の軸線方向に対して直交する方向に向かって開
口する凹部18aをもった筒部10Bが一体に連設されてお
り、上記筒体10の底部から導出されるとともに、上記凹
部18aの開口部に沿って張設され後方に延出された上記
火薬体12の引紐11の端部分を上記筒部10Bの底部に係止
固定している。
このような構成の片手操作式の従来のクラッカーにお
いては、外装筒体10Aを片手で握持し、その握持した手
の親指で上記凹部18aに対向する外装筒体10A部分を第7
図の矢印Aで示す方向に押圧操作して、その部分を変形
させることにより、火薬体12の引紐11を上記A方向に
ませ、その分力として後方への引張り力を与えて火薬体
12を爆発させ、その爆発エネルギーにより受圧板15、噴
出物14および蓋体13が爆音と同時に筒体10の前端開口部
10aから前方に発射される。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来の片手操作式のクラッカ
ーでは、火薬体の12の引紐11をそれの所定の引張り方向
に対して直交する方向に撓ませることで分力的に引張る
ものであるから、引紐11の撓み量を大きくとる必要があ
って、引紐11にゆるみがある等の僅かな組付誤差等によ
っても不発に終るケースが多い。また、不発をできるだ
け少なくするためには、組付け時に引値も11がゆるまな
いように強い張力を加えて張設する必要があり、その結
果、組付けが難かしく、また組付け時に不測に爆発する
危険性が高かった。
この考案は上記実状に鑑みてなされたもので、片手操
作が可能であるのはもちろん、組付け時に不測の爆発を
招くことなく、安全容易に組付けることができるもので
ありながら、使用時には確実に爆発させることができる
クラッカーを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案に係るクラッカー
は、前端部が開口した筒体と、この筒体の前端開口部を
閉塞して爆発力により離脱される蓋体と、上記筒体内に
収納され引紐の引張り操作により爆発される火薬体と、
この火薬体の爆発力にともない上記蓋体の離脱された筒
体の前端開口部から前方に発射されるように筒体内に収
納される噴出物と、この噴出物の収納部と上記火薬体の
収納部との仕切位置に内装された受圧板とを具備してな
るクラッカーにおいて、上記筒体内に、その一端部側に
上記筒体の周壁部の一部に露出して筒体の軸線方向に対
して直交する方向から押圧操作可能な押圧操作部を有
し、他端部側にこの押圧操作部へ押圧力を加えたとき筒
体の軸線またはほぼ軸線方向に沿って移動可能な変位部
を有する爆発用操作体を保持させ、この爆発用操作体の
上記変位部の移動に連動して上記火薬体の引紐もを引張
るように構成したものである。
[作用] 上記構成のクラッカーによれば、筒体を片手で握持
し、その握持した手の親指で爆発用操作体の一端部側で
ある押圧操作体に押圧力を加えることにより、つまり、
プッシュすることにより、この爆発用操作体の他端部側
である変位部が筒体の軸線方向またはほぼ軸線方向に沿
って移動し、これに連動して火薬体の引紐がその長手方
向に直線状またはほぼ直線に引張られて、火薬体が確実
に爆発されることになる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図はこの考案の第1の実施例を示す
もので、同図において、1は樹脂成形された筒体であ
り、この筒体1は、第3図で明示したように前端に開口
部1aを有し截頭円錐形状とされた大径筒体1Aとこの大径
筒部1Aの径方向の一端に偏心させて後方に一体に延出さ
れた截頭円錐形状の小径筒部1Bとからなり、大径筒部1A
の底部1bは小径筒部1Bに近づくほど後方に変位する傾斜
状に形成されている。2は上記筒体1の外側に嵌装され
た厚紙製の外筒であり、上記大径筒部1Aの外周面と同一
勾配の周面を有する截頭円錐形状で、その軸線長が上記
筒体1よりも十分に大きくて片手で握持するのに適した
長さに形成されているとともに、上記筒体1における小
径筒部1Bに対し直径方向で対向する個所に矩形状の窓部
2Aが形成されている。
上記筒体1における大径筒部1Aの前端開口部1aには円
形の蓋体3が嵌着されているとともに、その傾斜底板1b
の前部には受圧部4が設けられ、この受圧板4と蓋体3
との間に形成される収納部5内に複数個の小巻きテープ
等からなる噴出物14が収納されている。また、上記筒体
1における小径筒部1Bの収納部b内には、第4図に示す
ように、筒状の火薬保護部12a内に火薬12bを固化しその
火薬12bに引紐11を貫通させてなる火薬体12が引紐11を
小径筒部1Bの底板1Cに設けられた孔1dから後方に導出さ
せる状態で収納されている。
7は押ボタン式の爆発用操作体で、この爆発用操作体
7は、上記外筒2の周壁部に形成した窓部2Aから外方に
露出させて筒体1の軸線方向に対して直交する方向から
押圧操作可能な押圧操作部7aと、この押圧操作部7aに押
圧力を加えたとき上記大径筒部1Aの傾斜底板1bを滑り面
とし、かつ小径筒部1Bの底板1Cの1部に接しながら筒体
1および外筒2の軸線方向に沿って下方にほぼ直線的に
移動する略L字形状の変位部7bとを硬質樹脂から一連一
体に形成してなる。この爆発用操作体7の上記変位部7b
の先端に形成された係合凹部7cに上記火薬体12から延出
された引紐11を通し、さらに、この引紐11の先端部分を
上記変位部7bの基端側にまで延ばして係止固定すること
により、上記爆発用操作体7の上記変位部7bの移動に連
動して上記火薬体12の引紐11を引張るように構成してい
る。
上記構成のクラッカーにおいては、外筒2を片手で握
持した状態で、その手の親指を爆発用操作体7の押圧操
作部7aに当てがって押圧力を加えると、この爆発用操作
体7が筒体1における大径筒部1Aの傾斜底板1bを滑り面
とし、かつ小径筒部1Bの底板1Cの1部に接しながら、第
1図の矢印Xで示すように、全体的に筒体1の軸線方向
に沿って下方にほぼ直線状に移動する。この移動にとも
なって、引紐11が引張られて火薬12bにせん断力が働
き、摩擦によって火薬体12が爆発し、その爆発エネルギ
ーにより第2図のように、受圧板4、噴出物14および蓋
体3が爆音と同時に筒体1の前端開口部1aから前方に発
射される。
第5図及び第6図はこの考案の第2の実施例を示すも
ので、上記爆発用操作体7をL形とし、その屈曲部7dを
外筒2の内周面に当接させて、押圧力を加えたとき、押
圧操作部7aが筒体1における大径筒部1Aの傾斜底板1bを
滑り面として全体的に下降するとともに上記屈曲部7dの
外筒2内面への当接面を可動支点として揺動し、この揺
動と全体的な下降との合成により変位部7bがほぼ直線状
に下方に移動して引紐11を引張り火薬体12を爆発させる
ように構成した点で上記第1の実施例と相違し、その他
の構成および動作は上記第1の実施例と同一のため、説
明を省略する。
[考案の効果] 以上のように、この考案に係るクラッカーによれば、
片手操作を介して所定の爆発動作を行なえるのはもとよ
り、押圧操作部に加えた力を筒体の軸線方向またはほぼ
軸線方向の移動力に変換し、その移動力で火薬体の引紐
を直線状に引張るように構成したので、組付け時に引紐
に強い張力を加えず、多少、融通(遊び)のあるように
組付けたとしても、押圧操作部時には引紐に十分な引張
り量を与えて、確実に爆発させることができる。それ故
に、組付誤差の許容範囲も広くなり、組付けが容易にな
るとともに、組付け時に不測に爆発する危険もなく、安
全に組付けることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の第1の実施例によるク
ラッカーを示す縦断面図、第3図は第1図のIII−III線
に沿った断面図、第4図は火薬体の拡大断面図、第5図
および第6図はこの考案の第2の実施例によるクラッカ
ーの縦断面図、第7図および第8図は従来のクラッカー
を示す縦断面図である。 1……筒体、1a……開口部、3……蓋体、4……受圧
板、7……爆発操作体、7a……押圧操作部、7b……変位
部、11……引紐、12……火薬体、14……噴出物。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端部が開口した筒体と、この筒体の前端
    開口部を閉塞して爆発力により離脱される蓋体と、上記
    筒体内に収納され引紐の引張り操作により爆発される火
    薬体と、この火薬体の爆発力にともない上記蓋体の離脱
    された筒体の前端開口部から前方に発射されるように筒
    体内に収納される噴出物と、この噴出物の収納部と上記
    火薬体の収納部との仕切位置に内装された受圧板とを具
    備してなるクラッカーにおいて、上記筒体内に、その一
    端部側に上記筒体の周壁部の一部に露出して筒体の軸線
    方向に対して直交する方向から押出操作可能な押圧操作
    部を有し、他端部側にこの押圧操作部へ押圧力を加えた
    とき筒体の軸線またはほぼ軸線方向に沿って移動可能な
    変位部を有する爆発用操作体を保持させ、この爆発用操
    作体の上記変位部の移動に連動して上記火薬体の引紐を
    引っ張るように構成したことを特徴とするクラッカー。
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