JP2546911Y2 - 自動車用ヘッドランプクリーナ - Google Patents
自動車用ヘッドランプクリーナInfo
- Publication number
- JP2546911Y2 JP2546911Y2 JP1993058182U JP5818293U JP2546911Y2 JP 2546911 Y2 JP2546911 Y2 JP 2546911Y2 JP 1993058182 U JP1993058182 U JP 1993058182U JP 5818293 U JP5818293 U JP 5818293U JP 2546911 Y2 JP2546911 Y2 JP 2546911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft portion
- nozzle
- headlamp
- injection nozzle
- washing water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/46—Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
- B60S1/48—Liquid supply therefor
- B60S1/52—Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、走行中自動車用ヘッド
ランプを洗浄するための洗浄水を噴出する自動車用ヘッ
ドランプクリーナに係り、特に組付時の配管が容易にな
る自動車用ヘッドランプクリーナに関するものである。
ランプを洗浄するための洗浄水を噴出する自動車用ヘッ
ドランプクリーナに係り、特に組付時の配管が容易にな
る自動車用ヘッドランプクリーナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車のヘッドランプに付着する泥や昆
虫等を走行中に洗浄し、投光性能の回復を図る装置とし
て、従来よりバンパーに固設するノズルケースの頂部に
ヘッドランプ方向に洗浄水を噴出する洗浄水噴射ノズル
を構成すると共に、該ノズルに連通する接続管を下面か
ら接続方向に突出構成したヘッドランプクリーナが使用
されているが、この種のヘッドランプクリーナの構成で
は接続管の向きが固定されているため、取付車種によっ
て設計変更を必要とする欠点を有しており、これを解消
する構造として図２に示すヘッドランプクリーナが提案
されている。即ち、該ヘッドランプクリーナは、バンパ
ー５０に固設されたノズルケース５１に穿設した軸孔５
２に接続管５３の筒状部を旋回自在に軸着すると共に、
該接続管５３の頂部に洗浄水噴射ノズル５４を構成して
いる。
虫等を走行中に洗浄し、投光性能の回復を図る装置とし
て、従来よりバンパーに固設するノズルケースの頂部に
ヘッドランプ方向に洗浄水を噴出する洗浄水噴射ノズル
を構成すると共に、該ノズルに連通する接続管を下面か
ら接続方向に突出構成したヘッドランプクリーナが使用
されているが、この種のヘッドランプクリーナの構成で
は接続管の向きが固定されているため、取付車種によっ
て設計変更を必要とする欠点を有しており、これを解消
する構造として図２に示すヘッドランプクリーナが提案
されている。即ち、該ヘッドランプクリーナは、バンパ
ー５０に固設されたノズルケース５１に穿設した軸孔５
２に接続管５３の筒状部を旋回自在に軸着すると共に、
該接続管５３の頂部に洗浄水噴射ノズル５４を構成して
いる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従って、上記ヘッドラ
ンプクリーナでは取付に際して接続管５３を洗浄水の供
給配管方向に旋回すると、洗浄水噴射ノズル５４も噴射
方向が変ってしまい、使用不能になるという問題を有し
ていた。
ンプクリーナでは取付に際して接続管５３を洗浄水の供
給配管方向に旋回すると、洗浄水噴射ノズル５４も噴射
方向が変ってしまい、使用不能になるという問題を有し
ていた。
【０００４】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、種々配管位置の異なる車種に対して洗浄水噴
射ノズルを正常向きに保持し、且つ気密性を低下させる
ことなく、接続管を配管に好都合な向きに旋回移動させ
ることができる自動車用ヘッドランプクリーナを提供す
ることを目的とするものである。
のであり、種々配管位置の異なる車種に対して洗浄水噴
射ノズルを正常向きに保持し、且つ気密性を低下させる
ことなく、接続管を配管に好都合な向きに旋回移動させ
ることができる自動車用ヘッドランプクリーナを提供す
ることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る自動車用ヘッドランプクリーナは、自
動車車体に適宜取付手段を介して固設する合成樹脂或は
ゴム等の適宜材料から成るノズルケースと、該ノズルケ
ースの上面側に形成された嵌合凹部に対して洗浄水噴射
ノズルの球形基部を回動変位調整可能且つ気密的に嵌合
し、前記洗浄水噴射ノズルに洗浄水を供給する接続管の
一端に接続端を、該接続管の他端に筒軸部を一体的に設
け、該筒軸部の外周に複数の周条をリング状に形成し、
前記嵌合凹部に連通し、ノズルケースの下面側に穿設し
た軸孔に、前記筒軸部をゴム又は軟質合成樹脂からなる
筒状のパッキンを介して旋回自在且つ気密的に圧着一体
化して成り、前記接続管の筒軸部が上記洗浄水噴射ノズ
ルと独立して旋回可能になることを要旨とするものであ
る。
に、本考案に係る自動車用ヘッドランプクリーナは、自
動車車体に適宜取付手段を介して固設する合成樹脂或は
ゴム等の適宜材料から成るノズルケースと、該ノズルケ
ースの上面側に形成された嵌合凹部に対して洗浄水噴射
ノズルの球形基部を回動変位調整可能且つ気密的に嵌合
し、前記洗浄水噴射ノズルに洗浄水を供給する接続管の
一端に接続端を、該接続管の他端に筒軸部を一体的に設
け、該筒軸部の外周に複数の周条をリング状に形成し、
前記嵌合凹部に連通し、ノズルケースの下面側に穿設し
た軸孔に、前記筒軸部をゴム又は軟質合成樹脂からなる
筒状のパッキンを介して旋回自在且つ気密的に圧着一体
化して成り、前記接続管の筒軸部が上記洗浄水噴射ノズ
ルと独立して旋回可能になることを要旨とするものであ
る。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、ノズルケースに軸着した接
続管は、洗浄水噴射ノズルと独立して自在に旋回するた
め、取付時に洗浄噴射ノズルをヘッドランプの方向に洗
浄水が噴出する向きに保持した状態で接続管だけを取付
車種の配管方向に旋回させて取り付けることができ、配
管作業を簡単に実施することができる。また、車体側に
取り付けられるノズルケースと、接続管の筒軸部との接
合部に筒状のパッキンを介在させてあるため、ノズルケ
ースに対する接続管の取り付け位置がずれていても、筒
状パッキンでこの取付位置の誤差を吸収することができ
る。特に、外周に複数の周条をリング状に形成した筒軸
部を軸孔に圧着一体化する筒状のパッキンの密着面積が
広いため、ヘッドランプクリーナのような高水圧の洗浄
水を供給してもノズルケースと接続管との気密性を維持
することができる。
続管は、洗浄水噴射ノズルと独立して自在に旋回するた
め、取付時に洗浄噴射ノズルをヘッドランプの方向に洗
浄水が噴出する向きに保持した状態で接続管だけを取付
車種の配管方向に旋回させて取り付けることができ、配
管作業を簡単に実施することができる。また、車体側に
取り付けられるノズルケースと、接続管の筒軸部との接
合部に筒状のパッキンを介在させてあるため、ノズルケ
ースに対する接続管の取り付け位置がずれていても、筒
状パッキンでこの取付位置の誤差を吸収することができ
る。特に、外周に複数の周条をリング状に形成した筒軸
部を軸孔に圧着一体化する筒状のパッキンの密着面積が
広いため、ヘッドランプクリーナのような高水圧の洗浄
水を供給してもノズルケースと接続管との気密性を維持
することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案に係る自動車用ヘッドランプク
リーナの実施例を図面に従って説明する。図１は、ヘッ
ドランプクリーナの正断面図を示すものであり、１は、
合成樹脂或はゴム等の適宜材料から成るノズルケースで
ある。該ノズルケース１の上面には洗浄水噴射ノズル２
の球形基部３を回動変位調整可能且つ気密的に嵌合して
成る嵌合凹部４を構成すると共に、該嵌合凹部４の底面
に穿設した導通孔５と連通する筒状部６を下面方向に突
設し、軸孔７を構成する。また８は、中腹部において有
角度に屈曲し、一端を洗浄水供給側の配管と接続連通す
る接続端９とした接続管であり、該接続管８の筒軸部１
０外周には複数の周条１１を形成すると共に、該部を上
記軸孔７に挿入したゴム又は軟質合成樹脂等からなる筒
状のパッキン１２を介して軸孔７に気密的且つ回動変位
（矢印Ａ）可能に圧挿一体化して成る。前記洗浄水噴射
ノズル２は、球形基部３の軸芯位置に貫通形成した通水
孔１３の口端に一部被設する散水突起１４を突設すると
共に、該通水孔１３の下端に上記散水突起１４に向って
開口するノズルカラー１５を嵌着する。
リーナの実施例を図面に従って説明する。図１は、ヘッ
ドランプクリーナの正断面図を示すものであり、１は、
合成樹脂或はゴム等の適宜材料から成るノズルケースで
ある。該ノズルケース１の上面には洗浄水噴射ノズル２
の球形基部３を回動変位調整可能且つ気密的に嵌合して
成る嵌合凹部４を構成すると共に、該嵌合凹部４の底面
に穿設した導通孔５と連通する筒状部６を下面方向に突
設し、軸孔７を構成する。また８は、中腹部において有
角度に屈曲し、一端を洗浄水供給側の配管と接続連通す
る接続端９とした接続管であり、該接続管８の筒軸部１
０外周には複数の周条１１を形成すると共に、該部を上
記軸孔７に挿入したゴム又は軟質合成樹脂等からなる筒
状のパッキン１２を介して軸孔７に気密的且つ回動変位
（矢印Ａ）可能に圧挿一体化して成る。前記洗浄水噴射
ノズル２は、球形基部３の軸芯位置に貫通形成した通水
孔１３の口端に一部被設する散水突起１４を突設すると
共に、該通水孔１３の下端に上記散水突起１４に向って
開口するノズルカラー１５を嵌着する。
【０００８】また１６は、ノズルケース１の下面に形成
したタッピングビス螺合用のビスポートであり、バンパ
ーに対する取付手段を形成する。
したタッピングビス螺合用のビスポートであり、バンパ
ーに対する取付手段を形成する。
【０００９】上記構成の自動車用ヘッドランプクリーナ
は、自動車のバンパーａ上面にノズルケース１を固設す
ると共に、該バンパーａに穿設した透孔を貫挿した接続
管８の接続端９と洗浄水供給側の配管ｂ端部を接続連通
するものである。この接続に際して接続管８の筒軸部１
０がノズルケース１の筒軸部６に対して自在に旋回する
ため、洗浄水供給側の配管ｂの位置に合わせて接続端９
の向きを変え、接続を容易にすることができる。
は、自動車のバンパーａ上面にノズルケース１を固設す
ると共に、該バンパーａに穿設した透孔を貫挿した接続
管８の接続端９と洗浄水供給側の配管ｂ端部を接続連通
するものである。この接続に際して接続管８の筒軸部１
０がノズルケース１の筒軸部６に対して自在に旋回する
ため、洗浄水供給側の配管ｂの位置に合わせて接続端９
の向きを変え、接続を容易にすることができる。
【００１０】
【考案の効果】本考案に係る自動車用ヘッドランプクリ
ーナは、以上のように構成したから、気密性を低下させ
ることなく洗浄水供給側の配管の位置にあわせて接続端
の向きを変えることができるため、種々車種に取付可能
なヘッドランプ洗浄装置を構成することができると共
に、取付作業を容易にする等の優れた特徴を有するもの
であり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
ーナは、以上のように構成したから、気密性を低下させ
ることなく洗浄水供給側の配管の位置にあわせて接続端
の向きを変えることができるため、種々車種に取付可能
なヘッドランプ洗浄装置を構成することができると共
に、取付作業を容易にする等の優れた特徴を有するもの
であり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図１】本考案に係る自動車用ヘッドランプクリーナを
示す正断面図である。
示す正断面図である。
【図２】従来の自動車用ヘッドランプクリーナを示す正
断面図である。
断面図である。
１ ノズルケース ２ 洗浄水噴射ノズル ４ 嵌合凹部 ７ 軸孔 ８ 接続管 １０ 筒軸部 １１ 周条 １２ パッキン
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車車体に適宜取付手段を介して固設
する合成樹脂或はゴム等の適宜材料から成るノズルケー
スと、該ノズルケースの上面側に形成された嵌合凹部に
対して洗浄水噴射ノズルの球形基部を回動変位調整可能
且つ気密的に嵌合し、前記洗浄水噴射ノズルに洗浄水を供給する接続管の一端
に接続端を、該接続管の他端に筒軸部を一体的に設け、
該筒軸部の外周に複数の周条をリング状に形成し、 前記 嵌合凹部に連通し、ノズルケースの下面側に穿設し
た軸孔に、前記筒軸部をゴム又は軟質合成樹脂からなる
筒状のパッキンを介して旋回自在且つ気密的に圧着一体
化して成り、前記接続管の 筒軸部が上記洗浄水噴射ノズルと独立して
旋回可能になることを特徴とする自動車用ヘッドランプ
クリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058182U JP2546911Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 自動車用ヘッドランプクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058182U JP2546911Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 自動車用ヘッドランプクリーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629960U JPH0629960U (ja) | 1994-04-19 |
| JP2546911Y2 true JP2546911Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13076876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993058182U Expired - Lifetime JP2546911Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 自動車用ヘッドランプクリーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546911Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10125898B4 (de) * | 2000-05-31 | 2004-08-19 | Asmo Co., Ltd., Kosai | Spritzdüse |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS566898B2 (ja) * | 1973-07-11 | 1981-02-14 | ||
| JPS5610694Y2 (ja) * | 1976-11-26 | 1981-03-10 | ||
| JPS5975353U (ja) * | 1982-09-21 | 1984-05-22 | 株式会社小糸製作所 | 取付構造 |
| JPS6070717U (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-18 | いすゞ自動車株式会社 | 排気管の接続構造 |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP1993058182U patent/JP2546911Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0629960U (ja) | 1994-04-19 |
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