JP2545733Y2 - 応荷重装置 - Google Patents

応荷重装置

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JP2545733Y2
JP2545733Y2 JP1991043214U JP4321491U JP2545733Y2 JP 2545733 Y2 JP2545733 Y2 JP 2545733Y2 JP 1991043214 U JP1991043214 U JP 1991043214U JP 4321491 U JP4321491 U JP 4321491U JP 2545733 Y2 JP2545733 Y2 JP 2545733Y2
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貢 綱澤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車体の積載荷重に応
じてブレーキ力が調整されるブレーキ装置に用いられる
応荷重装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の応荷重装置が実開昭49−15
393号公報に記載されている。このこの公報の第4図
に記載された従来の応荷重装置は、積載荷重に応じて変
位する車体側にリレーバルブでなる応荷重弁が設けら
れ、懸架装置を介して車体を支持し、かつ車輪の取り付
けられる被検出部(たとえばリヤアクスル)に測重部が
設けられていると共に、応荷重弁と測重部との間にばね
部材とケーブルとでなる荷重検出機構が設けられた構成
であった。
【0003】従来の応荷重装置のように、測重部が車輪
側、すなわちリヤアクスルのような被検出部に取り付け
られた構成であると、車両故障時や保守点検時などに被
検出部を車体から取り外す場合に、車体側と被検出部側
との間に介在されている懸架装置を取り外す作業以外
に、測重部を被検出部から取り外す手間が必要になり、
作業性が悪いという問題があった。
【0004】また、従来の応荷重装置では、応荷重弁の
入力部と測重部とがばね部材とケーブルとでなる荷重検
出機構で直接連結されているので、車体の積載荷重のみ
ならず、車両の走行に伴って発生する被検出部側の振動
をも前記入力部に伝達されることになり、その入力部が
早期に損傷したり、積載荷重に見合ったブレーキ力が得
られにくいという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上の問題は、測重部
が車輪側に取り付けられていることが原因で生じてい
る。そこで、この考案は、応荷重弁のみならず、測重部
をも車体側に設ける構成としたものであって、車体側と
被検出部側とを取り外すときの作業効率を向上させるこ
とのできる応荷重装置を提供することを第1の課題とす
る。
【0006】また、このように構成された応荷重装置に
おいて、被検出部側の走行時の振動が応荷重弁の入力部
に伝達されにくくして、入力部の早期の損傷を防ぎ、同
時に荷重に見合ったブレーキ力が得られにくいという問
題点を解決することのできる応荷重装置を提供すること
を第2の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案の応荷重
装置は、車両の積載荷重が伝達される入力部の変位に基
づいてブレーキ圧力を増減出力する応荷重弁を車体側に
設けるとともに、この応荷重弁の入力部と接続され積載
荷重に応じて車体に対し相対変位する被検出部の変位を
検出する測重部を設け、前記応荷重弁の入力部と測重部
との間を、可撓性の押引部材とこの押引部材を常時緊張
させるばね部材とを有する荷重伝達機構を介して接続し
た応荷重装置において、測重部を車体側に設けると共
に、この測重部に前記被検出部に当接される検出部を設
け、荷重伝達機構の前記押引部材をチューブ状の外筒
と、この外筒に挿通されるケーブルとで構成するととも
に、前記ばね部材を、前記ケーブルの一端を前記応荷重
弁の入力部に引込む方向に引っ張る圧縮ばねと、他端を
前記測重部の検出部に引込む方向に引っ張る圧縮ばねと
で構成し、前記ケーブルの一端を応荷重弁の入力部に接
続し、他端を測重部の検出部に接続したものである。
【0008】請求項2の考案の応荷重装置は、前記構成
に加え、測重部に設けた検出部に、被検出部の車体に対
する相対変位を力に変換する変換部と、この変換部の出
力の出力端と、変換部の出力を出力端に伝達するダンパ
ー機構とを設け、荷重伝達機構のケーブルの他端を前記
検出部の出力端に接続したものである。
【0009】
【作用】請求項1の考案によると、押引部材とこの押引
部材のケーブルの両端を常時緊張させる圧縮ばねとを有
する荷重伝達機構を設けたので、測重部の検出部を被検
出部側に当接させておくだけで、車体側と被検出部側と
の相対変位が圧縮ばね及びケーブルを介して確実に応荷
重弁の入力部に伝達される。又、上記押引部材は、チュ
ーブ状の外筒と、この外筒内に挿通される上記ケーブル
とにより構成したので、応荷重弁と測重部とを接続する
押引部材は、応荷重弁と測重部との間で直線状に配置す
るばかりでなく、湾曲状等、任意の形状に配置すること
ができる。
【0010】請求項2の考案によると、車両の積載荷重
の変動による車体側と被検出部側との相対変位が、測重
部に設けた検出部の変換部とダンパー機構とを介して検
出部の出力端に伝達される。これに対し、車両走行時の
被検出部の振動は変換部とダンパー機構の緩衝作用によ
り打ち消されるために前記出力端に伝達されにくい。
【0011】
【実施例】図1はこの考案の実施例による応荷重装置の
応荷重弁Aと荷重伝達機構Bの一部を示す断面図、図2
は前記応荷重装置の測重部Cと荷重伝達機構Bの他部を
示す断面図、図3は測重部Cの取付状態を説明するため
の断面図である。
【0012】図1の応荷重弁Aにおいて、1は弁箱であ
り、その内部に押棒ガイド2によって水平スライド自在
に支持された押棒3が配設されており、その押棒2の中
間部にピン4を介してレバー5が揺動自在に取り付けら
れ、このレバー5の端部にコロ6が回転自在に取り付け
られている。弁箱1内における押棒3の下方の空間部分
に、ダイヤフラム7を介して取り付けられた第1指令ピ
ストン8と、ダイヤフラム9を介して取り付けれた第2
指令ピストン10と、ピン11によって弁箱1側のブラ
ケット12に揺動自在に支持された梃子レバー13とが
配備され、第1指令ピストン8と第2指令ピストン10
とが第1連結ピン14で連係され、さらに第2指令ピス
トン10と梃子レバー13の先端部とが第2連結ピン1
5で連係されている。他方、弁箱1内における押棒3の
上方の空間部分に、弁座16を備えた弁室17と、この
弁室17内にダイヤフラム18を介して取り付けられた
供給弁19と、弁室17内で供給弁19を前記弁座16
に常時押し付けて弁孔を閉じる方向に付勢するばね20
と、ダイヤフラム21を介して取り付けられ前記供給弁
19に対向する排気弁棒22と、排気弁棒22を前記供
給弁19から遠ざける方向に常時付勢するばね23と、
ピン24によって弁箱1側のブラケット25に揺動自在
に支持された第2梃子レバー26とが配備され、排気弁
棒22と第2梃子レバー26とが第3連結ピン27で連
係されている。ACは指令ポート、MRは入力ポート、
BCはブレーキシリンダに通じる出力ポートであり、指
令ポートACに供給される指令圧は第1指令ピストン8
に形成されている連通空気通路8aを経て第1指令ピス
トン8にも供給されるようになっている。入力ポートM
Rは弁室17に連通し、また、出力ポートBCには弁座
16で囲まれた弁孔を介して前記入力ポートMRが通じ
ている。
【0013】他方、前記応荷重弁Aには入力部30が具
備されている。この入力部30は押棒3の一端部に取り
付けた端部金具31を弁箱1の端部に取り付けたケーシ
ング32の内部に臨ませることによって形成されてい
る。
【0014】以上説明した入力部30を具備する応荷重
弁Aは車両の車体100側に配備される。
【0015】上述した応荷重弁Aにおいて、入力部30
を形成している押棒3が図1の左または右に変位する
と、その変位幅に見合ってコロ6が第1梃子レバー13
の上を転動して左または右に変位し、このコロ6及び第
1,第2梃子レバー13,26によるテコ比が増減す
る。このため、指令ポートACに供給された所定値の指
令圧で第1指令ピストン8と第2指令ピストン10とが
押し上げられるときの力がそのときのテコ比で第1梃子
レバー13及びコロ6を介して第2梃子レバー26に伝
わって第2梃子レバー26が上向きに揺動し、それに伴
って排気弁棒22が押し上げられて供給弁19がばね1
0の力に抗して弁座16から離れる。したがって、入力
ポートMCに供給されている供給圧力が弁室17と弁孔
を経て出力ポートBCに達し、この出力ポートBCから
ブレーキシリンダに伝わる。
【0016】測重部Cは、後述する被検出部Dの車体1
00に対する相対変位を力に変換する変換部40と、変
換部40で変換された力を出力するための出力端50
と、変換部40の出力を出力端50に伝達するダンパー
機構60とを有し、これら3者で検出部70が構成され
ている。
【0017】ダンパー機構60は、内部空間であるダン
パー室にダンパーオイル62が封入されたシリンダ61
と、ダンパー室に収容されたピストン63と、ピストン
63から下向きに突出されたピストンロッド64と、ピ
ストン63から上向きに突出されたダンパー軸65と、
を備えており、ピストン63には絞り通路66が形成さ
れている。なお、ピストンロッド64とシリンダ61と
の摺動部分や、ダンパー軸65とシリンダ61の上蓋6
1aとの摺動部分は、Oリング67a,67bやダスト
シール68a,68bでシールされている。
【0018】変換部40は、部分球面状の下面を有する
ヘッド部41と、このヘッド部41が先端に取り付けら
れた中空の胴部42と、胴部42に摺動自在に嵌入され
た摺動体43と、摺動体43とヘッド部41との相互間
に介在された圧縮ばね44と、とを有しており、胴部4
2の上板部42aを貫通して胴部42の内部に突出され
た前記ピストンロッド64の先端部が前記摺動体43に
ナット45で固着されている。
【0019】出力端50は、前記ダンパー軸65の上端
にスプリングピン51を介して回転自在に連結されたケ
ーブル調整ナット52と、ケーブル調整ナット52に螺
合した後述する先端金具87に螺合されるロックナット
53と、後述する外筒81の取付蓋54と、を有してい
る。
【0020】そして、ダンパー機構60のシリンダ61
と変換部40の胴部42の上端および出力端50の取付
蓋54との間にはそれぞれラバーカバー71,72が配
設されている。なお、73はダンパー機構60のシリン
ダ61と出力端50の取付蓋54とに固着された取付用
金具である。
【0021】以上説明した測重部Cにおいて、ダンパー
機構60に対して変換部40が上方または下方に相対変
位すると、その変位が圧縮ばね44を介し摺動体43に
伝わり、ピストンロッド64とピストン63とダンパー
軸65とが上方または下方に変位し、その変位が出力端
50のロックナット53から出力される。
【0022】荷重伝達機構Bは、チューブ状の外筒81
に可撓性のケーブル82を摺動自在に挿通した押引部材
80と、前記ケーブル82を常時緊張させるためのばね
部材90とを備えている。そして、ばね部材90は、前
記応荷重弁Aの入力部30に装備された圧縮ばね91
と、前記測重部Cの検出部70に装備された圧縮ばね9
2とで構成されている。
【0023】押引部材80の外筒81の一端は応荷重弁
Aにおける入力部30のケーシング32にナット83で
締付固定された保持金具84に固定され、その他端は測
重部Cにおける出力端50の取付蓋54にナット85で
締付固定されている。また、押引部材80のケーブル8
2の一端は応荷重弁Aにおける入力部30の端部金具3
1にねじ止めされており、そのようにねじ止めされたケ
ーブル82の一端に嵌合保持されたばね受け86と前記
保持金具84との間に前記圧縮ばね91が介在されてい
る。したがって、この圧縮ばね91はケーブル82の一
端を応荷重弁Aの入力部30に引込む方向に常時引っ張
っている。これに対し、押引部材80のケーブル82の
他端には先端金具87が固着されており、その先端金具
87が測重部Cにおける検出部70の出力端50を形成
しているロックナット53とケーブル調整ナット52に
螺合締付されていると共に、ロックナット53に嵌合保
持されたばね受け88と前記取付蓋54との間に前記圧
縮ばね92が介在されている。したがって、この圧縮ば
ね92はケーブル82の他端を測重部Cの検出部70に
引込む方向に常時引っ張っている。
【0024】応荷重弁Aは車体側に装備され、また、測
重部Cも図3のように取付用金具73を介して車体10
0側に装備される。車体100は台車110にばねなど
でなる懸架装置120を介して支持される。さらに、2
つのリンク131,132の端部同士をピン133で揺
動自在に連結した2連リンク130が略直角に折り曲げ
られ、その一端がピン134で車体100に揺動自在に
連結されていると共に、その他端がピン135で台車1
10に揺動自在に連結されている。そして、2連リンク
130の水平部を形成しているリンク131によって被
検出部Dが形成され、この被検出部Dに前記測重部Cに
おける検出部70の変換部40に具備さているヘッド部
が当接されている。
【0025】この構成であると、車体の積載荷重が増大
すると、それに応じて懸架装置120が変位して測重部
Cの変換部40が被検出部Dに押し付けられ、変換部4
0が上方に変位する。このため、上述した測重部Cの作
用により、変換部40の変位が出力端50に伝わり、そ
の出力端50のロックナット53から出力される。この
ロックナット53からの出力によって荷重伝達機構Bの
ケーブル82が緊張状態のまま外筒81に対して変位
し、その変位によって応荷重弁Aの押棒3が図1の左方
に変位する。これにより、押棒3の変位幅に見合ってコ
ロ6が第1梃子レバー13の上を転動して左方に変位す
ると、そのときのテコ比が増大し第1梃子レバー13及
びコロ6を介して第2梃子レバー26が上向きに揺動
し、それに伴って排気弁棒22が押し上げられ、供給弁
19がばね20の力に抗して弁座16から離れて入力ポ
ートMRに供給されている供給圧力が弁室17と弁孔を
経て出力ポートBCに達し、この出力ポートBCからブ
レーキシリンダに伝わる。車体の積載荷重が減少した場
合には以上と逆の作用が行われる。
【0026】また、車両走行時に生じる台車110の振
動は被検出部Dの揺動運動として現れ、その揺動運動が
測重部Cの変換部40に伝わる。しかし、変換部40と
出力端50との間にはダンパー機構60が介在されてい
るため、変換部40が振動してもその振動が直接出力端
50から出力されることはない。すなわち、ダンパー機
構60ではピストン63が上下に変位するときには、ピ
ストン63の絞り通路66をダンパーオイル62が通過
するときの流動抵抗がピストン63の上下運動の速度を
規制するため、変換部40とダンパー機構60との間で
緩衝作用が発揮され、その緩衝作用によって被検出部D
の振動はバネ44をたわませるのみで前記出力端50に
伝達されにくい。したがって、応荷重弁Aのコロ6が被
検出部Dの振動によって移動することはない。
【0027】荷重伝達機構Bの2つの圧縮ばね91,9
2において、測重部C側に設けられた圧縮ばね92の付
勢力は応荷重弁A側に設けられた圧縮ばね91のそれよ
りも強くしてある。これは、車両が積車状態から空車状
態に変化したときには測重部Cの検出部70も同様に変
化する必要があるためであり、仮に圧縮ばね91,92
の付勢力が同じ強さであると、ケーブル82の摺動部分
などに生じる摩擦抵抗により、検出部70が空車状態の
位置に復帰しなくなるおそれがある。また、荷重伝達機
構Bにおけるケーブルの緊張状態を調整するときは、ロ
ックナット53を一旦緩めた後、ケーブル調整ナット5
2を回転させて先端金具87を上下動させるだけでよ
い。
【0028】
【考案の効果】請求項1の考案によれば、応荷重装置を
構成する応荷重弁と測重部の両方を車体側に設けている
ため、車両故障時や保守点検時などに被検出部を車体か
ら取り外す場合に、車体側と被検出部側との間に介在さ
れている懸架装置を取り外すだけで済み、測重部を被検
出部から取り外す必要がないので車体側と被検出部側と
を取り外すときの作業効率が向上するという効果があ
る。又、測重部から応荷重弁に荷重を伝達する押引部材
を、チューブ状の外筒と、この外筒内に挿通されるケー
ブルとで構成し、このケーブルを常時緊張させるばね部
材を設けたので、上記押引部材は測重部と応荷重弁との
間で直線状ばかりでなく、湾曲状等任意の形状に配置す
ることができ、よって、応荷重弁と測重部との相対的な
位置関係は何ら制約なく、任意に設定することができ
る。従って、車体側に応荷重弁と測重部との艤装スペー
スを個別に確保すればよいので、新規の車体設計や既存
車の改良に対する自由度は高いものとなる。
【0029】請求項2の考案によれば、車両走行時に生
じる被検出部側の振動が応荷重弁の入力部に伝達されに
くくなり、入力部の早期の損傷が防止されると同時に、
積載荷重に見合ったブレーキ力を得やすくなるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例による応荷重装置の応荷重弁
と荷重伝達機構の一部を示す断面図である。
【図2】応荷重装置の測重部と荷重伝達機構の他部を示
す断面図である。
【図3】測重部Cの取付状態を説明するための断面図で
ある。
【符号の説明】
A 応荷重弁 B 荷重伝達機構 C 測重部 D 被検出部 30 入力部 40 変換部 50 出力端 60 ダンパー機構 70 検出部 82 ケーブル 90 ばね部材 91,92 圧縮ばね 100 車体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の積載荷重が伝達される入力部の変
    位に基づいてブレーキ圧力を増減出力する応荷重弁を車
    体側に設けるとともに、この応荷重弁の入力部と接続さ
    積載荷重に応じて車体に対し相対変位する被検出部の
    変位を検出する測重部を設け前記応荷重弁の入力部と
    測重部との間を、可撓性の押引部材とこの押引部材を常
    時緊張させるばね部材とを有する荷重伝達機構を介して
    接続した応荷重装置において、 測重部を車体側に設けると共に、この測重部に前記被検
    出部に当接される検出部を設け、荷重伝達機構の前記押
    引部材をチューブ状の外筒と、この外筒に挿通されるケ
    ーブルとで構成するとともに、前記ばね部材を、前記ケ
    ーブルの一端を前記応荷重弁の入力部に引込む方向に引
    っ張る圧縮ばねと、他端を前記測重部の検出部に引込む
    方向に引っ張る圧縮ばねとで構成、前記ケーブルの一
    端を応荷重弁の入力部に接続し、他端を測重部の検出部
    に接続したことを特徴とする応荷重装置。
  2. 【請求項2】 測重部に設けた検出部に、被検出部の車
    体に対する相対変位を力に変換する変換部と、この変換
    部の出力の出力端と、変換部の出力を出力端に伝達する
    ダンパー機構とを設け、荷重伝達機構のケーブルの他端
    を前記検出部の出力端に接続した請求項1の応荷重装
    置。
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