JP2547496Y2 - ガードル - Google Patents
ガードルInfo
- Publication number
- JP2547496Y2 JP2547496Y2 JP7502493U JP7502493U JP2547496Y2 JP 2547496 Y2 JP2547496 Y2 JP 2547496Y2 JP 7502493 U JP7502493 U JP 7502493U JP 7502493 U JP7502493 U JP 7502493U JP 2547496 Y2 JP2547496 Y2 JP 2547496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- girdle
- center
- elasticity
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、身体の部位に適合した
生地使いとし、且つソフトで着用感に富んだガードルに
関する。
生地使いとし、且つソフトで着用感に富んだガードルに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ガードルの生地使いとしては、例
えば腹部押え用並びにヒップアップ用として用いる当布
を腹部やヒップ部の内側に設けて二重生地使いとしたガ
ードルがみられる。
えば腹部押え用並びにヒップアップ用として用いる当布
を腹部やヒップ部の内側に設けて二重生地使いとしたガ
ードルがみられる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の生地
使いでは、着用時に窮屈感を感じたり、また全体の生地
が部厚くなってごわごわした固いイメージを与える欠点
があった。
使いでは、着用時に窮屈感を感じたり、また全体の生地
が部厚くなってごわごわした固いイメージを与える欠点
があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の欠点を
解決するために、前身中央布や前身側布、脇部を含む後
身下辺布及び後身中央布で形成されたガードルにおいて
前身中央布及び脇部を含む後身下辺布を夫々部厚い生地
で形成すると共に、且つ低度の伸縮性を付与し、前身側
布及び後身中央布を夫々薄い生地で形成すると共に、且
つ高度の伸縮性を付与するることにより、腹部押え並び
にヒップアップの機能が向上し、しかも生地の配置にお
いて部厚さを感じさせず、着用感の優れたガードルが得
られるようにしたものである。
解決するために、前身中央布や前身側布、脇部を含む後
身下辺布及び後身中央布で形成されたガードルにおいて
前身中央布及び脇部を含む後身下辺布を夫々部厚い生地
で形成すると共に、且つ低度の伸縮性を付与し、前身側
布及び後身中央布を夫々薄い生地で形成すると共に、且
つ高度の伸縮性を付与するることにより、腹部押え並び
にヒップアップの機能が向上し、しかも生地の配置にお
いて部厚さを感じさせず、着用感の優れたガードルが得
られるようにしたものである。
【０００５】
【作用】本考案によれば、前身中央布や脇部を含む後身
下辺布を部厚い生地で形成し、且つ低度の伸縮性を付与
し、前身側布及び後身中央布を薄い生地で形成し、且つ
高度の伸縮性を付与するることにより、腹部押え並びに
ヒップアップの機能が向上し、しかも前身側布及び後身
中央布の伸縮性が発揮されるのである。
下辺布を部厚い生地で形成し、且つ低度の伸縮性を付与
し、前身側布及び後身中央布を薄い生地で形成し、且つ
高度の伸縮性を付与するることにより、腹部押え並びに
ヒップアップの機能が向上し、しかも前身側布及び後身
中央布の伸縮性が発揮されるのである。
【０００６】
【実施例】１はガードルで、２は前身中央布、３は前身
側布、４は脇部を含む後身下辺布、５は後身中央布、６
はウエスト部、７は裾回り部、８は股部、９はウエスト
部６に設けた伸縮性の飾り状ウエストテープ地、１０は
裾回り部７の内側周面に設けた飾り状細巾テープ地であ
る。
側布、４は脇部を含む後身下辺布、５は後身中央布、６
はウエスト部、７は裾回り部、８は股部、９はウエスト
部６に設けた伸縮性の飾り状ウエストテープ地、１０は
裾回り部７の内側周面に設けた飾り状細巾テープ地であ
る。
【０００７】２０は、前身中央布２と前身側布３との縫
着部、２１は前身側布３と脇部を含む後身下辺布４との
縫着部、２２は脇部を含む後身下辺布４と後身中央布５
との縫着部、２３は後身中央布５、５の縫着部、２４は
脇部を含む後身下辺布４、４の縫着部で股部８側に位置
し、２５は前身中央布２と脇部を含む後身下辺布４、４
との縫着部で股部８側に位置している。
着部、２１は前身側布３と脇部を含む後身下辺布４との
縫着部、２２は脇部を含む後身下辺布４と後身中央布５
との縫着部、２３は後身中央布５、５の縫着部、２４は
脇部を含む後身下辺布４、４の縫着部で股部８側に位置
し、２５は前身中央布２と脇部を含む後身下辺布４、４
との縫着部で股部８側に位置している。
【０００８】尚、前記前身中央布２、前身側布３、脇部
を含む後身下辺布４及び後身布中央５の夫々の生地使い
としては、例えば経編生地や丸編生地等が用いられる
が、通常パワーネット生地と称される伸縮性弾性糸条を
交編した伸縮性経編地が好ましい。
を含む後身下辺布４及び後身布中央５の夫々の生地使い
としては、例えば経編生地や丸編生地等が用いられる
が、通常パワーネット生地と称される伸縮性弾性糸条を
交編した伸縮性経編地が好ましい。
【０００９】また前身中央布２、前身側布３、脇部を含
む後身下辺布４及び後身布中央５の夫々の生地使いにつ
いては、ヨコ生地使い、即ち経編生地の経方向をガード
ルの横方向に配置して用いるもので、ヨコ生地使いとし
て用いている。尚、上記の編生地において、生地の経方
向とは生地の編立方向を意味しており、また緯方向とは
編立方向に対して直角を意味するのである。
む後身下辺布４及び後身布中央５の夫々の生地使いにつ
いては、ヨコ生地使い、即ち経編生地の経方向をガード
ルの横方向に配置して用いるもので、ヨコ生地使いとし
て用いている。尚、上記の編生地において、生地の経方
向とは生地の編立方向を意味しており、また緯方向とは
編立方向に対して直角を意味するのである。
【００１０】更にラッセル編機などを使用して編成する
場合の糸使いについてみると、先ず前身中央布２の場合
については、例えばナイロン糸など２０〜６０デニール
の範囲の合成繊維糸条を経糸として用い、２０〜６０デ
ニール及び１８０〜２４０デニールのポリウレタン系弾
性繊維糸条を振糸用として夫々適宜交編したしたものが
好ましい。
場合の糸使いについてみると、先ず前身中央布２の場合
については、例えばナイロン糸など２０〜６０デニール
の範囲の合成繊維糸条を経糸として用い、２０〜６０デ
ニール及び１８０〜２４０デニールのポリウレタン系弾
性繊維糸条を振糸用として夫々適宜交編したしたものが
好ましい。
【００１１】前身側布３及び後身中央布５の場合につい
ては、例えばナイロン糸など１０〜５０デニールの範囲
の合成繊維糸条を経糸として用い、２０〜６０デニール
及び５０〜９０デニールのポリウレタン系弾性繊維糸条
を振糸用として夫々適宜交編したものが好ましい。
ては、例えばナイロン糸など１０〜５０デニールの範囲
の合成繊維糸条を経糸として用い、２０〜６０デニール
及び５０〜９０デニールのポリウレタン系弾性繊維糸条
を振糸用として夫々適宜交編したものが好ましい。
【００１２】また脇部を含む後身下辺布４の場合につい
ては、例えばナイロン糸など２０〜６０デニールの範囲
の合成繊維糸条を経糸として用い、２０〜６０デニール
及び２４０〜３２０デニールのポリウレタン系弾性繊維
糸条を夫々適宜交編したものが好ましい。
ては、例えばナイロン糸など２０〜６０デニールの範囲
の合成繊維糸条を経糸として用い、２０〜６０デニール
及び２４０〜３２０デニールのポリウレタン系弾性繊維
糸条を夫々適宜交編したものが好ましい。
【００１３】本考案における上記ラッセル編機による経
編生地の伸縮率については、例えば２．２５ｋｇ荷重時
の経並びに緯方向の伸縮率についてみると、前身中央布
２用の編生地では、経方向の伸縮率が２１０〜２８０％
で、緯方向の伸縮率１９０〜２６０％の範囲が好まし
く、前身側布３及び後身中央布５用の編生地では、経方
向の伸縮率が２７０〜３３０％で、緯方向の伸縮率が２
２０〜２９０％の範囲が好ましく、更に脇部を含む後身
下辺布４の編生地では、経方向の伸縮率が２１０〜２８
０％で、緯方向の伸縮率が１４０〜２００％の範囲が好
ましく、前記夫々の下限若しくは上限の範囲以外の伸縮
率では、フィット性が悪く、着用感が低下して良好な効
果が得られないのである。
編生地の伸縮率については、例えば２．２５ｋｇ荷重時
の経並びに緯方向の伸縮率についてみると、前身中央布
２用の編生地では、経方向の伸縮率が２１０〜２８０％
で、緯方向の伸縮率１９０〜２６０％の範囲が好まし
く、前身側布３及び後身中央布５用の編生地では、経方
向の伸縮率が２７０〜３３０％で、緯方向の伸縮率が２
２０〜２９０％の範囲が好ましく、更に脇部を含む後身
下辺布４の編生地では、経方向の伸縮率が２１０〜２８
０％で、緯方向の伸縮率が１４０〜２００％の範囲が好
ましく、前記夫々の下限若しくは上限の範囲以外の伸縮
率では、フィット性が悪く、着用感が低下して良好な効
果が得られないのである。
【００１４】尚、上記の伸縮率については、図４の如
く、従来周知のストレス−ストレイン曲線（応力−歪曲
線）により求めることができる。
く、従来周知のストレス−ストレイン曲線（応力−歪曲
線）により求めることができる。
【００１５】また、２．２５ｋｇ荷重時の伸縮率測定法
として、具体的には例えば幅が２．５ｃｍ、チャック把
持間の有効長さが１０ｃｍの試料を用いて２．２５ｋｇ
荷重までの３回繰り返し測定時における３回目の２．２
５ｋｇ荷重時の伸縮率を求めることにより、得られるの
である。
として、具体的には例えば幅が２．５ｃｍ、チャック把
持間の有効長さが１０ｃｍの試料を用いて２．２５ｋｇ
荷重までの３回繰り返し測定時における３回目の２．２
５ｋｇ荷重時の伸縮率を求めることにより、得られるの
である。
【００１６】
【考案の効果】本考案は以上の如く、前身布２及び脇部
を含む後身下辺布４を部厚い生地で形成し、且つ低度の
伸縮性を付与するようにしたことにより、腹部や脇部並
びに後身下辺布４の伸縮性が押えられて腹部押えの効果
が発揮され、且つ前身脇部から後身下辺部にかけて伸縮
性が押えられるので、脇部への締め付け力が発揮され、
しかもヒップアップ効果が同時に発揮されるのである。
また前身側布３及び後身中央布５、５を薄い生地で形成
し、且つ高度の伸縮性を付与することにより、前身側布
３及び後身中央布５の伸縮性が高度に発揮され、身体の
屈伸動作や運動に際して布３、５が自由に対応し、更に
後身中央布５の高度の伸縮性により、ヒップ部の包み効
果が発揮されるなど伸縮率の異なった生地使いとしたこ
とにより、各部位に於ける身体のフィット性が一層高ま
り、また生地の一重使いにより、生地全体が軽くなっ
て、ガードルの外見がソフトで軽く感じられ、更にゴワ
ゴワした固い感じがなるので、肌にやさしく接して柔和
であり、着用感の良好なガードルが得られるのである。
を含む後身下辺布４を部厚い生地で形成し、且つ低度の
伸縮性を付与するようにしたことにより、腹部や脇部並
びに後身下辺布４の伸縮性が押えられて腹部押えの効果
が発揮され、且つ前身脇部から後身下辺部にかけて伸縮
性が押えられるので、脇部への締め付け力が発揮され、
しかもヒップアップ効果が同時に発揮されるのである。
また前身側布３及び後身中央布５、５を薄い生地で形成
し、且つ高度の伸縮性を付与することにより、前身側布
３及び後身中央布５の伸縮性が高度に発揮され、身体の
屈伸動作や運動に際して布３、５が自由に対応し、更に
後身中央布５の高度の伸縮性により、ヒップ部の包み効
果が発揮されるなど伸縮率の異なった生地使いとしたこ
とにより、各部位に於ける身体のフィット性が一層高ま
り、また生地の一重使いにより、生地全体が軽くなっ
て、ガードルの外見がソフトで軽く感じられ、更にゴワ
ゴワした固い感じがなるので、肌にやさしく接して柔和
であり、着用感の良好なガードルが得られるのである。
【図１】本考案によるガードルの正面図である。
【図２】本考案によるガードルの背面図である。
【図３】本考案によるガートルの生地パターンの配置図
である。
である。
【図４】本考案によるストレス−ストレイン曲線の概略
説明図である。
説明図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 前身中央布２や前身側布３、脇部４Ａを
含む後身下辺布４及び後身中央布５で形成されたガード
ルにおいて前身中央布２及び脇部４Ａを含む後身下辺布
４を夫々部厚い生地で形成すると共に、且つ低度の伸縮
性を付与し、前身側布３及び後身中央布５を夫々薄い生
地で形成すると共に、且つ高度の伸縮性を付与して構成
したことを特徴とするガードル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7502493U JP2547496Y2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | ガードル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7502493U JP2547496Y2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | ガードル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738107U JPH0738107U (ja) | 1995-07-14 |
| JP2547496Y2 true JP2547496Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13564206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7502493U Expired - Lifetime JP2547496Y2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | ガードル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547496Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP7502493U patent/JP2547496Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0738107U (ja) | 1995-07-14 |
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