JP2546123Y2 - 光ファイバ複合架空地線の接続箱における光ファイバ導入構造 - Google Patents

光ファイバ複合架空地線の接続箱における光ファイバ導入構造

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JP2546123Y2 JP1990002629U JP262990U JP2546123Y2 JP 2546123 Y2 JP2546123 Y2 JP 2546123Y2 JP 1990002629 U JP1990002629 U JP 1990002629U JP 262990 U JP262990 U JP 262990U JP 2546123 Y2 JP2546123 Y2 JP 2546123Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は光ファイバ複合架空地線の光ファイバ接続
に用いる接続箱において、光ファイバを切断せずに導入
することができる光ファイバ導入構造に関する。
〔従来の技術〕
第7図は従来の光ファイバ複合架空地線Aの断面を示
すものである。この図で1は光ファイバユニットで、外
周に複数のらせん溝2を有するアルミニウムなどのスペ
ーサ3と、この各らせん溝2に収納した光ファイバ4お
よびスペーサ3の外側にかぶせたアルミニウムなどのパ
イプ5からなっている。
また、上記ユニット1の外周には複数本のアルミニウ
ム被覆鋼線6が撚り合せてある。
上記のような架空地線Aはその単位長さ毎に、第9図
のように接続箱B内で接続していた。
この第9図においてCは接続箱Bの側壁に設けた導入
部で、2個所あり、この導入部Cに架空地線Aを取付
け、この導入部C内において露出せしめた光ファイバ4
のみを充分な余長を有する状態として光ファイバ接続具
7により接続していた。
第10図は上記導入部Cの従来例を示すものである。
この導入部Cにおいて、光ファイバ複合架空地線Aに
端末部のアルミニウム被覆鋼線6を除去し、光ファイバ
ユニット1を露出せしめ、この露出したユニット1の一
部外周にシーリングテープ層8を設け、このテープ層8
の両端にはOリング9とリング状押え金具10をはめる。
また、前記接続箱Bの側壁に設けたネジ孔には口金11
をねじ込んで固定し、前記光ファイバユニット1の端末
を口金11に挿入し、さらに、内部口金12を上記口金11の
外端にねじ込む。
そして、二つ割りの外部締付金具13を上記口金11から
鋼線6を巻いた光ファイバ架空地線Aにわたる部分に被
せてボルトにより締付けることにより防水構造の導入部
Cを構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来例において、光ファイバユニット1から引
出して接続箱B内で接続する光ファイバ4には充分な余
長をもたせる必要があり、その長さは約3mにも達する。
上記のような長い導入長さを見込んでOリング9やリ
ング状押え金具10に光ファイバユニット1を先端より挿
入して位置決めし、固定する作業はきわめて困難であ
り、構造も複雑で多くの部品を要するという問題があっ
た。
また、実開昭62-197103号公報記載の考案のように、
口金本体を二つ割構造とし、この口金本体をフランジ部
を利用して接続箱に固定するようにしたものもあるが、
口金で把持した架空地線の光ファイバユニットの端末を
接続箱の孔に通さなければならないという問題がある。
一般に、光ファイバ複合架空地線Aは鉄塔数基分に達
する単位長さを有し、この単位長さ毎に接続箱B内で光
ファイバ4を接続していたが、もし単位長さの架空地線
Aの途中の鉄塔で、例えば風速などの情報を収集する必
要を生じた場合は、その場で全ての光ファイバ4を切断
したのち、接続箱B内に導入して接続しなければならな
い。
この場合、情報収集のために必要な光ファイバ4は1
本であるにかかわらず、全部の光ファイバ4を切断しな
ければならないので不必要な接続による接続ロスが増加
し、無駄な工事費も増えるという問題が発生する。
なお、特開昭62-291607号公報には、2分割の縦割ス
リーブで光複合架空地線を支持し、そのスリーブを前面
開口面と平行な面により分割した接続箱の分割面に挾む
構造が開示されている。この構造であれば、光ファイバ
を切断せずに箱内に導入することができるが、このよう
に、箱の全体を分割すると分割面の全域をシールする構
造と締結する構造が必要になり、構造の複雑化、組立の
複雑化が避けられない。また、箱の開口面と分割面が同
じであると箱をあける度にスリーブ固定が解かれてしま
う。
この考案の課題は構造、組立の複雑化を極力抑えて光
ファイバを切断することなく接続箱内に導入できるよう
にした接続箱における光ファイバ導入構造を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は光ファイバ
複合架空地線の一部の光ファイバユニットを所定長さに
亘って露出させ、この光ファイバ複合架空地線の光ファ
イバが露出していない部分を把持する二つ割の架空地線
把持部と露出した光ファイバユニットを防水を保ちなが
ら保持する二つ割のユニット把持部をそれぞれ連続形成
した二つ割構造の口金を用いる接続箱において、接続箱
本体の側壁の所要部に凹入部を設けこの凹入部の底部に
形成した半円凹入状の受部に前記口金の所要部をはめ込
み、同じく半円凹入状の押え部を有する固定具を上記凹
入部にはめて、その押え部により上記口金の他側を押え
て固定した光ファイバ複合架空地線の接続箱における光
ファイバ導入構造を提供する。
〔実施例〕
第1図ないし第6図に示す実施例において、Dはこの
考案の実施例に用いる接続箱で、15はその側壁、Eは光
ファイバの導入部である。
上記側壁15の導入部Eを構成する部分に第4図、第6
図に示すような凸形の凹入部16を形成し、その底部に半
円凹入状の受部17を形成する。
また、上記凹入部16に適合する固定具18を設け、この
固定具18の内側辺には、上記受部17に対向する半円凹入
状の押え部19を形成する。
21は二つ割状に形成した架空地線把持部22とユニット
把持部23を連続一体的に形成した一対の口金部材24から
なる口金である。
上記両部材24には把持部22、23間の外側にフランジ25
をそれぞれ一体に設ける。
ブランジ25は第2図のように巾広部aと巾狭部bから
なり、両フランジ25を逆向きにして一方の部材24の巾広
部aの隣に他方の部材24の巾狭部bが位置するよう配置
すると長方形のフランジとなり、把持部22、23が相対向
する。
また、両把持部22は第2図のように板状で、その相対
向する中央部に架空地線Aがはまる半円状溝26が形成さ
れ、フランジ25に続く各ユニット把持部23の外周は前記
受部17と押え部19に適合する半円弧状となり、内周に前
記溝26に続く半円状の小径の溝28と大径の溝29を連続し
て設ける。
いま、第8図のように、架空地線Aの必要な部分のア
ルミニウム被覆鋼線6を所要長さに亘って切除して、光
ファイバユニット1を露出させ、この露出したユニット
1の外側のパイプ5を約2〜3mに亘って切除してスペー
サ3及び各光ファイバ4を露出させ、必要な光ファイバ
4を切断し、露出したスペーサ3は切断して除去する
が、他はそのままとする。
上記のようにユニット1を露出させた部分のアルミニ
ウム被覆鋼線6群に接する部分に第5図のようにシーリ
ングテープを巻いてテシーリングテープ層30を設け、さ
らに、二つ割パッキン押え31、32で挟んだ二つ割ソロバ
ン玉型パッキン33をユニット1に被せたのち、一対の口
金部材24で挟んで対向する溝26、28、29に上記架空地線
A、テープ層30、パッキン押え31、32、パッキン33をは
め、これらを貫通する複数のボルト34の内端を各部材24
のネジ孔にねじ込んで固定し、対向する前記把持部22の
両側の張出部のボルト挿通孔に挿入したボルト35とナッ
トで一体に締め付ける。
上記のように組立てた口金21のユニット把持部23を側
壁15の受部17と、側壁15の凹入部16にはめた固定具18の
押え部19で挟み、同固定具18の挿通孔に挿通したボルト
20を側壁15のネジ孔にねじ込んで固定する。
また、フランジ25と側壁15の間にも板状のパッキン36
とOリング37を鋏み、フランジ25とパッキン36に設けた
複数のボルト挿通孔に挿入したボルト39を側壁15のネジ
孔にねじ込んで固定する。
上記パッキン36やOリング37も一ヶ所を切断してある
ことは勿論であり、Oリング37は側壁15の環状凹入部38
にはめる。
上記の導入部Eは第1図のように接続箱Dの側壁15の
2ヶ所に設け、切断しない光ファイバ4は何周かさせて
接続箱D内に収納し、切断した光ファイバ4は光ファイ
バ接続具7により情報収集ユニット41に連結する。
また、情報収集ユニット41への光ケーブル42の導入部
Fは第10図に示すような従来構造のものでもよい。
〔考案の効果〕
この考案は上記のように光ファイバを切断することな
く接続箱D内に収納し、必要な光ファイバだけを切断す
ればよいので接続ロスがなく、接続箱内への光ファイバ
の導入も容易に行え、外面に水がかかっても自然に垂れ
落ちる側壁に凹入部を設け、そこに固定具をはめてその
固定具との間に二つ割スリーブを挾む構造にしたので、
構造、組立もさほど複雑にならず、さらに、箱を開けて
もスリーブ固定が解除されることもないなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した接続箱の平面図、第2図は
同上の光ファイバ導入部の拡大正面図、第3図は同じく
側面図、第4図は同上の後面図、第5図は第2図V−V
線の拡大縦断面図、第6図は第3図VI−VI線の横断面
図、第7図は光ファイバ複合架空地線の拡大横断面図、
第8図は一部の光ファイバを露出させた光ファイバ架空
地線一部切欠側面図、第9図は従来の接続箱の一例を示
す平面図、第10図は従来の光ファイバ導入部の一例を示
す拡大縦断側面図である。 A……光ファイバ複合架空地線、D……接続箱、E……
導入部、1……光ファイバユニット、4……光ファイ
バ、15……側壁、16……凹入部、17……受部、18……固
定具、19……押え部、21……口金、22……架空地線把持
部、23……ユニット把持部、24……口金部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ複合架空地線の一部の光ファイ
    バユニットを所定長さに亘って露出させ、この光ファイ
    バ複合架空地線の光ファイバが露出していない部分を把
    持する二つ割の架空地線把持部と露出した光ファイバユ
    ニットを防水を保ちながら保持する二つ割のユニット把
    持部をそれぞれ連続形成した二つの割構造の口金を用い
    る接続箱において、接続箱本体の側壁の所要部に凹入部
    を設けこの凹入部の底部に形成した半円凹入状の受部に
    前記口金の所要部をはめ込み、同じく半円凹入状の押え
    部を有する固定具を上記凹入部にはめて、その押え部に
    より上記口金の他側を押えて固定した光ファイバ複合架
    空地線の接続箱における光ファイバ導入構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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