JP2547036Y2 - モダン - Google Patents

モダン

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Publication number
JP2547036Y2
JP2547036Y2 JP5112491U JP5112491U JP2547036Y2 JP 2547036 Y2 JP2547036 Y2 JP 2547036Y2 JP 5112491 U JP5112491 U JP 5112491U JP 5112491 U JP5112491 U JP 5112491U JP 2547036 Y2 JP2547036 Y2 JP 2547036Y2
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JP
Japan
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modern
cavity
core material
silicone resin
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Expired - Lifetime
Application number
JP5112491U
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English (en)
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JPH064738U (ja
Inventor
珪三 長谷川
Original Assignee
株式会社ハセガワ・ビコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はメガネフレームの構成
部品、詳しくはメガネフレームを、装着者の耳に固定す
る為の部材であるモダンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】モダンはメガネをメガネ装着者の耳に引
掛け、メガネの脱落、ずり落ちを防ぐ重要な部材であ
り、金属製のメガネフレームにおいてはプラスチック製
のものが多く採用されていた。このモダンの形状、寸
法、硬度が不適切な場合、長時間の装用によって耳に痛
みが生じたり、メガネのずり落ちが生じたりすることが
あった。
【0003】この為、この様な問題をなくす為、このモ
ダンをシリコーン樹脂で形成したり、プラスチック製の
チューブをかぶせたモダンも提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】シリコーン樹脂は適度
な柔軟性、酸素透過性を有し、皮膚に直接接触する部材
であるモダン用としては最適な素材であるが、適度な弾
性を持たせるにはある程度の厚みを必要とし、必然的に
樹脂使用量も多くならざろう得ず、コスト、重量の点か
らも必ずしも満足すべきものではなかった。なお、シリ
コーン樹脂は一般の合成樹脂と比べ極めて高価であるこ
とは周知の通りである。
【0005】この考案は、メガネフレームのモダンに関
する上記問題点を解決することを目的とするものであ
り、着用者の耳によくなじみ、適度な弾性を有し、快適
な装着感を有するにもかかわらず、高価なシリコーン樹
脂の使用量が少なく、重量も小さい、シリコーン樹脂利
用のモダンを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、略楕円形断
面を有し、長手方向に沿って上方に前記芯材1を挿通用
透孔7、下方にクッション性付与用のトンネル状をした
空胴8を併設したチューブ状をしたシリコーン樹脂製の
外皮部材6の挿通用透孔7に、チューブ状をなし、両端
近傍の外周に段差2が設けられ、両端部3、4が拡径し
ていると共に一方の端部4か閉塞され、略半球状に整形
されたプラスチック製の芯材1の中央部分11を挿入し
てモダンを構成することにより上記課題を解決せんとす
るものである。
【0007】
【作用】空胴部分が芯材と耳あるいは側頭部との間に介
在しているので、必要な厚さを確保でき、この空胴部分
の弾性によりモダンは耳あるいは側頭部にソフトに圧着
し、メガネフレームを確実に保持することができる。
【0008】又、空胴部が形成されている為、シリコー
ン樹脂の使用量は少なくてすみ、軽量、低コストで生産
することができる。
【0009】
【実施例】図1はこの考案に係るモダンの一実施例の一
部を切欠いて描いた側面図、図2は図1における矢視A
−A線断面図、図3は矢視B−B線断面図、図4は外皮
部材の断面図、図5は芯材の斜視図、図6は外皮部材の
斜視図である。
【0010】図中1はチューブ状をしたプラスチック製
の芯材であり、両端近傍の外周に段差2が設けられ、中
央部分11に比して両端部3、4が拡径していると共に
一方の端部4が閉塞され、略半球状に整形されている。
この芯材1はテンプル5に挿通し、モダン本体10の芯
として用いるものである。
【0011】一方、6はシリコーン樹脂製の外皮部材で
あり、略楕円形断面を有し、長手方向に沿って上方に前
記芯材1の挿通用透孔7、下方にクッション性付与用の
トンネル状をした空胴8が併設されている。この外皮部
材6は本来図4に示す様な断面形状を有しているが、適
度な弾性を有する為、芯材1に挿通した場合、図2、図
3に示す様に変形する。又、この外皮部材6のショアA
硬度は20乃至75である。
【0012】この実施例において空胴8は真円状の断面
を有しているが、図7に示す様に楕円形の断面を有する
ものでも、又、図8に示す様に半円状の断面形状を有す
るものでも良い。又、図9に示す様に複数の空胴8′を
設けても良い。
【0013】そして、この外皮部材6はその空胴8が下
方あるいは内側を向く様に芯材1の中央部分にかぶせら
れ、モダン本体10が形成されている。なお、この実施
例においては空胴8の両端は大気中に開口しているが、
接着その他の方法によりその両端を閉塞せしめても良
く、この場合には外皮部材6のクッション性は更に向上
する。
【0014】
【考案の効果】この考案に係るモダンは上記の通りの構
成を有するものであり、空胴を有する為、必要な厚さを
確保できクッション性にすぐれ、メガネを装着した場
合、耳あるいは側頭部に良くフィットし、快適な装着感
をもたらすと共にメガネフレームのずり落ちを防ぐすぐ
れた効果を有する。又、高価なシリコーン樹脂の使用量
も少なくてすみ、軽量化、低コスト化に寄与し得るすぐ
れた効果も有し、極めて実用的なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るモダンの一実施例の一部を切欠
いて描いた側面図。
【図2】図1における矢視A−A線断面図。
【図3】図1における矢視B−B線断面図。
【図4】外皮部材の断面図。
【図5】芯材の斜視図。
【図6】外皮部材の斜視図。
【図7】外皮部材の他の実施例の断面図。
【図8】外皮部材の他の実施例の断面図。
【図9】外皮部材の他の実施例の断面図。
【符号の説明】
1 芯材 2 段差 3 端部 4 端部 5 テンプル 6 外皮部材 7 挿通用透孔 8 空胴 10 モダン本体 11 中央部分

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略楕円形断面を有し、長手方向に沿って
    上方に前記芯材1の挿通用透孔7、下方にクッション性
    付与用のトンネル状をした空胴8を併設したチューブ状
    をしたシリコーン樹脂製の外皮部材6の挿通用透孔7
    に、チューブ状をなし、両端近傍の外周に段差2が設け
    られ、両端部3、4が拡径していると共に一方の端部4
    が閉塞され、略半球状に整形されたプラスチック製の芯
    材1の中央部分11を挿入し、前記空胴8がメガネ装用
    者の耳あるいは側頭部方向を向く様にメガネフレームの
    テンプル3に嵌装したことを特徴とするモダン。
  2. 【請求項2】 外皮部材6のショアA硬度が20乃至7
    5であることを特徴とする請求項1記載のモダン。
  3. 【請求項3】 空胴8の両端が閉塞されていることを特
    徴とする請求項1記載のモダン。
JP5112491U 1991-06-07 1991-06-07 モダン Expired - Lifetime JP2547036Y2 (ja)

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JPH064738U JPH064738U (ja) 1994-01-21
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