JP2544690B2 - 換気装置の制御方法及びその装置 - Google Patents
換気装置の制御方法及びその装置Info
- Publication number
- JP2544690B2 JP2544690B2 JP3332649A JP33264991A JP2544690B2 JP 2544690 B2 JP2544690 B2 JP 2544690B2 JP 3332649 A JP3332649 A JP 3332649A JP 33264991 A JP33264991 A JP 33264991A JP 2544690 B2 JP2544690 B2 JP 2544690B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- fan
- zone
- ventilation fan
- belongs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は換気装置、特にアルミダ
イカスト工場、プラスチック工場、各種鋳物工場等、高
熱作業雰囲気となる建屋に設けられる換気装置の制御方
法及びその装置に関するものである。
イカスト工場、プラスチック工場、各種鋳物工場等、高
熱作業雰囲気となる建屋に設けられる換気装置の制御方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の換気装置としては、天井或は壁面
後部に換気用の窓を設け、自然対流により換気を行う
か、又は換気用のファンを設け、該ファンによって強制
換気を行うかのいずれかであった。
後部に換気用の窓を設け、自然対流により換気を行う
か、又は換気用のファンを設け、該ファンによって強制
換気を行うかのいずれかであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した自
然対流では充分な換気流量が得られないので、高熱作業
雰囲気を改善することは難しく、又上記ファンによる強
制換気では、ファンの容量によって換気流量が決定され
るので、上記環境下にファンを設ける場合、大容量のフ
ァンを多数設けなければならず、設備費、ランニングコ
ストが高くなると言う問題があった。
然対流では充分な換気流量が得られないので、高熱作業
雰囲気を改善することは難しく、又上記ファンによる強
制換気では、ファンの容量によって換気流量が決定され
るので、上記環境下にファンを設ける場合、大容量のフ
ァンを多数設けなければならず、設備費、ランニングコ
ストが高くなると言う問題があった。
【0004】又、従来のファンによる強制換気装置は、
ファンが固定的に設けられたものであり、風向きによっ
ては、ファンの送風方向が風向きに対向する場合が生
じ、ファンに大きな負荷が掛かると共に換気効果が上が
らないという不具合を生ずる。
ファンが固定的に設けられたものであり、風向きによっ
ては、ファンの送風方向が風向きに対向する場合が生
じ、ファンに大きな負荷が掛かると共に換気効果が上が
らないという不具合を生ずる。
【0005】そこで、本出願人は先の出願、実願平3−
80048号に於いて、自然通風に逆らうことなく自然
通風を利用し、更に自然対流の換気作用に加え換気用の
ファンの吸引効果を加えることで大流量の換気を可能と
した換気装置を提案した。
80048号に於いて、自然通風に逆らうことなく自然
通風を利用し、更に自然対流の換気作用に加え換気用の
ファンの吸引効果を加えることで大流量の換気を可能と
した換気装置を提案した。
【0006】本発明は、先の出願に係る換気装置に於い
て、自然通風の風向きにファンの送風方向を簡便に、而
も迅速に合致させ得る制御方法及び制御装置を提供しよ
うとするものである。
て、自然通風の風向きにファンの送風方向を簡便に、而
も迅速に合致させ得る制御方法及び制御装置を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、所要位置に設け
た風向計と、鉛直な軸心を中心に回転可能に設けた換気
用ファンとを有し、前記風向計に関する方位を所要数の
ゾーンに分割すると共に制御する換気用ファンの方向に
ついても同様に所要数のゾーンに分割し、風向計の示す
方位が属するゾーンと換気用ファンの方向が属するゾー
ンとの組合わせで、換気用ファンの方向修正の為の回転
方向を決定する様にしたものである。
た風向計と、鉛直な軸心を中心に回転可能に設けた換気
用ファンとを有し、前記風向計に関する方位を所要数の
ゾーンに分割すると共に制御する換気用ファンの方向に
ついても同様に所要数のゾーンに分割し、風向計の示す
方位が属するゾーンと換気用ファンの方向が属するゾー
ンとの組合わせで、換気用ファンの方向修正の為の回転
方向を決定する様にしたものである。
【0008】
【作用】風向計によって、その時々の風の向きが検出さ
れ、換気用ファン送風方向が、風の向きに合致する様に
換気用ファンの向きが修正される。又、風向計に関する
方位を所要数のゾーンに分割すると共に制御する換気用
ファンの方向についても同様に所要数のゾーンに分割
し、風向計の示す方位が属するゾーンと換気用ファンの
方向が属するゾーンとの組合わせで、換気用ファンの方
向修正の為の回転方向を決定することで換気用ファンは
最短コースを通ってその時の風向きに合致する様回転さ
れる。
れ、換気用ファン送風方向が、風の向きに合致する様に
換気用ファンの向きが修正される。又、風向計に関する
方位を所要数のゾーンに分割すると共に制御する換気用
ファンの方向についても同様に所要数のゾーンに分割
し、風向計の示す方位が属するゾーンと換気用ファンの
方向が属するゾーンとの組合わせで、換気用ファンの方
向修正の為の回転方向を決定することで換気用ファンは
最短コースを通ってその時の風向きに合致する様回転さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
説明する。
【0010】図1に於いて、1は工場等の建屋屋根に設
備された換気塔(後述)に設けられ、水平方向に送風す
る換気用のファン、2は該換気用のファン1を載置する
回転台であり、該回転台2はモータ3により回転される
様になっており、該モータ3はモータドライバ7を介し
て制御器5により制御される様になっている。又、前記
モータ3にはロータリエンコーダ4が接続されており、
該ロータリエンコーダ4の検出信号は、前記制御器5に
入力される。
備された換気塔(後述)に設けられ、水平方向に送風す
る換気用のファン、2は該換気用のファン1を載置する
回転台であり、該回転台2はモータ3により回転される
様になっており、該モータ3はモータドライバ7を介し
て制御器5により制御される様になっている。又、前記
モータ3にはロータリエンコーダ4が接続されており、
該ロータリエンコーダ4の検出信号は、前記制御器5に
入力される。
【0011】該制御器5にはメモリ6が接続され、該メ
モリ6には前記ロータリエンコーダ4が検出した換気用
のファンの向きと、後述するロータリエンコーダ10が
検出した風向計9の向きとの組合せで、前記モータ3が
回転台2を回転する方向を決定するデータテーブルが予
め入力されている。
モリ6には前記ロータリエンコーダ4が検出した換気用
のファンの向きと、後述するロータリエンコーダ10が
検出した風向計9の向きとの組合せで、前記モータ3が
回転台2を回転する方向を決定するデータテーブルが予
め入力されている。
【0012】又、前記建屋屋根の頂部等通風のよい所要
の位置に、風向計9を設け、該風向計9の回転軸11を
下方に延出させ、該回転軸11の下端にもう1つのロー
タリエンコーダ10を連結する。該ロータリエンコーダ
10の検出信号は前記制御器5に入力する。
の位置に、風向計9を設け、該風向計9の回転軸11を
下方に延出させ、該回転軸11の下端にもう1つのロー
タリエンコーダ10を連結する。該ロータリエンコーダ
10の検出信号は前記制御器5に入力する。
【0013】又、8は作業者が前記換気用のファン1、
モータ3等の駆動条件等を指示し、或は自動手動の切替
えを行う操作盤である。
モータ3等の駆動条件等を指示し、或は自動手動の切替
えを行う操作盤である。
【0014】次に、図2に於いて前記換気用のファン1
を収納する換気塔12を説明する。
を収納する換気塔12を説明する。
【0015】本実施例に於ける換気塔12は断面正方形
をしており、該換気塔12の4壁面にはそれぞれ通風窓
13が設けられ、各通風窓13には開閉用のシャッタ1
4,15が設けられ、隣接するシャッタ14,15とは
巻取装置14a,15aが干渉しない様に上下方向に位
置をずらしてある。又、該巻取装置14a,15aの上
方に通風用のガラリ18を設ける。
をしており、該換気塔12の4壁面にはそれぞれ通風窓
13が設けられ、各通風窓13には開閉用のシャッタ1
4,15が設けられ、隣接するシャッタ14,15とは
巻取装置14a,15aが干渉しない様に上下方向に位
置をずらしてある。又、該巻取装置14a,15aの上
方に通風用のガラリ18を設ける。
【0016】前記回転台2は前記換気塔12底部に掛渡
したビーム16に設けてある。
したビーム16に設けてある。
【0017】前記換気用のファン1は図3、図4に示さ
れる様に垂直軸心を中心に開自在に支持され、該換気用
のファン1の回転軸と前記モータ3とは減速機17を介
して連結されている。該減速機17は前記換気塔12
に、前記換気用のファン1の回転軸の下端には、前記ロ
ータリエンコーダ10を設けてある。
れる様に垂直軸心を中心に開自在に支持され、該換気用
のファン1の回転軸と前記モータ3とは減速機17を介
して連結されている。該減速機17は前記換気塔12
に、前記換気用のファン1の回転軸の下端には、前記ロ
ータリエンコーダ10を設けてある。
【0018】以下作動を説明する。
【0019】前記操作盤8により、シャッタ14,15
を動作させ、通風窓13を開放し、前記換気用のファン
1の自動運転とする。
を動作させ、通風窓13を開放し、前記換気用のファン
1の自動運転とする。
【0020】風向に応じて前記風向計9が回転し、該風
向計9の姿勢は風向を示す。
向計9の姿勢は風向を示す。
【0021】又、前記ロータリエンコーダ4はその時の
ファン1の方向を示している。
ファン1の方向を示している。
【0022】前記メモリ6に入力されるデータテーブル
を図5を参照して説明する。
を図5を参照して説明する。
【0023】方位を8等分し、各等分した中心を北、北
東、東、南東、南、南西、西、北西とし、それぞれのゾ
ーンを仮りに、A、B、C、D、E、F、G、Hとす
る。風向計9の属するゾーンをファン1の向きが属する
ゾーンとの組合わせで、モータ3の駆動方向を決定す
る。前記データテーブルは、風向計9の属するゾーンと
ファン1の向きが属するゾーンの全ての組合わせに対応
させてモータ3を最短距離で駆動する方向を決定したも
のである。
東、東、南東、南、南西、西、北西とし、それぞれのゾ
ーンを仮りに、A、B、C、D、E、F、G、Hとす
る。風向計9の属するゾーンをファン1の向きが属する
ゾーンとの組合わせで、モータ3の駆動方向を決定す
る。前記データテーブルは、風向計9の属するゾーンと
ファン1の向きが属するゾーンの全ての組合わせに対応
させてモータ3を最短距離で駆動する方向を決定したも
のである。
【0024】風向計9の姿勢、即ち風向きは前記ロータ
リエンコーダ10の検出信号を基に前記制御器5が演算
し、風向計9の属するゾーンを判別する。次に、前記ロ
ータリエンコーダ10の検出信号を基に同様に、ファン
1の方向が属するゾーンを制御器5が判別する。該制御
器5は、風向計9の属するゾーンとファン1の方向が属
するゾーンとの組合せを、前記メモリ6に入力されてい
るデータと照合し、該当するゾーン組合せのデータを取
込む。この取込んだデータを基に前記モータドライバ7
に回転方向と、停止するゾーンについてのデータを与
え、該モータドライバ7を介して前記モータ3を駆動す
る。
リエンコーダ10の検出信号を基に前記制御器5が演算
し、風向計9の属するゾーンを判別する。次に、前記ロ
ータリエンコーダ10の検出信号を基に同様に、ファン
1の方向が属するゾーンを制御器5が判別する。該制御
器5は、風向計9の属するゾーンとファン1の方向が属
するゾーンとの組合せを、前記メモリ6に入力されてい
るデータと照合し、該当するゾーン組合せのデータを取
込む。この取込んだデータを基に前記モータドライバ7
に回転方向と、停止するゾーンについてのデータを与
え、該モータドライバ7を介して前記モータ3を駆動す
る。
【0025】例えば、風向計9の属するゾーンがEゾー
ンであり、ファン1の方向が属するゾーンがBゾーンで
あったとするとデータテーブルには、最短方向である図
5中左方向の回転というデータとなっており、前記制御
器5はモータドライバ7を介してモータ3を駆動し、回
転台2を上方から見て左方向に回転する。更に、風向計
9の属するゾーンがGゾーンであり、ファン1の方向が
属するゾーンがAゾーンであるとデータテーブルには、
最短方向である図5中右方向の回転というデータとなっ
ており、前記制御器5はモータドライバ7を介してモー
タ3を駆動し、回転台2を上方から見て右方向に回転す
る。
ンであり、ファン1の方向が属するゾーンがBゾーンで
あったとするとデータテーブルには、最短方向である図
5中左方向の回転というデータとなっており、前記制御
器5はモータドライバ7を介してモータ3を駆動し、回
転台2を上方から見て左方向に回転する。更に、風向計
9の属するゾーンがGゾーンであり、ファン1の方向が
属するゾーンがAゾーンであるとデータテーブルには、
最短方向である図5中右方向の回転というデータとなっ
ており、前記制御器5はモータドライバ7を介してモー
タ3を駆動し、回転台2を上方から見て右方向に回転す
る。
【0026】上記モータ3の制御で、ファン1の方向を
各ゾーンの中心に位置合せし、風向計9の属するゾーン
とファン1の方向が属するゾーンとが一致している場合
は、ファン1の方向をゾーンの中心に固定するという制
御でもよい。斯る制御はオープンループ制御となり、制
御回路が著しく簡単となる。図5では方位を8等分した
が12等分等、等分数を多くするとファン1の方向をゾ
ーンの中心に固定するという上記オープンループ制御方
式で、実際上支障ない。
各ゾーンの中心に位置合せし、風向計9の属するゾーン
とファン1の方向が属するゾーンとが一致している場合
は、ファン1の方向をゾーンの中心に固定するという制
御でもよい。斯る制御はオープンループ制御となり、制
御回路が著しく簡単となる。図5では方位を8等分した
が12等分等、等分数を多くするとファン1の方向をゾ
ーンの中心に固定するという上記オープンループ制御方
式で、実際上支障ない。
【0027】更に、微細な方向制御は以下の如く行われ
る。
る。
【0028】前記制御器5は、前記ロータリエンコーダ
4、ロータリエンコーダ10からの信号により、ファン
1の方向と風向計9の方向とが同一ゾーンになったこと
を判断すると、ロータリエンコーダ4とロータリエンコ
ーダ10との角度を比較し、両角度の偏差が0となる
様、前記モータドライバ7を介してモータ3を駆動す
る。而して、ゾーン制御と同一ゾーン内でのフィードバ
ック制御を併用することで、ファン1の向きを最短コー
スを通って迅速に、且つ正確に風向と一致させることが
できる。
4、ロータリエンコーダ10からの信号により、ファン
1の方向と風向計9の方向とが同一ゾーンになったこと
を判断すると、ロータリエンコーダ4とロータリエンコ
ーダ10との角度を比較し、両角度の偏差が0となる
様、前記モータドライバ7を介してモータ3を駆動す
る。而して、ゾーン制御と同一ゾーン内でのフィードバ
ック制御を併用することで、ファン1の向きを最短コー
スを通って迅速に、且つ正確に風向と一致させることが
できる。
【0029】更に、ファン1の向きと風向とを最短コー
スを通って合致させるので、ファン1の送風方向と風向
とが相対向する状態が避けられ、ファン1の支持機構、
回転台2の回転軸等に大きな力が作用する状態が避けら
れ安全性が向上する。
スを通って合致させるので、ファン1の送風方向と風向
とが相対向する状態が避けられ、ファン1の支持機構、
回転台2の回転軸等に大きな力が作用する状態が避けら
れ安全性が向上する。
【0030】前記換気用のファン1の向きと風向きとが
一致すると、該換気用のファン1の駆動によって前記換
気塔12を吹抜ける風が増速される。通風の増速によっ
て、該通風の静圧が減少し、屋内空気の自然対流に通風
による吸引効果が更に加わり、換気流量が増大する。
一致すると、該換気用のファン1の駆動によって前記換
気塔12を吹抜ける風が増速される。通風の増速によっ
て、該通風の静圧が減少し、屋内空気の自然対流に通風
による吸引効果が更に加わり、換気流量が増大する。
【0031】ここで、風の向きは、通常不安定であり、
刻々とその向きを変える。従って、風の向きと前記換気
用のファン1の向きとを常に合致させるべく前記モータ
3を制御すると該モータ3の動きが不安定となる場合が
ある。斯かる場合は、換気用のファン1の方向制御を間
欠制御とし、数秒間或は数十秒間毎に前記風向計9の方
向を前記ロータリエンコーダ10より検出し,該検出結
果より前記モータ3を間欠駆動して前記換気用のファン
1の方向を決定する。
刻々とその向きを変える。従って、風の向きと前記換気
用のファン1の向きとを常に合致させるべく前記モータ
3を制御すると該モータ3の動きが不安定となる場合が
ある。斯かる場合は、換気用のファン1の方向制御を間
欠制御とし、数秒間或は数十秒間毎に前記風向計9の方
向を前記ロータリエンコーダ10より検出し,該検出結
果より前記モータ3を間欠駆動して前記換気用のファン
1の方向を決定する。
【0032】更に、上述した間欠制御に於いて、区間毎
の平均風向を演算し、該平均風向に合致させる様に、前
記モータ3を駆動して、前記換気用のファン1の方向を
決定してもよい。
の平均風向を演算し、該平均風向に合致させる様に、前
記モータ3を駆動して、前記換気用のファン1の方向を
決定してもよい。
【0033】又、前記風向計9の方向検出は、前記ロー
タリエンコーダ10の代りに、ポテンショメータとして
もよく、更に風向の等分制御の場合は、ロータリエンコ
ーダ10の代りに所要等分した位置にマイクロスィチ、
近接センサ等を設けてもよい。
タリエンコーダ10の代りに、ポテンショメータとして
もよく、更に風向の等分制御の場合は、ロータリエンコ
ーダ10の代りに所要等分した位置にマイクロスィチ、
近接センサ等を設けてもよい。
【0034】換気の必要のない場合は、前記シャッタ1
4,15を閉鎖する。該シャッタ14,15の閉鎖状態
でも前記ガラリ18により、自然換気は確保される。
4,15を閉鎖する。該シャッタ14,15の閉鎖状態
でも前記ガラリ18により、自然換気は確保される。
【0035】尚、前記換気塔12の平面形状を円形と
し、横引きのシャッタとしてもよく、或は多角形とし、
各壁面にシャッタを設けてもよい。或は、前記換気用の
ファン1に風胴を設け該風胴を該換気用のファン1と一
体に回転させる様にしてもよい。又、前記換気用のファ
ン1は換気塔12の天井側より回転可能に吊下げてもよ
い等本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更を加え得
ること、更に、方向について分割したゾーン数は、任意
に設定することができ、各ゾーンについても等角度であ
る必要がないことは言う迄もない。
し、横引きのシャッタとしてもよく、或は多角形とし、
各壁面にシャッタを設けてもよい。或は、前記換気用の
ファン1に風胴を設け該風胴を該換気用のファン1と一
体に回転させる様にしてもよい。又、前記換気用のファ
ン1は換気塔12の天井側より回転可能に吊下げてもよ
い等本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更を加え得
ること、更に、方向について分割したゾーン数は、任意
に設定することができ、各ゾーンについても等角度であ
る必要がないことは言う迄もない。
【0036】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、自然対
流の換気作用に加え換気用のファンの吸引効果を加える
ので、換気ファンの送風能力に制限されることなく、換
気流量を増大させることができる。又、ゾーン制御を行
うので制御プログラムが簡単となると共に最短コースを
選択する制御であるので、方向制御は迅速に行われる
等、様々の優れた効果を発揮する。
流の換気作用に加え換気用のファンの吸引効果を加える
ので、換気ファンの送風能力に制限されることなく、換
気流量を増大させることができる。又、ゾーン制御を行
うので制御プログラムが簡単となると共に最短コースを
選択する制御であるので、方向制御は迅速に行われる
等、様々の優れた効果を発揮する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】該実施例の要部を示す断面図である。
【図3】換気用のファンの正面図である。
【図4】換気用のファンの側面図である。
【図5】本実施例のゾーン制御についての説明図であ
る。
る。
1 換気用のファン 2 回転台 3 モータ 4 ロータリエンコーダ 5 制御器 6 メモリ 9 風向計 10 ロータリエンコーダ
Claims (4)
- 【請求項1】 所要位置に設けた風向計と、鉛直な軸心
を中心に回転可能に設けた換気用ファンとを有し、前記
風向計に関する方位を所要数のゾーンに分割すると共に
制御する換気用ファンの方向についても同様に所要数の
ゾーンに分割し、風向計の示す方位が属するゾーンと換
気用ファンの方向が属するゾーンとの組合わせで、換気
用ファンの方向修正の為の回転方向を決定することを特
徴とする換気装置の制御方法。 - 【請求項2】 風向計の示す方位が属するゾーンと換気
用ファンの方向が属するゾーンが同一である場合に、風
向計の示す角度と換気用ファンの方向の角度の偏差が0
となる様に前記換気用ファンの方向を修正する請求項1
の換気装置の制御方法。 - 【請求項3】 換気用のファンの方向を該所要時間毎に
修正する請求項1の換気装置の制御方法。 - 【請求項4】 所要位置に設けた風向計と、鉛直な軸心
を中心に回転可能に設けた換気用ファンとを有する換気
装置に於いて、前記風向計に設けた方位角度検出器と、
換気用ファンを鉛直な軸心を中心に回転させる方向修正
用のモータと、前記換気ファンの方向を検出する方向角
度検出器と、前記方位角度検出器からの信号で風向計が
所要数に分割したどのゾーンに属するかを判断すると共
に前記方向角度検出器からの信号で前記換気用ファンが
所要数に分割したどのゾーンに属するかを判断し、両判
断結果を基に求めた方向に前記換気用ファンを回転して
前記風向計の示す方位と前記換気用ファンの方向を一致
させる様に前記モータを駆動する制御器とを具備するこ
とを特徴とする換気装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332649A JP2544690B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 換気装置の制御方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332649A JP2544690B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 換気装置の制御方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141733A JPH05141733A (ja) | 1993-06-08 |
JP2544690B2 true JP2544690B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=18257323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332649A Expired - Fee Related JP2544690B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 換気装置の制御方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544690B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180118834A (ko) * | 2017-04-21 | 2018-11-01 | 한국에너지기술연구원 | 통풍경로를 제어하는 환기시스템 및 환기방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525229B2 (ja) * | 1984-06-26 | 1993-04-12 | Sony Corp |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2535441Y2 (ja) * | 1991-09-05 | 1997-05-14 | 文化シヤッター株式会社 | 換気装置 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3332649A patent/JP2544690B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525229B2 (ja) * | 1984-06-26 | 1993-04-12 | Sony Corp |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180118834A (ko) * | 2017-04-21 | 2018-11-01 | 한국에너지기술연구원 | 통풍경로를 제어하는 환기시스템 및 환기방법 |
KR101998640B1 (ko) | 2017-04-21 | 2019-10-02 | 한국에너지기술연구원 | 통풍경로를 제어하는 환기시스템 및 환기방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05141733A (ja) | 1993-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0811810A3 (en) | Air conditioner | |
WO2020233312A1 (zh) | 空调器及用于空调器制冷的导风板控制方法 | |
JP3311932B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
KR20200132152A (ko) | 시스템 루버의 동작을 제어하는 장치 | |
WO2017158668A1 (ja) | 空調システム | |
JP2544690B2 (ja) | 換気装置の制御方法及びその装置 | |
JPH04295539A (ja) | 空気調和機の風向制御装置 | |
JP2535441Y2 (ja) | 換気装置 | |
JP4260301B2 (ja) | 住宅用換気装置 | |
JP2011080648A (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP4819750B2 (ja) | 換気装置 | |
JP4766168B2 (ja) | 空気調和装置 | |
KR100687141B1 (ko) | 온실 천정창의 개폐기구 및 온실 | |
KR102626995B1 (ko) | 환기시스템의 역풍방지 전동댐퍼유닛 | |
JPH0658061A (ja) | 自然風呼び込み窓及びその開閉システム | |
JP2552375Y2 (ja) | 壁面移動装置 | |
KR0182122B1 (ko) | 풍향표시장치를 갖는 공기조화기 및 공기조화기의 풍향표시방법 | |
JPH07253241A (ja) | 風量風向可変吹出口 | |
JPH06272952A (ja) | 風量調整ダンパー | |
JP2674323B2 (ja) | 建物の自然換気装置 | |
JPH11223379A (ja) | 空調・換気装置 | |
JPH0531057B2 (ja) | ||
JP2001221492A (ja) | 換気ダンパ | |
JP3468800B2 (ja) | 建物の通風構造 | |
JP2559402Y2 (ja) | 冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |